炎神戦隊ゴーオンジャー 第28話感想
夜間の繁華街でアンケート取りをしている人達。
こういう得体の知れない団体相手に
自分の時間を潰して
自分の住所やら名前やら教える人が
どの位いるんだろうという気がしますが、
アンケートを取っていたバイトの1人が忽然と姿を消してしまい、
一緒に働いていた人達が警察を呼んで調べてもらっています。
その中に、管轄外らしい刑事さんも紛れ込んでいるようです。
それにしても、他のバイトの人達はこれから引き上げようという時に
トラブルが発生し、疲れがピークになっていそうです。
人が急に消える事件が頻発しているそうで
ブラックも他のメンバーを引き連れて調査を開始しています。
皆は警察の仕事ではないかと考えていますが
ブラックは敵組織の仕業だと言い切っています。
ボンパーも敵の反応が無いと言っているそうで
皆はブラックが昔の仕事を懐かしがっているとからかい出します。
そんな中、ゴーオンジャー達の近くでタイミング良く一般市民が
動くマンホールに足下に穴を開けられ落下、地中に姿を消します。
ゴーオンジャー達が悲鳴のする方へ駆けつけると
頭にマンホールの蓋を被ったようなデザインの怪人と遭遇。
ゴーオンジャー達は変身して戦いますが、
マンタンガンの攻撃は敵の頭のマンホールでガードされ、
敵はビルとビルの間を壁を蹴ってジャンプして上りながら逃走。
モチーフが地下に繋がる物ですから
地中に潜って逃げるかと思いましたが、
そう言うこだわりが無い怪人でした。
そして一般の警察官達が大量に押し寄せ、
ゴーオンジャー達に拳銃を向けながら
誘拐犯容疑で逮捕。
ところで、ゴーオンジャー達は警察官達に対して驚いているようですが
そのニューナンブとかで撃たれたぐらいでダメージ食らうのでしょうか。
あと、ゴーオンジャーは知名度が高い割に
警察から信用されていないようです。
主にブラックが原因でしょうか。
留置所に入れられているゴーオンジャー達。
イエローも野郎どもと一緒の部屋に入っていますが
男女一緒に入れちゃうのですか。
日本の警察は大らかです。
しばらくすると、冒頭の管轄外っぽい刑事さんが来て
ゴーオンジャー達に謝罪しながら
警察官に部屋の鍵を開けさせます。
ゴーオンジャーを解放してくれた刑事さんは
以前ブラックと組んでいた警察官だそうです。
刑事さんはゴーオンジャー達に事件時の状況を聞き、
敵組織が何故一般市民を誘拐するのかと疑問を持っています。
敵組織は前に一般市民を戦闘員の材料にしていましたが
ゴーオンジャー達は敵の目的について特に予想とか想像とかしていません。
あと、刑事さんはブラックにもう一度相棒になるよう依頼しています。
今は組んでいる相手が居ないのでしょうか。
それにしても考え直すべきな気がします。
敵組織では煙突の付いた幹部と女幹部が
7並べをしながら、作戦の状況をコメントしあっていました。
怪人がゴーオンジャーに見つかった物の、すぐに逃げられる上に
次の出現場所を予想されないと考え、楽観視しています。
ところで、床にカードを並べて遊んでいますが
カードがめくににくくなり、回収するのが大変そうです。
コタツの天板の裏とかを利用したい所です。
刑事さんは普通にブラックと一緒に被害者の居た部屋とか調べています。
ブラックは刑事さんが誘拐事件を敵組織の仕業だと信じてくれたとして感謝していますが
刑事さんは敵組織が警察の管轄外なので、関わっていると思われると首が危ないとして
普通の誘拐事件の捜査中だと主張。
ここは管轄外の捜査だけで首みたいです。
ブラックとかよく自己都合で退職できた物です。
ブラックと刑事さんはアンケート取りをしている人達にも聞き込みをしていますが
これといった情報は得られないようです。
ところで、アンケート屋は行方不明者が出ても
今まで通り業務をしているようです。
現場の士気が維持できているのか気になります。
捜査にはガンパードも加わり、被害者の持ち物のにおいを嗅いで辿ったりさせられます。
ところで、ガンパードの本体でなくソウルもしくは映像の状態で嗅覚が鋭いのでしょうか。
炎神の知覚が色々不思議です。
においを追った先は被害者の勤め先の学習塾で、被害者の現在の居場所ではありませんでした。
しかし塾から出てきた子供たちが、被害者の真似をしてペン回しをしているのを見て
ブラックは被害者達の共通点が「ペン回し名人」だと気付きます。
それはともかく、塾で手遊びを教える被害者はどうかと思います。
そしてブラックの指示でゴーオンジャーの皆はペン回しをして敵をおびき寄せる事に。
ペン回しのコーチはゴールドがしてくれるそうです。
一方、敵組織ではマンホール怪人に
名人でなくてもペン回しの出来る人間を集めるよう
指令が下りました。
ペンのような小型の細長い装置を回す事で
