獣拳戦隊ゲキレンジャー 第22話




 レッドに負けて荒れている敵幹部。
「この俺がゲキレッドの若造に!」と柱を殴って自爆しています。

敵幹部自身も他の人から「若」獅子と言われたりしますが
レッドとそんなに年齢差があるのでしょうか。

何気に若作りしているのか、
自分が周囲から若い若い言われて気にしているので
自分も他の人に言いたいだけなのか不明です。

そして敵幹部の怒りが最後の拳魔の琴線に触れたようで
拳魔の腕輪が敵幹部に話し掛けてきました。

敵幹部はまだ興奮状態のようですが、拳魔の復活に注意が行っているので
しばらくは柱殴ったりとかの行動には出なさそうで一安心です。

ところで、敵幹部は前回の戦いのダメージの所為か
頭に包帯を巻いておりますが、
さっき追加で怪我したと思うので手にも包帯巻いてやってください。



 会社でサメさんにスーパーゲキレッドを披露しようとしているレッド。
ゲキクローのスイッチを押しても作動せず、故障を疑いますが異常は無いようです。

ゴリラさんはレッドの頭の上にバナナの皮を置きながら、
先日過激気を生じたのか何故だったのかなと
レッドに質問。

レッドはまた質問責めかとゴリラさんに対して怒りますが、
バナナの皮については特に気にしていないようです。
怒りっぽいのか我慢強いのか良く分かりません。

サメさんはレッドを宥め、話題を変えて
自分が呼ばれた理由を猫師匠に聞きます。

敵幹部が大地の拳魔を復活させようとしていると話す猫師匠。
その頃、敵幹部は大地の拳魔の骸の元に到着。
何と骸は基地の地下にあったのだそうです。
その事を誰も知らなかったようですが、
掃除とか何年してないですか。

そこにタカ怪人とクラゲ怪人が登場し、
敵幹部に大地の拳魔を復活させないようにと言います。
大地の拳魔は敵幹部を排除し、
再び敵組織を支配しようとする懸念があるそうです。

憎しみだの嫉妬だのを教えようとする怪人達ですが
とことん弟子思いです。

しかし敵幹部はスーパーゲキレッドに勝つ事の方が大事らしく
「臨獣殿などくれてやる。」と言って聞きません。

敵幹部は大地の拳魔の骸に真毒の爪を突き刺しますが、
復活せず驚いています。
ゲキクローといい今日はトラブルが多いです。

クラゲ怪人は復活しない理由が分かっているようで、
骸の胸がえぐれている事を示し、
イキギモを激獣拳側に抜かれているため復活しないと敵幹部に教えます。

大地の拳魔の復活を阻止したいなら、
敵幹部にその辺の情報を与えない方がいいと思います。
弟子の希望を尊重しすぎです。



 そのイキギモですが、鮫さんが保管しているという事になっていたそうです。
しかし鮫さんはイキギモの話になった所で、こっそり逃げようとしだします。
津波が来た時にイキギモを紛失した事を
床でクロールしながら白状する鮫さん。

イキギモの周囲に結界とか張っておくべきでした。

「ではやっぱりこれが本物のイキギモのようだね。」
と雑誌(日本語版)をめくるゴリラさん。

雑誌には日本の資産家に伝わる宝石の記事が載っていました。
ところで「プレシャス」って日本で普通に使われる表現ですか。
先祖が海中で見つけたというその宝石を
一人娘が継承したと書かれているようです。

資産関係なくゲットしているようです。
金持ちの所に金が集まるという奴でしょうか。



 市街地を歩く派手な格好をした女の子。
雑貨屋のような店に入った女の子ですが、どうやら雑誌に載っていた一人娘のようで
一般市民の女の子達が見物に集まってきます。

意外と人気のある金持ちなようです。



そこにどう言う訳かレッドも登場。
「お前が南北アリスか。」と一人娘に声をかけます。

一般市民の会話の内容から、
今回の資産家はホテルやデパートを世界中に持っているそうで、
家業とか名前とか、いまにも酔払い運転で捕まりそうな感じのセレブです。

一人娘はレッドを店員と勘違いし、札束を見せて
店を貸切にするよう依頼。

レッドはお札を要らないと払いのけ、
お金があまり好きではないと主張。
自分が店員ではないから断ったという訳ではないようで、
もしお金が好きだったら受け取っていたのでしょうか。

あと、お金好きじゃないって
苦労した事が無い証拠な気がします。

しかし一人娘はそんなレッドに興味を持ったようです。

そこに資産家の執事のような人と、イエローとブルーが登場。
どうやら一人娘は勝手に外出していたようです。
レッドが何でその居場所を知っていたのか謎が深まります。

場所を移してゲキレンジャー達と席についている一人娘。
執事からゲキレンジャー達がイキギモを欲しがっている話を聞き、
あげてもいいが代わりに自分が喜ぶ物を何か渡すよう言います。

