天装戦隊ゴセイジャー 第32話感想




 チビッコが研究所に戻ると、ゴセイジャー達が部屋の飾り付けをしています。
チビッコの誕生パーティーの準備をしていたようですが
たるんだ幹部を倒した勢いでテンションが上がっているようです。

そこに飾り付けられたデータスが乱入してきて、
都庁の上層階に取り付いた巨大なエルレイの匣を見せてきます。

ビームが出るとかロボに変形するとかの噂がある建物だけに
敵に乗っ取られるとピンチな感じが凄くします。

ブラックはチビッコに
「とっとと片付けて戻ってくるから
 博士と二人で食いもんの準備でもしとけよな。」
と言います。

誕生会の主役に準備させて良いのか気になるところです。



 ゴセイジャー達は変身して
体の大きい幹部のいる所に到着。

ブルーが「もうお前一人だ観念しろ!」と言うと
都庁の方から「一人じゃないよ」とたるんだ幹部の声が聞こえてきます。

たるんだ幹部はゴセイジャーの攻撃を
わざと受けてバラバラになり
細胞の一つ一つにゴセイパワーを吸収させ
エルレイの匣の力で「超幽魔パワー」に変えて再生したそうです。

たるんだ幹部は地底に粘菌ネットワークを広げ
地球その物になるとの事です。

そうなると、体の大きい幹部は
たるんだ幹部の体の表面で暮らすという事になるのでしょうか。
お互いプライバシーの問題は無いのでしょうか。

ゴセイジャーは都庁に取り付いているたるんだ幹部に向けて
バズーカを撃ちますが、効かずに戸惑っています。
そこに体の大きい幹部が攻撃を仕掛けてきます。
ゴセイナイトが止めに入りますが
体の大きい幹部の攻撃は止まらず、
ゴセイジャー達も幹部を取り押さえようとして
逆にぶっ飛ばされたりしています。

ゴセイジャーが変身解除して転がっていると
データスから世界中で地面がブヨブヨになって大変だと連絡が入ります。

ビルとか倒れて大惨事みたいですが
地面もブヨブヨなので怪我人も控えめかも知れません。



 ゴセイジャー達は都庁に突入したるんだ幹部を攻撃しようと考えます。
それを聞いてた体の大きい幹部は「させるかー」と言いながら棍棒で殴りかかってきますが
ゴセイナイトがそれを取り押さえ、戦闘を引き受けます。

ゴセイジャー達が都庁へ向かってから
体の大きい幹部は笑い出し、
「これで奴らは幽魔ホールの餌食だ」と喜びます。

ゴセイジャー達が都庁へ行くのを邪魔したのは演技だったのでしょうか。
結構芝居好きみたいです。

しかし幹部のネタばらしの所為か
データス経由でゴセイジャー達に幽魔ホールの情報が入ります。
幽魔ホールはある種のブラックホールのような物だそうです。

危険な空間と知っていて突入を決意するゴセイジャー達に
チビッコが「戻れなくなるのでは」と懸念を訴えてきますが
レッドは他に方法が無いなら行くしかないとし、
そしてチビッコの誕生日を祝うために
戻ってこられるよう頑張ると言います。

前回のフリーズドライを試したりとか
他の方法を探っている様子は一ミリもありませんが
思いつかないなら仕方ありません。



 変身して都庁に飛び込むゴセイジャー達。
さいたまスーパーアリーナの丸い窓のドアみたいなのがあったりして
やはり空間がおかしくなっているようです。

襲いかかる戦闘員たちを片付けたゴセイジャーの前に
たるんだ幹部が登場。
レッドがたるんだ幹部を切りに行くと、
敵はいつものグニャグニャして攻撃を受け流すのと違って
普通に消えて少し先に移動してしまいます。

