炎神戦隊ゴーオンジャー 第34話感想
買出しの荷物が多すぎて
タクシーを使おうとするブラック。
ゴーオンジャーはいつからそんな羽振りが良くなったのか気になりますが
1人の女性がブラックを強引に押しのけて先にタクシーに乗ろうとします。
マナー違反の女性に対して怒るブラックですが
女性は方言でブラックが暑苦しいと言って反省する様子はありません。
ブラックはそれを聞いて
確かに暑いと言って辺りを見回すと、
何とヒーター怪人がさり気なく周囲を暖めていました。
ブラックは変身して逃げる怪人を追跡。
レッドとブルーとグリーンの3名も怪人の行く先から登場し
上手い事挟み撃ちの格好になります。
そしてマンタンガンで怪人を攻撃しますが
敵は熱風を出して光線を弾き返し、
マンタンガンのロッドモードの攻撃も
電熱線っぽい剣で受け止めて逆に加熱し
マンタンガンを持てない熱さにしてしまいます。
そこにゴーオンウイングス達も加勢に来ますが
接近戦になった所で熱風を食らってしまいダウン。
ゴーオンジャー達はピンチな状況ですが
怪人は目的が戦う事ではないと言って逃走し戦闘はお開きに。
そこに今度は冒頭の方言の女性が登場。
今度は標準語になっており、ゴーオンジャー達に媚びてきます。
ブラックは相手がタクシー横取りの人だと知っているので戸惑っていますが
レッドとブルーとグリーンは女性の美貌の虜になってしまい
ブラックを突き飛ばして踏んづけながらアピール合戦をします。
ゴールドもしっかり鼻の下を伸ばしていますが
シルバーに耳を引っ張られながら撤退しました。
逃げた怪人の事とか誰も気にしません。
そしてキャンピングカーに
イエローが戻ってきます。
先程出動もしなかったイエローですが
それよりも大きい問題を抱えているようです。
そしてレッドとブルーとグリーンが
女性を相手に接待合戦をしているのを見て愕然とします。
女性はイエローの姉なのだそうです。
イエローは姉をキャンピングカー内に入らせ、何をしにきたのかと方言で質問。
どうも姉は借金をしているようで、イエローは姉が金の無心をする事を警戒し
帰るように言います。
姉もイエローの子供の頃のおねしょ写真を取り出し
秘密をばらすと方言で脅迫。
随分物持ちの良い姉です。
そしてイエローは子供の頃以来全くミスなどをしていないという事でしょうか。
キャンピングカーから出て行った姉を見て嘆いているイエロー。
そこにブラックが入ってきたので、イエローは姉目当てなら姉は帰ったと声を掛けますが
ブラックはその姉が苦手だと答えます。
イエローはブラックを見る目があるとして
姉を追い返すよう頼みます。
イエローは子供の頃から
姉に陥れられてばかりいたため
また意地悪をされる事を恐れています。
そしてブラックはキャンピングカーから降り、
外のテーブルでまだレッド達を引っ掛けていた姉を連れて外出。
ボンパーが敵の出現を知らせますが、
イエローもレッド達に怪人の対応を任せてブラックの後を追いかけて行きます。
イエローは敵よりも姉を警戒しているので
この判断は仕方が無いかも知れません。
そして姉の方はブラックにタクシーの事を謝って媚び、
姉はブラックの頬を突付きながらスマイルスマイルとか言っています。
そう言えばイエローは「スマイルスマイル」を木から教わっていましたが
姉は妹から教わったのでしょうか。
姉妹の仲が良いのか悪いのかよく分かりません。
しかしブラックは毅然とした態度を崩さず、姉の嘘泣きなどもすぐに見破り
嘘の自分を作ってチヤホヤされても本当の友達は出来ないと諭します。
すると姉は急に標準語の真面目な口調になって
イエローに謝りたいと言い出します。
そして店を出て公園みたいなところで
姉はイエローに謝りながら
先程写真を仕舞っていた封筒を破って見せます。
破る時に封筒の中身は見せていませんし
フィルムなど保管してあれば意味がありませんが
その様子を見たイエローは姉を許し
ブラックと付き合うよう提案。
姉はブラックが好きな素振りを見せ
ブラックも結構乗り気になっています。
イエロー、姉とブラックが本格的にくっついたら
ブラックが義理の兄になってしまいますが
良いのでしょうか。
あと、姉が借金抱えている事を先に話してから付き合うよう提案すべきです。
