炎神戦隊ゴーオンジャー 第13話感想




 引き金怪人の攻撃から逃げているロリータファッションの少女。
怪人は少女に命は取らないとか眠ってもらうだけとか声を掛けていますが
攻撃してから説得では順番が逆な気がします。

キャンピングカーで移動していたゴーオンジャーは
少女が発した悲鳴を普通に聞き、声の方に向かいます。

ちなみにブルーが声の高さの数値から異常事態であると判断していますが
離れた場所で動いている車の中から聞こえると言う
音量については特にコメントはありません。


少女は怪人に抱えられている状態になっていましたが
そこにキャンピングカーが到着し、ゴーオンジャーが降りてきます。

少女を放すように言われた怪人は
自己紹介をしながらゴーオンジャーに攻撃し、
戦闘員を呼び出して自分は戦闘から離脱しようとします。

ちなみに引き金怪人は敵組織一のスナイパー(自称)です。
その割には少女への攻撃がかなり避けられていたというか
スナイパーなら隠れて撃つとかした方が良いでしょう。

ブルーは敵を逃すまいと、少女を抱えたままの敵に
ガレージランチャーを何発もぶっ放します。


怪人は少女を放り出してしまい、ゴーオンジャー達に取り囲まれたところで
足から水みたいな物を噴いて飛んで逃げてしまいました。

二酸化炭素とか排出していなさそうで、結構エコ的です。



 少女を救出した事で良しとしているゴーオンジャー達。
しかし目を覚ました少女はブルーを痴漢か何かと勘違いし、引っ掻いて来ました。
油断してメットを外していたブルーはしっかりダメージを食らった模様です。

手当てを受けているブルーにしきりに謝っている少女。
少女は変身したゴーオンジャーは知っていたそうです。
首から下の模様とかは覚えていなかったのでしょう。

そして名前を聞かれた少女は「ぷーこりん」と名乗り、空の彼方から来たと話します。
少女の言動を痛がるイエロー。
「スマイルスマイル」も相当ですが、少女のは格が違うようです。

ちゃんとした名前を名乗らない少女にブラックあたりが切れると
「どうせ私の事なんか誰も信じてくれないんだ。」と少女が泣き出してしまいます。

ゴーオンジャーは少女と初対面なのですから
「私の事」とか言われても「だから誰?」という感じではないでしょうか。



 敵基地では女幹部が
「親分」と呼ばれる男性を接待しているようで
お酒らしきものを出しています。

すると男性はちゃぶ台をひっくり返し、
長ドスで徳利を切断してから女幹部に長ドスを突きつけ、
自分が下戸であるとして凄みます。

その様子を見ていた他の幹部達が
最初からそう言えば済む事ではないかと
親分の行動に疑問にもち、取引に不安を感じています。

女幹部によると、冒頭の少女を連れてくれば
「武器でも金でも好きなだけくれる」というので
乗ってみたのだそうです。
敵組織、意外と物資のやり繰りとか気にしているようです。

一同は親分の扱いに困り、
早く少女を引き渡そうと考えています。


そこに引き金怪人が帰ってきて
少女をゴーオンジャーに連れ去られたと報告。

その話を聞いて激怒し抜刀する親分を見ても
怪人は余裕の態度で親分に発砲しますが
全弾斬り落とされて態度を豹変させ
「兄貴と呼ばせてください」と土下座。

グリーンと違って本気の土下座らしく、
指示に従って親分をゴーオンジャーの元に案内します。

すっかり主導権を奪われた幹部達は
駄目だこりゃと言いながら色々諦めている様子です。
接待の為にちゃぶ台とか屏風とかお酒とか大福とか用意したのに
お気の毒です。



 先ほどブラックに切れられてどっか行った少女ですが
ブルーがフォローをしていました。
ブルーは少女を信じると言い、話を聞かせるよう求め
家出をしているだろうと見破ったりしています。

ブルーも家出をした事があるので分かるのだそうです。

少女は親が家業を継がせようとしているが
「宇宙一のテーマパークを作る夢」があるため家出をしていると話します。

ブルーも実家が老舗の割烹旅館だった為、
レース関係の仕事に就きたいと言ったら反対されたそうです。
しかし説得したら分かってもらえたとの事で
少女のケースでもきっと分かってもらえると励まします。


それにしてもブルー、レース関係の仕事に付きたかった割に
前に洗脳された時はクイズ王になっていましたし
前職はバスのドライバーですし今ゴーオンジャーですし
家出までしたのに希望の職種に近づけません。


その頃、引き金怪人は多分東京タワーの展望台に親分を連れて行き、
一般市民を蹴散らしながら、此処から探せばすぐに見つかると得意がっています。
しかし親分は引き金怪人を蹴り倒し、堅気の皆さんに手を出すんじゃねえと叱っています。

