獣拳戦隊ゲキレンジャー 第13話
敵幹部に修行の予定を話しているタカ怪人。
絶望の次は憎しみが必要だそうです。
武器の扱い方も習わせているゲキレンジャー側の修行に比べ
カリキュラムがメンタル面に偏っているような気がします。
敵幹部に心の痛みを増大させる技をかけようとするタカ怪人。
止めに入った女幹部に「何をする小娘、邪魔をする気か。」と言っています。
女幹部の接近に気付かなかったり、
腕を捕まれただけで動きが止まったりな部分も気になりますが
前回女幹部を「醜いリンリンシー」と表現していたのに
今回「小娘」で、どういう視覚情報を得ているのか気になるところです。
そこに外部から2名の怪人が基地内に飛び込み、
女幹部に体当たりをしてタカ怪人から離れさせます。
こんな好き勝手に出入りできる基地で本当に良いのでしょうか。
この2名はタカ怪人の親衛隊だそうです。
タカ怪人は死んでいましたので、その親衛隊な彼等はかなりヘマをやらかしている筈ですが
特に怒られる様子もありません。
修行では殺しあうだとか物騒な事を言っているタカ怪人ですが
変なところで甘いです。
猫師匠や重役に連れられてバレエを観に行っているゲキレンジャー達。
演目はパンフレットに拠ればくるみ割り人形だそうです。
食い入るように見ているブルーと対照的に、レッドとイエローは退屈そうです。
このあたりから見て行けば全員楽しめたのではないでしょうか。
イビキをかきながら寝てしまうレッド。
イエローが足を踏んでも、重役が鼻をつまんでも目を覚ましません。
しかし敵の出現の気配を察知して立ち上がります。
上演中に勢い良く立ち上がるのも迷惑ですが、
これでしばらく席を離れてもらえるなら
トータルでは被害が減ったという所でしょうか。
街中では先程の親衛隊が一般市民の足元に小爆発を発生させて
そこから青い光を吸い上げて集めていました。
そこに到着するゲキレンジャー達。
「何やってるんだ、あの雷はお前らの仕業か。」という質問に対し
自分達がタカ怪人の命令を遂行しているとし、
人間の悲鳴絶望を力とする前に雷に変え、その雷が人間を恐怖の底に陥れ、より大きく強い絶望を発生させると回答。
誰の命令かとかまで聞いていません。
質問した以上に情報を与えています。
上司に似て甘いです。
そして高い所に居たのに、ゲキレンジャー達が変身して
名乗を上げ終わった所を見計らって降りて来てくれる親衛隊。
そんな気の良い連中ですが実力は大したもので、
剣による攻撃でゲキレンジャー達を圧倒、
そしてゲキレンジャーを一箇所に集めて2人で挟み込み、
小刀を何度も投げつけてきます。
攻撃を防ぎきれずに転がってしまうゲキレンジャー達。
これは次回から強力な磁石とか用意して小刀を吸い寄せるとか
何か手を考えた方が良いでしょう。
幸いゲキレンジャーはベルトとか無いので、比較的磁石にくっ付きにくそうです。
転がっているゲキレンジャー達を笑い、巨大化する親衛隊。
人間を脅かすのはもう良いのでしょうか。
ゲキレンジャー達も立ち直ってゲキエレファントージャになります。
空に浮いている親衛隊に向かってエレハンマーを投げつけると
敵はヒョイと動いてあっさり回避。
鉄球部分を逆に弾き返されてゲキエレファントージャがダメージを食らったりします。
そして敵は超高速で飛び回りだし、
ゲキエレファントージャを撹乱してキック。
親衛隊達はゲキレンジャーと戦うのがつまらないと気付いたようで
元の仕事に戻って行きました。
空を飛べない事が不利に働き悔しがるゲキレンジャー達。
巨大化前の戦いでは敵が飛んでもいないのに劣勢でしたが
その辺はスルーしているようです。
会社に戻り、飛ぶ練習をすると言って室内で幅跳びをし出すレッド。