執事はイキギモを渡す事を良くないと考えているようですが
でしたらゲキレンジャーが来ても取り次ぐべきではありません。



 一般市民を襲っている、額に豚が付いた戦闘員。
この手の敵が出るのは何か久し振りな気がします。

何やらソーセージのような物を振り回したり、火炎放射したりですが
どちらかと言うと変な駄洒落のような事を
ずっと喋っている方が脅威です。

蝿と一緒に置いといたら大変な事になりそうです。



 ゲキレンジャー達の方は、先程の席で
ブルーが一人娘の肖像画を描いてプレゼントしていました。
ちなみに屋外なのですが、ブルーはパラソルの付いた席にいるのでともかく
一人娘は少し離れて立っており、直射日光を浴びまくりです。

熱射病とか気をつけてください。

そうして出来上がった絵ですが、一人娘はそれを却下。
ブルーの事は知っているが、一人娘を芸術が分からない馬鹿な子だと思っているのが
絵に出ていると指摘。

炎天下で立たされた事とか、スケッチブックをそのまま渡すだけで
額縁とか手提げ袋とか用意してない事については
特に文句は無いようです。

執事のような人が気にしてブルーに札束を差し出し
「これで何とか。」とフォローしています。
「いりません!」と断るブルー。

一人娘の言い分が結構マトモなだけに
単にトドメさされた感じです。


ブルーのプレゼントが気に入らなかった一人娘ですが
怒って帰ったりせず、お腹が空いたからどこかへ行こうと
気さくに言ってくれます。

今度はイエローがお勧めの店を紹介。
普通のラーメン屋に一人娘を連れて行きます。

一人娘はラーメンを美味しいと言いますが
実はよく食べに来るのだそうで、店にはサインも飾ってありました。

「お嬢様はこういう粗末な店には来ないと思ったでしょう。
そう言う気持ちがツマンナイ。あんたも駄目ね。」
と一人娘。

カウンター席の、どう考えてもオヤジに聞こえる場所で
どうか「粗末な店」とか言わないで下さい。


一人娘はレッドを連れて行き、スーツを買い与えて着させます。
いつものジャケット姿で自分と一緒に歩いて欲しくないようです。

続いてレッドに時計を買い与えようと、時計宝石店に入る一人娘。
ゲキチェンジャーの上からはまる時計を探すのは苦労しそうです。

ショーウィンドウに見入って店に入らないレッド。
一旦店に入った一人娘がレッドが遅いので外に戻ると、
レッドは一人娘に「キラキラの石好きか?」と質問。

一人娘は宝石は好きだとしながらも、
レッドが宝石をプレゼントしようとしているのかと考え
「あんたらしくないねえ、つまんないの。」と呆れています。
何かレッドに大きな期待をしているようです。

「うーん、つまんない。ここにはキュイキュイいない。」
とレッドは一人娘の手を引いてダッシュ。
服を脱ぎながら、公園みたいな場所の木に登り、
「この場所、俺のキュイキュイ、秘密の場所。」と紹介。

一人娘は「キュイキュイ」が「大切な物」の意味だと把握。
セレブだけあってコミュニケーションスキルの高い方です。
あと、レッドの脱ぎ捨てた服とかきちんと回収しており、
意外と躾が良いようです。

レッドは虫や花や魚を指して、キュイキュイが沢山だとコメントし、
一人娘のキュイキュイは何か質問。

本当に大切な物なんて見つけ方知らない、と
寂しそうに回答する一人娘。
レッドは一人娘を励まそうと、
アメジストか何かをその辺から見つけ出してプレゼントします。

一人娘はレッドのプレゼントを喜ぶものの、
レッドがイキギモを危ないから寄越せと言った途端、
マジギレしてレッドを引っ叩きます。

レッドがイキギモ目的で接してきたと腹を立て、
アメジストか何かを捨てて帰る一人娘。


しかしすぐ敵の戦闘員が豚怪人姿で出現し
一人娘を捕らえます。
もう少しレッドから離れた所を狙いませんか。
あと、「ゾワゾワ」は今回は特に感知されてないようです。


女幹部も姿を現し、一人娘がペンダントとして首から下げていた
イキギモを取り上げます。

胸の近くの物を豚怪人でなく女幹部に取るあたりは、
セクハラにならないように気を使っています。

女幹部からイキギモを取り返そうと、変身して戦い出すレッド。
しかし何故か過激気が出ず、女幹部に押されてしまいます。

女幹部は一人娘を豚怪人にやると言い、
豚怪人は肩に一人娘を担いで何処かへ行ってしまいます。

先程セクハラに気を使ってたようですが、
今度は担ぐ際に太腿らへんを押さえてたりで
どうやら気を使っていたのは女幹部だけだったようです。

女幹部に拠れば、一人娘は豚怪人の餌になってしまうそうです。

イキギモを持った女幹部と
一人娘を持った豚怪人は別々の方向に帰って行きます。

どちらを追うかで悩むレッド。
助けは呼びません。



 どこかの倉庫で一人娘を天井から吊るし、その下に火を起して
自分はテーブルをセットして何か待っている感じの豚怪人。
ロープや火はともかく、テーブルやら食器やらどこから調達したのでしょうか。
そこにレッド登場。


