獣拳戦隊ゲキレンジャー 第31話
バスケの試合でシュートを次々に決めている少年。
しかしゴール下に居るチームメイトが合図を送ってもパスをせず、
それを押しのけて自分でシュートに行ってしまいます。
結果的にそのシュートは外れ、試合に負けてしまい
少年の勝手な行動にチームメイト達は不満を口にしつつ
諦めムードで撤退。
試合を見ていた重役のお嬢さんは少年に直接注意をしますが、
少年は仲間に頼る事を否定し、チームメイトが邪魔でゴールを外しただの
お嬢さんの応援も耳障りだと主張し帰ってしまいます。
重役のお嬢さんもダンススクールで周囲に合わせず不評を買っていましたが
こちらの少年も似たような問題を持っているようです。
それにしても、顧問の先生とか監督とかは居ませんかこのチーム。
その少年の前に、逃げ惑う群集とキツネ怪人が出現。
怪人を怖がらない少年は標的にされますが
少年も怪人を挑発、鞄を投げつけてその場から離脱しようとします。
荷物を減らして移動速度を上げるのは良いですが
貴重品とかは入っていないのですか。
そして逃走中に何故か転んでしまった少年に、キツネ怪人の放った矢が迫ります。
キツネ怪人が何故弓矢を装備しているのか良く分かりません。
そこにレッドが登場し、飛んでいる矢を掴んで少年を守ります。
しかし少年は怪人との一対一の勝負なので邪魔をするなと
レッドに対して怒り出します。
武器を持った怪人相手に、素手の子供が勝負になると思っているようです。
怪人に対して失礼な気がします。
敵基地ではタカ怪人とクラゲ怪人がクマ怪人に向かって
キツネ怪人の働きを絶賛していますが、
クマ怪人は彼等が敵幹部等の失踪をはぐらかそうとしていると気付き怒ります。
クマ怪人にとって特に仕事を振る訳でもない敵幹部が所在不明でも
問題無さそうに思えましたが、
他の人が自分より強くなる事を許さないようで、
行き先が獣源郷では無いかというタカ怪人の話を聞いて
敵幹部等を追いかけようとします。
敵幹部のパワーアップが嫌なら
その辺に居るうちに倒しておいた方が良かったのではないでしょうか。
出かけようとするクマ怪人の前にパツキンが登場。
どうやらクマ怪人とは面識があるようですが、
タカ怪人やクラゲ怪人はパツキンを知らないようです。
昔から臨獣殿に居たという割には知名度が低いです。
ゲキレンジャー達はブルーとイエローがレッドに激気を注入し、
レッドから光の弾を撃ち出して敵を攻撃。
怒臨気と同じように激気も他人に分けたり出来るようです。
あと、バズーカはそろそろ廃品回収に出して良いと思います。
ゲキレンジャーがキツネ怪人に畳み掛けようとすると
キツネ怪人は大ジャンプして、
少し離れた物陰に隠れていた少年を捕まえて盾にしだします。
人質とか使わなくても十分逃走出来そうなジャンプを見せましたが
身の安全より卑怯さのアピールとかの方が大事みたいです。
ジョリヒゲがそこに現れ、敵を攻撃しようとしますが
レッドは少年に当たる事を心配してそれを制止。
レッドとジョリヒゲが揉めているのを笑っているキツネ怪人ですが
その隙を突かれ少年に噛みつかれ、逃げられてしまいます。
エキノコックスとかに感染しないか心配です。
キツネ怪人が少年に気を取られた所で、
今度は紫がその隙を付いて攻撃。
キツネ怪人は上空に向かって矢を放ち、面白い事が起きると捨て台詞を残し、
煙と共に姿を消してしまいました。
いつでも逃げる事が出来たようです。
敵の行動に疑問を持ちながらも変身解除するゲキレンジャー達。
イエローはまだ近くに居た少年に気付き、大丈夫か聞きに行きますが
少年はそれを無視してレッドの方に向かい、
何故敵にトドメを刺さなかったのかと抗議。
少年は怪人と一対一の勝負をしているつもりではなかったのでしょうか。
自分は1人で助かった、守ってくれとは言っていないと
レッドを殴る少年。
バスケの試合でもそうでしたが、自分の失敗も他人の所為にする癖があるようで
レッドを批難するのも怪人に負けていた自分を誤魔化す意味もあるのでしょうが
それにしても話に筋が通っておらず、恥の上塗り状態です。
