獣拳戦隊ゲキレンジャー 第44話




 初詣に来ているゲキレンジャー達。
イエローは髪も結っており、本格的通り越して時代劇状態ですが
正直髪は下ろした方が見栄えしそうな気がします。

レッドも重役から初詣の意味を教わり、賽銭箱前に向かいます。

重役は紫にお参りをしないのかと聞きます。
しかし紫は神頼みはしないと言って特訓に行ってしまいました。
付き合いが良いのか悪いのか分かりません。

「ゴウはお願い無いのか、俺のお願いはトラピカが俺の父ちゃんに戻る事かな。」
と発言するレッド。
猫師匠を人間に戻したいとか願いません。



 敵基地では敵幹部が1人で型の練習とかしていました。
それを見てお正月休みにも関わらず熱心だと誉めている女幹部。

どうでも良いですが修行する所を
他の幹部達がジーッと見ているのは
鬱陶しくないのでしょうか。

あと、正月休みとか設定しているのですか敵。
旧正月に休む予定とかじゃないのでしょうか。


パツキンは「後少しなのに、惜しい。」と敵幹部の状態に不満そうです。
敵幹部に対し、レッドへの執着の所為で本来の力が塞き止められていると指摘したパツキンは
キメラ怪人をレッドに差し向けるよう提案。

女幹部はキメラ怪人がレッドの父親である為、懸念を持ったようですが
レッドの父親の激気魂を集めて怪人にしたのはパツキンだそうで
キメラ怪人に元の意識は無く、レッドを躊躇無く倒せると自信たっぷりです。

敵幹部もレッドが幻獣王に相応しい相手か試すとして
パツキンの案を承認します。

敵幹部が席を外した所で
「真の幻獣王になるには新たな意識を持つ、新たな理央様に生まれ変わらねばよ。」
と何やら意味ありげな独り言を漏らすバジリスク怪人。
女幹部がそれを聞き、説明を求めますが
バジリスク怪人は言葉を濁して逃げてしまいます。

ところで敵幹部、修行は良いのでしょうか。



 会社に戻り、猫師匠からキメラ怪人の成り立ちを教わっているレッド。
敵組織に利用されているレッドの父親の激気魂がキメラ怪人であり、意志は無いそうです。

そしてキメラ怪人を倒して激気魂を解放させようみたいな流れに。

キメラ怪人を倒しても、また激気魂を集めて怪人を作れそうな気がします。

そしてレッドはキメラ怪人を倒してくると
口調とかは深刻そうですが、
コンビニ行って来るぐらいの勢いで部屋から出て行きます。

運良くキメラ怪人も出動していますが、
それこそ正月休みとかでしたら
レッドはどうやって相手の元に辿り着くつもりなのか
気になる所です。



 女幹部は外に出て、バジリスク怪人の言葉から
幻獣王について何か秘密が有るのではないかと考えていました。
その時、「兄の仇」と言う声と共に
輪っかのような物が投げつけられます。

姿を現したケルベロス怪人は
女幹部に倒されたコブラ怪人の弟だと明かします。
しかし兄の事はどうでも良いそうです。

コブラ怪人は臨獣拳の中でも少々格上の部類でしたが
幻獣拳まで行った弟から見たら弱く感じられそうです。

ケルベロス怪人は四幻将の座を狙っているそうですが
女幹部から敵幹部に取り立てられたければ悲鳴を集めたらどうだと言われ
「まあね、やっぱそれしかねえよな。」と妙に素直に従っています。

確かに女幹部を倒してしまっては、繰り上がりで昇進するチャンスがあるかも知れませんが
双幻士がピクシー怪人ぐらいしか確保出来ません。
一方女幹部を部下に出来れば、手下が女性ばかりでハーレムです。



 早速出動したケルベロス怪人は
一般市民の首に輪っかを投げてくっ付けていました。

首輪から悲鳴と絶望がケルベロス怪人に流れ込むそうですが
最初に被害にあった派手なアベックとか
悲鳴でなくて超音波を発しそうなので
狙う相手を選んだ方が良いです。


そこにイエローとブルーとジョリヒゲが登場し
ケルベロス怪人と戦闘になります。
ゲキレンジャーの人数が少なくないかと指摘するケルベロス怪人。
そもそもゲキレンジャーは最初3人だったのですから
気にする程でも無いと思います。



