獣拳戦隊ゲキレンジャー 第24話




 何故連絡をしなかったのか、その姿はどうしたのかと兄に質問するブルー。
姿というのが狼の姿を指すのか
上半身裸な姿を指すのか不明ですが
いずれにしても気になる所でしょう。


しかしブルーの兄はブルーがまだ小さいと思っているようで
ブルーを見ても誰だか分からないようです。
手持ちの十字架のペンダントを見せてやっと弟だと認識してもらうブルー。

ブルーの物持ちが良くなかったら
ハイさようなら
だったかも知れません。



 こちらは仕舞ったままどっか行っちゃうパターンになりかけたクマ怪人。
ペラい座布団の上であぐらをかきながら
激臨の大乱を起すべく、他の拳魔に出陣を命じ
立ち上がって無駄に怒臨気を発しています。

戦いより座る場所を何とかする方が先です。
ヤングな敵幹部はまだ大丈夫かも知れませんが
クマ怪人ぐらいになると
冬とか尻冷やして痔になるんのではないかと心配です。

クマ怪人に命令された拳魔2人ですが
臨獣殿の発展の為に自分達は出陣を控え、
若い敵幹部達に任せるという方針を主張。


クマ怪人は敵幹部の力を認めておらず
マントを着ているのも気に入らないようでそれを没収。

敵幹部のマントは結構モコモコなので
座布団にすると良いと思います。

クマ怪人は親衛隊のヒヒ怪人を呼び寄せ
敵幹部より頼りになるとして敵幹部を見下します。


親衛隊の怪人を見ながら、女幹部は前回のパツキンの情報を思い出していました。
クマ怪人の手持ちの怪人を観察する事と、
あと1つの未開示の要素で
敵幹部が怒臨気を会得し
臨獣殿の当主の座を取り戻せるそうです。


クマ怪人にしたがって出動するヒヒ怪人。
拳魔2人は出動を回避できた訳で
半分ぐらい主張が通った感じです。



 ブルーの兄は会社に来たようです。
上着はどこからか調達した模様。
レッドは服が支給される前に社内をうろつきましたが
恐らくその時に問題になって
服のストックを置くようになったのでしょう。

10年前から変わっていないと重役に言われ、
ブルーの兄は重役は綺麗になったと感想を述べています。
非常に世渡りが上手です。

そして猫師匠もコウモリさんやガゼルさんと共に登場。
猫師匠はブルーの兄が記憶を持っていないと推察し
禁断の激技を使用したのだろうと指摘すると
兄はそれを認め、使用に至った経緯を説明します。

激獣拳を裏切って飛び出そうとする敵幹部を止めようとし
多分洒落っ気で獣獣全身変という禁断の技を使い
狼の姿になって敵幹部と戦ったのが最後の記憶だそうです。

ヘルプとか呼ばなかったのでしょうか。

コウモリさんが自分達拳聖すら人の姿を失い
不老という報いを受けたとして
未熟者の兄が禁断の技を使えばどう言うことになるのか
分からなかったのかと注意。

動物の姿だと年をとっているのかどうか分かり難いので
不老とか別にどうでも良いような気もします。

あと、叱るタイミングが10年ぐらい遅い為か、
ガゼルさんは兄がよく人間に戻れた戻れたものだと微妙に話を逸らします。

兄は自分の運の良さで何とかなっていると思っているようで
気楽そうな態度を取っていますが
重役に敵幹部が敵組織を率いており三拳魔も復活した事を知らされて
流石に問題だと思ったようです。


しかし今度はゲキレンジャー達が兄の加入を当てこんで事態を楽観視。
残念ながら兄はゲキレンジャーに参加するつもりななく、
それどころかブルーが激獣拳を学んでいるのを約束に反していると怒り、
ブルーに激獣拳を教えた猫師匠にまで文句を言います。

ガゼルさんやコウモリさんがブルーの腕前を保証しますが
兄は聞き入れずに部屋を出て行ってしまいます。
拳聖にも重役の半分でいいので敬意を払って欲しいです。

もしかして支社長のペンギンさん相手だったら
素直に言う事聞きますか。


ブルーは兄を追いますがすぐ見失いました。
レッド達が兄を怖そうだと漏らすと、ブルーはそれを否定し兄をフォロー。
兄は親代わりにブルーの面倒を見ていたそうで、

ブルーの回想では、
子供の頃のブルーが公園で絵をかいていたら
絵に蜂が止まってしまい、
兄に泣き付き取ってもらった覚えがあるようです。

兄もそんな事を思い出しているようで
ブルーが子供の頃に泣き虫だった為、
危険な激獣拳への適性がないと考えているようです。
弟の過小評価というより
過保護から反対している部分が大きそうです。

ところで、子供の頃のブルーの絵の作風が
今と大して変わっていない気がします。
あと、男なのにモチーフにお花とか選ぶのが今風です。


そして会社を出て適当に歩いている筈の兄の前に
逃げ惑う人々とヒヒ怪人が出現。
猫師匠やレッドみたいに敵の気配を感知した様子はありませんが
普通に敵に遭遇しています。

