獣拳戦隊ゲキレンジャー 第23話




 新メンバーの話があり、クラスに転校生が入る時の乗りで
盛り上がっているゲキレンジャー達。

尚、重役も誰が新メンバーになるのかは知らされていないそうです。
会社の社員待遇にするなら、それなりに準備は要ると思うので
人事部とか行ったら普通に分かるかも知れません。

そこに猫師匠が登場。
ドアの向こうでゲキレンジャー達のやり取りを聞いていたらしく、
新メンバーを加えるに当たり、
ゲキレンジャーの求心力になるキャプテンが必要だとして
イエローにその任を命じます。

ちなみにレッドとかかなりキャプテンをやりたそうな素振りを見せていましたが、
言葉の壁があるのでまず無理な気がします。



 敵基地では前回復活していたクマ怪人が
悲鳴が足りないと不満を持ち、暴れていました。

それは良いのですが、女幹部や他の拳魔が
クマ怪人を宥めるのに手一杯になっているようです。

女幹部に拠れば怪人を出動させているそうですが、
幹部や拳魔が出動した方が余程成果を得られる訳で
本当に悲鳴が聞きたいなら彼等を上手く使う筈です。
クマ怪人は単に暴れたいだけなのかも知れません。

ただ、悲鳴を聞くと強くなるという設定が生きていれば
クマ怪人が厄介だと思うなら
他の拳聖達も積極的に出動もしませんでしょうから
そう言う意味では利害が一致しています。


クマ怪人は部屋の壇上に座っている敵幹部を見て
何処に座っているのかと敵幹部に質問。

敵幹部が当主の座だと答えると、
当主は一番強いものの事だとして自分であると主張。

当主の座と言ってもペラい座布団みたいなのしか無いので
座り心地最悪の部類に見えます。

相手をそこに誘導する為の
敵幹部による罠な気がしなくも無いです。



 会社にやってくるペンギンさんとゾウさん。
ペンギンさんは「ランちゃんがキャピキャピになったって?」と重役に聞いて
キャピキャピでなくキャプテンだと訂正されます。

ところでペンギンさん、多忙なのではありませんか。

そのイエローですが、ブルーとレッドに改善点を挙げ指導をしていました。

ホワイトボードに色々書いてありますが、
レッドがどの位読めているのかは不明です。

そして聞く側は乗り気で無いようで、ブルーはばっくれようとし
レッドはデスクからカップ麺を出して食べ始めます。

レッド、それいつお湯を入れましたか。
湯気が出ていない点も気になります。


イエローはブルーを連れ戻して指導再開。
これからは24時間キャプテンに従うよう言います。
24時間指示を出す方も大変だと思います。


空回りしているイエローを見て、最初は上手く行かないわねと
見守っている感じの重役。

ゾウさんは口を尖らせているイエローも「萌え」とコメント。

「いわゆるツンドラ系?」とペンギンさん。
誰ですかスウェーデンの人に変な日本語を
更に間違えて教えたのは。



 そしてレッドが敵の気配を感知した為ゲキレンジャー出動。
イエローの説教が中断された為、
レッドとブルーは敵の出現に感謝しているかも知れません。

今回の相手はヤマアラシ怪人という事で、
背中のトゲを飛ばして攻撃してきます。

一旦攻撃を食らったゲキレンジャー。
イエローはブルーにゲキトンファーで針を弾き、
レッドには突破口が出来たら飛び出して相手を押さえ込むよう指示。
その隙に自分が攻撃すると作戦立てします。

トンファーよりファンの方が防御に向いている気がしないでもないです。

ブルーとレッドはイエローからの指示が多い為反発。
3人が口論になった所で、敵がその隙を付いて
独楽のように体を回転させながらゲキレンジャー達に体当たり。

イエローは今度は全員でかかるよう指示を出しますが
今回もブルーとレッドはイエローが押し付けがましく感じたようでまた反発。
懲りずに口論しているゲキレンジャーはまた隙が出来たようで
敵の手に付いた針でイエローが刺されまくってしまいます。

イエローはダウンしてしまいますが、
特に爆発とかは無く、ダメージは小さいようです。

しかしヤマアラシ怪人は汗をかいただの空腹だの言って
仕事の途中ですが食事をしに戻ってしまいます。

夏場なので水分や塩の補給を怠ると倒れてしまいますので仕方ありません。



 イエローは敵が去ってすぐに目を覚ましますが、言葉遣いも態度も悪くなっていました。
会社に戻り、変なガーゼマスクをつけ、セーラー服を着込み
髪にパーマをかけてゲキハンマーを振り回しているイエロー。

