獣拳戦隊ゲキレンジャー 第5話
敵の5人組や幹部に負ける夢を見ているレッド。
前回一度に6人もの敵とエンカウントし、
特に5人組の方など、変身前だと額に付いている動物と襷の色ぐらいしか違わないのですが
相手の姿とか技とかしっかり覚えています。
知能高いです。
しかし記憶力が災いしてか、今度戦ったら負けるという考えに取り付かれて
室内を飛び回り叫びながら一人でパニック状態になっています。
自分の状態を「ウジャウジャする」と表現し、それが何であるか分からないレッドに
重役は「不安」という感情だと教えます。
不安をどうすれば解消できるか分からないレッドに
猫師匠はイエローから教わるようにと言い箒を渡します。
箒をかついで寺のような場所に行くレッド。
一昨年の戦隊だったら箒で飛んだりしますが、流石にそれはありません。
そこではイエローが風で舞い上がった枯葉を超スピードでキャッチする練習をしていました。
箒よりゴミ袋のほうが必要だったかも知れません。
レッドは真似をして落ちてくる枯葉を掴もうとしますが
逃げられて上手く出来ません。
こんな事をして不安が無くなるのか疑問を持ったようです。
確かに薬とか使った方が確実でしょうが違法です。
そしてイエローから何か教わる前に敵の出現を察知するレッド。
5人組の1人、額にムカデのついている奴が
工業地帯でガスタンクとかタンクローリーとかを襲撃していました。
人間の逃げ方が鈍いのでイライラしているそうです。
人間に恐怖を与えると強くなるらしい敵ですが
それで自分にもストレスを与えてしまうのもどうかと思います。
そこにゲキレンジャーが走って到着。
体を鍛えるのが売りみたいな連中ですが
事件の際は到着時間を早める為に何か乗り物を導入して欲しいものです。
レッドは額にムカデのついた敵を見て、夢を思い出して怯んでいます。
初回の様子から、気合が入らないと変身できないような感じでしたが
多少尻込みしている程度なら大丈夫なようで、イエローやブルーと一緒に変身するレッド。
名乗りと爆発つきです。
先程まで敵がその辺を爆破していた訳ですが、
それを止めに来たのか一緒に爆破しに来たのか分かりません。
やられないようにどうすれば良いのか考えているレッドですが、
真中にいる上に赤いので目立ったらしく、早速敵の標的になって突付き倒されています。
敵はレッドを掴み上げ、何か技を仕掛けようとします。
ブルーが飛び込んでレッドを押して逃がしますが、その際に敵の技を食らってしまいます。
足を押さえて苦しみながら変身解除するブルー。
敵の毒を食らってしまったようです。
スーツの性能に難有りです。
敵は再度ゲキレンジャー達に襲い掛かってきますが、
イエローがこれに応戦。
敵はイエローのスピードに感心し
お互いの拳のどちらが早いかゲームをしようと提案、
地面の中から石版を召喚します。
そして女幹部がルールを説明。
金剛石と同じ硬さの石版を10秒間左右から打ち合い
より多く叩いた方が勝ちだそうです。
スピード対決なのに石版がやたら硬いのが気になりますが
あまり軟らかいと壊れてしまうのでしょう。
あと、自在に召喚できる硬くて畳ぐらいの大きさの石版は
早叩き勝負よりは実戦での防御技として利用したいです。
そして10秒間石版を打ち合う敵とイエロー。
ちなみに石版の上にカウンターがついているので、
野鳥の会は呼ばなくて大丈夫です。
一発差ですが勝利を手にした敵は
ドサクサにイエローの肩に手をポンと置いたりして
喜んでいます。
女幹部に言われてゲキレンジャーにトドメを刺すことにする敵ですが
言われなければ喜んでこのまま帰りそうな勢いでした。
あと、トドメを刺すとか言っても
別にイエローが何かのダメージを食らっている訳ではなく、
隙を見せた為に逆にイエローから顔に突きを食らって頭巾の一部が取れ、
この続きは夜明けの海辺でなと言い残して慌てて帰ってしまいました。
どうも紙袋のような頭巾が取れるのを嫌うようですが
顎の下にヒモを通すとか、外れない工夫をした方が良いでしょう。
敵が撤退したもののイエローがスピード勝負に負けた所為でか
もっとウジャウジャだと頭を抱えるレッド。
それはともかく後ろで地味に苦しんでいるブルーに何らかの手助けをお願いします。
女幹部が基地に戻ると、敵の幹部が拳魔の声を聞くために
「真毒」が必要だとか言っていました。
なんでも5人組のなかの1人が持っているそうですが
誰かは分からず、秘密にしている模様です。
女幹部は真毒の使い手を見つけると幹部に誓います。
それにしても、そんな秘密にしてたら実戦でも使えない訳で
習得する意味のある技なのか疑問です。
放置時間が長かったせいか、病室でダウンしているブルー。
峠は越えたそうですが今夜は絶対安静だそうです。
レッドはルームランナーに乗りながら
イエローの敗北で不安が増したと重役に漏らします。
