獣拳戦隊ゲキレンジャー 第38話




 ラーメンのチャーシューを紫に食べられるブルー。
好物を後に残していたのを、嫌いな食べ物だと誤解されたようで
紫的には好意で行った事ですが、ブルーはマジギレしています。

紫の方も好きな物から先に食えと変な怒り方をしだし兄弟喧嘩状態に。

他のメンバーは仲裁を試みたりしていますが
猫師匠は兄弟喧嘩の中にも修行ありと笑っています。

誰もブルーにチャーシューを買ってやろうとはしません。



 一方、敵基地では敵幹部が珍しくパツキンを信用せず
血盟の儀式を拒否しています。
敵幹部、成長したようです。
おめでとう御座います。

女幹部は敵幹部の対応を見て
自分が血盟を行った事に不安を持ち始めます。
女幹部より腹に入っているハエの方が余程不安がって欲しい状況です。


敵幹部が血盟の話を終了させて悲鳴と絶望をオーダーした為、
ミノタウロス怪人が街に出現します。

しかしゲキレンジャー達も現場に到着、
怪人が行動を起す前にブルーあたりが不意打ち気味に攻撃を食らわせます。

敵怪人は転がりますが、今後はゲキレンジャー達に
飛来してきた女幹部が体当たりし攻撃。

不意打ち大流行です。

女幹部はフェニックス怪人になった姿を見せて戦力を微妙にばらし、
手から火を吐いてゲキレンジャー達を火だるまにします。

ミノタウロス怪人は女幹部の戦い振りに感心しています。
あとで本人に直接誉めてあげると喜ばれると思います。

女幹部は終始優勢で、鳥みたいな形の大きな火の塊を出してゲキレンジャー達を転がします。
そしてトドメを刺そうとしたところで、ミノタウロス怪人がブルーに何か技を掛けていきます。

気持ち良くトドメ刺させてあげてください。

帰っていくミノタウロス怪人を見て、
女幹部も帰ってしまいます。
周りと一緒で無いと嫌ですか。



 シャワーを使っているブルー。
敵の攻撃を食らった物の、特にダメージを負っていないようです。
紫は敵の攻撃には必ず意味があるとして、
目に見えない悪影響があるのを警戒していますが
ブルーは自分が強くなったのだとして紫に反発。

紫と別れ、鏡の前で紫に子ども扱いされる事に不満を漏らしています。
その時、鏡に映ったブルーが本体のブルーを鏡の中に引っぱり込みました。

鏡の向こうらしき世界には
もう1人のブルーが立っています。
ブルーが敵の力で呼び出されたのかと聞きますが
もう1人のブルーは話しません。

ブルーがもう1人のブルーに対して攻撃を試みますが
相手が自分と同じように動く為、全部止められてしまいます。
ブルーの動きは読まれている感じですが、ブルーと違う動きも出来る為
普通にブルーの腹を殴って倒し、鏡の外に出るもう一人のブルー。

ブルーはそれを追って外に出ようとしますが、
鏡の面あたりでビリビリが発生し、出る事が出来ませんでした。

鏡の中のブルーはジャケットの模様が反転しているのに気付き、
ロッカーの予備のジャケットに着替えます。

同じ服を何着か持っているようです。
しかしシャワー室のロッカーに常時ストックを置く物でしょうか。
脱いだ後の臭い方である可能性を指摘します。

そしてシャワー室から出てきた紫に笑いかけるもう一人のブルー。
紫は不審がっていますが、その場で深く追究はしません。

一方、鏡の中に閉じ込められたブルーですが、
周囲にあるイーゼルに乗っかった鏡を見ると、
他の部屋の鏡に写った像が見えるのに気付きます。

イエローが手鏡を除いているため、イエローの様子が見えたりするのですが
凄く悪用できそうな状況です。


イエローの手鏡を通し、もう1人のブルーが皆の前に現れた事を知るブルー。
もう1人のブルーは喋らない為、皆が偽物と見破る事を期待しますが
もう1人のブルーはジェスチャーで喋れない理由をでっち上げ取り繕います。

ちなみに紫はゴリラさんに本を返すと途中で退室。
ゴリラさんはいつニューヨークに帰られるのでしょうか。


重役の提案でジェスチャーでなくパソコンに文字を打って
言葉を伝えるもう一人のブルー。

重役がもう1人のブルーが左手でマウスを持つ事に気付きます。
ブルーはもう1人のブルーが偽物だと判明する事を期待しますが
「左手も鍛えておるのじゃな。」と猫師匠が普通に誉め出してます。

皆が気付く様子も無い為、危機感を覚えるブルー。

もう1人のブルーが鏡の前を通った所で、今度はブルーが相手を引き込みます。
しかしもう1人のブルーは体が外の世界に慣れて来たとして喋り出し、
逆にブルーの声が出なくなってしまいます。
あと一時間もすれば本物のブルーが鏡の世界の住人になるそうです。

