獣拳戦隊ゲキレンジャー 第25話
前回ヒヒ怪人の攻撃に遭ったゲキレンジャー達ですが
何とか逃げ延びたようで、会社に戻って包帯だらけになっていました。
ヒヒ怪人、怒臨気とか貰ったのに敵を取り逃がしましたか。
何気に失態ではないでしょうか。
猫師匠は敵怪人が怒臨気で復活したと解説。
そして怒臨気によるダメージを受けているゲキレンジャー達は
過激気を出そうとしても体が耐えられないと知らされます。
今迄誰も出してない過激気ですが
情報は沢山あるようです。
あと、逆に言うと過激気で敵を攻撃したら
敵も怒臨気を使えなくなると言う事でしょうか。
早い者勝ちですか。
ブルーあたりは兄の戦力を当て込んで過激気が使えない事を楽観視していましたが
肝腎のブルーの兄が不参加を表明。
レッドはブルーの兄にまとわりつきゲキレンジャーへの勧誘を試みますが
「格好いいぞー。」というセールスポイントは
レッドの態度で説得力ダウン。
ブルーの兄はレッドの態度は指摘せず、
自由にやりたい、正義と言う柄ではない、
自分の拳が激獣拳ではなく深見流ウルフ拳だとして
参加拒否の理由を述べ、
ゲキチェンジャーを借りて変身動作をし、
自らの発する紫激気ではゲキレンジャーに変身できない事を実演してみせます。
口調とかいわゆるクール系なのですが
不参加の理由に角が立たない物を挙げるあたり
相変わらず世渡り上手です。
猫師匠はブルーの兄に
紫激気が兄を決めるのではなく
兄が紫激気をどう用いるかであると以前よりアドバイスしていたみたいですが
ブルーの兄は臨気に近い気を持つ事への負い目が強いようで、
今回も猫師匠に同じアドバイスを受けても、
それに答えず部屋を出て行ってしまいます。
レッドはブルーの兄の様子をヒネヒネと表現していますが
レッドの勧誘に引っかかるよりはましな気がします。
敵の基地ではヒヒ怪人が帰還。
ゲキレンジャー達を取り逃がしている訳ですが、特に叱られる様子もありません。
女幹部は怒臨気の素晴らしさを称え、クマ怪人に向かって
敵幹部に怒臨気を授けるよう言います。
しかしクマ怪人は敵幹部に怒臨気を与えないと主張、
敵幹部も自分で怒臨気を習得すると言って女幹部に注意をします。
敵幹部に怒られた為に女幹部は泣いて部屋を退出。
外で泣いている女幹部の前にパツキンが現れ、
敵幹部を怒らせた事を「それで良い」とし、
さらに復活したブルーの兄がゲキレンジャーと手を組むと
厄介な事になると警告して行きます。
ところで女幹部、スカート姿で階段でしゃがむの
下から見たら多分大変な事になっているので気をつけてください。
砂浜に来て、「俺は一匹狼、1人に戻るよ、レツまたな。」と心の中で呟きながら寝転ぶ兄。
一匹狼の割には遊泳客の多い賑やかなビーチを選び、
しかも前方には大きなビーチボールで遊んでいる水着の女児の一団が居ると言う
素敵ポジションをチョイスしています。
寝っ転がった矢先にボールが飛んできて、
女児の一団が拾ってと声をかけて来ます。
兄はボールを返そうとしますが、自分の手が汚れているような気がしたらしく
ボールを放置して立ち去ります。
断じて相手がストライクゾーン外だからではありません。
女児の一団の1人が砂かけ婆よろしくブルーの兄を攻撃し
自分達の要求を飲まない事に抗議。
「何意地悪しているの、おじ(ぃ?)さん。人間助け合いでしょう。」と声をかけて来た女児。
何と重役のお嬢さんです。
もしかして兄の実年齢を見破っていますか。
お嬢さんは言うだけ言ってボールを回収。
兄も笑ってその場を去ろうとしますが、そこにまた黄色い変な空気が飛んできて
狼怪人に変身してしまい、お嬢さんを襲撃しそうになります。
一旦は逃げたお嬢さんの友達グループが戻り、
お嬢さんに逃げるよう呼びかけます。
しつけはイマイチなものの、かなり根性のある女児達です。
お嬢さんは兄が攻撃を踏み止まっているのと、
