炎神戦隊ゴーオンジャー 第29話感想




 敵基地に久し振りにボルトの付いた幹部が戻ってきます。
他の幹部達はボルトの付いた幹部を労い、協力を申し出ますが
他人の助けや協力が間違いだと悟ったと言われてしまいます。

ボルトの付いた幹部はハンマー怪人を作り出しますが
怪人を作る小部屋がいつもに比べて光ったり煙が出たりしていました。

何か無理な作り方をしているようですが
設備が壊れたら困りませんか。
この幹部は喪中の時にも小部屋を占領したりしていましたし
そろそろ予備の設備を作っておきたいです。


作られた怪人は今迄の連中と違い、
受け答えが普通なのに気付く他の幹部達。
ボルトの付いた幹部は「せこいギャグは不要」として
怪人の能力が破壊活動に特化している事を強調しています。

今まで「せこいギャグ」だと思いながら
怪人の言動を見ていましたか。



 ゴーオンウイングスの家では
何かが爆発したような音と振動が発生。
台所で調理をしていたシルバーはその拍子に転んでしまい、
料理を焦がしてしまいます。


爆発はゴールドが何かを起動させようと「パワーソウル」を使った為に発生したようです。
ゴールドはジャン・ボエールに失敗を報告し、教官もパワーソウルの調整のやり直しが必要だとしています。

それまで実験を中止すると言うゴールド。
そこにシルバーが先程焦がした料理を持ってきます。
ゴールドの実験の所為で失敗したそうで、ゴールドに食わせるみたいです。

料理と言うより炭ですが、 シルバーが転んでフライパンから離れた時間は数秒な感じでしたので
コンロの火力が凄まじいのでしょう。



 朝から並んで買ったという限定20個のプリンを入手し喜んでいるイエロー。
お小遣いでやっと一個だけ買えたそうです。
ウン千円レベルでしょうか。
その割りに容器がヨーグルトの瓶のリサイクル的なデザインです。

そしてイエローがプリンを食べようとした所で
ボンパーが敵の出現を知らせてきました。

怪人がハンマー状の右手で地面を叩き、その衝撃で周辺のビルが粉々になったりしています。

ちなみに怪人は顔もハンマー状ですが、地面に頭突きとかはしません。

現場に到着したゴーオンジャー達は
街が無くなって砂場みたいになっているのを見て驚いています。
あと、地面経由でビルを壊したのに
地中の水道管が破れて噴水になっていないのも驚きです。

そしてボルトの付いた敵幹部と
ハンマー怪人を見かけたゴーオンジャー達は
戦おうとしますが、怪人がハンマーを振り回しただけで
全員すっころんでしまい、歯が立ちそうにない雰囲気です。

そこにゴーオンウイングス達も到着。
しかし敵の怪人はやはり強いようで、
主にゴールドがガンガンに殴られています。

シルバーがそれを心配し、ゴールドを庇ってやはりガンガンに殴られダウン。
ちなみにゴールドはボルトの付いた幹部に羽交い絞めにされ、なかなかシルバーを助けに行けませんが
シルバーもメットが外れてしまった割りに
敵が頭を狙わないのでかなり助かっています。

そしてレッド達が立ち直ってハンマー怪人を狙撃、
怪人は謎のビリビリが発生し苦しみ出したため
幹部は怪人を連れて帰ってしまいます。

ボルトの付いた幹部は
基地で怪人を小部屋に入らせ、修理か何かしているっぽいです。
「あんな戦い方ではオーバーヒートするのも当然」と
煙突の付いた幹部が指摘しています。

どうやら怪人が苦しみ出したのは
マンタンガンの攻撃が効いた訳ではなさそうです。



 キャンピングカーで寝かされているシルバー。
ボンパーに拠れば、スーツを着ていたから助かったが
まだ危険な状態だそうです。

「あれを完成させていれば、いや例え未完成でも。」と呟き、
ゴールドは項垂れながら車から出ようとします。

レッドはシルバーがまだダウンしている為
ゴールドを引きとめようとしますが
ゴールドはレッドを振り払い、レッドはその弾みでテーブルの上にあったプリンを落としてしまいます。

「あんな顔の大翔、初めて見るっす。」とブルー。
確かにパーフェクトもハーモニーもなさそうなゴールドは初めてです。


あと、イエロー、プリンをテーブルに出しっぱにしないでください。
多分要冷蔵です。


ゴールドは崖の下みたいな場所に行き、
名前を呼ばない武器で崖の上の方を攻撃し、落ちてきた岩の塊を受け止める練習をしていました。
レッド達男性陣はゴールドを追いかけていったみたいで
その様子を見て敵の攻撃を受け止める特訓をしているのだと考えます。

しかしゴールドの練習の目的は
新たな力を手に入れる為なのだそうです。

レッドはとりあえずゴールドをシルバーの傍に戻そうとしますが
メットを外しているとは言え変身状態のゴールドのパンチを生身で食らってダウン。

帰らないつもりみたいなゴールドに
ブルーは一番大切な事を忘れていると指摘。

ゴールドが今変身しているという事でしょうか。



 敵のハンマー怪人は無事に直ったようで
元気良く小部屋から出てきました。
先程オーバーヒートしたにもかかわらず、また力任せに戦う方針な様子を見て
他の幹部達は呆れています。


