獣拳戦隊ゲキレンジャー 第19話




 クラゲ怪人に中途半端だとして駄目出しをされている敵幹部。
登場初期はどうも敵幹部より弱そうだったクラゲ怪人ですが
この修行でむしろこっちがパワーアップしている感じです。

クラゲ怪人に拠れば敵幹部の中に激獣拳が僅かに残っているそうです。

そこに山に帰った筈のタカ怪人が登場し、
敵幹部がまだ激獣拳の存在を許していると指摘。
そのため敵幹部の強さに限界があるのだそうです。

それにしても何か有ったら訪ねて来るようにと言ってたタカ怪人、
自分からアドバイスの為にやって来ました。
どこまで面倒見が良いのでしょうか。



 ゲキレンジャーは何かカエル怪人と戦っていました。
トード拳使いという事で、
以前に出ていたガマ怪人と性能が被っています。

ここの皆さんは妙にバラバラの拳法を使うのですが
特に一子相伝とかでは無いようです。

以前はトード拳使い相手に
確か何とかバズーカを使って勝利していましたが
今回は拳聖達にから習った新しい技を駆使して勝利。

バズーカがグレないか心配です。


会社に帰り、勝利を喜んでいるゲキレンジャー達。
新しい技が使いこなせるようになって余裕が出てきたようです。

しかし猫師匠は敵組織の動きを感じ取っているようで
敵幹部がますます強くなっている事を忘れないようにと釘を刺します。


一方、女幹部は基地に特殊な旗が飾られているのに気付きます。
何かの儀式の一環で敵幹部自ら出陣するそうで、
臨獣拳の名に恥じない、力の限りを尽くした戦いをする事を誓わされ、
杯を飲み干します。

ライオン拳が酔拳になってしまわないか心配です。

そしてタカ怪人とクラゲ怪人はその辺に立っている像に
エネルギーを注入し、自動で動くようにして
敵幹部の戦いを邪魔する者を排除する役割を与えます。

激獣拳もロボタフを実戦投入しませんか。

女幹部も立会い人を命じられます。
特に指示とかしなくても、女幹部は普通にストーカーしていると思うので
わざわざ任命する必要があったのかは不明です。

もしかしたら気兼ねなく付け回せるよう
女幹部に便宜を図ったのかもしれません。



 敵幹部が出動した頃、
猫師匠は自分の元で修行していた頃の敵幹部との
ツーショット写真を引っ張り出し、
何か不安がっていました。

すると写真が敵幹部の写っている所から燃え出します。
猫師匠によれば敵幹部の臨気で燃えたようです。

ところでこの写真はどなたが撮影されたのでしょうか。

あと、遠隔で物を燃やしたり出来るなら
その能力を戦闘で使ってみませんか。



 敵の旗が立てられている所へ走って向かうゲキレンジャー達。
猫師匠の指示かレッドが敵を察知したのか
誰か電話とかして呼んだかは不明です。

旗の近くから女幹部が姿を現し、
敵幹部が出てくる事を知らせます。

すると空が曇って暗くなり落雷。
雷が落ちた所に敵幹部と拳魔が動かした石像が出現。
この登場の仕方を選んだ為に、荒野みたいな場所にゲキレンジャーを呼び出したのでしょう。
市街地だと雷が近くの避雷針に吸い寄せられたりで
上手く行かなさそうです。


敵幹部は激獣拳を消し去ると宣言し変身。
ゲキレンジャー達も変身して戦おうとしますが
石像だった怪人達がレッドとブルーに攻撃。

敵幹部に一対一の戦いをさせるために動いているのでしょう。
ゲキレンジャーが5人戦隊だったら人手不足になる所でした。

そういう訳でまずイエローが敵幹部と戦闘。
しかしハンマーも効かず、スピードでも敵幹部に敵いません。

イエローの拳を押さえながら、イエロー達の言う邪な心は何か、それの何が悪いかと質問する敵幹部。
臨獣拳を悪とするイエローに対し、
敵幹部は弱さが悪だと言ってエローを蹴り飛ばして倒します。

ブルーが石像の怪人を振りほどき、倒れているイエローの前に庇うように立って
敵幹部と戦い出します。
強ければ正義だという世界を否定し、この世界にはもっと美しいものがあると主張するブルー。
しかし敵幹部はブルーのゲキファンによる攻撃を受け止めてブルーを放り投げ、
強ければ美しいと言います。