こういう人には慣れているとの事で大丈夫だと言います。
お嬢さんに気遣われた為か人間の姿に戻る兄。
「戻れるんだ。」とお嬢さんが兄に声をかけていますが
動物から戻れる人に会うのは初めてだったのかも知れません。
市街地で破壊活動をしているヒヒ怪人。
泣いている子供を見つけて泣かない方が良いと声をかけます。
自分が余計パワーアップするという理由を話していますが
実際その通りなので、怪人が子供達にとってベストの行動を教えている形です。
そこにゲキレンジャー達が登場、
ゲキハンマーのチェーン部分でヒヒ怪人の腕を縛り、引っ張って子供達から離します。
ゲキレンジャー達は子供達を逃がし、怒臨気が相手でも新しい仲間が居なくても戦う意志を表明し変身。
敵は1人で来ている訳ですので
人数不足とか愚痴ってはいけません。
一方、重役のお嬢さんはブルーの兄にくっ付いていました。
兄を謝らせたいみたいです。
ところで重役のお嬢さん、
以前もダンススクールで周囲と合わせられずに問題になっていましたが
また単独行動です。
知らない兄ちゃんに絡みに行くより、お友達と遊ぶ方を優先してください。
また浮きます。
ブルーの兄はお嬢さんに付いて来ないように言い、大ジャンプして逃げます。
しかしその先に謎の小爆発が発生し女幹部登場。
「参ったぜ、次から次に怖い女の子が現れやがる。」とぼやく兄。
襲い掛かってくる女幹部を適当にあしらって帰ろうとしますが、
そこに兄を追いかけて来た重役のお嬢さんが到着し、
女幹部の攻撃を食らいそうになります。
お嬢さんは追尾能力が高いようですが、
女幹部の攻撃に気付いても硬直してしまい
回避能力は低そうです。
そこでブルーの兄は女幹部の攻撃を受け止めてお嬢さんを庇い、
お嬢さんを抱えて大ジャンプしてその場から逃走します。
知らない人に抱えられた状態で
何十メートルもジャンプとかかなり怖い状態な気がします。
お嬢さんが激獣拳慣れしていなかったら確実にPTSDです。
ゲキレンジャー達はヒヒ怪人に転がされ変身解除状態になっていました。
イエローはゲキクローを取り出し、スーパービーストオンをしようとするイエローですが
ブルーがそれを制止。
レッドはブルーの兄が居ない所為で勝てないと怒っていますが
ブルーは兄が戻ってくると言ってフォロー。
兄が今は「ヒネヒネ」だから、仲間になりたくなるような僕達を見せてやろうと呼びかけます。
イエロー以外の兄への頼りっぷりが凄いです。
しかしブルーの呼びかけでモチベーションが上がったらしいゲキレンジャー。
帰ろうとしているヒヒ怪人を呼び止めて再びビーストオンし猛攻撃。
ていうかヒヒ怪人、ゲキレンジャーを倒す気が無いのですか。
ゲキレンジャー達は各自の武器やバズーカのゼロ距離発射などをします。
バズーカを食らっていますが特に爆発せず、ヒヒ怪人は怒って自発的に巨大化。
ゲキレンジャーはゲキトージャになりこれを迎え撃ちますが、
攻撃されてあっさり転がされて、
「黄色ちゃんの怪我が一番酷いんだっけなあ。」と
足の部分を集中攻撃されてしまいます。
今度からペンキとか用意して、どれが何色だか分からないようにすると良いです。
何処かの海岸で、手に黒い包帯を巻いている兄。
血が滲んでも分かりにくく、怪我の状態が判断しづらい為、
イエローみたいに狙われるのを防げそうです。
ただ、なかなか売っていなさそうな気がします。
お嬢さんは兄にどうして戦わなかったのか、
激獣拳は正義の獣拳なのに逃げるなんてと質問。
逃げるのと正義と何の関係があるのか良く分かりません。
猫師匠もゲキレンジャー連れて退却させたりとかしていましたし、
お嬢さんは激獣拳について夢を持ち過ぎていませんか。
そこに重役が登場し、ブルー達がヒヒ怪人と戦っていると知らせます。
お嬢さんが重役に「ママ」と呼びかけるのを見てかなり驚く兄。