ゴーオンジャー達はキャンピングカーに戻り
ゴールドの特訓の目的を考えています。
するとまだ怪我の治っていないシルバーが腹筋で体を起こし、
アニにゴローダーGTを使わせないよう言います。

怪我人の寝ている部屋で会議したら
負担になるのがよく分かります。

しかしジャン・ボエールもグリーンのシフトチェンジャーから
映像を出し、ゴローダーGTの説明を開始。
ゴローダーGTは新兵器で、そのコントロールに使うパワーソウルが未完成なため
ゴールドは特訓して自力でゴローダーGTをストップさせようとしているそうです。

レッド達は1人で戦おうとするゴールドを止め、
ブルーとシルバーは車に残りパワーソウルの調整をする事に。


先程復活した怪人と幹部がまた出て来たのを察知したゴールドは
ゴローダーGT持参でそちらに向かいます。
ボルトの付いた幹部は1人で来たゴールドを見て
妹を壊されておかしくなったのかと言い
気持ちが分かると発言。

敵幹部も副大臣の復習の為に仲間を断ち1人で戦っているので
ゴールドと同じだそうです。

それを聞いたゴールドは少し動揺したようですが
それはそれでゴローダーGTにパワーソウルをセットします。

直径20センチも無いようなゴローダーGTは
人間よりも一回り大きいぐらいの大きなタイヤのような物になり、
敵に向かって転がっていきます。

ハンマー怪人はタイヤを避けるでなく、受け止めに行きますが
タイヤに力負けして弾かれ、近くのビルに激突。

そしてゴローダーGTは方向転換して
今度はゴールドの方に転がって行きます。

ゴールドは変身してそれを受け止めようとしますが
やはり弾かれてしまい、ゴローダーGTはその辺のビルとか破壊してしまいます。

ていうか、怪人より力持ちになっていれば
ゴールドは新兵器を使わないで自分で敵を殴れば良いだけです。


敵幹部はゴールドの怒りは人間を傷つける力かと指摘。
何か、味方の人が言ってもおかしくない台詞な気がします。

ゴールドは必死でゴローダーGTを止めようとしますが、上手くいかず転がってしまい悔しがっています。
そのゴールドに向かってゴローダーGTが迫って来ますが
ゴーオンジャー達がそれを取り押さえます。

ゴーオンジャー達はシルバーを心配する気持ちは同じだと言い
一緒に戦うよう促します。
レッド達が抑えたゴローダーGTをゴールドが側面から倒す事で
無事ゴローダーGTは活動を停止して小さくなります。

ゴールドが仲間の皆と協力する事を思い出す一方で
ハンマー怪人は幹部が止めるのも聞かず暴走。

ちなみにボルトの付いた幹部は
ハンマー怪人を「お前は良くやった」と宥めていました。
敵幹部も通常モードに戻ったようです。

巨大化した怪人を見て
幹部は1人で無理は止めろと心配しています。

敵幹部の根が良い人過ぎです。


敵が巨大化した所で、
バスオンとジェットラスが来て敵を攻撃。
シルバーはジェットラスがサポートしているので大丈夫なのだそうですが
ジェットラスは普通にミサイルとか撃っており、反動とかどうなのか気になります。

そしてさくっとエンジンオーG9完成。
G9のコックピット内で、ブルーは改良したパワーソウルをゴールドに渡します。
ちなみに改良型は「トーコンソウル」という名前が付けられています。

「皆との絆を力に変える。トーコンソウルセット。」と
ややポエミーにゴローダーGTにソウルをセットし、外に放り投げるゴールド。

ゴローダーGTは巨大化、
アクションモードと言うタックルボーイ的な形態に変形。
案の定身軽さを生かし敵を翻弄。

ゴールドはゴローダーGTをホイールモードと言うタイヤ形態にし
エンジンオーG9のエネルギーを送り込んで敵に向かって転がして当て
爆発させました。

ハンマー怪人は最期に駄洒落的な台詞を残しましたので
こちらも死に際ですが正常な精神状態になったみたいです。



 ボルトの付いた敵幹部は
基地でガックリしながら分身である怪人の負けを嘆いています。
他の幹部達はボルトの付いた幹部に対し
しゃがんで目線の高さを合わせながら励まし、手を取り合います。

美しい友情な気がします。


一方ゴーオンジャー達の方も
シルバーが皆を家に招き、ご馳走を振舞っています。
迷惑をかけたお詫びだそうで、
テーブルにはゴールドの買って来たプリンも沢山用意されています。

店の前のプリン目当ての行列に並びましたかゴールド。
なかなか辛そうです。

ゴールドはレッド達にゴローダーGTを預けたいと申し出ますが
レッド達はご馳走に夢中になり、グリーンがギリギリ話を聞いていたぐらいな状態。
ゴールドはレッド達をやっぱり信用出来ないとして
特訓に耐えられたらゴローダーを持つ資格があると認めるとします。

別に誰が持っていても同じな気がしますが
レッド達はゴールド達と一緒に海岸でランニングとかしています。

別に険悪な状態ではなく、レッド達も不満そうにしながら
半分遊んでいる感じで楽しんでいる様子です。


限定20個のうちの10個を買い占めたゴールドが
他の客に恨まれないか気になりながら
次回に続きます。