炎神戦隊ゴーオンジャー 第32話感想




 ボルトの付いた幹部はドリル怪人を作成し、
煙突の付いた幹部と戦わせて強さを確認しています。

今回の怪人はかなり好戦的なようで
煙突の付いた幹部に回転しているドリルを突きつけて追い詰めたりしてますが
女幹部が休憩を指示して事無きを得ます。

煙突の付いた幹部はかなり怖い思いをしたらしく
怪人が本気で攻撃して来たとしてボルトの付いた幹部に抗議をしますが
ボルトの付いた幹部は抗議を聞いておらず、普通に怪人を誉めてから
ある地図を奪ってくるよう指示を出します。


それにしても怪人の腕試しとか普通戦闘員を数名標的に使用して行う気がしますが
他の幹部相手にやらせるとか人手不足過ぎです。



 ゴーオンジャー達はボンパーが敵の反応を見つけたとかで山を探索。
敵の反応を確認しに行く割に全員変身しないで行ってます。

すると物陰からゴーオンジャー達に向かって小石が投げつけられ
毛布を被ったようなお化けが出現。
ゴーオンジャーは敵怪人が出たと思い変身しようとしますが
お化けは転んでしまい、中から一般のチビッコ2名が出てきます。
どうやらチビッコどもが肩車か何かして毛布を被ってお化けになりすましていたようです。

ゴーオンジャー達はチビッコ達を背負って、彼等の住む小屋に移動。
チビッコ達は背負われていましたが、家に入ると普通に歩いて芋とか食べ出したので
大怪我をしたとかでは無さそうです。

チビッコ達の小屋はゴーオンジャーすら同情する程、劣悪な環境でした。
ドラム缶の風呂も小屋内にありますが、雨が当たらないのは良いのですが
火事や一酸化炭素中毒とかの危険がありそうです。

そこに薪を背負った父親が帰宅。
父親は知らない人が家に居て驚いたようですが
ゴーオンジャーの話を聞いてチビッコ達がまたイタズラをしたと気付き
チビッコ達に謝るよう促します。

父親はチビッコ達が謝ったのを確認し、外に遊びに行かせると
ゴーオンジャー達にも帰るように言います。

更にグリーンが小屋の中に蟻の巣の断面図みたいな地図が置いてあるのに気付くと
父親は血相を変えてゴーオンジャー達を小屋から追い出しました。

ゴーオンジャー達は父親の所為でチビッコ達が酷い生活をしているのを問題視し、
また自分達が山に入ろうとするのをチビッコ達が邪魔した理由を気にしています。


外に出てすぐチビッコ達を見つけたゴーオンジャー達。
チビッコ達は川に釣り糸を垂らし夕食を調達しています。
イエローはチビッコ達の横に行き、事情を聞いています。

ところで、川岸でチョロチョロしたら魚が逃げたりしませんか。

チビッコ達は半年前に東京から来て小屋に移り住んだそうで
父親が宝探しをしていると話します。

父親は地図を見られて慌てたあたり
明らかに宝の事を隠したがっていましたが
チビッコ達は容赦なくバラします。

ブルーは非現実的な話に溺れる人がよく居るとして
宝探しに没頭する事に否定的な態度です。

ブルーは過去の戦隊との競演に悪影響を及ぼしそうな思想ですが
レッドとグリーンはそうでもないらしく、
父親が小屋から出てくるのを捕まえて、追い払われそうになりながらも
2人は宝探しの夢に共感したと主張します。

お金は欲しくないとする2人ですが
気が付くとバイトとか内職しているグリーンが言うと
説得力が無くなります。



 敵基地では女敵幹部がボルトの付いた幹部に
ドリル怪人が奪おうとしている地図が何なのか聞いています。

ボルトの付いた幹部によると、地図は昔恐竜を滅ぼした偉い人の
眠る場所を示した物だそうで、
その人を甦らせて、その力で人間を滅ぼし、醜い世界を作るそうです。

恐竜絶滅後に地球が汚くなったとかの歴史があれば良いのですが
そうでなければ、人間放置した方がまだ環境破壊しやすい気もします。


レッド達と一緒に行動している父親に拠ると
この山には黄金の龍が眠っていると言う伝説があり
それが財宝だと考え、骨董屋で地図を入手。
どうも子供達のリクエストで
黄金の龍を見つけて、良い家を建てたいみたいです。

