第5話


 ヒビキと歩いている明日夢少年。
ガールフレンドの方は塾に行ったそうです。
ヒビキは明日夢少年にガールフレンドの事や塾の事、受験の事など聞いています。
そして戦闘を見せてしまった事を謝罪。
しかし明日無少年は大丈夫らしいです。
明日夢少年はヒビキに会えて頑張れる気がしたと言って逆にヒビキをフォローしている感じです。

ちなみにヒビキは明日夢少年の志望校を聞いてもピンと来なかったようです。
ヒビキの鬼歴は公式サイトの記述「20年近く」は何かの間違いにしても長いのは確かなので、
高校は行っていないかも知れません。
あと、車に乗らない人なので歩いて行ける範囲から外れた学校は知らない可能性があります。


 家でママさんにヒビキに会った話をしたらしい明日夢少年。
ヒビキが明日夢少年とは普通に話をしていたと知ったママさんは、
前回会った時に余所余所しかったのはデート中だったからだと納得しています。
そして息抜きにちょくちょく「たちばな」に行けば良いというママさん。
明日夢少年はちょくちょく甘味処に行けるぐらい小遣いを貰っているようです。

明日夢少年は受験が終わるまで行かないつもりらしいので
ママさんが代わりに息抜きに行くとか言っています。
ところで頭の良くなる料理が流行しているのですか。


 オヤッサンから2月のシフト表を貰ったヒビキ。
オヤッサンが行っていた会議ではこのシフトの調整が難航していたようです。
今迄3週間だったインターバルが1週間に縮まったそうです。
ていうか中にはシフト表の映っている部分の全部に●が入っている人もいます。
この人だけ個人名でなくチーム名とかだったら大丈夫だと思います。

海岸では一般人が怪人に襲われていました。
岩場の下の方から男の怪人が被害者の足を掴み、
前方から女の怪人がホールドする形で被害者を溶かし、海に投げ入れて大きい蟹に与えていました。
被害者は不運でしたが、怪人の陣形が男女で逆でなかったのがせめてもの救いです。


 明日夢少年のガールフレンドは休み時間に友達と雑誌の甘味特集のページを見ています。
彼女らも受験を控えている筈ですが、雑誌など読んでいて大丈夫なのでしょうか。
そして甘味で思い出したのか、明日夢少年に「たちばな」の話を振ってきます。
あれから「たちばな」に足を運んでいない明日夢少年とは違い、
ガールフレンドは何度か行っているようで、ヒビキとも話したりしたそうです。

ガールフレンドから見てもヒビキは「いい感じ」らしく、つい悩みとか相談したくなるそうです。
明日夢少年に悩みの内容について突っ込まれたガールフレンド、
高校での部活の選び方とかHiMDに買い換えたいけどお小遣いが無いとかの話をしたと申告。
ガールフレンド、2番目のは受験生の悩みではありません。
明日夢少年はガールフレンドの悩みが既知の物と些細な物であった為安心したようです。
妙に焦っていたのは「いかに明日夢少年に別れ話を切り出すか」の悩みだったらどうしようと思ったのでしょう。


 コンビニで肉まんを買って出てくるママさん。
ママさんは駐車場でタキバイクに乗った青年に遭遇。
どうやらママさんの好みだったらしく、ママさんは青年をメッチャ見つめています。

視線に気付いた青年、ママさんに「何か?」と聞きます。
「あ、いえいえ凄いカッコいいから。」と全く誤魔化さないママさん。
青年は「ありがと。」で済ませていましたので只者ではないようです。

「別れた旦那にまたそっくり、ようし頑張るぞ。」と肉まんを握りつぶしてしまうママさん。
カレーまんでなくて良かったです。
あと、何を頑張るのか恐ろしくて確認できません。
肉まんを半分あげたらフラグが立ちそうですがママさんはそこまでやりませんでした。


 職員室で担任と面談している明日夢少年。
滑り止めが無い事から改めてプレッシャーをかけられ、明日夢少年は凹んでしまいます。
そんな明日夢少年に話し掛けてくるクラスメイト、担任に厳しい事を言われたと漏らす明日夢少年に
自分と同じ所を受ければ良かったのに高望みするから、自分で決めた事だから仕方ないよなと容赦ないコメント。
もしかしたら単純に同じ高校に来て欲しいだけで出た発言なのかも知れませんが、
受験生の精神状態ではとても良い意味に受け取る事は出来ません。
図書館に勉強しに行っても同じ志望校の生徒の顔を見て思わず引き返すぐらい弱気になってしまいました。
あと明日夢少年の足元が大写しになっていたのですが、3年生なのに上履きが綺麗です。
もうすぐ卒業なんで穴が開こうが底が抜けていようが気合で履いている時期です。
ママさん、別れた旦那からどの位の養育費を貰っているのでしょうか。