ところで、敵はいつも一般の施設の展望台からゴーオンジャーとか探したりするのですか。
自前のレーダーとか無いですか。

あと、いつも怪人に乗り込まれていますか展望台。



 親が頑固で怖いと言ってまだ不安を解消できない少女に
協力を申し出るブルー。
しかしそこに引き金怪人が登場し攻撃をして来ます。

ちなみにブルーは攻撃に気付き、弾を避けました。
怪人は敵組織一のスナイパーを自称していますが
スナイパー自体あんまり居ないのかも知れません。

そしてそこに親分も登場、親分は少女に
「ぷーこりん!帰るぞ!」と言っており、
少女の父親だったみたいです。

ブルーが少女を退かしていなかったら
怪人の攻撃に当たっていたと思われますが
その辺はスルーしています。


利害が一致しているからと言って敵と組んでいる親分さんに
ブルーは少女を返さないと宣言。

親分さんは本当に少女の親御さんですから
それに返さないとなると「誘拐」が成立しそうな気がします。
犯罪者枠は1人で十分です。

親分さんは怒ってブルーに向かって長ドスを振り回しており、
近くにあった金属のオブジェとか斬れたりしています。

蒟蒻を斬れるか気になる刀です。


そしでそこにゴーオンジャーの他の面子が到着。
ブルーは皆に怪人を任せ、
親分さんに勝負を申し出ます。

ブルーが勝てば少女を自由にしますが
負ければブルーを一生子分にするという話になりました。

親分さんは娘を取り返すのに別の組織に依頼をしたりで、
自分の子分とか全然出してきません。
子分の数が不足しているかも知れません。


ちなみにゴーオンジャーの他のメンバーは
ブルーの置かれている状況が分からないようですが
レッドはブルーを信じると言っており
戦闘への不参加については了解を得られた感じです。


そしてブルーと親分さんは
床の上に畳と障子がある空間にワープ。

丁半勝負をするようです。
女幹部扮する和服の女性が壷を振っています。
尚、ちゃんと袖に腕を通しているので安心です。

ブルーはサイコロの動きをシミュレートし、見事に目を当てますが
親分さんがサイコロに怒鳴りつけた為、
一旦きちんと静止したサイコロが不自然に動いて
目が変わってしまいます。

「この調子なら私は要らないわね、帰って祝杯の支度をしておくわ。
 9代目襲名披露のね。」
と席を立つ女幹部。

お酒でなくお茶と菓子を準備するのかと思うと
ちょっと可愛いです。


ブルーは次の勝負に花札を指定。
しかし放送コードに引っかかるのか、
札で作ったタワーの下に敷いた布を引き抜き
タワーを倒さない勝負となります。

2人とも布の引き抜きに成功しますが
親分さんのガッツポーズに花札が驚いて倒れてしまい
親分さんの負けとなってしまいました。

親分さんはブルーの前に長ドスを置き
真剣勝負を挑んできます。

相手用のドスも持ってくるあたり
用意が良いです。

そして少女が近くにいるのに
普通に刀を振り回す親分さん。


流石に安全に配慮したのか、2人とも戦いながら外の広い場所に移動しますが
少女も近くまで付いてきています。

刀を折られてピンチになるブルー。
親分はブルーを脅しながら、負けを認めれば命までは取らないと言います。
しかしブルーはビビリながらも夢は諦めたら終わりだと主張。
そして頭突きとかで再び攻撃します。

しかし向こうは武器を持ったままですので、
ブルーはますます勝てない状況になります。

トドメを刺されそうになるブルーですが
少女が間に入り、真剣白羽取りで長ドスを止めて投げ捨て、
お控えなすって的なポーズを取りながら名乗を上げ、
親分さんの懐の短ドスを取り上げて
倒れた親分さんの顔の横に突き立て、
好きにさせんかいと脅します。


少女の様子に驚いているブルーですが
ボンパーから連絡が入り、皆がピンチだと知らされます。

ブルーもかなり死にそうでしたが、
あまり気にしてもらえなかったようです。
ブルーと少女は境遇が似ているようです。

ゴーオンジャー達の方は引き金怪人の弾に結構当たったり
攻撃を撃ち落されたりと、
妙に怪人の調子が良くなってて苦戦して転がっていました。

そこにブルーが変身せずに飛び蹴りしながら登場。
白羽取り出来る少女の方は参戦しないみたいです。

しばらく変身せず敵と格闘するブルー。
引き金怪人も何故か飛び道具を使わず付き合ってくれます。
敵が何故かフェアに戦っていると
先ほどまで倒れていたゴーオンジャー達が
マンタンガンでこっそり敵を狙撃。

敵がひっくり返った所でブルーも変身し、
ブルーに続いて他のメンバーも名乗を上げます。

ゴーオンジャーはスーパーハイウェイバスターを敵に向けます。
今回の敵はアワアワせず、自分の方からも弾を出してこれを迎え撃ちますが
スーパーハイウェイバスターも連射によって対抗し、敵を爆発させました。


障子が開き、和服姿の女幹部が
「ビックリウムが満ちていくでおじゃる」
と言っていると引き金怪人が巨大化。

ところで女幹部、その格好のまま祝杯(ノンアルコール)の準備していましたか。
もしかしてその衣装が気に入ってますか。


「ぷーこりんも自分の力でお父さんを押し切った、次は俺たちの番だ!」と
ブルーは他のメンバーには知る由も無い事を言いながら
炎神達を呼び出しエンジンオーG6に合体させます。

最初は敵の弾に当たってしまうエンジンオーG6ですが
ブルーの指示で猛スピードで移動し弾をよけ出します。

ビル街で戦っていますが、
エンジンオーG6に当たらなかった弾がどこに着弾するのかは内緒です。

そして敵組織一のスナイパーを自称していた引き金怪人は
エンジンオーG6に色々撃たれて
名古屋城にトランスフォームしながら爆発。

撃たれる事については何ら対策がなされていなかったようです。



 ゴーオンジャー達に9代目を襲名する事にしたと話す少女。
子供達を笑顔にする優しい極道集団になるそうです。
仮にそうだとしても、その子供の親は多分渋い顔します。

親分さんも組織の変質については認めるようです。
少女はブルーにお礼のキスをして
ふるさとの星に帰ると言い、
親分さんと一緒に触角を生やしてUFOに乗り込んで帰って行きました。

何て星から来たのか聞いとけば良かったと後悔しているブルー。
とりあえずUFOの向かう方向とかで割り出したらどうでしょうか。


「ぷーこりん」が本名だと判明しましたので
親分さんの本名は何りんか気になりながら
次回に続きます。