獣拳戦隊ゲキレンジャー 第4話




 敵の組織は5人組の精鋭怪人を呼び出したようです。
何でも強い上に毒を持つそうで、強敵となりそうですが
見た目的にはいつもの強い怪人と同様に額に虫とかついている感じで
違いと言ったら色違いのたすきを付けている程度です。

しかし5人組はそれぞれ強力な得意技を持っており
彼等に急に出て来られていつも通りに戦うと
酷い目に遭うかも知れません。

女幹部の説明で、
光の速さで一秒間に100の突きを繰り出すと言われた怪人が居ましたが
光の速さは一秒間に地球を七周り半とかゴールドセイントあたりが言ってた気がしますので

突きの行きと帰りが同じスピードとして、
ついでに言うと一休みせず動きが止まらないとして
両腕を交互に使用するとして
30万キロメートル÷100往復÷2(右腕と左腕に分割)÷2(行きと帰りに分割)
=750キロメートル

スピードよりもリーチに注意すべきです。



 スケートリンクに来ているイエローとブルー。
どうやら今日の修行はスケートのようですが、
2人とも初挑戦のようでまだ滑れていません。

そこに猫師匠が軽快に滑りながら登場、
2人に「カレイドスパイラルジャンプ」なる技を習得するよう課題を出します。

フィギュアスケートの大技だそうで、課題を聞いて動揺する2人。
しかし猫師匠は2人に「諦めは未来を閉ざす行き止まりの道」との言葉を授けます。

ところで、他に一般人と思しき客が見られるのですが
巨大な猫が滑って来てもノーリアクションです。
普段から入り浸っていますか猫師匠。


レッドも来ていたようですが、滑れたものの止まれないようで
悲鳴を上げながら進行方向上の人に退いてくれと声を掛けます。

前にいた女性は普通に避けずにスピンしながらジャンプして
レッドの頭上を飛び越えて回避。
猫師匠に拠れば女性はフィギュアスケート選手で
スケートクラブのコーチをしているのだそうです。

女性に頭上を飛び越えられた為に
手本となる動きが良く見えていない気がしますが
レッドはやる気が沸いてきたようで練習に戻ります。

ところで、猫師匠に握手を求められたコーチの女性が
肉球を気にしていましたが、その前にもっと気になる事は無いのでしょうか。



 座りながら寝ている敵幹部。
それを具合が悪いのではないかと心配した女幹部が顔を覗き込んで来ます。
普通の居眠りでも、地べたに座って居眠りこいてたら
風邪にも腹下しにもなりかねません。

眠くても布団敷いてから寝てください。

敵幹部は夢を見ていたそうで、激突か融和か巡り合いの予感がすると言いながら
女幹部の差し出したコップを握って割ったりしています。
次から割られてもいいように紙コップで水をやるべきです。

そして敵幹部は5人組の怪人に状況を説明し
ゲキレンジャー達に怪人が2体倒されたと話します。

その話を聞いて怪人の一体が自分ならどんな攻撃も痛くないので負けないとアピール。
それを聞いたどうも女性らしい怪人が、鈍いだけだと言って
踵をぶち込んであげようかとからかっています。

そのやり取りを聞いた更に別の怪人が、まだ朝の時間帯であるにも関わらず
蹴られる事を羨ましがって
代わって貰いたいと言い出しました。

こんな人達ばかりで大丈夫なのかと心配になりましたが
1人真面目なのが居るらしく、幹部の前だからと皆の私語を注意しています。
この中で真面目にやって行くのはかなり辛い気がしますが
頑張って欲しいものです。


私語が収まった所で雪辱を晴らすよう5人組に言いつける敵幹部。
女幹部は印は既につけて来た、と敵幹部に話します。


どうやらビルの壁面に組織のマークを書いてきたようで
重役が猫師匠を呼び戻して、印の付いたビルの映像を見せています。
猫師匠に拠れば5人組が来るのだそうです。
ゲキレンジャー達にはまだ荷が重過ぎると心配する重役。
ところで、この落書きはどなたが消すのでしょう。