もう1人のブルーの方が本物より若干強いので
それも有りな気がします。



 街中ではミノタウロス怪人が巨大化していました。
最初から巨大化と言うのは合理的ですが何故か実行する人の少ない作戦です。

鏡の中に人々の悲鳴と絶望を閉じ込める、と作戦を告知している怪人。
そこにゲキレンジャー達が変身せずに登場し怪人に呼びかけます。
敵が強そうな状態なので、それこそ不意打ちした方が良かったのではないでしょうか。

ちなみに紫は不在、イエローに拠ればゴリラさんの所にも来ていないそうです。

「兄さんなんて良いから俺達だけでやっつけようぜ!」と言うもう1人のブルーに
レッドも同調、そしてもう1人のブルーの喉が治った事に気付きます。

ゲキファイヤーとサイダイオーでミノタウロス怪人を攻撃するゲキレンジャー達。
しかしゲキファイヤーの中ではもう1人のブルーが
レッドとイエローを転がし、金属の輪っかみたいなのを出現させて
それで拘束します。

本物よりかなり強いです。

そしてゲキファイヤーでサイダイオーに殴りかかるもう一人のブルー。
「俺はお前等の知っているレツなんかじゃねえ。」
と、もう1人のブルーはミノタウロス怪人の姿に。

ここに居るのは巨大化しているミノタウロス怪人の分身だそうです。
本物のブルーは鏡の中でもがいており、
脱出口になる最初に入ってきた扉も、あと一分で閉じるとし
ブルーが永遠に出られないと言って
ゲキレンジャー達に精神的を困らせようとします。

しかし種明かしが終わると「いい事聞いたぜ。」と紫の声が聞こえてきます。
紫はシャワールームに待機しており、通信機を通して話を聞いていたようです。
紫が話を聞いていた事を申告する必要があるかは不明です。

鏡の中の紫は「簡単には入らせない」と言っていますが
紫はあっさり侵入。

偽物の方が強かったブルーとは逆に
もう1人の紫は人蹴りでよろけて正体を現します。

同じ分身でも強さに違いが有るのか
紫とブルーの実力に差が有るのか
はっきりさせたいです。


単独で戦いに来た為、久し振りに画面を占領して変身する紫。
そして蹴ったり殴ったりゲキワザを出したりで
サクッと敵を倒し、ブルーを助け起します。

どうしてと紫に質問するブルー。
シャワー室を境にブルーが変わったので
最初にブルーが入った鏡の見当がついたそうです。

紫がブルーを連れて鏡から出ると、
ゲキファイヤーの中に居るミノタウロス怪人の分身も苦しみ出し消滅。
レッドとイエローの拘束も解け、ゲキファイヤーも解除。

イエローはその出来事に、紫がブルーを助けたのだと確信を持ちます。

一方サイダイオーは1人で戦う羽目になっていました。
ミノタウロス怪人が何か飛び道具みたいな光をボンボン投げてきてピンチな所に
ゲキバットージャウルフが登場し敵を攻撃。

サイダイオーとか鳴り物入りだった割に、
ブルーと紫だけで動いているゲキバットージャウルフに助けられています。

ゲキバットージャウルフは足をドリルのように回転させてミノタウロス怪人に向かって攻撃、
敵がよろけている所で、流石にサイダイオーに譲ってトドメを刺させます。

幻獣拳がやられるなんて、と驚いているミノタウロス怪人ですが
しかもブルーがスーパーじゃない状態で来ていたのを知ったら
もっと悔しがりそうです。



 ラーメンの屋台でチャーシュー麺を食べていブルーと紫。
ブルーは仕返しとばかりに紫のチャーシューを奪っていました。
参ったぜで済ましている紫。
特に怒らないあたり、ブルーに対して多少負い目があったのか
それほどチャーシューが好きじゃないのでしょう。

レッドはブルーと紫が仲良さげにしているのを見て
兄弟が欲しいと言い出します。
上が欲しいのか下が欲しいのかは不明ですが
レッドと同じようなのが増えてもどうかと思います。

あと、ジョリヒゲとイエローに主張した所で仕方の無い話な気がします。



 敵基地では敵幹部がミノタウロス怪人が負けた事で
幻獣拳に対しての期待値が更に下がった様子です。

しかしパツキンは切り札として、今迄棺桶に入っていたキメラ怪人を敵幹部に見せます。
パツキンが話を振ったタイミングで棺桶の蓋を爆発させて目覚めるキメラ怪人、
空気読み過ぎです。

敵幹部はキメラ怪人の気に何か驚いている様子です。
棺桶の蓋の破片を誰が掃除するのか気になりながら次回に続きます。