炎神戦隊ゴーオンジャー 第49話感想
ゴールドの指示で仲間が消される時のデータを取ったボンパー。
一瞬のうちに膨大な次元パワーを消費しているのは分ったそうですが
皆の戻し方については分らないようで困っています。
同じ原理で敵を消そうとか、そう言う攻撃的な発想はしないみたいです。
スピードル達も自分達しか残っていない事で凹んでいるようですし
イエローも皆と一緒に朝ごはんを食べる事も出来ないと嘆いて
食欲が出なくなっているようです。
レッドとブルーは凹んでいる連中に
食べて元気を出すよう言っています。
もしブルーが真っ先に消えていたら
ゴーオンジャーは兵糧攻めになっていたのでしょうか。
そして食事時というのは敵も出現しやすいようで
戦闘機の群れが発生しているとボンパーから報せが入ります。
大量の戦闘機を相手に、炎神達を合体させて対応するゴーオンジャー。
しかし敵基地では総裏大臣が巨大な歯車のような装置を指して
無限に戦闘機を生み出すエネルギーを取り出せると幹部達に説明しています。
そして戦闘機で地球を全部「ゴミ」と化すまで爆撃を続けられるのだそうです。
この歯車のような装置は総裏大臣が設計した物を
ボルトの付いた幹部が設置したようですが
本当の力を理解していなかったのだそうです。
理解していたら戦闘員の補充に苦労もしなかったでしょう。
設計図に利用法とか書いてあげればよかったと思われます。
エンジンオーはとりあえずその辺の戦闘機を片付けたところで
制限時間が来てしまい炎神はキャスト状態に戻ります。
そこに幹部等が登場し、名乗りを上げながら
戦闘機が無限に出てくると知らせて降伏するよう言います。
ゴーオンジャー達は名乗りを上げながら戦闘に入りますが
よく考えたら敵幹部は結構強いので苦戦。
一旦は転がってしまうゴーオンジャー達ですが
レッドが消えていったメンバーを思い出し、彼等の武器を取り出します。
武器は消えなかったようです。
と言うかいつガメたのでしょうか。
皆で消えたメンバーの武器を使って敵を攻撃すると
総裏大臣は他の幹部等を盾にし、
更に幹部等を操って飛び道具にしたり、
ゴーオンジャーもろとも爆破したりします。
ゴーオンジャー達は爆発のドサクサで逃走。
幹部達は正気に戻り体が痛いと訴えながら
総裏大臣に率いられて戻ります。
消されるメンバーと、逃げてもスルーなメンバーの
扱いの違いは何なのでしょう。
キャンピングカーに戻ったレッドは
ボンパーに敵の技の分析の結果を尋ねます。
ボンパーは特殊な波動は検出されたが
その意味が分らないと答えます。
今回は状況が状況だけに
冒頭からレッドの口調が少々厳しくなっているので
いまいち役に立っているかどうか不明なボンパーに対して
怒って見せるかと思いましたが
炎神達が敵の戦闘機が無限に出る話をしだした為スルーでした。
炎神達は活動に時間制限がある為、
無限に出てくる戦闘機を問題視し、
敵の本拠地にエネルギーを無限に出す装置があるのかと考えています。
その話を聞いたブルーはボンパーに敵を探知する機械を最大出力にするよう指示。
ボンパーは短時間で機械が壊れると言って難色を示しますが
短時間で敵の戦闘機が出ると予測される今だから使える作戦だと説明。
敵の出現する地域から本拠地を割り出し、装置を破壊するのだそうです。
その敵基地ですが、幹部達は自分等を盾にする総裏大臣に抗議をしています。
しかし総裏大臣は幹部等を使い捨ての駒として扱うと宣言。
幹部達はボルトの付いた幹部とは正反対だとして
総裏大臣に反感を持ったようです。
総裏大臣から結構近い場所で
幹部達が悪口を言っている気がしますが
聞こえていないようです。
ゴーオンジャー達は敵の本拠地を割り出して出動。
海に面した崖みたいな場所まで
変身せずに走って行きます。
敵が出ているのに悠長です。
そしてアイテムを手にポーズを取って変身する一同。
崖っぽい場所で手が滑って変身アイテムを落としたら
回収が面倒そうな為か、
平地に移動してから変身です。
そしてエンジンオーで海中を進みます。
制限時間10分ですので、急がないと危ないです。
敵の基地に侵入したゴーオンジャー達は
戦闘員達が迎え撃とうとします。
今迄かなり頻繁に敵基地に知らない人が入って来たりしましたが
今回は比較的セキュリティが機能しています。
しかし戦闘員は簡単に倒され、
ゴーオンジャー達は音のする方へ進みます。
いつもの敵基地の部屋ではなく、
コンクリートの壁にパイプとか走っている感じの部屋に
総裏大臣と他の幹部が待ち構えていました。
ゴーオンジャー達が総裏大臣を狙撃すると
また幹部が総裏大臣に盾にされて
ゴーオンジャーへの攻撃の巻き添えにもなります。
総裏大臣はゴミ箱の物をあと一口食べれば
ゴーオンジャーを消す技を撃てると言って
ゴミ箱を手に取りますが、
女幹部が鞭でゴミ箱を取り上げ、
煙突の付いた幹部がゴミ箱を破壊。
幹部達は先ほどの総裏大臣の攻撃でダメージを負っているようですが
それでも立ち上がって総裏大臣を批難。
「ガイアークに独裁者は要らないぞよ!」
「わらわ達が目指したのは蛮機族全員が気持ちよく暮らす理想のゴミ世界。
仲間を踏みにじるお前に作れないでおじゃる!」
最初からジャンクワールドか中国に進出すれば良かった気がしますが
それはともかく2人は総裏大臣の怒りを買い、
本格的に攻撃を食らってしまいました。
その辺に転がっているゴーオンジャー達も
2人が倒されてショックを受けた様子です。
総裏大臣は立ち去り、ゴーオンジャー達は幹部達に駆け寄ります。
幹部達は奥の部屋の歯車を壊せば戦闘機が消えると知らせてきます。
ボンパーもキャンピングカー内から話を聞いていたようで
その装置を壊せば消された皆も戻って来るかも知れないと言います。
消されている皆は波動レベルとやらでまだ存在しているのだそうです。
イメージ映像では皆さん半透明になってフニョフニョしています。
そして皆はボンパーが敵の技を解明し
レッド達が元に戻してくれると期待しています。
ボンパーよりも敵幹部のタレコミが役に立っているのには幸い気付いていないようです。
あと、シルバーあたりはオバケがまだ苦手な筈ですが
仲間の様子を見て怖くないか心配です。
「仲間と、再会できるの、良かったでおじゃるね。」とゴーオンジャーに話しかける女幹部。
それを聞いたイエローが敵幹部を気遣っていると
「我等も、仲間の、ヨゴシュタインの待つ世界へ。」
「共に手を携え旅立つでおじゃる。」
と幹部達は互いに手を伸ばします。
手が触れる前に2人ともお陀仏でしたが
イエローが2人の手を重ねてやってました。
その仲間を一足先にアチラに送ったのはレッドな訳ですが
敵はあんまりレッドを敵視していないので助かります。
ゴーオンジャー達は気を取り直して奥の部屋に突撃。
すると総裏大臣が歯車の前に立っており、
歯車のエネルギーで3倍の強さになっていると
親切に忠告してきます。
ゴーオンジャー達も破壊目標が歯車である事を宣言。
ワンサカ出撃した戦闘機は
今どこで何をしているのか
気になりながら次回に続きます。