炎神戦隊ゴーオンジャー 第39話感想




 お面を被って神輿を担いでいる一団を見つけ
追いかけて行く一般のチビッコ達。

行った先の鳥居の向こうにはお祭りの屋台が並んでおり
チビッコ達は祭りを楽しみ出します。

足元にドライアイスが焚かれているのとかは気にしません。
どうやら屋台は怪人の擬態か何かだったらしく、
チビッコ達は屋台の方に吸い込まれて行き、
綿飴の袋の中に閉じ込められてしまいました。

綿飴の袋には敵組織の名前が格好良いロゴで印刷されており
無駄に手の込んだ作戦のようです。



 チビッコ達が消える事件を知り
捜査に出るゴーオンジャー達。
ゴールドとシルバーのチームは子供達の声が聞こえたみたいですが
その場所を突き止められずにいます。

ていうか後ろに怪人が居るのですが
敵の出現を勘で察知できる割りに気付きません。


敵基地では煙突の付いた幹部が
女幹部や戦闘員達に紙芝居で作戦を説明していました。

チビッコ達を攫ってお祭り好きにし
彼等がお祭り好きなまま大人になる事で
世界が汚れまくるのだそうです。

紙芝居を作ってしまうあたり
煙突の付いた幹部のお祭り好きの方が深刻です。



 ゴーオンジャー達はその辺の子供達から目撃証言を得て
行方不明の子等がお祭りだと言ってどっかへ行った事を知ります。

ブラックとグリーンが祭囃子の音を聞きつけた頃、
昔風の格好の子供らも祭りの音を聞き、ドライアイスの焚かれている方を見に行きます。

お祭りに大喜びな大人のブラックとグリーンは
射撃の屋台で持参の小刀を投げている昔風の子供らを見つけ
腕前や衣装の出来を誉め始めます。

昔風の子供らは2人に話しかけられて当然警戒しますが
ブラックとグリーンは無神経なのか、
汽車の模型を不思議がっている子供らにまた話しかけ、
行きたい所に連れて行くものだと説明。

そんな中、バルカがこの場所がおかしいと発言。通信が繋がらないそうです。
そして屋台は怪人の姿になります。
種明かしが早いです。

ブラック達は子供を避難させますが
怪人にお面を投げつけられ、視界をふさがれているところで
キシャモスが乱入し、お祭りの空間が消えてしまい
砂利だらけの広場に変わっています。

レッド達はキシャモスでブラック達の反応を追っていたそうで
ゴーオンジャー達の情報交換が終わったところで
怪人が再度出てきてゴーオンジャー達を攻撃。

ゴーオンジャー達は転がってしまいますが
ゴールドとシルバーも到着し戦闘続行。


一方、昔風の子供らは得体の知れない2体の怪人に
剣を渡すよう迫られています。
子供らは逃げてその辺のキシャモスに乗り込んで動かし
帰ろうと試みます。

ブラックとグリーンはそれに気付き、キシャモスに飛びついて張り付きました。
危ないのでせめて変身してからにして欲しいです。

子供らは「サムライワールド」に帰ろうとしますが
キシャモスのパワー不足により失敗し
キシャモスはキャスト状態になり
一同は放り出されてしまいます。


他のメンバーは怪人との戦闘を続行。
しかし綿飴の袋の中に子供が居ると知らされ
下手に攻撃が出来ずピンチになってしまいます。

怪人はゴーオンジャーを転がしてから
基地に帰ってしまいました。

チャンスなのにゴーオンジャー達にトドメとか刺さなかった怪人ですが
全く問題は無いらしく
幹部達は子供たちを捕まえてきた事で怪人を誉めています。

そこに得体の知れない怪人2体がやって来て
昔風の子供らの剣をゲットする手伝いをすれば敵組織の手助けをすると持ちかけてきます。

煙突の付いた幹部は手助けが不要だとしますが
得体の知れない怪人に子供が大人になるまでの期間を尋ねられ
作戦に時間が掛かりすぎる問題に気付きます。

それにしても、突然やってきた得体の知れない怪人が
敵組織の作戦の内容をよく把握しています。
機密などの扱いにも問題がありそうです。

あと、煙突の付いた幹部は日本の教育制度とか良く暗記しています。



 ブラックとグリーンは昔風の子供らから事情を聞いています。
大事な剣を守るためにサムライワールドから此処に来たそうです。
敵が追って来ているので良い迷惑です。
他に逃げ込む先の世界はないのでしょうか。


