炎神戦隊ゴーオンジャー 第3話感想




 イエローとブルーがブラックから警察仕込みの逮捕術を習ったり、
グリーンがキャンピングカー内でポーズの練習に余念が無かったりと
新規参入組も馴染んできたかに思えたゴーオンジャー。

ちなみにグリーンとブラックの炎神はまだ来ていないようです。

レッドはゴーオンジャーになりたてのグリーンをからかい、
自分達とは違う変身アイテムを少し羨ましがり、ふざけてグリーンから取り上げて逃げたりします。

レッドがキャンピングカーの外まで来てグリーンと追いかけっこをしている様子を見て
ブラックは苦々しく思ったようで、足を出してレッドを引っ掛けて転ばせ、
グリーンに変身アイテムを返してやります。


レッドはブラックに対しマジギレしますが、ブラックは
「ガキかお前は。よくそれで正義の味方が務まったな。」と批難し、
ブルーやイエローもレッドと同類とした上で、
今後敵と戦うノウハウを教えてやると、どうも指揮を取りたい様子です。

レッドが他人の物を取り上げた事に対する注意はありませんでしたが
よく考えたらブラックの方が窃盗をしがちなので
指摘事項に入らないのでしょう。


その時、ボンパーが敵の出現を知らせ、皆に変身アイテムを投げ寄越します。
場所を聞いたイエローは「随分山の中ね」と言っていますので
敵は市街地とかに出る事が多いのでしょう。

ブラックはすぐさま走って行きますが、
他のメンバーは外に出したテーブル等を片付けてから
キャンピングカーで出動。

ブラック、まさか走って山まで行く気でしょうか。


現場に到着したゴーオンジャー達ですが
そこは普通に山で、変わった様子が無く戸惑っています。
ちなみにブラックも来ておりますが、自力で到着したのか
途中でキャンピングカーに拾ってもらったのかは不明です。


その時、地震のような物が発生し、
地面が陥没し木々は倒れて森が消滅。
そして何故か敵の戦闘員が出現します。

ちなみにゴーオンジャー達は変身とかしていない状態で
レッドあたり木の下敷きになっていますが
自力で木とか押し退けて、特に怪我もしていないようです。

変身前でもかなり耐久力があるみたいです。

あと、ブルーが毎年森林が1590ha消えるとかの解説をしだしますが誰も聞いておらず、
馴染みの無い単位の数字を言ってもなかなか興味を持って貰えないようです。
東京ドーム約34個分とか換算した方が良いかも知れません。

そしてグリーンとブラックは張り切って変身。
この2人の変身については馴れ馴れしいナレーションが入りますが
他3名は同時に変身しているにも関わらず、特に解説とかありません。


5人は名乗+ポーズ+爆発を決めて戦闘開始。
ちなみにマンタンガンは炎神ソウルが無いと使えないそうで、
グリーンとブラックはとりあえず格闘で戦っています。

そんな中、戦闘員しか来ていない事に違和感を覚え、「本命は向こうだ。」とどっか行くブラック。
グリーンもブラックに付いて行きます。

ブラックは地面の下から敵のスコップ怪人の出す音が聞こえてくるのを確認。

怪人は掘れた掘れたとか叫びながら仕事しているので、
黙って仕事してたら居場所を悟られずに済んだかも知れませんん。


地下に居る敵を攻撃する為に個別の武器を取り出す2人。
先程、マンタンガンが使えないとか言っていましたが
こちらは大丈夫みたいです。
戦闘員相手にはこれ使っちゃ駄目なんですか。


そして地面に向かって攻撃をすると、
中からスコップ怪人が飛び出して来ます。
攻撃の来る方向から言って、余計地中深く行ってしまいそうな気がしますが
恐らく下が硬い地層で跳ね返ったのでしょう。


スコップ怪人から攻撃を食らい転がるブラックとグリーンですが
そこに他3名が到着し、超スピードで敵に体当たりしたりして反撃。
そんな中、敵が「丘違い」と言い出し、何か間違いに気付いたようで、
掘った土をゴーオンジャー達にかぶせて逃走します。


敵に逃げられた事でレッド達に腹を立てたブラックはまたどっか行きます。
グリーンも慌てて追いかけて行っているようですが
キャンピングカーに戻るのか、徒歩で何処までも行くのか気になります。

ところで、敵の掘っていった穴を埋めるか
周囲に柵を設けるとかしなくて良いのでしょうか、
落ちる人が出そうです。



 敵の基地では、ボルトの一杯付いた幹部が
人間どもに宣戦布告すると言っています。
周囲からまだしていなかったのかと指摘されていますが
忘れていたのだそうです。

ちなみにスコップ怪人も
破壊活動をする場所を間違えていたそうです。

それを聞いた他の幹部はホノボノした様子で笑っていますが
あまり問題を軽視せず、病気が始まっていないか等調べた方が良いと思います。



 ブラックはロープなどを買い込んで先程の穴に戻ってきました。
レッド達は当てにならず、頼れるのは自分の足だけとグリーンに言うブラック。
やっぱり歩いて行ったのでしょうか。

穴に降りて進んでいくブラックとグリーン。
奥の方ではスコップ怪人の監督で戦闘員達が何か工事をしています。
スコップ怪人の話からすると、どうもそこの天井を破壊して「上の丘」を大騒ぎにする計画みたいです。