蓄音機みたいなマシンに共鳴し
大都市を破壊する騒音が発生するのだそうです。
その為、装置を回す人員を集めているという流れですが
色んな装置を作る割に
ペン回しだけ人力なのが微笑ましいです。
それにしても、人間がペン回しをして遊ぶと知っているあたり
かなり文化とかをよく研究されています。
一方、ゴーオンジャー達は変装して
街に出て路上でペンを回しています。
ゴールドの学生服姿とか何留したらそうなるのか気になる所です。
ゴーオンジャー達を囮にした割に、結局敵の標的になったのは刑事さんでした。
刑事さんの足元にマンホールが滑り込んできて、
蓋が開いて刑事さんが落ちそうになりますが
それを庇ったブラックのシフトチェンジャーが穴に落ち、
ブラックもそれを追って落ちていきます。
そしてマンホール怪人が地上に姿を現し、
走ってどっかへ行ってしまいます。
どうあっても潜ったまま逃げたくないのでしょうか。
刑事さんはゴーオンジャー達と合流し、ブラックが連れて行かれた事を報告し
迂闊だったと謝罪しています。
ゴーオンジャー達がブラックは相棒を助ける為ならそのぐらいやると
刑事さんを励ましていると
刑事さんはブラックが変わらないとして昔の話をし出します。
ブラックと刑事さんが戦闘員の暴れている現場に出くわした時に
戦闘員の攻撃を食らいそうな刑事さんをブラックが庇ったそうです。
その時にゴーオンジャー達が現れ、ブラックの「かっこ良過ぎる」が発動したみたいで、
後に刑事さんは刑事になった物の、ブラックは敵組織と戦えないので退職したそうです。
刑事さん的にはブラックの変わっていない部分というのが
「人を庇う事」なのでしょうが、
他の人にとっては「かっこ良過ぎると言い出す事」な気がします。
ブラックはどこか倉庫のような所に連れてこられていました。
そこにはスクール形式で長テーブルと椅子が置かれ、
さらわれた人が右手でペン回しをさせられ、左手は椅子に拘束されている状態です。
ブラックがペンを落とすと戦闘員に叩かれたりしていますが
音を集めるのに戦闘員の余計な音が入るのは影響がないのか気になります。
ブラックはまだガンパード入りのシフトチェンジャーを見つけられないようですが
部屋の前のほうで煙突の付いた幹部の映像が映し出され、
ペンを回して機械を作動させるとかの作戦を説明していましたので
敵の目的は把握できました。
ペンを回さないブラックは戦闘員に叩かれ、椅子から落ちて転がりますが
そのお陰で落ちているシフトチェンジャーを発見。
ガンパードが戦闘員の気を引いてブラックが体当たりし、
戦闘員が放り投げたシフトチェンジャーに片手でチェンジソウルをセットし
ブラックは変身に成功します。
そして戦闘員を倒し、一般市民を解放したところで
マンホール怪人登場。
マンホール怪人、出るの遅いです。
あと、応援を呼んで逃げた一般市民とか回収しませんか。
ブラックがマンホール怪人とタイマンで戦っている一方、
ゴーオンジャー達は刑事さんの話を聞いてブラックが退職時に制服巡査だという事に気付きます。
そんな中、ブラックからの連絡が入り現場に急行する一同。
ちなみにブラックは1人で騒音装置も壊しており、そのまま帰っても問題ないぐらい仕事を進めておりました。
皆が合流してからマンホール怪人は攻撃の手数を増やし、
マンホールの蓋を飛ばしたり、
地面に大量のマンホールを発生させて
中から水を噴出させてゴーオンジャーを飛ばしたりと
ブラックが変身する前にこのぐらいやれば良かったのにと言う感じの
張り切り具合。
そして敵はバズーカ系の攻撃を食らって倒れ、巨大化。
ゴーオンジャー達はエンジンオーG9で対抗します。
マンホール怪人がまた蓋を飛ばしてきますが
今度はガンパード部分でクレー射撃のように対象を撃ち落します。
そして敵本体に一発当てた上にG9グランプリをぶっ放して戦闘終了。
敵が巨大化後にマンホールで落とし穴作ってビルとか落としまくったら
騒音装置とか作動させなくても中都市ぐらい破壊できた気がして残念でした。
近くまで戦闘を見に来ていた刑事さんは
戦闘後にブラックに挨拶をし、帰りそうな雰囲気。
するとゴーオンジャーの皆がブラックに
刑事ではなかった事を突っ込み出します。
「まあ許してあげてください。彼にも私と同時に刑事の辞令は出ていたのですから。
異動の前に辞めたから真っ赤な嘘なのは確かですがね。」
と刑事さんはブラックをフォローするように見せかけて突き落とします。
ブラックの犯罪歴に経歴詐称が加わりましたが
今までに比べると小粒なので問題ないと思われます。
それよりも、一旦刑事になってから退職した方が
退職金が多く貰えたのではないか、と言う気がしてなりません。
ゴーオンジャーの財政を支える点でも、もう少し警察で頑張って欲しかった物です。