炎神戦隊ゴーオンジャー 第42話感想




 ゴミ捨て場で分別されたゴミを混ぜている瓶怪人。
単純作業なので戦闘員あたりにやらせた方が良いと思いますが
怪人自らやっています。

ところで自分のエリアも
今迄燃えない方に入れてた物が
燃えるゴミ扱いになったのですが
凄い違和感があって気持ちが悪いです。


そこにゴーオンジャーが登場。
ブルーは怪人に「やる事がせこすぎる」と言います。

ズバリすぎる指摘に怒ったのか、瓶怪人は
熱湯コマーシャルという技で放水しますが
当たったグリーンによると
水がぬるいのだそうです。

熱湯でもなければコマーシャルでもありません。

ぬるいと言われた瓶怪人は
「さっき入れたばかりだったのに」と驚いています。

どうやら瓶怪人の熱湯攻撃は外気温の影響を受けているようです。
戦場が寒冷地だったら硬い氷を相手にぶつける事が出来て
それなりに攻撃っぽくなったかも知れません。

ゴーオンジャー達は皆で怪人に攻撃を開始。
階段を転げ落ちたりした怪人は
瓶モチーフですが割れず、
普通に逃走。

ゴーオンジャー達は手分けをして怪人を追いかけます。

追跡中にゴールドとシルバーは
女幹部が人間の姿に化けて学校に入っていくのを目撃。
2人は変身を解除し、女幹部の方を追跡しようとしますが
校門で教職員に止められてしまいます。
関係者以外立ち入り禁止らしいです。
ちなみに女幹部はこの学校の先生と言う扱いらしいです。


ゴールドとシルバーはキャンピングカーに行き、
ボンパーに高校の事を調べさせていますが
どうもバリヤーが張られているようで
敵の反応を探ることが出来ないみたいです。

その高校は女子生徒の欠員が出たようで
シルバーが転校生として潜入する事になります。
先生ならともかく、生徒の欠員は補充するものでしょうか。
実に怪しい高校です。


シルバーの入ったクラスの生徒達は
眼鏡をかけたシルバーをダサいと言っています。
髪とか色抜いてて毛先も巻き気味ですが
地味だと思われたようです。

転出していった女子生徒が
どんな身だしなみだったのか気になります。

生徒から恋人がいるかと聞かれたシルバーは
ただの人間には興味が無い云々と
どこぞで聞いたような発言をして
早速空回りしだしています。


1人の男子生徒が眼鏡の男子生徒に
シルバーがださいのでお前とお似合いではないかと声をかけると
眼鏡の生徒は女性を好きになるのは非論理的で不毛だから興味が無いと回答。
眼鏡の生徒は勉強をしている振りをしていますが
保健体育の授業の内容を覚えていないようです。



 シルバーはまず職員室を確認し、女幹部を見つけられなかった事をジェットラスに話します。
するとジェットラスはサークル活動の指導者も先生と呼ばれると話します。

ジェットラスの方が人間社会に詳しいです。

そしてシルバーは放課後に部活めぐり開始。
編入時の挨拶の内容から、文芸部や漫研からお声が掛かりそうでしたが
そっち方面からは特にお誘いがありません。
既にブームは去っていたのでしょう。



 女幹部は保健の先生だったようで、瓶怪人を保健室に待機させていました。
そこに眼鏡の生徒が入ってきます。
女幹部は眼鏡の生徒に何か依頼をしているようです。

女幹部は瓶牛乳を生徒に振舞いながら研究の成果を聞きたいと言っています。
今回は怪人が瓶モチーフなのですが、高校生相手なのでビールとは行かないようです。
しかし牛乳と言うのも高校生的には嬉しくないドリンクな気がします。


敵基地では煙突の付いた幹部が女幹部が上手くやっているか気にしており、
更に人間の高校生頼みの作戦を地味だと嘆いていました。

しかし人間の子供とかを仲間に引き込めたら
ゴーオンジャー達の攻撃の盾にも出来ますし
結構利用出来るのではないでしょうか。


シルバーが学校の様子を探っていると
今度は映研に勝手に女優にされそうになり逃げる羽目に。

ちなみに撮影中の映画はどうも韓流パロディのようです。
国際問題にならないことを祈ります。

逃げて走っているシルバーは
眼鏡の生徒とぶつかってしまいます。

変装用の眼鏡を落としたシルバーを見た男子生徒は
シルバーが好きになってしまったようで
何かを試そうと考えます。


シルバーはグラウンド脇の芝生に座りながら一休みしています。
ジェットラスはシルバーに乗りすぎだとして慎重に行動するよう言っています。
シルバーは今迄家庭教師に習っていたため、学校に入るのが初めてなので
少しはしゃいだようです。

だとすると、学校の事を知っていそうなイエローが潜入した方が良かったのではないでしょうか。

そんな中、グラウンドから飛んできたボールを蹴り返す際
つい並外れた運動神経を披露してしまい、色々な部活から勧誘を受ける事になります。
水泳部も海パンで勧誘に来ています。
冬場でも水泳部が海パンなのが逆にリアルです。

困ったシルバーはゴールドから渡された秘密兵器を取り出します。
秘密兵器がヨーヨーだったのを見てどう使って良いか分らず
普通に逃げるシルバー。

ポケットに入れる前に何を貰ったのか確認しなかったのでしょうか。
あとゴールド何歳ですか。


逃げてきたシルバーの前に、眼鏡の生徒が登場。
ノートパソコンを片手に、怪しげな棒を振り回しながら
怪しげな呪文を唱え、光の矢をシルバーに飛ばします。

最近の学校は高価な私物を持ち込んでも問題ないのでしょうか。

キューピッドの呪文が使えたと喜ぶ眼鏡の生徒ですが
シルバーの胸ポケットに入れたヨーヨーが矢をブロックして
効果を発揮できなかったようです。

眼鏡の生徒は失敗にショックを受けたらしく、棒を落としてその場から逃走。
シルバーが棒を拾い上げて不審がっていると
ジェットラスが棒がマジックワールドの魔法の杖だと教えてくれます。

