獣拳戦隊ゲキレンジャー 第34話
サイダインが燃えた事を信じないと言って現場に向かうジョリヒゲ。
大事な誓いがあるそうですが、それはともかく
岩が燃えるかという点で確かに疑問の余地があります。
ところで、火事になっている場所に行くのですから
変身ぐらいして下さい。
女幹部もサイダインによるパワーアップを当てこんでいたので
獣源郷が燃えていた事にショックを受けている様子です。
敵幹部も状況を確認する為に、ジョリヒゲ同様獣源郷に向かいます。
残り4名も何となく獣源郷に行こうとしますが
タカ怪人がゲキレンジャー達に声を掛け、
イエローに拳聖達の事を聞かれて
直径一メートルぐらいの丸い石のような物を蹴り寄越してきます。
拳聖達はクマ怪人によって倒され、拳魔達の秘伝臨技で生きたまま岩にしたそうです。
岩の表面には拳聖達の姿がレリーフのように浮かんでいますが
全員何故か外側を向いた状態で団子にされたみたいです。
目立ちたがり屋なのでしょうか。
岩を回転させて出てきた命の滴が臨獣殿にワープし
それを飲んだクマ怪人がパワーアップするという寸法のようです。
一時間すれば命が絞り尽くされると聞かされ、
レッドは怒って猫師匠たちを戻すよう言いながら
タカ怪人に殴りかかります。
しかし変身もしないで行った為にあっさり殴り返され
後方に10メートルぐらい吹っ飛ばされます。
「最強たる臨獣拳の最強たる拳魔と戦おうと言うのか。愚かな若造どもよ。」
とタカ怪人が言っています。
変身し忘れて突っ込んで行ったレッドは愚か呼ばわりされても仕方有りません。
そしてゲキレンジャー達は揃って変身。
タカ怪人はこの戦いが覇権をかけた「激臨の大乱」であると釘を刺していますが
参加人数が少ないような感じでイマイチ大乱感が出ません。
一方クラゲ怪人は燃えカスを眺めながら
獣源郷もこれでおしまい、と笑っていました。
ちゃんと燃え終るまで様子を見ていたのでしょうか。
随分真面目に仕事をされていますが、火をつけるぐらいは戦闘員とかに任せて
別の仕事をした方がいいような気もします。
そこにジョリヒゲと敵幹部等が到着。
クラゲ怪人はサイダイン如きの為にゲキレンジャーと手を組んだ敵幹部に呆れたそうです。
サイダイン絡みでなく過去に飛ばされた件で手を組んだ訳ですが
その辺はクラゲ怪人は把握していないかもです。
「ギャルとメンチカツには目が無い俺だが
お前だけは絶対許さない!」
とクラゲ怪人に対し怒りを露にするジョリヒゲ。
以前老婆を「女の子」扱いしていましたが、
クラゲ怪人もギャルにカウントする気なのでしょうか。
メンチカツの方がまだ近い気がします。
ジョリヒゲは変身してクラゲ怪人と戦闘。
時々敵の杖で突き飛ばされていますが、
拳魔相手に一応戦っています。
一方タカ怪人と戦っているチームは
スーパービーストオンした上で
そう言えば有ったねって感じのバズーカ使用。
タカ怪人はバズーカの攻撃を真正面から受け止めノーダメージ。
更に上空に飛び上がって何かビームみたいなのを出して反撃します。
ゲキレンジャー達は少々頭に血が上ってきたようで、
全員で普通に突進して殴りかかりますが、タカ怪人に良いようにあしらわれます。
「己の力量もわからず闇雲に争う、激獣拳と言うのは罪深き獣拳だ。」とコメントするタカ怪人。
そして臨獣拳は全て正しいそうで、世界を混乱に陥れているのは
身の程を弁えないゲキレンジャー達だそうです。
猫やペンギンや象が会社をウロウロしているあたり
確かに普通よりは混乱を招いているかもですが
世界ってレベルじゃないです。
と言うか内ゲバみたいなのを大乱と言ったり
彼等の言う「世界」が狭いんでしょうか。
タカ怪人が羽のような物を飛ばしながら何やら技を出すと
ゲキレンジャー達は変な空間に移動した感じになります。
そこでタカ怪人を攻撃すると、何故かタカ怪人が仲間に変わっていたりで
幻術にかかっていると気付くゲキレンジャー達。
ちなみに紫は
しがみ付いてきたタカ怪人が
イエローだとすぐ気付きますが
乳でも当たっパワー不足だったのでしょうか。
ジョリヒゲも攻撃を受け流してしまうクラゲ怪人に
段々押されてきます。
しかし誓いがあるとかで頑張るジョリヒゲ。
サイダインの近くで1人で修行していた時に
飽きて遊びに行こうとしたり、それを思い留まったりしている時に
サイダインあたりから「考えるな感じろ」と言われて
強くなって帰ってくると言ってどっか行ったようです。
行った先で老婆に操獣刀売ったりとかしてそうです。
一方、同士討ちを警戒して身動きが取れなくなるゲキレンジャー。
タカ怪人が攻撃を仕掛けてきて大変そうです。
そんな中、レッドは猫師匠ならどうするか考え、
「考えるな、感じろ」と言っていたのを思い出します。
猫師匠もその師匠からそう教わったそうです。