ゲキレンジャー達はまだスケートリンクに残っていたようで
コーチの女性に見てもらって練習しています。
転んだブルーを引き上げながら
「諦めは未来を閉ざす行き止まりの道」と話すコーチに
猫師匠と同じ言葉を言っていると驚くイエローとブルー。

コーチはがむしゃらに練習するレッドを見ながら
自分もああやってジャンプを習得したと話します。
そんな事を言っている間にレッドは
仰向けでニャー言いながらジタバタしていますが
その辺もコーチが通った道なのでしょうか。

リンクが貸切であった事を祈ります。



 その辺のビルが爆発し出し、事件を察知したレッド達が出動。
ちなみに印をつけられたビルについては
屋上に敵の怪人が立ってたりで、逆に安全となっております。

そこにゲキレンジャーが登場しますが、相手の人数が多いのに気付きます。
敵の5人組は本格的な怪人の姿に変身し、しかも1人ずつ名乗り&ポーズ。
それに対しゲキレンジャー達は
敵に気迫負けしているのか時間の都合か名乗りをあげません。

敵は人数が多いものの、1人のゲキレンジャーに対し一度に1人しか攻撃をせず
非常に親切なのですが、それでも強すぎるようで太刀打ちできていません。
転がってしまうゲキレンジャーに敵の1人がトドメを刺そうとしますが
小さくて黄土色っぽい竜巻みたいな物が飛んできて
3人を取り込んで飛び去ってしまいました。

敵は5人居て1人が女で名乗とかするのですから、
バズーカとかでトドメを刺すと良かったかも知れません。


少し離れた林のような場所で降ろされるゲキレンジャー達。
敵に転がされたダメージが後になって現れたのか、
今迄凄い回転をさせられていた所為かは不明ですが
変身解除状態になっていました。

先程の竜巻のような物は猫師匠が回転して飛行してた物だったようです。
その猫師匠に謎の攻撃が向けられますが、猫師匠はそれを回避。

今度は敵の女幹部が出現し、さらには先程の5人組も出現。
目立つ飛び方だったので、普通に追いつかれてしまったのでしょう。
逃げ方を考える必要がありそうです。

そのヒントになりそうなのが、地面の爆発から飛び出してきた敵幹部。
猫師匠同様グルグル回転しながら飛ぶのですが、
多分近くまで地下を潜ってきたか何かしていると思うので
場所を悟られにくいのが良いです。


夢はレッドとの戦いを告げていたと話す敵幹部。

初対面の人にいきなり夢の話をすると
ちょっと危ない人かなって思われてしまいますので
良い子は絶対に真似をしないで下さい。

あと、この人予知夢見ちゃう人なのでしょうか。
別の仕事に就いても良いかも知れません。


猫師匠と敵幹部のやり取りを聞いて、敵幹部が猫師匠の弟子だった事を知るレッド。
イエローやブルーはその事を知っているようです。
という事は、回転しながら飛ぶのは猫師匠から教わった技なのでしょうか。
ゲキレンジャー達も将来的にそうやって移動しだすかもしれません。

そしてレッドのクビを臨獣拳の世の礎としようと話し掛ける敵幹部。

一番の新人に敵のトップが直々に話し掛けるのは
何かこう、イエローやブルーがナイガシロにされているようで
もうちょっと2人を立ててやって欲しいものです。
もっとも、敵のする事ですので、そうやってイエローとブルーに
余計な精神的負担を掛けさせるのが目的なのかも知れません。

マントを脱ぎ捨てて何か戦いそうな雰囲気の敵幹部。
猫師匠はゲキレンジャー達に下がるように言いますが
イエローとブルーはそれを制止。
不闘の誓いを破ると何か不都合が発生するようです。

ところで敵幹部のマントは毛皮がついてたりしてるのですが
地面から爆発付きで出てきたり、投げ捨てられたりで
かなり汚れそうです。

替えが沢山用意されているなら良いのですが。


敵幹部は鎧を纏ったような姿に変身し、手からエネルギーボールを射出し猫師匠を攻撃。
猫師匠は回避し、そのまま敵幹部と格闘。
敵幹部の攻撃を巧みに避けていく猫師匠ですが、強めの攻撃を一発食らってしまい、
吹っ飛ばされてしまいます。