杖と言うのは持っている人の歩行の補助に使うぐらいの大きさが必要だと思われますが
魔法の杖は40センチ程度の長さです。
マジックワールドの住人は身長が60センチぐらいの生き物なのかも知れません。



 保健室では瓶怪人が何もしないのは気がとがめると言って
外に出て悪さをしようとしていましたが
女幹部が引き止めていました。

怪人、ワーカーホリック気味です。

そこに眼鏡の生徒が帰還。
眼鏡の生徒は先程シルバーに魔法を使った件で
防がれて逃げてきた割には
女幹部に魔法が発動したと
前向きな報告をします。

そして眼鏡の生徒は怪人の姿を目撃。
瓶怪人は生徒に礼儀正しく挨拶とかしています。
人間を威嚇したりとかしません。

女幹部は正体を現しながらも
保健室の椅子に座って普通に生徒から話を聞き、
「力を貸せばその娘をお前の物にしてやる」と持ちかけます。

協力しなければ殺すとかの脅しはしません。



 学校を調べていたボンパーは
学校に魔法の結界が張られている事を突き止めます。
ジャン・ボエールに拠れば一月前にマジックワールドからの飛来物があったそうです。
マジックワールドの道具を使えば普通の人間も魔法を使えるそうですが
難解な呪文を解読する必要があるらしいです。
呪文の発音とかまで解読できるのか気になります。


シルバーは眼鏡の生徒の事を調べたらしく
プロフィールとか読み上げながら学校の敷地内を歩いています。
すると女幹部がシルバーの持つ棒を取り上げ、
瓶怪人がぬるま湯を発射し、その隙に女幹部がシルバーを気絶させます。

そして眼鏡の生徒が登場し、女幹部の要求通り魔法円みたいなのを作成。
ちなみに黒い布を地面に敷き、白のペンで手書きで作成しています。
予め書いてきたりしません。

生徒は瓶怪人を布の上に立たせて呪文を唱え、
魔法瓶怪人に変身させます。

地球を汚す魔法は無いのでしょう。



 シルバーが目を覚ますと
どこかの部屋で椅子に縛られている事に気付きます。
所持品も近くの机の上に置かれていました。

そして眼鏡の生徒がシルバーに向かって自己紹介。
魔法で世界を征服するとか言っています。
世界の征服だけでもハードル高いのに
手段が魔法限定です。

本と棒を拾って魔法を使えるようになったようですが
世界の征服を考えたのがその前なのか後なのかが気になります。

眼鏡の生徒はシルバーをガールフレンドにするために魔法を使いました。
そう言えばシルバーは先程まで気絶していましたが
その間に何故魔法を使わなかったのでしょうか。


眼鏡の生徒はシルバーが再度目を覚ましたところで
縛っているロープを解き、自分にキスをするよう命令。

眼鏡の生徒は目をつぶってプルプルしながらキスされるのを待っています。
自分で言ってて恥ずかしかったのでしょうか。

幸いシルバーは魔法が効いていないようで
眼鏡の生徒を普通にビンタ。

シルバーは眼鏡の生徒を叱った後、
もっとハートをぶつけるよう指導しました。
眼鏡の生徒は他人を監禁したりとか犯罪やらかしてますが
未成年なのであまり問題にならないのでしょう。


一方、ゴーオンジャー達も変身して魔法瓶怪人と戦いに来ます。

魔法瓶怪人はお湯が冷めないだけでなく
魔法っぽい技が使用できるようになり
ゴーオンジャー達の手足を操って同士討ちさせたりしています。

ゴーオンジャーがピンチになっていると、何処からともなくヨーヨーが飛んできて怪人にヒット。
シルバーはユビヌキグローブまで着用して
何かのパロディ的な口上を披露。

誰から教わったのか気になります。

「教えてあげる、ただ一つ女の子のハートを動かせるのは男の子の真心だけよ。」
というシルバーの発言には
怪人も「何の事だ」と返すしかありません。

そしてシルバーの仲間になった眼鏡の生徒が
マント着用で参戦。
敵の攻撃をバリヤーで防いだりしています。

そして変身したシルバーと眼鏡の生徒の合体攻撃で魔法瓶怪人を撃破。
マントは特に使いませんでした。


そして魔法瓶怪人は巨大化。
ゴーオンジャー達は何故か3体温存してエンジンオーG9で応戦。
しかし戦闘中に謎の狙撃を食らい、エンジンオーG9は合体が解除し
炎神もキャスト状態になってしまいます。

そこで残り3体でキョウレツオーを完成させ
ヤカン対魔法瓶という夢の対決。

勿論ゴローダーGTは出ません。

最終的に魔法瓶怪人はキョウレツエクスプレスで殴り殺されました。


ゴーオンジャー達が謎の攻撃の発生源について不思議がっていると
眼鏡の生徒がやってきて一緒に戦いたいみたいな事を言い出します。
しかし途中でノートパソコンを落とした上に踏みつけてしまい
魔法のデータを消失させてしまいました。


今回は半端に新しくて付いていけない部分もありましたが
久し振りにパソコンのデータのバックアップをとる動機になり
実用面で有益なお話でした。