獣拳戦隊ゲキレンジャー 第46話




 バナナを4箱ほど差し入れに来るゴリラさん。
ゴリラさんはベストセラーを出したそうで、それにまつわる駄洒落などを披露しますが
ゲキレンジャー達のテンションが下がっているのを見て出直す事にします。

それにしても、サイン本でなくバナナを持ってくるあたり
本当にベストセラーを出したのか怪しい気もします。


そこに紫がこれ見よがしに包帯の上からジャケットを着込みつつ入室。
紫が皆に敵幹部の異変の理由が分かったか尋ねますが
まだとの答えが返ってきます。


そんな中、レッドが「ギャワギャワだ」と
巨大化した敵幹部と同じような感じの存在を察知。
猫師匠がレッドの村から持ち帰った金色の鱗がその発生源と分かります。


ところで、レッドは周囲の人の臭いを嗅いで、鱗の場所を探り当てましたが
そのギャワギャワとやらはニオイなのでしょうか。
何年も前の物ですので、ニオイが抜けたり逆に腐って異臭を発したりしそうです。



 どこか倉庫みたいな場所で目を覚ます敵幹部。
敵幹部は巨大化していた時の事を覚えており、
その怪物の感じが子供の頃に遭遇した物と同じなのだそうです。

そして女幹部にパツキンが自分を利用していた事に付いて質問する敵幹部。

そこに謎の爆発が発生、
壁を壊してバジリスク怪人が侵入してきました。

パツキンの命令だと言って一緒に来るよう言うバジリスク怪人。
女幹部は敵幹部を庇ってバジリスク怪人に火炎放射して攻撃しますが
バジリスク怪人は効かないとして不死身だとサラっと言います。

不死身と言うのが死人相手に有利なのか不利なのかよく分かりません。

バジリスク怪人が女幹部に反撃しようとした所で
ピクシー怪人が割り込み、女幹部達を逃がします。

しかし今しがたノーヒントで居場所がバレている事を考えると
敵幹部達の位置は常時先方に筒抜けなので
離脱するより応戦しちゃった方が良いような気もします。



 会社では、金色の鱗に見覚えがあるようなレッドに
ゴリラさんが催眠術をかけて記憶を呼び覚ますことに。

ゴリラさんは催眠術が使えるようです。
ゴリラの姿をした人相手だと被術者が警戒してしまいそうな気がしますが
相手を眠らせる時に激獣拳を使う事でクリアしているようで、
レッドは一瞬で術に掛かってしまいました。

レッドの顔の前に金の鱗を差し出し、初めてそれを見た日まで
記憶を逆行させる術をかけるゴリラさん。

ちなみにレッドは目をつぶっていますので、鱗見えません。

レッドの記憶によると、レッドの居た村は金色の大きい怪物に破壊されたようです。
そしてその怪物は人になり、髪の毛が金ぴかだと言うレッド。

その話を聞いて一同パツキンを思い浮かべます。
髪が金色の人は世の中沢山いそうなものですが、
自然な金髪だったら印象に残らないでしょうから多分そうなのでしょう。


レッドの記憶の映像もどうやらパツキンが登場しているらしく、
パツキンはレッドの母親に向かって父親にまつわる全てを消している事を告げています。

別に色々説明する必要も無いと思いますが、
本人曰く「つまらない日々を面白くしている」そうなので、
無駄話も退屈しのぎの一環なのでしょう。

レッドの母親はレッドを流木みたいなのにつかまらせて河に流して離脱させます。
パツキンはそれでレッドを死んだと思い込み、母親だけ殺害。

パツキン、用意周到なのか仕事が雑なのかよく分かりません。


レッドの話を聞いた猫師匠は何か思い当たるフシがあるようで部屋を出ます。
ゲキレンジャー達も猫師匠の後を付いて行きます。

変な飛び方とかしないで普通に徒歩です。
ゲキレンジャー達に配慮しています。

到着した所は山の中のようで
猫師匠と敵幹部と出会った場所だそうです。

敵幹部も子供の頃にこの場所で謎の怪物の襲撃を受けたそうです。

謎の怪物に襲われた後に、巨大で二足歩行して喋る猫に出会ったら
その場でぐれそうな気もします。


そこに敵幹部達も到着。
ゲキレンジャー達からレッドも自分と同様に金色の怪物に襲われた事、
そしてその怪物の正体がパツキンと聞き驚いています。

その時ピクシー怪人が突然笑い出し、
「いずれはバレるとは思っていましたよ。」とパツキンの姿になります。

パツキンは今迄仕掛けた事と、犯行動機を述べます。
永遠の時を過ごしているので基本的に退屈しのぎみたいです。
猫師匠とかの拳聖も境遇は近そうですが、
特に同情とかはされません。

