獣拳戦隊ゲキレンジャー 第33話
変な空間へ飛ばされているゲキレンジャーと敵幹部達。
操獣刀が光って、持っている敵幹部に何か異常が発生したようです。
そしてゲキレンジャー達の方は河原っぽい所に着地。
普通の場所かと思いきや、近くの橋を渡る人達が時代劇の格好をしています。
イエローが通行人に場所と時間を尋ねると、
場所は隅田川で時期が元禄十五年師走だと普通に回答が得られます。
現代社会においても一寸変わった扮装のゲキレンジャーですが
変な格好の人が居てもおかしくない場所なので助かりました。
しかし街中に行くと流石に浮くらしく、
町人達がゲキレンジャー達を警戒しつつも指差したりしてガン見しています。
そんな中、レッドが敵幹部達が居ない事に気付きます。
慌てて敵を探しに走るゲキレンジャー達ですが
代わりにアンコウ怪人を発見。
アンコウ怪人は男性を攻撃し、何かの包みを奪っていました。
ゲキレンジャー達に見つかったアンコウ怪人は自己紹介をし、
宿る体が無いと、この世界に居られないので
吉良という人物の体を借りていると説明。
そしてゲキレンジャー達を元の世界に戻すなと
クラゲ怪人から命令されている事を教えてくれます。
一通り説明を終えたアンコウ怪人は
疑似餌部分を発光させてゲキレンジャーの目を眩ませ
吉良さんを連れて退却。
ゲキレンジャー達のマスクのゴーグル部分が
あまり役に立っていません。
イエローが残された男性を助け起すと
男性は毛利小平太と名乗り、懐から手紙のような物を出して
瑤泉院という人に渡すよう言います。
何処から見ても怪しい人達に配達を頼んでいます。
怪人にやられたダメージで脳が麻痺しているのでしょう。
男性の指示通りに瑤泉院さんに手紙を配達するゲキレンジャー達。
瑤泉院さんは意味もなく重役にそっくりです。
手紙の中身が血判状なのを見て、
イエローは忠臣蔵の話に巻き込まれていると確信を持ちます。
レッドの為に忠臣蔵の話の解説もするイエロー。
「喧嘩両成敗」とか「切腹」とか難しい用語があり
レッドがどこまで理解しているかは不明ですが
「フレフレのガッチリだな。」とコメント。
レッドが何を言っているのか良く分かりませんが
紫は問題点を指摘。
現在の吉良上野介にはアンコウ怪人が憑いているので
討ち入りをしても勝ち目はないそうです。
その話を真面目に聞いている瑤泉院さん、討ち入りの機会は今夜しかないと困っています。
理解力抜群です。
ジョリヒゲが自分達なら何とかできると言ったのを受け、
討ち入り前に吉良上野介を助けるよう頼んできます。
気のせいか、要は殺人のお膳立てですが
話を聞いてやる気マンマンなイエロー。
あと、瑤泉院さんの援助があったのか、着物姿になっているゲキレンジャー達。
ブルーと紫の兄弟は頭も剃ってあって
こちらもやる気マンマン。
服装の事で盛り上がっているゲキレンジャー達ですが
近くの家から五月蝿いと言う声が聞こえて反省。
しかし声はゲキレンジャー達に向けられたものではなく、
緑の着物の女性に向けられた物でした。
女性は何と女幹部で、敵幹部と一緒にこの辺に住み着いていたようです。
敵幹部は女幹部に夫婦になった覚えはないとか言っており、女幹部は泣いてたりします。
ゲキレンジャー達に見つかり、事情を説明する女幹部。
敵幹部は飛ばされたショックで記憶を無くしており、
操獣刀も無くなっているそうです。
敵幹部達の事は温かく放置し、
操獣刀について考えるゲキレンジャー達。
イエローの考えでは、冒頭のアンコウ怪人が操獣刀を持っており、
毛利小平太がそれを吉良家の秘密の物と勘違いして盗み
アンコウ怪人がそれをまた回収したとの事です。
そして討ち入りを宣言するイエロー。
ちなみに場所は蕎麦屋っぽい所です。
討ち入りの準備はもう少しこっそりして欲しいです。
忠臣蔵ルックで吉良邸に突入するゲキレンジャー達。