レッドを殴った後、走ってどっか行く少年。
先程怪人に投げつけた鞄とか回収しなくて良いのでしょうか。
ユニフォームとか洗濯していないでしょうから
放置すると大変な事になりそうです。
レッドは少年を心配し追いかけて行きます。
少年に追いついたレッドは、少年の心が「ビュービュー」だとし、
「ムニムニ」は居ないのかと質問。
よく分からない事を言って来る大人は無視するに限りますが
少年は周囲と馴染めない割には人見知りはしないらしく
レッドの話を立ち止まって聞いています。
レッドが自分の「ムニムニ」の話をしている所で
ジョリヒゲがメンチカツを持って合流。
レッドがジョリヒゲもムニムニだと言って楽しそうにしているのを見て
「ムニムニ」が仲間の意味だと理解する少年。
ところでジョリヒゲ、レッドの分のメンチカツまで買いますか。
金があるのか無いのか良く分かりません。
ジョリヒゲは少年にメンチカツを勧めますが、レッドが割り込んで有耶無耶になります。
餌付けするチャンス潰してませんかレッド。
少年はレッドの話を聞いてチームメイトや重役のお嬢さんの事を思い浮かべますが
自分には仲間が居ないと考え、立ち去ろうとします。
それを見たレッドは自分の名前を名乗り、少年の名前を聞き出して握手を求めます。
名前を教える事から拒否した方が良いです。
少年はそれを拒んで帰ろうとしますが、その時雷のような物が鳴り、
レッド達の周辺がバリヤーの物で囲まれ、閉じ込められてしまいます。
レッド達の他にも大勢閉じ込められたようで、
キツネ怪人の矢に当たって倒れています。
倒れた人達は死ぬ訳ではないようですが、その悲鳴と絶望がバリヤーの中に充満し、
臨界点に達すると爆発するそうです。
「俺様を倒さない限り狐空からは抜け出せない。」
とキツネ怪人。
脱出方法をわざわざ教えてくれています。
先程射られた人達は復活して再度逃げ始めますが
キツネ怪人もそれにまた矢を放とうとします。
レッドとジョリヒゲは変身してキツネ怪人を攻撃。
レッドは最初からスーパーゲキレッドになっていますが
何故かキツネ怪人に攻撃が通じません。
キツネ怪人によれば、バリヤーの中ではゲキレンジャー達の力も
9分の1になっているそうです。
数が半端です。
尚、レッドは分数が分かっていなかったらしく、キツネ怪人の説明がわからなかったようですが
その辺に隠れていた少年が、キツネ怪人が先程より9倍強いと説明してやります。
少年、算数は多少分かるようですが、
怪人が出ても先程と同様、あまり遠くへ逃げないあたり
学習能力はそれ程でもないようです。
ジョリヒゲも激気研鑚で怪人を攻撃しますが
パワー不足との事でこちらもあまり効きません。
敵の矢を受けて転がって変身解除するレッドとジョリヒゲ。
次に少年が敵に狙われますが、ジョリヒゲがキツネ怪人を押さえ込み、
その間にレッドが少年を連れて逃走。
力が9分の1になった上に変身解除している相手に
しっかり攻撃を邪魔されたキツネ怪人のパワーは何分の一ですか。
廃ビルのような場所に逃げ込んだレッドと少年。
少年はどうせ助からないとトーンダウンし、
その辺に転がったバスケットボールを見ながら
自分1人の力でバスケに勝って来たのに
周囲の目が冷たく、自分がいなくなっても誰も悲しまないと拗ね出します。
随分感情に波のある子供です。
レッドは少年にシオシオになるなと言ってバスケットボールを投げ渡します。
少年は何をするんだとボールを投げ返しますが、
レッドは少年が死んだらムニムニが悲しむと、またボールを投げます。
ボールを持っていないと発言権が無いようです。
少年は仲間なんて居ないとして、ボールをレッドと反対の方向に投げます。
しかし喋り声が大きかったのか、ボールに気付かれたのかは不明ですが
キツネ怪人に見つかる2人。
少年はウワーとか言いながら逃走します。
どうせ助からないとか言いながらも、助かろうとはしているようです。
しかし少年の向かった先は何故か床が無くなっており、その先に進めません。
そこをキツネ怪人に攻撃されてしまいます。
矢は当たらなかったようですが、足元の小爆発で床から落ちる少年。
