天装戦隊ゴセイジャー 第22話感想




 たるんだ幹部相手にミーティングをしていた怪人が活動を開始したようで、
カメレオンのように舌を伸ばして
一般市民の「影」を取り去ります。

怪人の技を食らった市民は
気絶してひっくり返ってしまったようです。

ゴセイジャーが出動し倒れた人達を発見しますが
怪人は見つかりません。

そしてブラックが
物陰に隠れている一般のチビッコに気付き
声を掛けます。

チビッコはブラックに
鞭みたいなヒュって音がして
いきなりみんな動かなくなったと話しています。

チビッコはその場に居合わせながら
難を逃れたようです。

影が薄い子供なのでしょう。



 敵を探しながら林のような場所に移動したゴセイジャー達。

「あいつが再び姿を現したか。」と言っているゴセイナイトに
レッドは何か知っているのかと質問しますが
そこにあいつが登場。

怪人はゴセイナイトを見て、気配からグランディオンだと気付いたようです。
一万年前の気配を覚えられているあたり
かなり目立つ気配なのでしょう。

グランディオンは一万年前にこの怪人に負けているようです。


怪人はゴセイナイトの足元を狙って舌を伸ばしてきますが
ゴセイナイトは上空へジャンプして回避。

そしてレッド達も今更変身し始めます。

ゴセイナイトはゴセイジャー達に
うかつに敵に近付かないよう注意します。
敵が影を狙ってくるのだそうです。

そこでブラックが天装術で岩を出して
敵に向かって飛ばしますが
怪人が岩の影を取り去ると
岩が真下に落ちてしまい、敵に届きません。

無機物相手でも敵の能力が有効なようです。
ゴセイジャーは影とか出なさそうなビーム攻撃をすべきな気がします。

ゴセイジャー達は敵の攻撃から逃れようと
木陰に避難しますが、
敵は木ごと攻撃してきます。

レッドは怪人を取り押さえに行き、皆に早く離れるよう言います。
ゴセイナイトは怪人を攻撃したいようですが
レッドが邪魔で出来ないっぽいです。

そして怪人がレッドを振り払った所で
ゴセイナイトは怪人の相手をしようとしますが
天気が曇ったので怪人は退散。

晴天でないと戦いたくない怪人のようです。
サーチライトとかを使用したらどうですか。



 夕方ぐらいに屋外で反省会をしているゴセイジャー達。
敵とどうやって戦って良いか分からない一同ですが
ゴセイナイトは敵が強いのではなく
ゴセイジャーが弱くて甘いと分析。

敵にダメージを与えるチャンスが何回も有ったが
仲間を庇う事を優先して
それを生かせなかったと指摘しています。

ゴセイジャー達は仲間を庇う事が当たり前だとしたため
ゴセイナイトはゴセイジャー達が戦いに不要だとして
一人で敵を倒すと宣言。

昔のゴセイジャーは一人で戦える力と覚悟を持っており、
それが無ければ護星天使を名乗るべきではないと考えるゴセイナイト。


ところで夜間に逆に敵を不意打ちしに行ったりしませんか



 研究所に戻ったゴセイジャー達ですが
ブラックやブルーはゴセイナイトの態度に悪い印象を持っている様子です。

マスターヘッドも通信を入れてきて、
ゴセイナイトは長い間仲間がいなかったので
仲間不要の考えになったとか
自分を負かした敵を一人で倒さなくてはならないと思い定めているとか分析し
何かフォローしようとした所で通信が途絶えます。

