獣拳戦隊ゲキレンジャー 第27話




 ゲキファイヤーとゲキトージャウルフで巨大な敵と戦っているゲキレンジャー。
その様子を見ていたパツキンが2対1では面白くない、戦いの厳しさを教えてあげようと
黄色い空気を紫の方に飛ばして紫を狼怪人に変身させます。

巨大化前の人数については特に何も感じないのでしょうか。

ゲキトージャウルフはゲキファイヤーを攻撃。
ちなみに紫は狼怪人になった事により
ゲキレンジャーへの変身は解除された状態です。
ゲキレンジャーのマスクだと狼の顔は入りきらないのでしょう。


鉄砲魚怪人は「仲間割れか、つまらん。」と言って帰宅。

パツキンが面白がっても
怪人にはつまらないようです。
蝿もこんな巨大化戦を実況したくないと嘆いています。
後で集まって皆で楽しめる戦い方を相談してください。



 ゲキトージャウルフとゲキファイヤーの衝突のエネルギーで
蝿は吹き飛ばされて女幹部から離れてしまいます。

どうやら蝿の近くに紫も落ちたようです。
紫が狼怪人の姿から人間に戻るのを見た蝿は
禁断のゲキワザを使っているのを気にしていました。

ところで紫、階段の横の細いスロープみたいな所を歩いて登っていますが
足首を痛めかねないので普通に階段の方を使ってください。

蝿は女幹部の元に戻る必要を感じながらも
紫が気になったらしく付いて行く事に。

河原に落ちた所為で蝿の好きな臭いでも付いたのでしょうか紫。



 敵基地では鉄砲魚怪人が、
ゲキレンジャー達が怒臨気に恐れをなして逃げたとクマ怪人に報告。

クラゲ怪人は鉄砲魚怪人の分析に疑問を持ちながらも、
多分面倒なのでクマ怪人のヨイショに専念しています。

クマ怪人達を見ながら
獣源郷に行った幹部が彼等を凌ぐ力を得る事を期待している女幹部。
そして女幹部は蝿の不在を気にしだしたようです。

本当かどうか知りませんが、
寄生虫を飼ってダイエットするなんて話を聞きます。
蝿が居なくなるのは良いのですが
それで女幹部に問題が出たらちょっと嫌です。



 会社に戻り、傷の手当てを受けているゲキレンジャー達。
紫は皆の負傷に責任を感じているようですが、
重役やゲキレンジャー達は紫がゲキレンジャーから抜けないよう引き止めます。

そこにガゼルさんが蝿を握って入室。
猫師匠は珍しい物を連れてきたのう、と声を掛けます。
ガゼルさんは蝿がいつも敵と行動を共にしているので
会社の様子を探っているのを怪しいと感じたそうです。

ゲキレンジャー達は蝿の存在に気付いていなかったようで
蝿はガッカリして地面に落ちてしまいます。
別にハエ取り線香(実在します)を焚いていた訳ではなさそうです。


蝿は敵と一緒に居る事について事情があるとし、
自分が紫同様獣獣全身変を使ったと話します。

激臨の大乱で女幹部相手にその技を使った物の技が不完全で体が縮んだようで
女幹部はその蝿を飲み込んで腹で溶かそうとして以来
蝿は女幹部の体内に居るそうです。

女幹部は自分が腹を壊すリスクとか考えなかったのでしょうか。

それはともかく、蝿は不完全な獣獣全身変に苦しむ紫を放って置けないと主張。
蝿に同情される気分ってどうなのでしょう。



 その時またタイミングよく黄色い空気が来て紫が狼怪人に変身。
暴れ出す狼怪人をゲキレンジャーが止めに入ります。

それにしても、正気を失っていても主にレッドを攻撃し
拳聖や重役には目もくれないあたり
無意識に後先を考えている感じです。


その頃、鉄砲魚怪人も市民を襲いだしました。
レッドはそれに気付き、イエローとブルーを怪人の方に向かわせ
自分はアンブレイカブルボディだからと狼怪人の相手を引き受けます。

とりあえず変身したらどうですかレッド。
あと、攻撃を食らうだけで反撃しないのですから
ガゼルさんに代わって貰うのも手です。


そこに猫師匠とガゼルさんが登場。
ガゼルさん、蝿持ったまんまですが
部屋に重役と一緒に残したら重役に負担がかかりそうですので
仕方有りません。

ガゼルさんはレッドを心配して駆け寄ろうとしますが、
猫師匠はそれを止め、紫の中に激気でも紫激気でもない邪気があると言います。
その邪気が不完全な獣獣全身変に作用して紫を獣に戻しているので
それを何とかすれば紫は元の人間に戻れるかも知れないと考える拳聖達。