この衣装も瑤泉院さんあたりの支援でしょうか。
屋敷からは大量のお侍さん達が刀を持って出てきた為、応戦するゲキレンジャー達。
イエローはただのお侍さんは斬っては駄目だと皆に指示を出しますが
慣れていないから難しいとの声が返ってきます。
もう何人か斬っちゃったのでしょうか。
ちなみにブルーと紫は斬られるのが上手そうな手練を相手に苦戦しています。
思うように戦えないレッドは刀を捨てて拳法で戦い出し、
「やっぱ俺、こっちのほうがいい!」と納得しています。
ゲキセイバーを否定されたような気がします。
他の面子もレッドに習って拳法での戦いに変更。
すると一気に大勢倒せるようになります。
ブルーと紫を相手に善戦していたお侍さんも
海老反り殴られで華やかにダウン。
そして屋敷内に入り、アンコウ怪人を探し回る一同。
ジョリヒゲは出てきたら可愛い女の子を紹介する、と呼びかけていますが
アンコウの雄は結婚生活が悲惨そうな生き物なので
女の子を紹介してもらって喜ぶか疑問です。
一方、女幹部は家で何か途方に暮れていました。
「いっそこのまま夫婦として。」
と寝ている敵幹部にチューしようとしますが
窓の外のパツキンから注意されてしまいます。
住み着くにしても、記憶喪失状態の敵幹部が
どうも酒飲んでるだけの駄目亭主状態なので
別の人と結婚した方が良いです。
パツキンは女幹部に操獣刀に元の世界に戻る力が宿された事を知らせ、
その為にクラゲ怪人がアンコウ怪人をこの世界に送り込んだと説明。
パツキンが敵幹部に黄色く光る息を吹きかけると、
敵幹部は目を覚まし記憶を取り戻します。
パツキン、もしかして息臭いですか。
なかなかアンコウ怪人が見つからず、早くしないと本物の四十七士が来てしまうと
焦るゲキレンジャー達。
屋敷の門が開き慌てる一同ですが、そこに来ていたのは敵幹部達でした。
敵幹部はゲキレンジャー達の手伝いをする気はないと断りながらも
アンコウ怪人を倒し操獣刀を取り戻すと予定を知らせます。
女幹部も操獣刀が有れば元の時に帰れると情報を開示します。
そして敵幹部が臨気を感じると言ってアンコウ怪人の居場所をあっさり見つけ出します。
レッドより敵幹部の方が感知力が上みたいです。
吉良さんから分離して移動するアンコウ怪人。
イエローの指示で紫とジョリヒゲは吉良さんの介抱に残り、
後の面子は怪人を追いかけて戦闘。
見事なコンビネーションでアンコウ怪人を転がすゲキレンジャーと敵幹部達。
しかしアンコウ怪人は操獣刀を飲み込んでから巨大化してしまいます。
そこでゲキレンジャー達と敵幹部達も巨大化して協力。
ゲキリントージャになります。
紫とジョリヒゲが置いて行かれたのか理由が良く分かります。
あとハエも置いてかれて1人で実況しています。
紫とジョリヒゲあたりに聞いてもらえればまだ良かったのですが。
敵の目眩ましから劣勢になり、
何故か扇子でツンツンされだすゲキリントージャ。
しかしゲキリントージャは立ち直って相手を斬り付け、
腕にチョコンと乗っているだけに見えるリンカメレオン部分が
舌を伸ばした攻撃で敵を吊るし斬り。
最後にはゲキリントージャが敵を放り投げ
剣を持ったまま腕を横に回転させて攻撃。
空中で敵を爆発させたためか
火事にもならず済みました。
操獣刀は敵から外に飛び出したようで
敵幹部はそれを回収し、とっとと元の世界に戻ります。
ゲキレンジャー達もそれに気付き、後を追って帰還。
ちなみに討ち入りルックではなく普段の衣装に戻っています。
昔の衣装も持って帰ったら良い記念になったと思います
一同は獣源郷近くに戻りますが、その獣源郷の木は燃え落ちていました。
元居た場所に正確に戻っていたらゲキレンジャー達も敵幹部達も死んでいましたが
上手く外れていたのは操獣刀の機転でしょう。
地球の温暖化が心配になりながら次回に続きます。