レッドが少年を捕まえて落下には至りませんが、
少年は宙吊りの状態に。
ちなみに下の階も床が何故か無く、
レッド達の居る場所は少なくとも6階分の高さはあるようです
怪人に襲われなくても危なくないですかこの建物。
ぶら下がりながら諦めかけている少年を、ムニムニだから守ると言い引き上げようとするレッド。
キツネ怪人はそこを更に攻撃しますが、今度はジョリヒゲがレッドを掴み、
火事場のクソ力とかで2人まとめて引き上げます。
馬鹿力って放送禁止用語なのでしょうか。
キツネ怪人、後ろから敵が来てたのに気付きませんでしたか。
ジョリヒゲはレッドと少年を連れて地下駐車場まで移動。
2人とも変身しないで逃げています。
駐車場の柱に寄りかかって座り込み、ジョリヒゲに礼を言うレッド。
調子に乗るジョリヒゲの頬を引っ張り、じゃれてます。
そんなみっともない大人達を見ながら少年は何かひらめいたようです。
近くまで追ってきたキツネ怪人は、体中にある目のような模様を動かしてレッド達を探しています。
目のような模様は物を見る機能があるのでしょうか。
沢山目がある割には、先程ジョリヒゲを見落としていますが
メガネとか掛けた方が良くないですか。
そしてレッドとジョリヒゲがキツネ怪人の前に姿を現します。
レッドとジョリヒゲは変身、サイブレードの中にレッドのスーパーゲキクローをセットし、
レッドの過激気をジョリヒゲに注入して過激気研鑚で敵を攻撃。
少年発案の作戦らしく、2人の攻撃を合体させれば凄い力が出る筈なのだそうです。
9分の2のパワーで終わる可能性とかもあるでしょうが、
キツネ怪人自身も大した事が無いので大丈夫でしょう。
そしてジョリヒゲの攻撃でキツネ怪人は爆発し、バリヤーは消滅。
レッドとジョリヒゲと少年はバリヤーの外で戦闘員達と戦っていた他のメンバーと合流します。
レッドはジョリヒゲを誉めながら体当たりし、少年にもドンケツをしますが
スーパーゲキレッド状態のドンケツとか殺傷力ありそうで怖いです。
もっとも、レッドは少年に殴られているので、多少の報復は認められるでしょう。
そんな中、先程倒したキツネ怪人が巨大化。
レッドとブルーとイエローはゲキファイヤーに、紫はゲキトージャウルフになり対抗します。
少年は他人を尊重する事を覚えたらしく、
ジョリヒゲが巨大化戦に参加しない事について
一切突っ込みません。
キツネ怪人は頭に巨大な葉っぱを貼り付け、9体に分身して
矢を放ってきます。
しかしゲキトージャウルフの大狼狼脚で狼の尻尾部分をブーメランのように飛ばされ、
本体以外のキツネ怪人はそれに当たって消滅。
そしてジョリヒゲの指示でゲキファイヤーはゲキエレファントファイヤーになり
エレハンマーボールのボール部分をゲキトージャウルフと投げ合って敵を撹乱。
ちなみに鉄球はドリブル出来るようです。
地面の強度が気になります。
そして高速道路に躓いて転んだキツネ怪人に鉄球を叩きつけて爆発させました。
その様子を見て、ジョリヒゲと少年は喜んで抱き合っています。
ジョリヒゲ、サイブレードを手に付けているのですが
少年に刺さりませんか。
その後、少年は試合でもチームメイトにパスを出すようになり、
周囲と打ち解けたようです。
「ジャン、こいつ等が俺のムニムニだ。」と心の中で言っている少年。
人間関係については何か学習したようですが
日本語を1つ忘れてしまったかも知れません。
敵基地ではパツキンは臨獣殿を統べるのはクマ怪人でなく敵幹部だと言い出し、
クマ怪人を怒らせます。
クマ怪人はパツキンを攻撃し始めますが、
フードを被ってワープし避けているパツキン。
「理央様もそろそろ彼の地に着いているでしょう。」と言い残し姿を消します。
わざわざ状況を説明しに出てきましたかパツキン。
パツキンの言葉通り、操獣刀を持って遺跡の近くに来ている敵幹部と女幹部。
その敵幹部を止めるべく猫師匠も登場。
ルートを予測して先回りしたのでしょうか。
それは凄いと思いますが、ついでに落とし穴とか仕掛けた方が良かったかも知れません。
ジョリヒゲの買ったメンチカツは回収されたのか気になりながら
次回に続きます。