あとレッドもゴセイナイトがレッドに配慮して攻撃しなかったり
アドバイスしてきた事を挙げて
自分たちの事を気にしてくれているとフォロー。

一方チビッコは大量のてるてる坊主を逆さに吊るし
「これで明日は雨だね、それうすればあいつは現れないよ。」
と言っています。

天気図とか予報とかを根拠にしません。
本当に天文学者の子供ですか。


そしてデータスが急に起動し、
影を取られた人達をそのままにしておくと
弱って死ぬと騒ぎ出します。

一刻も早く敵を倒さないといけないとして
力を合わせる方針のゴセイジャー達。

データスが敵の居所を感知してくれれば
闇討ち行けますが
戦闘は翌日に持ち越されたようです。



 河原から、近くを通過する電車の影を狙う怪人の所に
ゴセイジャー達が来て怪人の舌先を狙撃して妨害。

本体は撃ちません。

更にゴセイナイトも到着した所で
怪人は遮る物がが無い場所に無策で来るゴセイジャー達を
愚か者であると指摘しています。

するとレッドは策ならあると言います。

もう少し不意打ちとかそう言うの狙ったらどうですか。

それはともかく早速作戦を開始するゴセイジャー達。
まずはランディックチームが地面を殴って土しぶきを舞い上がらせ、
ブルーが背後の川の水を水蒸気にして出来た雲を
スカイックチームが風を使って上空中に行き渡らせ
人工的に曇天を作り出します。

しかし怪人が上空に光の弾を払って
アッサリと雲を吹き飛ばしてしまいました。

敵が作戦が終わるのを待っている間に
攻撃しても良かったと思います。

そこでゴセイナイトが戦闘開始。
ゴセイナイトは流石にビームで敵を攻撃していますが
戦闘自体は苦戦しているっぽいです。

ゴセイジャーは倒れているゴセイナイトの前に集まり、
皆で敵を倒すと宣言して名乗りを上げポーズを取ります。

ポーズ時にうっかり背後爆発が出たら
位置的にゴセイナイトが死ぬので注意したいです。

ゴセイジャー達は仲間と協力し合う方針である事を主張しながら
普通に敵に総攻撃。

影とかあまり気にしていませんが
薄曇になってきたせいか
敵も影を狙ってこないので大丈夫です。

そしてゴセイジャーはバズーカ発射まで行きますが
敵はそれを跳ね返し、ビームみたいな物を吐いて反撃。

一旦転がったゴセイジャーが再度敵に向かって行った所で
敵はようやくゴセイジャー達の影を取り去ります。

「お前達まさか」と驚いているゴセイナイト。
「ゴセイナイト!今だ!」とレッドが合図すると
ゴセイナイトはヘッダー姿になって飛び
敵の舌を切断、本体にも体当たりします。

ゴセイナイトは人型に戻って普通の攻撃をしてから
ナイトダイナミックを出して怪人を爆破。

ゴセイナイトはゴセイジャーの方針を認めたような感じになります。

そして敵は巨大化し、「相手が増えようと私の戦い方に変わりは無い」と発言。
ゴセイジャーもゴセイグレートとゴセイグランドを出します。

敵は戦い方を変えない割には
影を取りに来たりせず、ビームみたいなのを吐いてきます。
舌が再生されなかったのでしょうか。

ゴセイジャー達のロボは合体解除状態になりますが
それでもビームとか出して反撃していると
レッドの所に新しいカードが出現。

今回の協力ネタの影響か、
新しいカードを使用すると、その辺のマシンが全部合体して
グランドゴセイグレートになりました。

ちなみにコックピットの壁には
壁掛け時計のようにグランディオンヘッダーがはまっています。

そしてグランドゴセイグレートの持つ槍の先に色んなヘッダーが刺さるようで
各種族のヘッダーを次々と試して行きます。

そして槍にクワガヘッダーを付けてサスマタ状にしたので
敵でも捕まえるのかと思ったら
そうではなく
地面に振り下ろしてマグマの吹き出る地割れみたいな物を発生させ
敵をそれに巻き込んで爆発させました。

二酸化炭素とか出てそうですが
環境とかもう誰も何も言わない感じです。


皆が勝利を喜んでいる所で雨が降ってきます。

チビッコの仕掛けた逆さてるてる坊主が
戦闘終了後に発動したようです。

「望のてるてる坊主のお陰だ、雨降って地固まる」と喜ぶレッド。

雨が止んでからゴセイナイトは皆に
ゴセイジャー達の使命にかける思いは認めると発言。
しかし力はまだ見習いだと念を押して帰って行きます。

努力をして見習い扱いを止めさせるという
目標を立てるゴセイジャー達。

そしてレッドは空を見て
虹が出たとか言って喜んでいます。

折り畳み傘の1つも持参しないゴセイジャーは
雨乞いが成功すると思っていなかったのが良く分かりながら
次回に続きます。