たるんだ幹部を追いかけて移動するゴセイジャー達ですが
いろんな空間に次々とワープさせられてしまいます。

幹部への攻撃が通り抜けるため、
目の前にいる幹部が実体ではないと気付き
中枢は幹部の幻の逆の方向にあると考えるゴセイジャー。

イエローが近くで光っているポイントを見つけ、「あそこね!」と言っています。

幻作れるのなら中枢とやらの上に岩の幻でもしっかり配置して
ちゃんと隠して下さい。



 ゴセイジャーは皆で
中枢の光っている部分を狙撃し、
そこから先の空間に進みます。

たるんだ幹部が大量に出てきたので
ゴセイジャーはスーパーゴセイジャーに変身して
それを蹴散らして行きます。

すると今度は足元がドライアイスの空間に移動。
そこには膨らんだゴミ袋みたいな物がぶら下がっています。

ゴミ袋のようなものが180度回転して向きを変えると、
たるんだ幹部の顔がついており、煙とか排出しています。
ブルーの見立てではゴミ袋は幹部の心臓のようです。


図々しい人を形容して「心臓に毛が生えている」と言ったりしますが
たるんだ幹部の心臓には毛どころかロープが生えていて、
ゴセイジャーに巻きついて
皆を拘束したりゴッツンコさせたりエネルギーを吸ったりしています。


しかしゴセイジャーは気合でロープから脱出し
名乗りとポーズまで決め、
その勢いで合体攻撃もして
心臓を爆破。


都庁に取り付いていた
たるんだ幹部の姿も消え、
体の大きい幹部もそれに気付き動搖しています。

その隙にゴセイナイトは
大技を出したりして
体の大きい幹部を追い詰めます。


体の大きい幹部はかなりグロッキーになり、
自分で虫を使って巨大化します。

ゴセイナイトもすかさずゴセイグランドになり応戦。


一方、ゴセイジャーの方へは
データスから街のブヨブヨが消えたと連絡が行きますが
ゴセイジャーの周辺の空間も消え、取り残された感じになります。

すると今度はマスターヘッドからデータスに連絡が入り、
今から究極の手段を使うと宣言。
マスターヘッドはゴセイジャーたちにも呼びかけをし、
今持てるパワーの全てを注ぐことにすると話し、
マスターヘッドの顔のついた巨大なおにぎり型の岩を送り込んできます。

岩は天の塔の礎だそうで、
護星界の民が持つ全てのゴセイパワーの結晶らしいです。

護星界では税金みたいな感じで
ゴセイパワーを徴収されているのでしょうか。

天の塔の礎が来ると
ミラクルゴセイヘッダーが飛び出し、礎にへばりつきます。
すると礎の岩の層が剥がれ落ち、
メカメカしい外装が現れます。

レッド達は天の塔の礎に乗り込み
普通に操縦して亜空間から
エルレイの匣を突き破って脱出。
そのタイミングでマスターヘッドからの交信が途絶えたようです。

ところでエルレイの匣の破片が
都庁の下に落ちまくりましたが
都庁付近に野次馬がいたら危ないと思われます。

更に天の塔の礎は
ゴセイナイトを踏みそうな
体の大きい幹部を爆撃し、
やはり近辺に流れ弾がかなり行った感じです。

天の塔の礎は変形し
ゴセイアルティメットと言うロボになります。

ゴセイアルティメットは両手に持った剣で
敵の棍棒を斬ったり、
胸部の5門の銃口から弾出したり
ヘッダーを飛ばして
マスターヘッドの映像を浮かび上がらせながら
敵にぶつけたりして
体の大きい幹部を爆発させました。

ゴセイナイトはゴセイアルティメットの勝利を見届けて
帰って行きます。
データスはそう言えばまた戦闘に不参加です。


ゴセイジャー達は研究所に戻り、
マスターヘッドが消えた事や
孤立無援になった事や
天の塔も無くなった事で落ち込んでいました。

しかし今迄以上に頑張ろうと言う結論になった所で
博士が御馳走を運んで部屋に入ってきます。

ちなみにケーキは普通に白いクリームとイチゴのまともなデザインで
博士が用意してくれたようです。

チビッコは気を使い、浮かれている博士を止めようとしますが
ゴセイジャー達は「マスターも俺達が落ち込む事を望んではいないよ。」として
チビッコの誕生日を祝います。

「マスターってどこの喫茶店のマスターですか。今日は私がその役です。」
と会話に混ざる博士。

みなさん博士の前で不用意な発言をし過ぎです。

こうしてゴセイジャーと博士とチビッコでパーティー開始。


チビッコに誕生会に来てくれる友達が出来るのを祈りつつ
次回に続きます。