獣拳戦隊ゲキレンジャー 第15話
タカ怪人に稽古を付けてもらっている敵幹部。
前回は戦闘員相手に暴れていましたが、態度も大分落ち着いてきたようです。
修行がトークタイムに移行したのを見計らって
幹部に声をかける女幹部。
ところで、女幹部は透明化できるのに
わざわざ柱に隠れて様子を見ていますが
透明化するのは疲れるのでしょうか。
女幹部は残りの拳魔を復活させる仕事を買って出、
腕輪と真毒を借りてタカ怪人を横目で軽く睨んで退出。
「小娘は余程我の事が気に食わぬと見える。」
とタカ怪人も意外と女幹部の事を気にしているようです。
しかしタカ怪人はすぐに気持ちを修行に切り替えたようで
幹部にいま少し憎しみを学んでもらうと言い、
梁の上に座っていたツル怪人を呼びます。
憎しみがどれほどの力になるか
ツル怪人の戦いぶりから知るようにと言うタカ怪人。
ツル怪人をわざわざ呼んだ理由がよく分かりませんが
敵幹部がツル怪人の顔とか覚えていないと困るので
念のために再度紹介したのでしょうか。
配慮がきめ細かいです。
部屋に入った途端に目の前を紙屑が横切り、
ブルーに注意をするイエロー。
ブルーは絵を描くのに夢中になり、イエローに指示された棚の整理を失念していたようです。
レッドもお宝なるガラクタを入れた箱を床に放置しイエローに怒られています。
此処は働く所で遊びや趣味だのの場所ではないと2人に言うイエロー。
巨大な猫がゴロゴロしている環境で仕事をする方が難しい気がします。
そんな中、ツル怪人が街に出現し破壊活動。
ゲキレンジャー達が対処に駆けつけます。
前回は敵が空を飛ぶ為苦戦し、ブルーが対抗技を習得した訳ですが
今回は地上で普通に剣で攻撃してきます。
これなら余裕と思われましたが、敵はその「憎しみ」の為かパワーアップし、
3対1なのに転がってしまうゲキレンジャー達。
ブルーが立ち直ってツル怪人に立ち向かいますが、
ツル怪人に捕まり、何か光の球のような物を抜き取られてしまいます。
続いて敵に飛び掛るレッドですが、こちらもすぐに光の球を抜き取られました。
建物の屋上から下に投げ出されるブルーとレッド。
続いてイエローが敵の前に立ち、二人に何をしたのか敵に質問。
「これぞ臨技鼓動戻し。」と律儀に答える敵。
相方を失って少々おかしい言動を見せている敵なのですが
親切心は失っておりません。
投げつけられた光の弾を打ち返すイエローを見て
その行為がまずい事をにおわせる敵。
敵はイエローも攻撃し、光の球を抜き取ろうとしますが
相方の剣に止められた気がしたようで帰ってしまいます。
戦闘員とか一緒に出動させてフォローさせた方が良かったかも知れません。
変身を解き、レッドとブルーを探すイエロー。
戦闘中は放置していましたが、一応気にはしていたようです。
ブルーの服が落ちているのを見つけ回収するイエロー。
するとその中に赤ん坊が入っているのに気付きます。
驚いているイエローに、レッドと同じ服を着た子供が浣腸をかまします。
身に付けているゲキチェンジャーを「取った物」ではないと言う子供を信用せず
引き止めて名前を聞くイエロー。
子供はレッドと同じ名前を名乗り、どうやらレッドが子供に戻った姿なようで
赤ん坊もブルーなようです。
とりあえずガキどもを会社に持って帰ったイエロー。
レッドには同じデザインの子供サイズの服が新たに支給されております。
経費の無駄遣いに注意してください。
猫師匠に拠ると、2人に掛けられた技は
鼓動を巻き戻して体内より分離させて若返らせる物で
光の球が巻き戻した鼓動なのだそうです。
死んでいる人だらけな印象のある臨獣殿ですが
生き返らせる技やら若返らせる技やら
変に充実しています。
重役にゲキチェンジャーが邪魔だから外して良いか聞くレッド。
抜き取られた鼓動に記憶も入っているのだそうです。
レッド、知らないお姉さんに浣腸しましたか。
レッドを育てた虎の教育方針が分かりません。
弾き飛ばした鼓動は持ち主のレッドやブルーがその場所を探知できるようです。
その間、イエローはママとなって2人を守るようにと猫師匠に言われます。
ママ業も修行なのだそうです。