 レストランか何かで仕事をしながら魚を食べているペンギンさん。
スウェーデン+魚というと缶詰を想像してしまいますが
周囲の状況から多分違うと思われます。

そこにお年賀の鯛を持参して紫登場。
ペンギンさんに創始者の残した必殺のゲキ技を教えて欲しいと頼みます。

ところで鯛を持ち運ぶ袋みたいなのは
用意していませんか。
尻尾の所を掴んで持つのはどうも不衛生に思えます。

しかしペンギンさんは紫の意志を尊重し
技を教えてくれると言って鯛を持って
紫に付いてくるように言います。

ノートパソコンをテーブルに置きっぱなしですが
機密漏洩とか大丈夫でしょうか。



 山っぽい場所を走っているレッドは
ゾワゾワと草笛の音をキャッチし、キメラ怪人が近くに居ると気付きます。

キメラ怪人を少し離れた場所から見ているパツキン。
パツキンに拠ればキメラ怪人は草笛を吹く事でレッドを呼んでいるようです。

街に出て暴れたりとかはしません。


レッドが近くまで来た所で
キメラ怪人は草笛を吹くのを止め、攻撃開始。
レッドも変身して戦い始めます。

パツキンは割と近くからその様子を唇を舐めながら見ていました。
リップクリームとか使ったらどうでしょう。


ガマ怪人やサソリ怪人の技を使うキメラ怪人に驚くレッド。
パツキンに拠れば全てのキメラ怪人は臨獣拳を模倣するのだそうです。
それにしてもパツキン、隠れて見ているのに何で実況しているのでしょうか。

そこに姿を消して女幹部も到着、女幹部は幻獣王の秘密を気にして
パツキンを見張っているようです。

皆さん見張られている事に気付いていないようですが
ちょっと後ろを見るとかの余裕はありませんか。


そんな中、レッドは色んな技を食らってダウン。
一旦倒した事のある相手の技ですが、
キメラ怪人が出す事で強力になっているのかも知れません。



 ペンギンさんに滝まで連れてこられた紫。
激気を拳の大きさまで圧縮して放出し、
滝を下から上に流す練習をするそうです。

そういう訳で上着を脱いで滝の下に入って拳を振り上げまくる紫。

「激気の圧縮・爆発は集中力が必要だし、肉体に物凄い負担を掛けるわ。
ゴウの体が耐えられるかどうか。」
と心配するペンギンさん。

激気とかそう言うのより
気温がまず負担です。

夏に修行を頼めば良かったです。



 イエロー達と戦っているケルベロス怪人は
ゲキレンジャー達を自分の踏み台でしかないと言い、
輪っかを投げつけてきます。

輪っかの1つは怪人一体に相当する強さがあるそうで
100人を超える味方が居ると戦力を自慢する敵。

100個も一度に投げれるのかはちょっと分かりません。
そしてゲキレンジャー達の首にも輪っかを付けた敵。
輪っかは激気を吸い取るのだそうです。


弱ったゲキレンジャー達を攻撃し、侮辱するケルベロス怪人。
ゲキレンジャー達は怪人に対する反発で奮起します。
ジョリヒゲはサイブレードフィンガーで飛んでいる輪っかを次々撃ち落し、
サイブレードカッターでケルベロス怪人を斬って転がします。

イエローとブルーもジョリヒゲに続いて立ち上がり攻撃に参加。
3人で敵を殴り飛ばし、爆発させました。

バズーカとか次はいつ使われるのでしょうか。


ケルベロス怪人が爆発した事で
ゲキレンジャー達に付けられた輪っかも消滅。
しかしケルベロス怪人はまだ死んでおらず、巨大化して再戦を挑んできます。

女幹部が別の場所に居る為、ハエによる実況はありません。


ジョリヒゲはサイダインに乗り、まずツノで敵を突き飛ばし
その隙にサイダイオーに変形。
ケルベロス怪人は野望があるとかもっと強くなるとか宣言し
輪っかを投げつけてきます。

サイダイオーは一瞬怯むもののすぐに反撃。
大大砕大斬りで敵を撃破しました。

イエローとブルーが巨大化戦不参加のままです。
ケルベロス怪人、野望の割には実力不足でした。
コブラ怪人の方がまだ扱い良かったです。



 レッドは気を取り直してキメラ怪人を攻撃しますが
トドメを刺す寸前で手が止まってしまいます。

そこを反撃され、レッドは変身解除。
しかし今度はレッドに父ちゃん呼ばわりされたキメラ怪人が攻撃をストップ。

その隙にレッドは草笛が聞きたいだのギュギュッとしろだの甘え出し
父ちゃんは父ちゃんじゃないのかよとか叫んだりしています。

レッドが色々と五月蝿い所為か、パツキンによるとキメラ怪人の幻気が揺らいでいるそうです。

パツキンは大願成就の為にはレッドは邪魔者だと言って
幻気を矢のように放ちます。
相変わらず誰も聞いていないはずなのに喋りすぎで
女幹部から疑いの目を向けられています。


そしてレッドの父親はパツキンに気付き
レッドを庇って攻撃を食らってしまいました。

レッドの父親から反撃されてパツキンは撤退。
まだレッドとか座り込んでますし隙だらけっぽいですが
攻撃は中止です。
もう少し粘っても良いと思います。


ゲキレンジャー達に休日出勤手当てが付くのか気になりながら
次回に続きます。