ところで、穴みたいな所に適当に入って
酸素が無くなってたらどうするつもりだったのでしょうか。

怪人達が電気も引いて作業をして
恐らく空気の入れ替えなんかもちゃんとしていて助かりましたが
下手すると2人とも早々に退場になっていたかも知れません。


敵の作戦を知り、レッド達と連絡を取ろうとするグリーンですが
ブラックが自分達だけで十分としてそれを制止し、敵の中に突入して行きます。
しばらく変身し忘れて戦っており、グリーンがちょっとピンチになったりしましたが
ブラックがそれを助け、やっと変身。

ブラックはスコップ怪人を取り押さえると、グリーンに破壊装置を壊させます。
スコップ怪人は怒って土をかけて来ますが、ブラック達はジャンプして攻撃をかわします。
しかしスコップ怪人は手に付いているスコップ状の物を大きくして
岩とかも混ざった土をかぶせてきて、ブラック達は埋まってしまいます。

そして装置が無ければ自分の手でやると言ってどっか行く怪人。

もう一度装置を作るとかしません。
ていうか手動の方が早いのでしたら最初からそうした方が良いと思います。
戦闘員達の労働力とか無駄に使わないで下さい。



 キャンピングカーでまったりしているレッド達。
しかしスコップ怪人がどこに行ったのかは気にしているようです。

レッドが怪人の場所を占おうと投げたコインが、
車内のイエローの見ていた雑誌の頁をめくり
「ネオトキオヒルズ」という施設のオープンの記事が現れます。
そう言えばテ○朝も回転ドアで有名な六本木ヒルズでした。

「ヒルズ」という名称を見て、何かひっかかりを覚えるイエロー。


ブラックとグリーンもスコップ怪人の掘った穴を通って敵を追跡しています。
敵がしきりに「丘」と連呼しているのを聞き、
こんな所に丘は無いはずとグリーンが現在地を確認すると
真上にネオトキオヒルズがある事が判明し、敵の狙いがそれではないかと考えます。

いちいち和訳しないと覚えられませんか。
敵怪人に作戦の指示を出すときは、ランドマークの名称でなく
住所を知らせた方が良さそうです。



 今度はちゃんと目的地に出現できた怪人。
丁度オープニングセレモニーの最中とかで、
外でパイプ椅子並べて人が集まっており、
壇上ではテープカットが行われる所です。

タイミング的にピッタリな感じですが
もし最初に山でなく此処に来れていたら
すこしフライング気味になっていました。


そして爆破とか全然せず、一般市民を襲うスコップ怪人。
殆どの人は素早く避難しますが、壇上にいた来賓が3人ほど残ってしまい標的になります。
しかし3人は怪人に反撃。
どうやらレッド達の変装だったみたいです。

何でテープカットに紛れ込めるのか良く分かりません。
もしかしたらまだリハーサルだったのでしょうか。

レッド達3人も変身し戦闘に参加。
ちなみに今回も馴れ馴れしいナレーションが入りません。

レッドら3人はマンタンガンで怪人を撃ちますが効かず、
ロッドモードにして殴りつける事にしています。
それも何かイマイチな所で、ブラックとグリーンが固有武器で攻撃に参加。

怪人は攻撃に押され、パイプ椅子に足を取られ転倒。
下手なマンタンガンよりパイプ椅子の方が使えるってどう言うことですか。


怪人は掘った地面を投げつけてきたりしますが、
普通に回避するゴーオンジャー。
そしてブラックがレッドに協力し、敵への攻撃を決めさせます。

更にレッド達も固有武器を出し、ハイウェイバスターにします。
グリーンとブラックの武器は組み込みません。

怪人はダウンし、レッドはブラックにナイスアシストだったと言っています。
だいぶ仲が良くなって来たようですが、
ブラックとグリーンは炎神が来ていないので巨大化戦には不参加です。

巨大化したスコップ怪人は
巌流島の決闘で二刀流の宮本武蔵が勝ったとして
両手にスコップがついている自分を有利だとアピールしますが
ブルーが宮本武蔵はその時木刀で戦った事を指摘しています。

スコップ怪人は変な世界出身なのですから
日本の昔の話とか気にする必要は無いのですが
ブルーの話を聞いて動揺し押されてしまいます。

スコップ怪人はまた土をかける攻撃に出ますが、
ブラックがレッドに上に逃げるよう指示。

エンジンオーは敵の攻撃の来ない上空から
落下しつつ剣を振り下ろしてスコップ怪人のスコップを切断。
そしてゴーオングランプリという技で敵を倒しました。

それにしても、攻撃が当たった時の画像ですと
敵の胴体がチョンパしている感じなのですが
その後は普通に体が繋がっている状態で
一言コメントを残して敵が爆発しています。

斬れている映像は単なるイメージなのか
喋る為に根性で胴体をつなげ直してから爆発しているのか
気になります。

レッドとブラックも仲が良くなったようで、
グリーンの呼びかけで5人が手を重ねたりとかしています。
そしてブラックとグリーンの炎神も近付いてきている様子でした。


ナントカヒルズのオープニングセレモニーがどうなったのか気になりますが
今回のハプニングは死亡事故でも有りませんし、
宣伝効果の方が高くなるのでしょう。

怪人の顔出しパネルとか発注した方が良いような気がしつつ
次回に続きます。