その土地の伝説に結びついたブツで
自分の土地じゃない場所から見つけて
どのぐらい金になるのか気になるところです。

この辺の土地を買い占めていたら多少お金が手に入りそうですが
そのお金があったら宝探しするまでもなく家ぐらい建ちそうです。


父親に発掘場所の洞窟まで案内された所で
敵のドリル怪人が洞窟側から出現。
レッドとグリーンは変身してマンタンガンで撃ちますが
敵はダイヤモンド製だそうで攻撃が通用しません。

燃やしたらどうでしょう。

ドリル怪人はレッドとグリーンをあっさり転がし、
父親を見つけて地図を奪って洞窟にアタック。

ところで、父親は地図のコピーとか取っておかなかったのでしょうか。
洞窟はドリル怪人が突入した際、入り口付近の岩が崩れ落ちて入れない雰囲気に。
そしてダウンしている父親にレッド達が声を掛けて心配している所で
ゴールドとシルバーがやって来ます。

「嫌な予感がすると思ったら、やはりお前達か。」とゴールド。
敵でなくレッド達の方が悪い予感の原因になるみたいです。



 レッド達は父親を小屋に運び、皆で看病しています。

父親を否定していたブルー達の方も、
チビッコ達が父親を慕っているのと
宝探しをする事情を聞いて納得した様子です。

チビッコ達は父親の宝探しの邪魔になる人を山に入れないようにとイタズラしていたようです。


しかし父親は地図を取られた為か、チビッコ達に龍を見つけ出す約束を叶えてやれないと謝罪。
それを聞いたレッドは敵から地図を奪い返して夢を叶えてやると言います。
また、ゴールド達は敵が狙っている物がただの宝ではないと考えています。

洞窟の入り口は塞がった物の、父親から他の入り口の話を聞き一同は出動。

別の入り口は通路が狭いので
途中で詰まらないよう
細いシルバーを先頭に行くみたいです。

シルバーの帰り道が詰まる危険性は考えません。

しかし問題なく先に進めたゴーオンジャー達は
ドリル怪人とエンカウント。
相手が強いという事で、まずスーパーハイウェイバスターとウイングブースターをぶっ放します。

この攻撃も相手に弾かれてしまいますが、
代わりに壁を破壊し、その向こうに黄金の龍のレリーフみたいなのがあるのが判明します。


敵の怪人は特にピンチではないのですが
ゴーオンジャー達に黄金の龍を渡すまいとして巨大化。

洞窟の中で巨大化とか頭をぶつけそうですが
今回は硬い怪人なので問題ないようです。
ゴーオンジャー達も洞窟から脱出し炎神を呼び出し
エンジンオーG9に合体させます。

敵は巨大化してますます強くなり
すぐに転がってしまうエンジンオーG9。

戦いを長引かせたら不利になると言うブルーですが
不利も何も10分しか戦えない気がします。

それはともかくゴローダーGTを使用し、敵を蹴って転ばします。
敵はすぐに立ち直り、大したダメージではないようですが
その振動で地下の黄金の龍の目が光り、起動したっぽい様子です。

エンジンオーG9がゴローダーを敵にむけて転がす攻撃をしたところで
黄金の龍というか列車が横から割り込んでゴローダーを弾いてしまいます。

更にエンジンオーG9にぶつかってくる列車。
レッドは列車に炎神とかにくっついているのと同じマークがあるのに気付きます。

敵の幹部は列車が昔の偉い人だと思っているようで大喜びしていますが
列車は今度はドリル怪人を攻撃。
怪人は地面に穴を掘って逃げ、列車も空を走ってどっか行きます。

小屋から出て列車を見たチビッコ達は
黄金の龍を見たと言って夢が叶ったと考え大喜び。
家を建てるとかはこの際どうでも良さそうです。

レッドとグリーンは親子の元へ行き、黄金の龍を捕まえられなかった事を謝罪しますが
親子は気にしていないようで
父親は本当の宝は子供だと言って
東京に帰る決意をしています。

黄金の龍を探すより、半年無職だった一家が入れるアパートを探す方が
難易度高そうな気がしながら
次回に続きます。