ブルーも猫師匠に空を飛ぶ技を教えて欲しいと言っています。
あの体を回転させて飛行する技でしょうか、
体力の消耗を考えたら溜めの少ない飛び道具を調達した方が良さそうです。
猫師匠はあやつに頼むしか、と言いながら
予め持っていた地図をブルーに渡し、
美術鑑賞会があるので観に行くようにと指示。
相変わらず手回しが良いです。
一方、敵幹部も修行を始めているようです。
タカ怪人にまた昔の事を思い出させられているようでウワーとか言っています。
女幹部は幹部の苦しんでいる様子を見ていられないと言いながら
指の間から覗いています。
何かのプレイに見えるのかもしれません。
地図を頼りに、林の中の池みたいな場所に来ているゲキレンジャー達。
ちなみに夜になっていますが、懐中電灯等持参していないようです。
誰も見ていないような場所で「舞」が行われるのか疑問に思うイエロー。
その時、池の向こう岸で突然かがり火が焚かれて
面を付けた人物が扇を持って踊り始めます。
ちなみに音楽も流れていますが、
見えない所にラジカセでも置いてあるのでしょう。
楽団までいたらゲキレンジャーが来ずに不発だった時に辛いです。
バレエには興味を持たなかったレッドやイエローも
踊りに目を奪われています。
そして池の上に移動し、水面の少し上に浮遊し踊り続ける面をつけた人。
その踊りは夜が明けるまで続いています。
浮かんでいる事よりも踊っている時間が凄いです。
ゲキレンジャー達の頭上を通り過ぎ、
木の枝に足の甲を引っ掛けてぶら下がる面の人。
ブルーに名前を聞かれ、面を外して名乗りますが
コウモリの顔をしております。
イエローは猫師匠や象さんと同じ拳聖かと質問。
拳聖でもないのに動物顔になっていたら
ちょっと不幸かも知れません。
ブルーはコウモリさんの演舞を称え、教えを乞います。
しかし誰にも修行を授けようとは思っていないと言われてしまいます。
コウモリさんの持っている扇子の形に合わせて
今日の猫師匠たちのオヤツはクレープのようです。
中華料理でないのが珍しいです。
猫師匠はマタタビ生クリームに喜んでいて
重役の話を聞かずに叩かれています。
ところで、就業時間中のマタタビは良いのでしょうか。
コウモリさんは拳法の中の美しさを秘伝として練り上げたが
習得できる弟子が出てこなかったので
教えるモチベーションが下がっているようで、
ブルー達に帰るように言います。
ちなみにブルーは土下座して頼んでいますが、
相手の背中側でやっても見えないと思います。
そういう訳で、変身して「見て下さい!」と言って
コウモリさんの方にジャンプして移動するブルー。
凄い土下座を見せるのかと思ったら
コウモリさんの頭を蹴ろうとしています。
避けられるものの、次々を攻撃を繰り出すブルー。
コウモリさんは「なるほど。」とか言いながらも
綺麗にかわして、扇でブルーを吹き飛ばしたりして反撃しています。
レッドが敵の出現を察知し、ブルーもコウモリさんにお礼を言って立ち去ろうとしますが
コウモリさんはブルーを呼び止め、修行をつけると言い出します。
しかしコウモリさんの教えは「技を捨てる」事だそうで
それを聞いたブルーは困っています。
しかしブルーの最大の技は「目立たない事」な気がしなくも無いので
丁度良いかも知れません。
今回はブルーが残って、イエローとレッドで敵の方に向かいます。
誰も聞いていないのですが、
親衛隊は雷で町全部を破壊し更なる悲鳴と絶望を手に入れると
掛け合い形式で説明。
先程もゲキレンジャー達に説明していましたが
また誰かに聞かれているのでしょう。
バレエをやっていた会場が
今後スクラッチ出入り禁止になっていない事を祈りつつ
次回に続きます。