そう言えば兄は前回も敵の怪人の近くに出現していましたので
運だけで戦闘の場に出くわす性分かも知れません。

兄は紫色の光を発しながら怪人に攻撃。
特に変身とかしていませんが相手をボコボコにしています。
兄の出す気は紫激気というオリジナルの気だそうです。

しかし黄色い変な空気が近くを通り、兄がその気配に気付いたところで
兄は苦しんで蹲ってしまいます。

そこにゲキレンジャー達が合流、ブルーを兄の保護に回らせ、
レッドとイエローはヒヒ怪人を追いかけていきます。

ブルーの兄は苦しくはなくなったようですが
狼に変身してしまった上、ブルーを攻撃しだします。

ブルーは何発か殴られてしまいますが、兄の背後に回って羽交い絞めに成功。
そして兄は自然に人間態に戻って正気に帰ります。


ところで、ブルーでも何とか戦える程度ですが
獣獣全身変とやらはそんなに強いのでしょうか。

ブルーは兄にその場に留まるように言い、自分はヒヒ怪人を追おうとしますが
兄はブルーを止め、十字架のペンダント見せて約束の話をしだします。

兄はしかも自分達が育った教会に移動。
怪人とか出ているのですが、レッドとイエローだけで何とかさせる気でしょうか。

それにしても教会で育ったという事は、ブルーはホテルの出張ランチだの抜かす割に
貧乏暮らしの経験がありそうです。


約束の話に戻りますが、子供の頃のブルーは兄に憧れて
拳法の方を真似たりし出したらしく、
兄にそれを止められて絵描きになるよう約束させられたようです。


兄は今からでも遅くないとブルーに獣拳を辞めて絵の道に進むよう言います。
ブルーは自分はもう子供ではないと反論し、兄に背を向けます。
兄はブルーにパンチを放ちますが、ブルーは振り返ってそれを受け止めます。

重役から仲間のピンチを聞かされたブルーは兄を置いて出動。
しかし兄はブルーの様子を見て少し喜んでいるかもな感じです。

ところで、ブルーは絵で成功しているから良いようなものの、
それで食っていける奴とか少数派ですので
子供相手ならともかく、大人に向かって
そっち進めとかあんまり言わない方が良い気がします。



 ピンチになっているレッドとイエロー。
スーパービーストオンをし敵を殴り飛ばしますが
敵は黒い気をまとってすぐに立ち直ります。

遠くからヒヒ怪人を観察している女幹部は
怪人の立ち直り方に違和感を覚えている様子です。

復活した怪人は飛びまわってレッドやイエローに体当たりをし転がします。
更に追い討ちを掛けようとするヒヒ怪人ですが
そこにブルーが変身しないまま飛び掛り攻撃を阻止。

急ぎの時は変身して走ってきて欲しいです。


そして人間態の兄も現場の崖の上に到着。
兄は過激気をまとったスーパーゲキブルーの戦い振りを見て
獣拳で絵を描いていると無理やり納得しています。

そこに猫師匠も到着し、兄にブルーがゲキレンジャーを引っ張るエースだと言います。
兄がブルーの強さを認めた頃に、ブルーは敵に体当たりをかまし大爆発をさせていました。

ちなみに2人のすぐ近くに女幹部が潜みながらも姿は消さずに
戦いの行方を心配していました。
猫師匠あたりは気付かないのでしょうか。


ヒヒ怪人は巨大化し、ゲキレンジャー達もゲキファイヤーに。
そして久し振りに蝿がしゃしゃり出て実況開始。
解説はコウモリさんとガゼルさんだそうで、
拳聖の皆さんもかなり巨大化戦が好きみたいです。

ゲキファイヤーの攻撃を
変わった臨気を出しながら飛び上がり、ついでに反撃するヒヒ怪人。
ゲキレンジャー達は敵が飛び回るので
ゲキバットを呼び、ゲキバットファイヤーにして対抗します。

また飛び上がった敵に対し、ゲキバットファイヤーも飛んで
相手を殴り飛ばし、ひとまず戦闘終了。


ブルーは変身を解除し兄に駆け寄ります。

兄はブルーを殴るかと思いきや、肩を叩いて激励。
レッドは兄の態度が軟化したのを不思議がっています。
イエローは兄がブルーを認めてくれたのだとレッドに解説。
「認める」とかの言葉がレッドに理解できるのか良く分かりません。


先程殴り飛ばされたヒヒ怪人ですが、
巨大化したままダウンしていました。

女幹部がパツキンの指示に従ってか
ヒヒ怪人に岩を投げつけると、巨大化は解除されるものの
クマ怪人から貰った怒臨気をまとって復活。

普通ならトドメになるところですが
攻撃されると喜ぶタイプが多い組織なので
大丈夫みたいです。

あと、巨大なまま腐られたら環境にダメージを与えかねなかったので
復活して良かったと思います。

復活したヒヒ怪人はゲキレンジャー達の前にすぐに戻り、
変身していない一同に攻撃。
兄はブルーが突き飛ばして避難させた為に無事ですが
ゲキレンジャー達は敵の攻撃を食らってしまいます。

復活してすぐ仕事に戻るのとか
スケジュール的に余裕が無くて嫌な気がしつつ
次回に続きます。