その修行は猫師匠や敵幹部も通った道なのでしょうか。
付き合わされる子供が不幸すぎです。
拳魔を復活させに出たは良いものの、腕輪から何の指示も出ないため
目的地を見つけられない女幹部。
女幹部が困っていると、突然蝿が背後から現れて茶々をいれたりしています。
蝿、普段は女幹部の口から出てくるのですが、
今回はどこから出てきたのでしょうか。
蝿は女幹部がタカ怪人を嫌って他の拳魔を復活させ
幹部の気持ちを逸らせるのが目的ではないかと指摘。
蝿の言葉に反応したようで、腕輪から女性の声が聞こえてきます。
「なるほど、お嬢ちゃん、あなた気に入ったわ。」
喋っているのは海の拳魔だそうで、その骸は深い海の底にあるそうです。
出発前に言ってください。
何か準備してから行きたい場所です。
ブルーを抱っこし、レッドの手を引いて外出しているイエロー。
レッドに鼓動の気配を聞いていますが
ハンバーガーの屋台に連れて行かれ、空腹を訴えられたりしています。
ブルーがミルクを飲まなかったり、
レッドが大道芸人のクラブを取ろうとして怒られたり、
レッドが鼻出血してたり
ブルーのおしめ交換で被弾したりと
散々な目に遭うイエロー。
そしてブルーの所為で視界が遮られている間に
レッドが居なくなったのに気付き探しに行くイエロー。
ゲキチェンジャーにも通信機能を付けてください。
人だかりを見つけて様子を見に行ったイエローは
ビルの外壁のパイプをよじ登るレッドを見て悲鳴を上げています。
ところで野次馬の一般市民、警察消防へは通報しましたか。
外階段を上り、建物の屋上でレッドを捕まえるイエロー。
イエローがレッドを叱ると、レッドは懐から鳥を取り出し、
鳥が泣いていたと訴えます。
レッドは落ちた雛を回収していたようです。
上空を飛び回っている鳥を見つけ、雛の仲間かなと言うレッドに
イエローは「きっとママね。」と答えます。
「ママ?あれもランママか?」と聞くレッドに
ママはお母さんの事で、守ったりゴハンを食べさせてくれる人だと説明。
レッドの知識の範囲で説明するのは難しそうです。
そして鳥の巣を見つけ、レッドを肩車して雛を巣に戻させるイエロー。
レッドははしゃいでイエローごと後ろに倒れますが、
倒れた時はレッドがイエローの前というか上に居る状態です。
瞬時にかなり移動したようです。
流石に皆さん運動神経が良いです。
しかし此処まで無茶な動きが出来るのに、倒れるのを我慢できなかったのが不思議です。
イエローに抱きついた格好になっているレッドは
イエローをホワホワだと言って和んでいます。
そんな中、ツル怪人が飛来。
レッドを庇ったイエローが怪人にぶつけられて腕を負傷します。
ブルーの泣き声を聞いて喜んでいるツル怪人。
小さかったり弱かったりする人の悲鳴が美味しいのだそうです。
2人を子供にしたのもそんな理由からのようで、
ツル怪人は「最低最悪な形で始末するのさ。」と言いながら
先程の鳥の巣を踏み潰します。
敵、鳥くさいのに鳥に厳しいです。
「ジャン、おんぶ!」とイエローに指示され、
瞬時に背中に飛び乗るレッド。
レッド、子供の頃の方が聞き分けが良い感じです。
敵の攻撃にさらされながらもレッドとブルーを運びながら
ビルに垂れ下がった謎のワイヤーを伝って戦闘から離脱するイエロー。
敵はナイフを投げつける攻撃をしますが、イエロー達には当たらずに済みました。
ワイヤーを切断されなくて良かったです。
廃工場のような建物に逃げ込み、敵をやり過ごすイエロー達。
レッドはイエローの怪我を心配しますが、イエローは平気だと言い、
逆にレッドやブルーを気遣っています。
ブルーが何かに反応しているのに気付いたイエローは
ブルーの見ている方を確認すると
建物の上に光の球が落ちているのを発見。
レッドにブルーを預け、回収に向かおうとするイエロー。
まだその辺りを敵が飛んでいるかも知れないですので
変身してから行って下さい。
案の定敵に遭遇したイエロー。
攻撃を食らいそうになってようやく変身。
ちなみにレッドは下からイエローの様子を見ており、
イエローの変身を見て喜んでいます。
派手な色の服を着ているのですが
敵に見つかったりしないのでしょうか。