ブルーは立ち上がって敵幹部に再度攻撃をしかけますが、
敵幹部はブルーの拳も受け止め、
ブルーの兄も「強いだけでは何かが足りない」と言っていたのに
自分に負けたという話をし、ブルーを怒らせます。

しかしブルーは怒っても別にパワーアップしないようで、普通に倒されました。
力で勝てば良いのに、議論もしないと気が済まないようです敵幹部。


最後の相手は議論の前に言葉の意味が良く分からないレッド。

レッドは敵幹部が強いのに優しくしないと批難。
トラが強いのは森を守る為だとし
皆に強さを分けなければ駄目だと主張。

敵幹部に甘いと言われたレッドは
敵幹部を嫌いだとして絶対に勝つと宣言。


敵幹部はトラと自分の関係の無さとかの指摘はしないあたり
かなり手加減してトークしていますが
レッドはあっという間に議論放棄し
普通に戦い出します。

新しい変な言葉とか使って敵を惑わしたりとかしません。

そしてゲキセイバーの攻撃もことごとく敵幹部に破られます。
敵幹部はゲキレンジャー達に3人で来るように言います。

ゲキレンジャーはお言葉に甘えて3人体制になりますが、
よりによってバズーカ。
案の定全然効きませんでした。
ゲキ何とかトージャになって踏み潰すとかしません。

敵幹部はライオンのような形の光をゲキレンジャー達にぶつけて攻撃。
ブルーとイエローは変身解除して転がってしまいます。
しかしレッドはまだ変身した状態で立ち上がりました。

女幹部あたりはレッドの頑丈さに引いています。

「負けるか、負けるか、俺は虎の子だ。」と言っているレッド。
しかし敵幹部が追加で腹にパンチを入れて来たため、
レッドはやっと変身解除してダウン。

虎は獅子には勝てないと言う敵幹部。
レッドはそれを聞いて虎は負けねえと言って再度起き上がり、
その体から赤い光が吹き出します。

敵幹部はレッドの様子が
勝てなかった相手と同じだとして驚いています。

無駄に気合を入れたレッドは自分を無敵の虎だと言って敵幹部に殴りかかります。
しかしパンチが当たる寸前にガス欠。
「理央、お前ゴキンゴキンだ。」と言ってダウン。

変な気合を入れなかったら、ちゃんとしたパンチを出せたかもしれませんが
その辺のエネルギー配分とかまだ期待しないほうが良さそうです。

しかし最後に訳の分からない事を言っておいたので
精神には多少のダメージを与えられたと思います。


女幹部と石像の怪人達がゲキレンジャーにトドメを刺そうとしますが
それを敵幹部は止めさせます。
猫師匠が来たのに気付いたようです。

何で猫師匠が来たら女幹部達にストップをかけたのか良く分からなかったのですが
猫師匠がトドメを刺すのを待つように言うあたり
相手の要求を先読みしたのかも知れません。


猫師匠はゲキレンジャー達が「過激気」を身につけてから下してこそ
真の強さを手にする事が出来ると言い、
敵幹部はその話に乗ります。

敵幹部、クラゲ怪人の話にも乗って修行を受けたりしましたが
もしかして乗せられやすいですか。
キャッチセールスとかに注意してください。

しかし敵幹部もある程度は警戒しているようで猫師匠を人質にとり、
3日でゲキレンジャー達が過激気を習得しない場合は
猫師匠の命を貰うと言います。

ところで猫師匠をまさか自分達の基地で監禁するつもりでしょうか。
敵には居場所とか知らせない方がいいと思います。



 夜になって雨が降っていても、まだその辺でヘタレているゲキレンジャー達。
そこに重役がやってきて、自分も傘を降ろして
ゲキレンジャー達に闘魂注入。
泣き事を言っているゲキレンジャー達に
諦めない限り可能性はゼロではないと説きます。

重役のおかげでやる気を取り戻し、過激気習得の意欲を見せるゲキレンジャー達。

その頃、明らかに拳聖と思われる動物系の人達が3人ほど来ていました。
「直線距離で後300キロか。ま俺の足なら2時間てとこか。」
とビルの上を飛び跳ねて移動しているガゼルさん。

時速150キロと言う事になりますので、それは凄いのですが
何で目的地から300キロ以上離れた所から足で移動していますか。

スタートはどこですか。
別行動のゴリラさんは日本が久し振りだとか言ってますので
ガゼルさんも外国から来ている可能性がありますが
そうなると降りる空港を間違えている感じです。


外国から来たと思われる拳聖達がどの位の時間を検疫でロスしたか
気になりながら次回に続きます。