豚怪人達が倉庫に来てからレッドが追いつくまで
セッティングの感じから10分やそこらのタイムラグがありそうで、
ゾワゾワ無しによく見失わないで追い駆ける事が出来ました。


一人娘を吊るしているロープにフォークを投げつけ、
切断を試みる豚怪人。
ロープは全部は切れない物の、重みで段々に切れ始めてピンチに。
レッドは一人娘を助けようとしますが、豚怪人に邪魔をされて近づけません。

しかし完全にロープが切れ、一人娘が落ち始めたところで
レッドの過激気が発動し、スーパーゲキレッドになり
豚怪人を突き飛ばしてから、自分は火の中に飛び込み
一人娘を抱えてすぐに脱出。


そこにイエローとブルーとゴリラさんも合流。
「己の為ではなく、大切な者を守りたいと強く欲した時
その正しき心にスーパーゲキクローは応える。」
とゴリラさん。

敵がその辺にいるのに指導優先です。

そしてイエローとブルーの方は
現在誰もピンチでは有りませんが
普通にスーパービーストオン。


豚怪人は腸詰ボンバーと言いながら
ソーセージを投げつけてきますが、
ゲキレンジャー達が飛び上がった為に当たりません。

飛び回りながら豚怪人を攻撃するゲキレンジャー達。
豚怪人は反撃としてレッドに向かって飛び降りて圧殺を試みますが
逆に持ち上げられて投げ飛ばされ、
懐かしのゲキバズーカを食らって爆発。


「豚の角煮」でなく「豚の丸焼き」とレッドに言わせる為だけに使われた必殺技の為か、
敵は喋りながら途中で料理のような姿になる余裕も見せながら巨大化。


ゲキレンジャー達はゲキファイヤーとなりこれを迎え撃ちます。

一人娘とゴリラさんも倉庫を出てこれを観戦。
ゴリラさんが食べようとしたバナナを、突然現れた鮫さんが奪い取って
マイクに見立てて実況を始めます。

今回は女幹部が別行動なのと、
蝿と豚の両方を一緒に喋らせると危険なので
妥当な判断です。


豚怪人の投げつける腸詰に普通に当たってしまうゲキファイヤー。
反撃で豚怪人に接近して腹を殴りますが、
逆にガス爆発を引き起こしてしまいます。

ゴリラさんに拠れば、敵は脂肪の塊なので攻撃を吸収してしまうのだそうです。

「ちょっと、メタボリックよ。」とレッドに小声で言うイエロー。
レッドの語彙でメタボリックという言葉が通じるか不明ですが
「だったら、そうだ獣拳武装だ!」と普通に反応。

そういう訳でゲキシャークを召喚し、ゲキファイヤーと合体しゲキシャークファイヤーに。


豚怪人はゲキシャークファイヤーに輪切りにされながら
何か駄洒落を言いながら爆発しました。
最期までマイペースな敵でした。

あと、ゲキシャークファイヤーが押している所で
一人娘が興奮して手を振り回し、
ゴリラさんと鮫さんを殴ってのしてしまっていました。

それ拳聖です、非戦闘員が2人も倒しちゃまずいです。



 公園の池で何かを探している一人娘。
執事のような人が来て手伝おうとしますが、一人娘はそれを断り
自力でレッドから貰ったアメジストか何かを探し出します。

先程殺されかけたのに、そのまま解散して自由行動です。
普通ならPTSDです。ハプニング慣れしすぎです。


一方、敵基地では大地の拳魔の腹の穴にイキギモがセットされ、
大地の拳魔である熊怪人が名乗&ポーズ付きで復活。

その上で女幹部を突然どついたり、
何もかも気に入らんと暴れ出してその辺に地震を起したりと
ちょっと危ない人みたいです。

地震は会社でも起こり、猫師匠は「マク、蘇ったか。」と
お茶を手に取りながらコメント。

イキギモを追わなかった事を悔やむレッドですが
ゴリラさんはレッドは正しい道を選んだと慰めています。

豚怪人を倒した後に全員会社に戻って
マッタリしてた事については誰も何とも思っていない様子です。


イエローは復活した拳魔も倒せばよいとレッドを励まします。
ブルーも激臨の大乱を阻止すると宣言。

「その為にゲキレンジャーはトライアングルの先へと進化しなければならん。」
と猫師匠が言うと
「ゲキレンジャーに新たな戦士を加える時ですね。」と相槌を打つ重役。

追加メンバーの話はゲキレンジャーにはされていなかったようで、
一同は驚いています。

もっと早く追加入れてれば、
今回も一人娘とイキギモを2人ずつに分かれて
対応できたと思います。

その頃、どこかの洞窟の壁が壊れ、上半身裸の男性が出現。
「ここは、どこだ。俺は…参ったぜ。」とか言っている男性。
裸なのでレッドと同類かと思いましたが、
喋っている感じだとセーフそうです。


レッド(半裸)がゲキレンジャーに入った頃は冬でしたが
こちら(半裸)は夏なあたり、優遇されているような気がしながら
次回に続きます。