レッドは教えなくても「考えるな」を実践できていそうな気がしますが
そうでもなかったようです。
何処まで考えなければ合格なのか想像もつきません。
そしてレッドはタカ怪人の居場所を何となく察して攻撃。
タカ怪人は一発攻撃を食らっただけですが、かなりうろたえていらっしゃり、
ゲキレンジャー達に掛けた幻術も解けてしまいます。
ジョリヒゲもレッド同様に敵に上手い事攻撃をヒットさせ、
クラゲ怪人をふっとばします。
しかも近くで観戦していた敵幹部の手から
操獣刀が勝手に飛び出し、ジョリヒゲの手に渡ります。
操獣刀の奪い合いとかする必要が全然無かったようです。
そして近くの山みたいなのから
サイダインが出現。
しかも岩みたいな状態だったのが
光を発して金属っぽく変化し、動き出します。
ジョリヒゲは操獣刀を持って、サイダインの上に飛び乗りました。
どうでも良いですが、ゲキレンジャー達も拳魔達も、敵幹部達の相手はしませんか。
幻術を破られたタカ怪人は巨大化し、ゲキレンジャー達も
ゲキファイヤーとゲキトージャウルフで応戦。
しかし憎しみでパワーアップ状態らしく、タカ怪人はゲキレンジャー達の攻撃を跳ね返し、
ゲキレンジャー達は合体どころか変身も解除して転がってしまいます。
変身解除状態のゲキレンジャー達にトドメを刺そうとするタカ怪人。
しかし変な唸り声が聞こえ、そちらの方を気にしてしまいます。
仕事は一つ一つ片付けましょう。
ジョリヒゲの乗ったサイダインが来てしまいました。
タカ怪人は簡単にトドメを刺せそうな4人を放置し、
サイダインの方に飛び掛っていきます。
しかしジョリヒゲの合図とともにサイダインは鼻先の角のような刀のような部分で
タカ怪人を突付いて弾き飛ばします。
「よう皆!これがサイダインだ、俺達獣拳の神だ!」とゲキレンジャー達に声を掛けるジョリヒゲ。
サイダインは顔を上に上げて、鼻先の刀のような部分から光の粒粒を撒き散らします。
あんまり傾斜をつけると背中のジョリヒゲが落ちそうです。
光の粒粒はゲキレンジャー達のみならず、敵幹部にも降り注ぎます。
創始者が2つの流派を平等に扱っている事を感じている敵幹部。
それにしても操獣刀の奪い合いとか本当に不要だったみたいです。
光の粒粒を浴びた人達はパワーアップしたようで
ジョリヒゲも気合を入れてサイダインの背に操獣刀を向けます。
するとジョリヒゲの立っているあたりが光り、
サイダインが直立して二足歩行ロボ型に変形。
ちなみに頭部のお面のような物が二つに割れてまた顔が出てきています。
過剰包装気味のロボです。
ジョリヒゲは流石に転げ落ちたかと思いましたが
何時の間にかサイダインの中に移動したようです。
ちなみにハエの実況やジョリヒゲのセリフから
サイダイオーと言う名前のロボみたいです。
サイダインが動くのも知らなかったジョリヒゲが
ロボ状態の名前を知っていたと言うのも変な話です。
「獣拳の神など拳魔に劣る存在だ!」とサイダイオーに攻撃するタカ怪人。
ゲキレンジャー達に「己の力量もわからず闇雲に争う」と指摘していましたが
このケースも相手の力が分からない状況ですので
人の振り見て我が振り直せ状態です。
サイダイオーは顔のお面を閉めてタカ怪人の攻撃をブロックしノーダメージ。
わざわざお面で顔を保護しているあたり、顔が弱点かも知れません。
そしてサイダイオーはタカ怪人を大の字に斬りました。
タカ怪人は最期に自分の死を始まりに過ぎないとし、
クマ怪人のパワーアップを暗示させて爆発。
ところでこれも一種の大文字焼きでしょうか。
サイダイオーの勝利を喜ぶゲキレンジャー。
敵幹部達は拳魔よりサイダイオーが強いので焦っているようです。
ところで、ジョリヒゲ以外のゲキレンジャーも敵幹部も見学だけですか。
そして拳聖団子の前に集まるゲキレンジャー達ですが
タカ怪人を倒したのに元に戻っていないのに気付きます。
命の滴は止まっているそうで、一時間以内とかじゃないようですが
クマ怪人を倒さないと、みたいな流れに。
俺達にはサイダインがあると皆を励ますジョリヒゲ。
しかしサイダインは他のメンバーの出番を無くす副作用がありそうです。
今迄見学だったジョリヒゲには嬉しいでしょうが。
一方臨獣殿ではクラゲ怪人が命からがら帰還。
クマ怪人は後僅かだった物をと言いながら
取れた分だけの命の滴を飲み、器を投げ捨てていました。
分量が足りないのですから、
器に水を入れてまた飲むとか、器を舐めるかして
器にへばりついている滴も摂取すべきです。
あと、最初に岩を持って帰って自陣で絞れば
邪魔が入らず最後まで絞れたような気がしました。
7人分の重量を持って帰るのは確かに大変ですが
折角丸いのですから転がすなどの方法もあったと思います。
結果論ですが。
気合で呼び出す感じじゃ無かったサイダインを
今後何処に置くのか気になりながら次回に続きます。