ところでレッド、スカウト前より運動が軽くなっていませんか。
重役はレッドに中華饅頭を渡しながら
その不安はいつでも湧いてくるものなので
それに囚われずに上手く付き合うよう諭し、
イエローの修行を見に行くよう指示。
イエローは先程と同じように寺のような場所で葉っぱを掴んでいました。
そして夜が明け、決戦に向かいます。
海辺とか凄いアバウトな場所指定ですので、
もう少し早くから出発した方が良かったかも知れません。
あと、徹夜ですか。
歩いて集合場所に向かうイエローとレッド。
もうかなり明るくなっており、先方の時間指定がアバウトとはいえ遅れ気味です。
しかも道中レッドはイエローに同じ修行を繰り返し勝てるのかと聞きまくって
少々邪魔な感じです。
イエローは「ウジャウジャ」しても別の大事な事に集中して
やるべき事をやっているから落ち着けるそうで、
突きの練習をすると吹っ切れると言って
立ち止まって実演して見せます。
そして早咲きの桜を見つけたイエローとレッドはそれを見に行ってしまい、
イエローは桜をせっかちだと言いながら、
自分が昔に辞表を出して猫師匠にせっかちだと言われた事を思い出します。
修行すれば速く強くなるから大丈夫だと言われ、
それを支えにずっと基本の突きの練習を続けていたようです。
そして桜の花びらを高速で掴みながら「大丈夫」と宣言するイエロー。
せっかちの克服は良いのですが、
「集合」時間に「出発」した上に
立ち止まったり桜見物したり
敵のムカデの付いた奴はそろそろかなりイラついていると思われます。
やはり敵の方が先に来ていたようで、待ちかねたそうです。
しかし威勢の良いイエローの様子を見て
「気が強えんだな良いぜ最高だ!」
と言ってますので機嫌は悪くなさげです。
そして変身して打ち合いになる両者。
今回は敵の方がイエローのパンチを食らって吹っ飛んでしまいます。
しかしスピードはイエローの方が劣っているらしく、敵は殴られた事を不思議がっています。
そこに昨晩絶対安静だったブルーが登場、先日の石版を見るようにと言って投げ寄越します。
そう言えば敵は慌てて帰ってしまいましたので、
石版を置きっぱなしにしていらっしゃいましたが
ブルーは毒で苦しみながら石版テイクアウトしてましたか、
それとも寝起きで石版取りに行ってから此処まで来ましたか。
いずれにせよ、意外と元気です。
石版の敵が使った側は色んな場所に打った後があるのに対し
イエローの方は人間型の範囲に攻撃を入れている事を指摘するブルー。
敵の拳が外れた瞬間にイエローの連打が決まったのだそうで、
イエローの動きが速いだけでなく正確だったために勝ったと分析して見せます。
ところで、石版のイエローの攻撃の痕跡が床すれすれまであるのですが
立った状態で出したパンチが足元にも当たったと言う事ですか。
イエローもかなりのリーチです。ヨガですか。
レッドは葉っぱつかみが早いだけでなく正確さを養う修行だと気付き
イエローの自信に合点が行ったようです。
皆でイエローを褒めていると、負けた敵が逆上して再度襲い掛かってきます。
レッドとブルーは構えるものの変身せず、やっぱりイエローが応戦。
イエローはトンファーを繋げたバトンで敵をぶちのめします。
女幹部が様子をみているようで、ムカデのついた奴が真毒を出すなら今だとして観察。
ムカデのついた奴は頭巾を取って、
ウゾウゾ動くムカデの足が巻きついている頭を見せてから巨大化。
頭に足がついてて臭くないのか気になる所です。
ゲキレンジャーもゲキトージャとなり敵に応戦。
両者突きで戦っていますが、
突きの間にしゃがんで足払いとかしません。
敵はゲキトージャの両拳を掴んでしまい、今度は押し合いに。
これは頭突きを出すべきで、敵は頭のムカデの足部分を伸ばして鞭のように攻撃。
この攻撃については蝿すらも「不気味」と表現。
女幹部は攻撃を面白いとしながらも
「こんな物が真毒?」と首を傾げています。
少なくともまだ毒は出ていない感じです。
ムカデ状の首でゲキトージャを縛った敵ですが、逆にゲキトージャに首を捕まれて
ハンマー投げみたいにグルグル回された上にブン投げられてしまいます。
首がすっぽ抜けないか心配ですが、それは大丈夫だったようで
その後の回転ビンタでやられて死んでました。
敵の残り4人の仲間が助けに来てくれなかったのですが
朝早い時間指定が災いしたのでしょうか。
桜の下で突きの練習をしているイエローと、
それを眺めている猫師匠とレッドとブルー。
レッドは
練習を休むと弱くなる話を聞いて、慌ててブルーを連れてイエローの前に行き
一緒に突きの練習を始めるレッド。
練習メニューが一緒で良いのか気になりますが、
レッド本人は喜んでいるので精神衛生の上ではプラスなのでしょう。
寺に持っていった箒や、海岸に放り投げた石版を持って帰ったのか
気になりながら次回に続きます。