あと、関係ないですがさっきの明日夢少年の様子を探っていたクラスメイト自身も
周りの状況を非常に気にしている当たり、多分安全圏では無いです。


 コタツに入って待ったりしているオヤッサンとヒビキ。
オヤッサンは週刊誌に中学生の心配事についての記事があったので明日夢少年を思い出し、
ヒビキに話を振っています。
ところでヒビキの読んでいる新聞にミール部品落下とか書かれているように見えますが
いつの新聞ですかそれ。

ヒビキから明日夢少年が受験生だと聞かされ、受かるといいねえ鬼も化け物も見ちゃって大変だったろうけどね
とオヤッサン。
新聞で顔を隠すヒビキですが、オヤッサンは新聞を除けて会話続行。
明日夢少年がまた来るかとか気にしています。

そこに電話を持った日菜佳さんが血相を変えて入ってきます。
斬鬼さんが魔化魍にやられたとの連絡が入ったそうです。
驚くオヤッサンとヒビキ。
シフト組み直しでしょうか。

斬鬼が戦ったバケガニについてオヤッサンがまとめた情報を聞いている一同。
バケガニは成長すると船まで襲うそうです。
船と言ってもスワンボートとかキティホークとか色々あると思います。
そして男の怪人は倒したが女の方は逃げていると聞いたヒビキ、
「悪者の癖して可愛いんだよなあいつ。」
と言ってしまい香須実さんに睨まれます。

そしてバケガニは通常弦の人が対応するそうなのですが、
今回はシフトの関係でヒビキが戦う事になります。
もしかしたらシフトインしていない人の中にも弦の使い手が居ないのかもしれません。
香須実さんは今の時期のバケガニはイレギュラーではないと言い出します。言い換えれば旬です。
と言うことは多分斬鬼がやられた理由が思い当たらないのでしょう。
ヒビキはヤマビコのように成長が早いなどのイレギュラーがある可能性を指摘。
そして新作のディスク蟹も携えて出発するヒビキと香須実さん。
斬鬼の仲間と電話で連絡をとっているヒビキ。
斬鬼は重傷だそうです。しかし死んでいないので治ればまたシフトに入ってくれそうで一安心です。
バケガニの情報を聞き、探索ポイントを決めるヒビキ。
ヒビキはバケガニ退治は初めてなので不安があるそうです。
ヒビキは香須実さんに替え歌で励まして欲しいみたいですが、前半を歌ってもらったにもかかわらず
自分は後半を歌ったりしません。
香須実さん一人で歌って悔しかったのでしょう、再度歌ったりして続きを言わせようとしていました。
あまりムキになって事故らないでください。


 テーブルなどを出しながらバケガニについて話しているヒビキと香須実さん。
基本的に太鼓と相性が悪いバケガニ相手に「やってみよう。」と言うヒビキに
「おじさんのそういう勇敢な所を若い人達に本当はもっと見せておきたいんだけどな。」と香須実さん。
若いイブキさえ弟子が居るのにヒビキが弟子を連れていない事を気にしているようですが、
ヒビキは自分がアウトロー、ロンリーウルフ系だからと言っています。
香須実さんにしたらヒビキにはそういう言い方が似合わないそうです。
ヒビキはローンレンジャー、タフアンドクールなど別の言い回しを提案してきますが
香須実さんは呆れてしまいます。

が間違えてもズバリ「変わり者」と形容してみせない香須実さん、気配りしています。


 海にディスク蟹を放流しているヒビキ。
そこに女の怪人が出現、戦闘になります。
ヒビキは変身しディスクアニマル3体を差し向けます。
怪人がディスクアニマル相手に四苦八苦している隙に響鬼は走りながら火を吹いて
あっという間に怪人を倒してしまいました。

しかしすぐに海から大きい蟹が出現。
先程放流したディスク蟹の立場が微妙です。
こいつが「バケガニ」らしいですが、足の数が蟹として少し足りません。
たらばなどもハサミを除き3対ですが、バケガニに至ってはハサミの他が僅か2対しかありません。
元々このような足の数だったのか、誰かに食われたのかは謎です。
あと、蟹の癖に前進します。
前進する蟹も世の中に居る事は居るのですが少数派です。

「でけえなあ。」と漏らしながらもバケガニの背に乗り、バックルを取り付けようとする響鬼。

しかし背中のフジツボのような器官から溶解液を出すバケガニ。
ミソを食べる時とか注意しないと大変そうです。

響鬼は溶解液を避けようとしますが腕にかかってしまいます。
溶解液でバックルも消滅。
そしてバケガニは響鬼に背中を向け、溶解液をさらに吹きかけようとしますが
響鬼は海に飛び込んでそれを回避。
ところでこのバケガニ、前方へはハサミ、後方へは溶解液と攻撃手段がありますが、
意外と真横からの攻撃には避ける位しか対処できないかも知れません。

響鬼初ピンチで次回に続きますが、蟹が勝ち越す事はあまりないのでその点はまだ安心です。