レッドに強烈な攻撃をお見舞いしようとする狼怪人ですが、
蝿が「押し留まった!」と実況すると、それに合わせて攻撃をストップ。

猫師匠に拠れば、蝿は狼怪人の奥底に眠る
紫の人間の心を読み取っているそうです。


ガゼルさんに拠れば、激獣フライ拳は激気を言葉に換える技だそうで
蝿の言葉が紫の正義の心を呼び覚ましているそうです。

フライ拳の技が喋りそのものだとすると、
蝿への変身が上手く行った所で、技の威力が上がるかどうか疑問です。

しかし蝿が力尽きて実況が中断すると
狼怪人が再び暴れ出したりで、とりあえず今は役に立っている様子です。

女幹部と一緒に敵幹部によって復活した蝿は
女幹部の臨気を長時間浴びないと滅ぶ体になってしまったのだそうで
趣味で女幹部と一緒に居た訳では無いようです。


蝿は自分の健康より紫を復活させる事を優先し、
再び飛び上がって狼怪人に向けゲキワザ言言霊(表記不明)を使います。

すると狼怪人と紫が気分的に戦っている姿が、
他の人にも見えるようになります。

蝿はその戦いを実況している訳ですが
終始紫の応援で、もう少し公平な立場で実況して欲しいです。

紫は狼怪人のドテッパラに拳で風穴を開けて勝利。
キックでなくパンチなのが意表です。

すると現実の狼怪人の体が光りだし、紫の姿に戻ります。

その際、黄色い光が飛び出しましたが、
様子を見に来ていたパツキンがそれをキャッチ。
パツキンは紫に感心してその場を去ります。

皆が油断したり疲れたりしている所で
もう一回煙を掛けてみるとかしませんか。


皆で紫の復活を喜び、蝿を誉めていますが
蝿は力尽きレッドの手から落ちてしまいます。
ちゃんと持てとは言いません。

蝿は自分は大丈夫だと主張し巨大戦をリクエスト。
紫とレッドはそれに応じ、鉄砲魚怪人の方に向かいます。

一般市民の立場からすると
巨大化戦無しで戦闘を終わらせて欲しいです。



 イエローとブルーはスーパービーストオンしていますが
鉄砲魚怪人に苦戦中。

そこに紫が登場し、生身のままエネルギー弾を打ち出し、鉄砲魚怪人を転がします。

そして並んで変身するレッドと紫ですが、
紫の変身がリングのあるバージョンで画面を占領。
レッドは映らない間にスーパーゲキレッドにまでなっていました。

そして敵が変なビリビリを発すると、紫が1人で前に出て
その攻撃を全部受け止めて反撃して相手を転がし、
何か1人で必殺技を出して敵を爆発させました。

このままではレッドが変身し損でしたが
敵は巨大化。

紫はすぐさまゲキトージャウルフを呼び出し、
蝿に実況するよう呼びかけます。

蝿は人の心を読める所為か、紫の呼びかけに応じて立ち上がり実況。
ちなみに倒れていた時の蝿は地面に放置されていました。

猫師匠もガゼルさんも特に介抱とかしてやらなかったようです。


ところでゲキトージャウルフの左足はいつも青いですか。


ゲキトージャウルフの攻撃が順調に敵に決まりますが、
鉄砲魚怪人の水鉄砲に当たってしまい転がってしまいます。
トドメでまた水鉄砲を向けられますが、
そこにゲキファイヤーが割り込み、腕で水を弾きながら敵に接近し
相手をアッパーで上空に殴り飛ばします。

ゲキトージャウルフがその陰に隠れる形で敵に近付き、
ゲキファイヤーを踏み台にしてジャンプし、
敵の頭上から踵落としみたいな感じで蹴り落とし、
地面に落ちてから狼の尻尾の部分を飛ばして
相手を斬りきざんで勝利。


ゲキファイヤーはゲキトージャウルフより頑丈だと言う事が分かり、
何とか存在価値をキープしました。



 蝿の元に駆け寄るゲキレンジャー達ですが、
また蝿は地面に落ちてしまいました。
ちなみに猫師匠やガゼルさんの姿は見えません。

最後に渾身の実況が出来、思い残す事は無いと言ってガクッとなる蝿。
いよいよお待ちかねのお別れのようです。


しかしそこに怪人態の女幹部の舌が伸び
蝿を回収。

女幹部、もしかして巨大化戦を目印に
蝿の居場所の見当を付けてきたのでしょうか。


臨気を浴びて蝿は元気になってしまいました。
ゲキレンジャー達は女幹部の行動に驚きますが、
女幹部は蝿も敵幹部によって女幹部と一緒に復活した体なので
敵幹部の愛の一部だとして、その生命を保護するのだそうです。

どうもこじつけのような感じですが
女幹部は蝿の回収だけで満足したようで、戦う気はないと
とっとと帰ってしまいます。

ゲキレンジャー達は蝿の無事と、紫が人間に戻った言で
こちらも満足していました。


一方、船着場みたいな所で
スクラッチのマークの描かれたパーカーを着ているジョリヒゲの人が
何か意味ありげに映っていました。

しかし今回のシーンでは、彼が
今迄日本から離れていたらしい事と
もしかして船に乗ってまだ目が回っているのか
多少足元が危ない点しか分かりませんでした。


今後仮に女幹部が寝返って味方になって
激気を使うようになったら
蝿死亡な気がしつつ次回に続きます。