それなりに着地するもののダメージを受けている様子の猫師匠。
そこに敵がライオンの姿の像を浮かび上がらせて、
猫師匠を攻撃させます。

レッドはその様子を見て逆上し変身して猫師匠の前に飛び出ます。
そして虎の姿の像を浮かび上がらせ、ライオンの像と戦わせます。
敵幹部と互角に戦うレッドに驚く敵幹部と猫師匠。

ところで、ゲキレンジャー達は猫師匠に下がっているように言われてましたが
怪人の5人組も見学に回っています。
気が付いたら危ない事ばっかり言っている敵組織ですが
こう言う所では変に大人しいようです。

激突が一段落し、何故か変身解除しているレッドと敵幹部。
何と、敵幹部はマントを装備した状態になっております。
多分、恐ろしいスピードで泥を払って着直したのでしょう。
そのスピードが戦闘で生かされているのかは不明です。


敵幹部は猫師匠でなくレッドが予感の正体だと感じたようです。
レッドも敵幹部に対し闘志を燃やし戦いたがっています。

敵幹部の合図で今迄暇だった怪人の1人が飛び出し、
レッドの首を掴んで毒を打ち込んだようです。
敵幹部は自分と戦いたかったら「毒試合」に勝つように言います。

女幹部は毒が5分もしないうちに全身に回って死ぬので
それまでに敵の怪人の持つ解毒剤を入手出来れば
ゲキレンジャーの勝ちになると説明。

ちなみに解毒剤は巨大化した怪人が持っており、
巨大な注射器に入っています。
どこから持って来たのかも気になりますが
剥き出しなので衛生管理も気になる所です。

変身して獣拳合体するゲキレンジャー達。
5分と言う時間制限がありますので、名乗はパスなようです。


今回も蝿が解説に出て来て
猫師匠と敵幹部をゲストとして扱おうとしますが
無視されて女幹部に叩かれたりしています。
もっと本気で叩いた方が良い気がします。

ゲキトージャは敵達の攻撃に押されて
崖と思われる壁に寄りかかりながら
黒い煙を噴き出してしまいます。
3人の感覚が共有される為、レッドの毒でイエローやブルーも苦しんでいるようです。
多数決ならレッドがイエローとブルーみたいに元気になるのですが
上手くいかないものです。

技を出そうとするゲキトージャですが、
怪人に手裏剣を投げられて壁に固定させられ、
そこを攻撃されます。

相変わらず1人ずつ攻撃をしてくる敵達。
そしてボール状の武器を当てられて
小爆発が発生し、倒れるものの手裏剣による拘束は外れているゲキトージャ。


倒れたゲキトージャを見て「期待外れだったな。」と猫師匠に話し掛ける敵幹部。
しかし猫師匠はゲキレンジャーが敵幹部が持とうとしなかった物を持っているとして
まだ終わっていないと反論。
「何だと。」と言って再び戦闘に注目する敵幹部。
普通の悪者だったら、猫師匠の話に聞く耳を持たない素振りを見せそうな物ですが
この敵幹部は人の言う事を素直に聞いてしまうタイプです。


ダウンしている所を敵に囲まれるゲキトージャですが
黒い煙を噴き出しながらも立ち上がり、
スケートの技を思い出して上空にジャンプしてスピン。
それがキックのように敵に当たったらしく、
取り囲んだ敵を一気に転がします。

敵が爆発している隙に
置いてあった注射器を取り、自分に注射。

これがまた毒だったり、分量が多すぎたりしてたら死んでますが
問題無かったようで、ゲキレンジャー達は変身解除してバテた様子で座り込みます。

先程爆発していた怪人達は無事なようで、
巨大化したまま再びゲキレンジャー達と戦おうとします。
しかし敵幹部が勝負ありだとして5人組に下がるよう命令。

敵幹部も猫師匠に主張を確認してからスピンして飛んで撤退。
女幹部もそれを追って姿を消します。

敵幹部が去った後、空にはビルに書かれていたような
敵組織のマークが浮かび上がったりしておりますが
またあのマークのあたりに行けば比較的安全だったりするのでしょうか。

ゲキトージャ状態で回転蹴りが出来た事で
「カレイドスパイラルジャンプ」の習得が終了扱いとなるのか
気になりながら次回に続きます。