どうやらグレてしまったようですが、
しっかり会社に戻るあたりは
真面目な部分が残っています。


猫師匠の見立てでは、イエローは敵にツボを突かれた刺激で
不良になってしまったそうです。

ちなみに煙草は
年齢的に別に吸ってもOKなので
パフォーマンスとして成立しない為か
吸わないようです。


そして猫師匠は多くのツボを突かれた為
イエローは元に戻らないだろうと予想。

暴れるイエローには困ったものですが
押さえに入ったゾウさんとペンギンさんを振りほどいて転がしたりしており
戦力としてはアップしているので
悪い事ばかりではない気もします。

ブルーはイエローの態度をただの迷惑娘だと批難。
その発言を聞いたイエローは気を悪くしたらしく、
自分のしていたマスクをブルーに掛けて
大人しくするよう言って頭突き。

頭突きはともかく
ブルーは何気に美味しい思いをしていませんか。


そしてイエローはハンマーとかで会社を破壊して回ります。
普通なら教室の窓ガラスとか壊すのですが
社会人なので会社です。

良い大人は真似をしないでください。

レッドはイエローを背後から羽交い絞めにして
ゲキレンジャーの力を正しい事に使うよう訴えています。
その様子を見たブルーはレッドがイエローに説教する図にビックリ。

しかしレッドの説教は特に聴かなかったようで、
イエローは頭突きをしてレッドの拘束を破り、
何階かは分かりませんが恐らく先程割ってあった窓から地上に飛び降り
止めてあった不良仕様のバイクにまたがって何処かへ行ってしまいます。

たまたま遊びに来た重役のお嬢さんは
イエローの出て行く様子を見て驚いていました。

ところで、バイクはいつ買ったのでしょうかイエロー。
ローンとか組んだのか気になります。



 レッドがまた敵の気配を察知した為、
ブルーとレッドで現場に急行。
ただし変身せず走って行きます。

倉庫に出現した敵らしき姿を見て
変身したゲキレンジャー達。
相手を外に蹴り出した所で
ヤマアラシ怪人ではない事に気付きます。

狼の姿をした怪人はブルーをちょっと攻撃して、何処かへ行ってしまいました。
ゲキレンジャー達が今の相手が何だったのかと考えている所で
ヤマアラシ怪人が視界に入ります。

先程は市街地で建物を破壊していましたが
今回は港湾地区で作業員さんを脅しているだけです。
ペースダウンしているようですが、悪い物でも食べてしまったのでしょうか。


一方、イエローを心配している拳聖達。
どこに行ってしまったのかと気にしています。
ゲキチェンジャーとかにGPS付いてないですか。

重役はイエローの行き先について
かつて不良少女と呼ばれていたので分かるといい、何処かへ出かけてしまいます。


どこかのディスコみたいな場所でフィーバーしているイエロー。
制服ですが入れてもらえるようです。

あと、今回は別にタイムスリップのお話ではありませんが
他にも四半世紀前の田舎の暴走族みたいな人が沢山おり
イエローはすんなり溶け込んでいます。


そこに入っていく重役。
他の客達は何故か木刀とか持って
排除しようと重役を取り囲みます。

イエローに、あなたは腐ったミカンじゃないはずよと
声を掛ける重役。
反発したイエローは木刀を重役に振り下ろしますが
重役はその辺のドラムスティックでそれを受け止め、
あっという間にイエローを押さえつけます。

イエローは拳聖2人がかりで抑えられなかった気がしますが
気迫の違いでしょうか。

「昨日今日ぐれたばかりのシャバゾウが。
関東スケ番連合初代総長真咲美希に盾突く気か!」
と重役がメンチを切ると、どうやらその業界では有名だったようで
他の客もひれ伏してしまいます。

ちなみにゾウさんやペンギンさんや重役のお嬢さんも
物陰から重役の様子を見ていますが、
かなり怖がっているようで
お嬢さんに至っては「もうママに逆らうのやめる。」と宣言。