狭い通路の上でゲキトンファーロングバトンで敵の攻撃を防いだりしているイエロー。
しかし武器のチョイスに難が有ったのか、敵の攻撃を食らい地面まで落とされてしまいます。
良い感じで着地できたものの、続いて敵が回転キックをしながら突っ込んで来た為
転がされた所で首に剣を突きつけられてしまいます。
物陰から戦いを見ていたレッドはブルーを地面に置き、
ゲキチェンジャーでの変身を試みます。
まず変身しないでツル怪人を呼び止めて姿を見せるレッド。
これで変身失敗したら終了ですが
「滾れ獣の力、ビーストオン!」と
初回のレッドよりもすんなり変身に成功。
掛け声とかイエローのを聞いて一発で覚えたのでしょう。
しかし流石に名乗は覚えていないのでパスし
そのまま敵に突進し殴り飛ばします。
ちなみに敵は短剣を投げつけてくるのですが
的が小さい所為か当たりませんでした。
ツル怪人は起き上がってゲキレンジャー達に憎いとか言っています。
説明好きなのは分かりますが
別に心情まで説明しなくていいです。
イエローは敵の発言を聞いて
「憎しみよりも強い気持ち、それはママが子供を、子供がママを想う気持ち、ホワホワよ!」と主張。
パパさんは蚊帳のソトです。
イエローはレッドを下がらせ、
敵が両手に短剣を持って突っ込んで来た所を
剣を絡めとって敵の手を親指でブスッと刺して攻撃。
そしてゲキワザ「母母打」という技で
敵に猛ラッシュをし、
最後に両こめかみを親指でブッ刺します。
攻撃を食らった所に謎のビリビリが発生し、
敵の体は変に膨張した後に爆発。
敵は怪人っぽいのですが、
体の構造は知られているのか普通の人と一緒なのか、
とにかく秘孔の場所が分かっていたようで良かったです。
イエローは建物の上に飛び乗り、光の球を回収し
レッドとブルーに投げつけます。
めでたく元の姿に戻る2人。
ちなみにブルー、いつぞやの銭湯と言い、ポロリ要員だったようです。
ところで、この光の球を取り違えて戻したらどうなっていたのでしょうか。
レッドが賢くなったかも知れません。
怒りながら巨大化するツル怪人。
いまいち状況を飲み込めていないレッドとブルーですが
イエローに促されて戦闘に参加し
ゲキトージャ完成。
敵が飛んで短剣を投げてくるのでゲキバットを呼び出し
敵を撃ち落してからゲキバットージャに変形。
「この腐れ激獣拳が」と悪態を付く敵に
イエローは言葉遣いが悪いと批難しお仕置き実施。
それにしても言葉遣いに対して少々神経質かも知れません。
普段の敵側の会話は言葉遣いより内容が危険な感じなのですが
それ聞いたら卒倒するのではないでしょうか。
ゲキバットージャは刃のついた扇状の羽の先で敵を叩き、
回転して竜巻を起こし敵の動きを封じて
敵を斜めに斬って爆発させます。
空を飛ぶ敵に、ゲキバットージャで戦ったわけですが
空中戦とかしませんでした。
会社に戻り、レッド達が子供に戻っていた時の記憶がないと知り
落胆しているイエロー。
しかし下手に記憶が残って
レッドあたりに懐かれるのも考え物です。
そしてブルーがオモラシをしていた事を聞き、激しくからかうレッド。
レッドはもしかして子供の頃の方が落ち着いてませんか。
海の拳魔の骸を回収しに海岸まで来た女幹部。
怪人態に変身し、蝿を口の中に収納してから海に飛び込みます。
蝿要らない気がします。
海の中に蝿を置いてくるとかだったら理解できます。
目的地にはバリヤーも張ってありましたが
女幹部は気合でそれを破ります。
タカ怪人が復活した際にもバリヤーが破られていますが
補強したりしません激獣拳。
封印されていた骸を見つけ、真毒の爪を刺す女幹部。
すると海中で爆発が起こり、女幹部は吹っ飛ばされて
海岸まで放り出されてしまいます。
海から歩いて出て来て姿を見せる海の拳魔。
どうやらクラゲ怪人のようです。
「教えてあげるわ、身を焦がす思い。」
とちょっと語尾がよく聞き取れませんでしたが
こいつもまた怪しい気配がする事は分かりました。
憎しみで力を得ているという触れ込みだったのに
普通に負けたツル怪人を見て
敵幹部がやる気を無くさないか心配なまま次回に続きます。