炎神戦隊ゴーオンジャー 第21話感想
セイクウオーを挟み撃ちにしているエンジンオーとガンバルオー。
しかしセイクウオーが上空へ飛んで回避したため
エンジンオーとガンバルオーは正面衝突してダウン。
セイクウオーの胸部にあるジャン・ボエールの顔が
「今日は此処までであーる」とし、合同訓練が終了となります。
それにしてもジャン・ボエールが喋る時は口が動くようで
セイクウオーの今後の攻撃バリエーションの増加が楽しみです。
ゴーオンジャー達をねぎらって
「さあ皆、飯にでもするのであーる。」とか言っているジャン・ボエール。
鯨の竜田揚げとか出したらどうでしょう。
ジャン・ボエールに勧められてバーベキューを食べているゴーオンジャー達。
勧めているのは教官ですが、実際に用意をしたのはシルバーあたりでしょうか。
シルバーはゴーオンジャー達と仲良く食事をしていますが
ゴールドはその輪に入らず、
ジャン・ボエールにゴーオンジャー達が幼稚だとして
訓練しても強くならないと言っています。
ゴールドはゴーオンジャー達とまだ距離を置いているようですが
ゴーオンジャー達もゴールドの分の肉とか残す様子は無いので
お互い様と言う所でしょうか。
敵基地ではボルトのついた幹部と副大臣が作戦の失敗を悔しがっていました。
女幹部は2人に気分を入れ替えて地球を汚すようアドバイスします。
確かに作戦の目的にゴーオンジャーを倒す事を加えているのが
上手く行かない原因かもしれません。
そして今回は煙突の付いた大臣が風船怪人を出してきて
風船に汚い空気を詰めて大気を汚染させるそうです。
怪人は広場に行き子供達に風船を配布します。
怪人の姿が大量の風船で隠れている所為か、子供達は警戒せず風船を貰いに行きます。
しかし風船だとそれこそ子供ぐらいしか持って行ってくれませんので
サイズは小さくなってもポケットティッシュとかの形状でばら撒いた方が良いのではないでしょうか。
そこに警備員がやって来て、無許可で物品を配布している怪人を退去させようとしますが
怪人は警備員の口にホースを差し込み、ガスを入れて警備員を膨らませて飛ばしてしまいます。
警備員、肺だか胃だかわかりませんが
臓器や皮膚の伸びが良いです。
あと、警備員が特に死なない所を見ますと
ガスの毒性はそんなに高くないようです。
そして怪人の合図で子供達の持っていた風船は破裂し、中から黒い煙が出て来て
空は黒く濁り、一般市民は咳込んでしまいます。
風船が海まで飛んでいって、水中に落ちた風船を亀が間違えて食べてしまう問題がありますが
今回のケースでは風船が遠くに飛ぶ前に破けてしまうので安心です。
敵の活動をゴーオンウイングスとボンパーが感知し
ゴーオンジャー達は出動。
ゴールドとシルバーはその場から動きませんが
恐らく火の始末をしてくれるのでしょう。
出動したゴーオンジャーは昼にもかかわらず暗くなっている一帯に驚き、
うずくまっている一般市民を助けようとします。
そして膨らんだ警備員もその辺の木に引っかかったようで
ゴーオンジャー達に助けを求めます。
風船と一緒に破裂はしなかったようです。
風船怪人がゴーオンジャー達に声を掛けたため、
皆は救出とか後回しにして怪人を攻撃し始めます。
しかし怪人の体についている風船に攻撃を弾き返されてしまい、ダメージを与えられません。
そこにゴーオンウイングスが到着し
取り出した武器の名前を言わずに相手を攻撃。
刃物は結構効くようで、
怪人は風船の空気が抜けた反動でどこかへ飛んでいってしまいます。
それと同時に上空に立ち込めていた煙も多分太平洋側に抜け
しぼんで落ちた警備員もゴーオンウイングスがキャッチし救出。
刃物を持って飛んでいる人達にキャッチされるのとか
結構スリリングだったと思います。
敵基地では煙突の付いた幹部が風船怪人に対して
おめおめ追い返されてきおってと怒っています。
敵組織にしては珍しく怪人に対して厳しいですが
風船怪人はあまり気にしていないようなので
相手を見て態度を変えているのでしょう。
あの怪人ならもっと気の利いた使い方がありそうだと漏らす副大臣を見て
ボルトのついた幹部は副大臣に彼等に協力するよう指示を出します。
副大臣は指示を聞いて少し慌てた様子を見せます。
仕事を増やす不用意な発言した感じです。
策士ポジションとして危うい感じですが
ゴーオンジャー側が頭の悪さを肯定されているようなので
それに追随するつもりかも知れません。
そのゴーオンジャーですが、キャンピングカーで移動をしておりました。
どうやらバーベキューは食べずに動いたようで、ブラックが不満を漏らしています。
しかしレッドはウイングスにおいしい所を取られて悔しいとして
肉を食べに戻るのが嫌みたいです。
そんな中、レッドのゴーフォンからジャン・ボエールの映像が出て来て声を掛けてきます。
教官はかなり行動が自由みたいです。
ジャン・ボエールはゴーオンジャー達に自分の講義を受講するよう誘ってきます。
突然の話に、車を運転していたブラックも後ろを振り向いたりしています。
元警察官ですが安全運転じゃありません。
教官から教えてもらえば、空は飛べないままでも
頭を使った作戦を立てられるようになるそうです。
今迄も時々頭を使って作戦を立てていましたが
不十分と言う事でしょうか。
早速屋外のどこかで
学校の机みたいなのを並べて講義を受けているゴーオンジャー達。