意外と教育効果があるようです。




 イエローを会社に連れ戻した重役は
イエローに「心」という漢字の書き取りをさせています。
反発するイエローですが、重役に捻られて従います。

嫌々ながら文字を書いているイエローに、
重役はレッドやブルーが体と技を発揮して今も戦っている事を訴え、
イエローはどうなのかと質問。

イエローは「心」という文字を軽視するような発言をしながらも
重役の思惑通りに葛藤している模様。

それにしても、漢字の書き取りとか
イエローだから有効なものの
もしグレたのがレッドだったら打つ手無しでしょうか。


そのレッド達ですが、ヤマアラシ怪人相手に苦戦中。
スーパービーストオンしようとゲキクローを取り出しますが
針で攻撃されゲキクローを弾き飛ばされてしまいます。

そこにイエローがバイクで登場。
空中にジャンプしてゲキクローをキャッチし
そのままヤマアラシ怪人に特攻。


元に戻っていないのに助けに来たイエローを不思議がるブルーとレッドですが
普段のイエローの磨かれた心がグレた心を払ったのだと考えます。

ちなみに敵は撥ね飛ばされていますが、まだその辺に居ます。
少しは警戒してください。

ゲキレンジャー達が団結していると、
ヤマアラシ怪人が「感動の場面もそこまでだぜ!」と言いながら登場。
今回は隙を突きません。

作戦の規模が小さくなってきた上に
段々戦い方が下手になってきていませんか。

今日はもう帰って休んだ方が良いのではないでしょうか。


しかしイエローが根性でグレた心を追い出し、
正気を取り戻します。
しかし当たり前ですが衣装はセーラー服です。
これはかなりキツいです。

しかしイエローは特に恥かしがる様子は無く、
レッドとブルーを促して変身。
そしてすぐにスーパーゲキイエローになります。

レッドとブルーはすぐにスーパービーストオンせずイエローに注意されますが
説教が出たと大喜び。
「ハーイ、キャプテン!」と素直に従います。

イエローの指示に従い敵に向かっていくゲキレンジャー達。
針をクローで弾き飛ばしながら、まずレッドとブルーで敵を殴りつけ、
続いてイエローが2人の肩を踏み台にし
大ジャンプ&必要性に疑問のある捻りを入れながら
敵を引っ掻きダウンさせます。

そして立ち上がった敵に3人同時に攻撃。

敵はかなり吹っ飛ばされ、
このままでは勝てないと踏んだのか巨大化します。
戦っている場所が木の板が張られた桟橋みたいな場所なのですが
巨大化した怪人の重さに耐えられるのか心配です。

そしてゲキレンジャーも木の板の上でゲキファイヤーに。

何故か戦闘を見ているゾウさんとペンギンさんはゲキファイヤーの登場に沸きます。
ちなみに蝿は実況しないようですが、勿論何ら支障はありません。

イエローはゲキエレファントを召喚し、ゲキファイヤーはゲキエレファントファイヤーに。

敵の針も鉄球を振り回す事で全部防げるようです。
続いて体を独楽のように回転させて突進してくる敵に鉄球をお見舞いし、
ヤマアラシ怪人を粉々に砕きました。

ところでイエローはセーラー服で会社に戻ったのでしょうか。



 敵基地では敵幹部がクマ怪人と当主の座を掛けて戦いましたが
敵幹部は勝てませんでした。
しかしクマ怪人の爪がゲキクローと、そして怒臨気が過激気と似ている為
ゲキレンジャー対策の練習台に丁度良い感じです。

当主の座(ショボイ座布団)に座り、偉そうに激臨の大乱を再開するよう指示するクマ怪人。

敵幹部はクマ怪人をマスターと認めて跪きながら
怒臨気を習得する事を考えていました。

先に出てきた2人の拳魔は一旦弟子と認めると
猫かわいがりしましたが
クマ怪人がどう出るか楽しみです。


女幹部は臨獣殿を乗っ取られた事に危機感を覚えたようで
部屋を出て困っていました。

「面白くなってきましたねえ。臨獣殿が。」
と女幹部に声を掛けるパツキンの男性。
女幹部は警戒して、パツキンの男性にどうやってここに入って来たのかと質問。

敵基地は大抵の人が自由に出入りしている気がします。

パツキンの男性は前から居たと言い、女幹部に耳寄りな話を聞かせたいと接近していきます。
クマ怪人も基地の中に骸が有った訳ですが、
最近人数も増えてきたことですし
基地の総点検とかした方が良さそうです。



 夜になり、屋外でお互いに宜しくと言い合っているゲキレンジャー達。
イエローは早速レッドに講義中の飲食を禁止したりしています。

そこに、昼間の狼の姿をした怪人が出現。
体に謎のビリビリが発生して苦しそうな様子です。

そして狼の姿をした怪人は人間の姿に変わります。
ブルーはその姿を見て「ゴウ兄さん!」と声をかけます。

どうやらブルーの兄らしいのですが
敵幹部に倒されたという兄でしょうか。
ブルーが何人兄弟か気になります。

あと、もし倒された兄だったり
更に追加メンバーだったりしたら
スクラッチの社員に戸籍の怪しいのが2人みたいな感じす。
もっとも、大きな動物がウロウロしていても気にしない会社ですので
何とかなるのでしょう。


重役のお嬢さんが夏休みの作文で
母親の意外な一面をテーマにしないか
心配なまま次回に続きます。