炎神戦隊ゴーオンジャー 第14話感想
会社とか学校に行く前からだるい感じの一般市民達。
疲れを自覚し気力の弱まっている彼等の周囲にピンクっぽいガスが漂い、
彼等を露天風呂のような場所にワープさせてしまいます。
服を着たままなのと、温泉だとか言いながら服とか全然濡れていないのですが
疲れが取れると言ってその場に留まりマッタリしている一般市民達。
一般市民達は釜怪人の頭部の釜部分の中に入っているようです。
怪人は特に巨大化していないのですが中に入れています。
落語の「頭山」みたいな状況でしょうか。
その辺を荷物を抱えて通りかかったグリーンも
バイトで徹夜したとかで温泉に行きたがっていました。
バイト禁止にはなっていないようです。
そんなグリーンは前方不注意で釜怪人に正面衝突。
相手が怪人だから良いようなものの、
一般市民相手だったらかなり怒られる状況です。
グリーンの発言を聞いていたらしい釜怪人は
「だったらご招待するわー。」と言ってグリーンにもピンクのガスを吹き付けていました。
怪人の口調から釜とオカマを引っ掛けてキャラが作られているようです。
しかし技を掛けて温泉に入れた一般市民の中には女性もおり
仕事と趣味は切り離す「真面目さ」がうかがえます。
そしてグリーンも露天風呂にワープ。
釜怪人の顔を図案化したようなマーク入りの手ぬぐいを頭に乗っけています。
そこまで作りこむ必要があるのでしょうか。
コスト意識がイマイチです。
グリーンが敵の技にかかってから
変身した状態のゴーオンジャー達が登場し釜怪人を攻撃。
ブラックはグリーンに怪人の出現を知らせ出動を促しますが
グリーンは温泉から出る気が無くなってしまっていました。
釜怪人が挑発して来た為、ゴーオンジャー達は普通に釜怪人を攻撃。
しかしボンパーが釜怪人の中にグリーンの反応があるのに気付き
皆に知らせます。
状況を把握できないゴーオンジャー達ですが
女幹部が現れて説明を始めてくれます。
ゴーオンジャー達は色々慣れて来たのか
説明の途中で作戦の全貌を理解しました。
女幹部はゴーオンジャーの察しの良さに驚くと同時に
話を中断させられて少し拗ねている様子です。
釜怪人はゴーオンジャー達にもピンクのガスを吹きつけようとしますが
レッドがガスを弾き返します。
そのガスが偶然通りかかった一般市民のオッサンにヒット。
オッサンも温泉にワープさせられてしまいました。
オッサンは特に疲れていなかったようで
グリーンらマッタリしている人達に喝を入れます。
それと同時にオッサンが発光して衝撃波を発生させ
釜怪人の頭部を破壊すると同時に
一般市民を釜の外に放り出します。
一般市民は正気に戻って解散、
そして怪人は何と大ダメージを食らい転がってしまいました。
ちなみにグリーンはまだムニャムニャしています。
一般市民より覚醒が遅いです。
ゴーオンジャー達はグリーンを放置して怪人にトドメを刺しに行きますが
女幹部が釜怪人を庇って攻撃を防ぎ、怪人を逃がしました。
敵の方が連携取れていると言うか
仲間に対する思い遣りが感じられます。
5人揃っていたら怪人を倒せたかも知れないと
グリーンの責任を問うゴーオンジャー達。
しかしグリーンは「いやー、楽しくって気持ち良くってつい。」と
特に反省していない様子で皆を怒らせてしまいます。
一番怒ったのが一般市民のオッサンで、グリーンの首根っこを捕まえて
鍛え直してやると言ってどこかへ連れてってしまいます。
それを面白そうだとして見学に行くレッド。
他のメンバーはブラックに言われて見学を見合わせました。
確かに大勢で押しかけたら迷惑かも知れません。
それにしても司令官ポジションの人が居ないので
レッドの話にもありましたが
性根を叩き直す的な作業が外注です。
組織の有り方を見直して欲しいです。
一般市民のオッサンは山中で心身を鍛えなおす道場を開いていたそうです。
道場という事は普通は授業料とか払って行く所だと思いますが
今回はオゴリという事でしょうか。
「一切の楽しみなどは捨て去り、辛さや苦しみを喜びとする清い心を持つ為の修業を授ける!」
とオッサンに絞られ、グリーンは無理だとして逃げようとします。
しかし建物を出たところで、変装した女幹部とぶつかってしまいます。
グリーンは変装した女幹部に見とれて逃走を中止。