色々後悔していそうです。
重役は兄の力が必要だと訴えますが、兄は自分には正義は無く、拳が汚れているとしています。
しかし重役のお嬢さんを助けたりしたのが正義だと指摘されます。
自分が激獣拳の正義の基準をクリアしていると知らされた兄に
重役がクソ暑そうなジャケットとゴングチェンジャーを与えます。
ゴングチェンジャーは紫激気を生かすアイテムだそうで
猫師匠の指示で兄が紫激気を習得した時から用意していたそうです。
「俺が正義の意志で用いれば、紫激気は正しい力となる。マスター、そう言う意味だったんですね。全ては俺の意思次第だと。」
とゴングチェンジャーに向かって喋る兄。
それ本人の前で言ってあげてください。
そこに女幹部が到着し、再び兄に喧嘩を売ります。
兄はジャケットを羽織り、ゴングチェンジャーを鳴らしてビーストオン。
兄の周囲の空間が変わり、リングの上に立っている兄。
ゴングをつけた腕の部分から変身していき、紫のゲキレンジャーになります。
いちいち鳴らさないと変身できないようです。
隠れてこっそり変身は出来ません。
それどころか、紫の変身は臨獣殿の敵幹部にも察知されたようで
敵幹部は紫が自分の知っている頃よりパワーアップしていると気付きます。
紫は女幹部の連れてきた戦闘員達と戦い出します。
特に専用武器とかは出しませんが、代わりにリングを出してきて戦っています。
リング上だと紫にどんな利点があるのかは現状不明です。
戦闘員達を倒すとリングが消えて普通の背景になり、
今度は女幹部が怪人態でジャンプしながら
針を射出してきます。
紫はキックなどでこれを全て弾き飛ばし、
女幹部の剣での攻撃も気にせず
エルボーで剣を破壊。
そしてまたリングが出て来て女怪人を殴り飛ばします。
「ノックアウト。」と言いながらゴングチェンジャーのレバーを動かす紫。
すると女幹部が大爆発します。
相手に爆薬でも仕掛けたのでしょうか。
ゲキトージャは相変わらず足を狙われ、合体が解けそうな感じに。
そこにゲキウルフが登場。
ゲキウルフは特に遠隔攻撃とかしてきませんが
ヒヒ怪人はゲキトージャへの攻撃を中断します。
ちなみに今回の巨大化戦も蝿が実況。
女幹部は生き延びていたようです。
野郎ばっかり追加されて女性キャラがリストラされたら大変です。
ゲキウルフは敵に噛み付いたり、体を回転させて体当たりなどして攻撃。
途中敵に振り払われて近くのビルの壁面に着地して態勢を立て直したりしていますが
ビルのガラスの強度と滑りにくさが気になります。
そしてゲキウルフはゲキチーターと交代しゲキトージャの足になります。
鳴り物入りで参加ですが足です。
ゲキウルフのギザギザの尻尾部分が
ゲキトージャウルフの脛部分に来ており、
キックとかすると相手に刺さる寸法でしょう。
そして主にキックで敵を攻撃し、
最後に脛と言うかウルフの尻尾部分のギザギザを
ブーメランのように飛ばして敵を攻撃し勝利。
合体しなくでも出せそうな技に思えます。
変身を解き、紫の加入を確認するゲキレンジャー達。
イエローは「じゃ、これからはキャプテンの言う事に従って貰いますからね。」
と軽口を利けるほど復活しています。
紫は困りながらもゲキレンジャー達と打ち解けている様子で、
猫師匠はその姿を見ながら喜んでいるようです。
一方敵基地では敵幹部が激獣拳の人達ばかり力に目覚めるのを気にして
怒臨気に目覚めていました。
物陰からパツキンがその様子を見ており、
紫をけしかけるまでも無かったと感心しています。
パツキンは紫に何か関与していそうです。
ところで、パツキンはフードを被ると姿が消えたような気がしますが
敵幹部の偵察は物陰に隠れるだけでOKですか。
女幹部は姿を隠してもよくバレてますが
こちらはかなり隠れるのが上手なようです。
ブルーが兄絡みで出番が増えているので
新たな目立たない人要員かも知れません。