そしてクマ怪人も破壊神にしようと仕込んでいたようで
思いつく限り全部パツキンが悪いようです。
ちなみにクマ怪人と違って敵幹部は素直でやりやすかったそうです。


あと、今くっ付いて来たのは
敵幹部の執着心が何に対する物なのか探る為だそうです。

それは黙っていた方が良いのではないでしょうか。


敵幹部は自分の人生が完璧にパツキンにコントロールされていた事を知り
ショックで座り込んでしまいます。

代わりにゲキレンジャーが怒ってパツキンを攻撃。
しかし変身せずに行ったのもあって、ピクシー怪人に割り込まれて反撃されます。

ピクシー怪人、一応本物も居たようです。

ゲキレンジャー達と女幹部の周囲を高速で周り、
竜巻を起してゲキレンジャー達を吹き飛ばすピクシー怪人。

パツキンはその場に残った敵幹部から
執着している物について尋問を始めます。

先程聞かれていない事までベラベラ喋っていたパツキンですが
もしかして話しやすい雰囲気作りの為だったのでしょうか。



 ゲキレンジャー達と女幹部は別の場所に移動させられ、
周囲に爆発を起されていました。

やっと変身するゲキレンジャー達ですが
ダメージを負った猫師匠を全員で心配しているだけです。

女幹部のみピクシー怪人に攻撃。
ちなみにピクシー怪人は女幹部ではなくパツキンに従うようで、
女幹部を反逆者扱いしています。


ゲキレンジャー達は猫師匠に言われて
やっとピクシー怪人との戦闘に参加。
ピクシー怪人はゲキレンジャー達をまとめて攻撃して転がしますが
その隙に女幹部もピクシー怪人を転がします。

そして女幹部はゲキレンジャー達にピクシー怪人の相手を任せ、
敵幹部のヘルプに向かいました。

ゲキレンジャー達ももう少し主体的に動けるようになると良いです。



 敵幹部はパツキンにぶっ飛ばされてダウンしていました。
これだと質問とかしても答えてもらえない気がします。

そこに女幹部が到着しパツキンと戦闘。
パツキンは女幹部を用済みとして攻撃し、人間態になるまで追い込みます。
しかしパツキンが敵幹部を愚弄した事で
怒った女幹部はサイを構え、まだ戦う様子です。

女幹部は良く考えたら本格的にダメージ食らうと
額に動物の顔の付いた怪人まで戻ってしまいますので
人間態ならまだ余力ありなのでしょう。


ゲキレンジャー達はピクシー怪人の攻撃パターンに慣れたようで
攻撃をかわして反撃。
3名によるバズーカと残り2名の各自の武器からの同時攻撃で
ピクシー怪人を爆発させます。

もしかして「5人でバズーカ」より「3人バズーカ+別の武器2個」の方が強いのでしょうか。

ピクシー怪人は立ち上がって巨大化。
幻獣の強さを分け与えられているそうで、
「お前達のようなちっぽけな存在、足元にも寄せ付けるものですか。」と言っています。
ピクシーだのネズミだかウサギだのモチーフな訳ですが
今迄大きさとか気にしていましたか。


しかし特に合体していないゲキビースト達のビーム攻撃を食らって終了。
大きいロボを出さなかったのはピクシー怪人に対する情けでしょうか。



 一方、女幹部は周囲に爆発を起され、転がされたりしています。
しかしふら付きながらも立ち上がり、まだ戦う様子です。
そこにゲキレンジャー達が登場アンドすぐやられます。

その隙を付いてパツキンを攻撃しようとする女幹部ですが
気付かれてしまい、金色の龍の形をした光で攻撃されダウン。
さらにトドメを刺されそうになりますが、
意識を取り戻した敵幹部が女幹部を守って盾になります。

どうやって移動したのかは画面に写っておりませんが
位置関係的に女幹部またいで行くのが早い気がします。


敵幹部は再度ダウン。
パツキンは女幹部を殴って気絶させて肩に乗せます。

パツキンによると敵幹部を繋ぎとめていたのは女幹部なのだそうです。

ちなみにパツキンが女幹部について言及する際、
肩に担いだ女幹部の方を見るわけですが
それが丁度スカートのスリットのあたりで毎度おなじみセクハラです。

パツキンは臨獣殿で待っていると言い、女幹部を拉致して行きます。

今回諸悪の根源がパツキンと判明しましたが
敵幹部の見た目が計算より若い理由は
依然謎に包まれたまま次回に続きます。