そして変装した女幹部は一般市民のオッサンに弟子入りしたいと申し出ました。
変装した女幹部はオッサンの強さの秘密を探る目的で来ており、
グリーンをただの変な人間だと認識し
邪魔になったら嫌だぐらいに思っているようです。
グリーンは変装した女幹部を気に入ってしまったようで修業続行。
変装した女幹部に良い所を見せようとしていますが
上手く行かない上に女幹部はグリーンの意図が理解できないようです。
そして「滝に打たれ雑念を捨てる」という修業を見た女幹部は
夜中に釜怪人と落ち合い、怪人にその修業をするよう指示。
ところで部屋に戻った女幹部はグリーンらと雑魚寝状態なのですが
それ気にならないのですか。
ゴーオンジャーも敵組織も普段からそうなのでしょうか。
釜怪人はちゃんと自分で滝に打たれに行き
悟ったような気がする境地に達しました。
グリーンの見学に訪れたブラックら残り3名は
道場を探している最中に釜怪人と遭遇してしまいます。
ゴーオンジャー達は変身しマンタンガンで敵を狙撃しますが
攻撃が効かず、敵がパワーアップしていると気付きます。
釜怪人は腹部の炉の部分から火炎放射してゴーオンジャーを攻撃。
更にピンクのガスを発生させ、3人を露天風呂内に取り込んでしまいました。
修業の成果なのだそうです。
先ほどまで滝に打たれて温度が下がっていそうなのに
温泉が沸いているのも
修業の成果なのでしょうか。
事の成り行きを見ていたボンパーはレッドに連絡を入れます。
「3人がお釜に捕まった?」と聞き返すレッド。
傍から聞くと実際の出来事よりピンチに思えます。(イエロー除く)
レッドは慌てて修業を打ち切り、グリーンを連れて出動。
グリーンは出掛けに変装した女幹部に告って行きますが
誉めたつもりで言った「美しく清らかな」という言葉が
向こうの世界では悪口だったらしく、逆効果になったようでした。
怒って変装用のメガネを外した女幹部は
相手がグリーンだと気付きました。
メガネにちゃんと度が入っていたようです。
コスト意識がイマイチです。
あと、レッドとグリーンは多分道場で借りた作務衣みたいなのを着たまま出て行きましたが
汚すかも知れないですから自分の服に着替えるか変身してから行って下さい。
外で待機していたボンパーと合流するレッド達。
そこに女幹部が登場し、グリーンに対し「よくも馬鹿にしてくれたな!」と怒っています。
グリーンの心当たりが無い風な様子を見てますます怒る女幹部。
それにしてもグリーンは今回周囲を怒らせまくりです。
女幹部は釜怪人を呼び出し、レッドとグリーンにピンクのガスを吹き付けさせます。
レッドは変身して対抗しようとしますが、グリーンはそのまま怪人に突進し
自らガスを浴びて露天風呂に突入し、皆に脱出を促します。
グリーンは変装した女幹部に早く会いたい一心で
皆が動かないのを見て
変身してブリッジアックスを持って回転し
露天風呂のある空間を破壊。
グリーンは他のメンバー達にポーズを取らせて名乗をあげ、
みなにマンタンガンを撃たせた以外はほぼ単独で戦い
自分1人でバズーカを撃ち敵を爆発巨大化させ
1人で炎神キャストを出して炎神ソウルをセット。
キャストとソウルが一致しませんでしたが
グリーンは時間が惜しいと言ってそのままにします。
皆は自分の相棒のソウルの入った炎神を探すのに一苦労しており
やり直した方が早そうな感じです。
エンジンオーG6の中ではグリーンが真中の席を喜んでいました。
もしかして時間がどうのこうのとかは建前で
目立ちたかっただけでしょうか。
エンジンオーG6は釜怪人を転がしますが
頭の水がこぼれた釜怪人は過熱してしまいます。
爆発を恐れ慌ててG6グランプリでトドメを刺すゴーオンジャー達。
技を食らった敵はいつも通り爆発しているのですが
放置した場合の爆発と何が違うのでしょうか。
頭だけ吹っ飛ぶ様子が放送コードに引っかかるとかですか。
グリーンは急いで道場に戻りますが
変装した女幹部の姿はもうありませんでした。
外で待っているゴーオンジャー達は
グリーンは修業よりも恋の楽しさが力になったと分析しています。
ところでレッド、外で待っていないで服を返しに戻ってください。
合わないメガネを掛けていた女幹部の視力が下がらない事を祈りつつ
次回に続きます。