グリーンは2人にお菓子を与えようとしますが
年長の方が拒否するので、小さい子の方に後で食べるようにと言ってこっそり渡しています。

そしてサムライワールドと聞いて子供らの持っている剣に見覚えのあるブラックは
剣を見ようとしてますます警戒されてしまいます。

子供の目から見てもブラックは不審人物みたいです。

逃げる子供を追いかけようとするブラックとグリーンの前に
屋台怪人が登場。
怪人は剣を奪う作戦もゴーオンジャーに話します。

少し黙ったらどうでしょう。

子供らの前には女幹部と煙突の付いた幹部が登場。
幹部達は子供の警戒を解こうと優しげに話しかけ
サムライワールドに帰してやると言います。

女幹部は剣を預かろうとしますが、子供が拒否し、その拍子にお菓子を落としてしまいます。
お菓子を拾い集める子に対し
女幹部がお菓子なんかほっといて子供に剣を寄越すよう言うと、
子供はグリーンがくれた物だからとしてお菓子拾いを続行しようとします。

煙突の付いた幹部がゴーオンジャーが今頃屋台怪人にやられていると漏らした為
子供たちは幹部達が悪い人だと気付いて再度逃走。

お菓子ぐらい拾わせてやれば良かったかもしれません。

ゴーオンジャー達はレッド達が加勢に来る物の
戦況は悪いようで
綿飴の袋の中に行方不明の子らを避けて敵の弱点を破壊するしかないそうです。

そこに昔風の子供らが戻り、ゴーオンジャー達にキシャモスのエンジンソウルを返却。

グリーンがレッドからカンカンバーを渡され、まずケラインとティラインのソウルをセットし
上に持ち上げると、何故か花火が打ち上げられます。
屋台怪人は花火を見て大喜び。

その隙にブラックがカンカンマンタンガンで真正面から普通に敵を攻撃。
しかし綿飴の袋は無事に飛び散りゴーオンジャー達がキャッチ。

子供たちはすぐに元の姿に戻り、ゴーオンジャー達に早く逃げるよう言われてその場から離れます。

子供たちが帰り道を知っているかは不明です。


そして敵は巨大化し、ゴーオンジャー達もエンジンオーとガンバルオーとセイクウオーを出します。
古代炎神は不参加です。

巨大ロボ戦となりますが、またドライアイスが焚かれお祭り空間に引きずりこまれてしまったようで
ガンバルオーは割りと普通の扱いですが
セイクウオーは金魚すくいの水槽を泳いでいますし
エンジンオーは射的の景品として棚に拘束されています。

しかしガンバルオーが他の二体のロボをすぐ救出して大丈夫でした。
むしろレッドやゴールドが景品にされて怒って容赦しない雰囲気です。
三体のロボは敵の攻撃とか気にせずに相手に向かって行き
素でパンチを出して攻撃。
そしてガンバルオーを他二体が持ち上げて騎馬戦みたいなフォーメーションになり
また敵を殴って爆発させました。

ガンバルオーを持ち上げた意味が良く分かりませんが
もしかしたらいつも踏まれているキャリゲーターに配慮したのかも知れません。



 戦闘が終了し、昔風の子供らとお礼を言いあっているゴーオンジャー達。
そして子供らの刀についての話になりますが
刀は烈鷹が関係している物らしいです。

そしてよりによって高層ビル街に炎神大将軍が降って来たようで
瓦礫がその辺に転がり、
一般市民が悲鳴を上げて逃げたりしています。


今回は敵の作戦よりも
炎神大将軍がもたらした被害の方が
余程大きい気がしつつ
次回に続きます。