出動したレッド達はヒーター怪人を見つけますが
ヒーター怪人は昨今の燃料代の高騰を受けた
焼き鳥やのオヤジに有効利用されていたり
パーマのお釜(最近のはお釜型じゃないですね)の代わりに
ゴールドを加熱していました。
怪人はゴーオンジャーに見つかるとすぐ逃げるため
街の気温は50度まで達しているそうです。
敵基地でも幹部らがモニタを通して街の様子を確認していますが
異常気象に慣れてパニックになっていないとぼやいています。
むしろビヤガーデンとか
売り上げ上がって喜んでいる状況でしょう。
そこで敵はガスタンクを爆発させて温度上昇を狙う作戦に出ます。
ボンパーはそれを察知し、キャンピングカーに戻ってきたイエロー達に知らせます。
現場が近いため、ブラックはキャンピングカーを姉に渡し、
車を動かして避難するよう指示。
ボンパーでは運転できませんか。
そしてブラック達は既に敵と戦闘開始しているレッド達と合流。
イエローから姉に良い所を見せるよう言われたブラックは
いきなりスーパーハイウェイバスターで敵を攻撃しますが
またもや熱風で反撃されてしまいます。
続いてゴーオンウイングスが到着。
少し到着が遅い気がしますが
パーマの始末に手間取っていたのでしょうか。
ゴーオンウイングスは武器の名前とか出さないで
冷気を出して熱風に対抗し
敵を氷漬けにします。
ここで敵が巨大化し、ゴーオンジャーもエンジンオーG9を出してきます。
ちなみにキャンピングカー内では
姉が戦いの様子を見ながら、太目のロープをこっそり手にしています。
車の中にロープが置いてあったのでしょうか。
あまり常備するような物には思えませんが
無駄遣いする余裕がどこにあるのか気になります。
そしてロボの方は
敵の熱攻撃を食らっていますが
動くと後ろにあるガスタンクが爆発するとかで
あったまったまんまです。
ジャン・ボエールとか
水を噴出する事が出来ると思いますが
G9では作動しないのでしょうか。
G9は敵の攻撃も食らって倒れてしまいますが
古代炎神達が出動を申し出たようで
レッドはロボから降りてそちらの方に乗り込みます。
古代炎神のアイスエイジエクスプレスとかいう技を使い
吹雪を出して周囲を寒くし、敵を凍らせてから
キョウレツオーを作り、キョウレツエクスプレスとか言う技で叩き殺しました。
現場近くは暑くなったり寒くなったり大変そうでした。
勝利を喜んでいるゴーオンジャーですが
今度はゼンマイの付いた巨大な怪物が登場。
ボルトの付いた幹部が
過去の偉い人を自分の手で見つけると言って
槍をツルハシ的に使ってどこか掘って探して
地道に連れてきたみたいです。
前回怪人に任せて違うの引き当てましたが
だからと言って自分でやる必要は無いと思います。
巨大な怪物は口から光線を吐いて周囲を破壊したり
ロボや建物を殴ったりしてどこかへ行きました。
キョウレツオーの炎神達は巨大な怪物について何か知っているようです。
そんな中、ボンパーから
姉がキャンピングカーを持っていったとの連絡が入ります。
ボンパーはロープで道端の柵に括り付けられていますが
66キロのロボを縛って車から降ろしたのでしょうか。
姉はキャンピングカーを売り飛ばしたようで
車は既に値札を貼られて売り場に並んでいます。
身分証明書とか提示して売却したのでしょうか。
かなりリスク高いです。
レッド達はキャンピングカーを買い戻そうと
値切り交渉をしていますが
20年ローンだそうで困っています。
そのローンも審査が通るか正直怪しいです。
ゴーオンジャーは警察に盗難届けとか出しませんが
怪しい改造車ですので
警察の介入は避けたいのでしょう。
ちなみにゴールドは金の貸し借りは縁の切れ目と言って
ゴーオンジャー達を助けない方針です。
イエローはブラックに姉の作戦が思ったより続いていた事を謝罪していますが
ブラックは姉が何処へ行ったか気にしていて全然聞いていません。
ブラックもしっかりイエローの姉に惚れていました。
少々ブラックらしくない気もしますが
最後まで興味を示さないと
「ブラックはグリーンの女装の方が好み」説が出てしまうので
高度な政治的判断なのでしょう。
それにしてもイエローの姉は最後まで悪い人のままでした。
敵の幹部よりゲストの人間の方が凶悪で良いのか
気になりながら次回に続きます。