ジャン・ボエールは「マシンワールドの歴史」と書かれた黒板を背に話をしているようです。
黒板とか教官は使いようがないので出さなくても良いような気がします。
講義の内容に興味が持てないのか、ブルーぐらいしかまともに聞いていないようで
後は寝てしまっています。
グリーンが起きている時に近い姿勢で
見つからないように居眠りしなれている感じです。
皆の興味を引くために、ゴーオンジャー達に関係のある話題を求めるブルー。
すると教官はボンパーは自分が作ったと話します。
尚、設計段階は水玉模様にする予定だったそうです。
模様の変更の理由は語られませんが
塗装が面倒だったとかでしょうか。
そんな中、ボンパーが再び敵の出現を感知。
敵の反応のある場所に、珍しくキャンピングカーごと移動します。
車を降りて敵を探すゴーオンジャー達ですが、
怪人の姿を見つけることは出来ません。
怪人は物陰に隠れており、車を降りてきたボンパーにホースを突き刺して
空気を入れて膨らませます。
空中に浮かび上がり、その辺のビルについているアンテナに引っかかって止まるボンパー。
ボンパーは66キログラムと少々重めなので、
普段から少しガス入れて浮かせておいた方が
車の燃料の減りが少なくて済みそうです。
ボンパーの悲鳴で敵に気づき、変身して戦い出すゴーオンジャー達。
1人か2人ぐらいボンパーの救出に向かうかと思ったら
全員マンタンガンで敵に殴りかかっています。
しかし先程と同様、攻撃が効きません。
レッドの固有武器とか刃物っぽいですが
使いません。
その代わりに、ゴーオンジャー達は一斉に飛び上がり
スピンしながら敵に体当たり。
更にスーパーハイウェイバスターにジャン・ボエールの炎神ソウルをセットし射出。
やられた怪人は普通に爆発しました。
風船のガスは水素などではなかったようです。
しかし警備員やボンパーの声も高くならず
ヘリウムでもなさそうで、何を使っていたのか気になります。
※風船で使うような丸ごとヘリウムは吸うと死にますので実験しないでください。
敵が巨大化したので、ゴーオンジャー達はエンジンオーとガンバルオーで応戦。
ボンパーはまだ放置中です。
あと、エンジンオーG6とか出しません。
そして冒頭の合同訓練同様、相手を挟み撃ちにしますが
風船怪人も上空に逃げてしまい、ロボ2体はぶつかってしまいます。
訓練と同じ失敗をしています。
訓練の後に食事会でなく反省会をすれば良かったです。
その隙に敵怪人はボンパーに向けて大量の風船爆弾を発射。
それに気づいたレッドは、ガンバルオーに敵への攻撃を任せ
エンジンオーをボンパーの前に立たせて盾にしボンパーを守ります。
ブラックの得意の射撃で風船を撃ち落すとかしません。
戦闘の様子を遠くから見ていたゴールドとシルバー。
ゴールドはゴーオンジャー達に訓練をさせても駄目だと言いますが
ジャン・ボエールの映像が出て来て駄目ではないと庇い、
何の迷いも無く友達を庇うシンプルさが良いと誉めています。
そこに謎の攻撃が加えられ、副大臣が横向きに登場します。
どうもカメラが横になっているようですが
アングル懲りすぎです。
余計な事まで思いついた感じです。
副大臣はゴーオンウイングスが邪魔に入るのを阻止しに来たみたいですが
ゴーオンジャーの頭脳であるボンパーの命も風船の灯火とか
駄洒落を言ったりで
完全に頭を使う方向を見誤っています。
ゴールドとシルバーは変身し、副大臣の連れてきた戦闘員を
(戦闘員と)息の合った戦いをして一掃。
残るは副大臣のみとなっております。
その間にエンジンオーはボンパーを掴んで救出。
力を入れ過ぎると破裂しそうで怖いです。
しかしそこでまた風船を投げつけられ、
炎神達はキャスト状態に戻って分離。
攻撃のショックなのか、ボチボチ時間切れなのかは不明ですが
とにかく戦闘続行できません。
ゴーオンウイングス達はゴールドが副大臣相手に
苦戦しているように見せかけながら戦っています。
落としたロケット何とかをウイングトリガーで受け止めてウイングブースターにしたりで
凄い余裕で副大臣をぶっ飛ばしました。
そして副大臣を放置し、炎神キャストを取り寄せ
セイクウオーに合体させます。
今回は合体時にシルバーがゴールドを囃し立てたりしません。
合体好きの誤解が解けたのでしょうか。
セイクウオーは敵の飛ばしてきた風船も全部撃ち落し、
セイクウインパルスで怪人を爆発させました。
ボンパーも無事に戻ったようで、ジャン・ボエールはレッド達に
ボンパーを守った事を誉めています。
レッドはボンパーが自分達の仲間だから
守るために勝手に体が動いたのだそうです。
巻き添え食らってるイエローやブルーはいい迷惑な気もします。
敵基地では副大臣が上司に土下座し失敗を謝罪しています。
煙突の付いた幹部や女幹部は副大臣を馬鹿にはしますが
あまり深刻でない様子なのに対し。
ボルトのついた幹部は何故かマジ切れしています。
逆に、当初は副大臣を避けていた他の幹部達が
マジ切れしている幹部を見て眉をひそめています。
今までですと此処の幹部達は
部下が失敗してもあまり怒らないのですが
ボルトのついた幹部は今回かなり機嫌悪いです。
好きな球団が負けたとか、持っている株が暴落したとか
上司と部下で一芝居売っているとか
別の理由がありそうです。
ボンパーが爆死したところで
教官が居ればまた作れるような気がしながら
次回に続きます。