仮面ライダー電王 第47話




 正月飾りのされたデンライナーの食堂車で遊んでいる一同。
そこにオーナーが入って来て
お年玉の話を振りながら
駅長とのチャーハン対決でそれ所ではなくなり
ターミナルに直行すると言います。

ところで、お年玉と聞いて怪人達も喜んでいましたが
雰囲気的に貰える年齢なのはリュウタロスぐらいな気がしなくもありません。

あと、クリスマスもそうですが
デンライナー的に日付の感覚とかあるのでしょうか。


そしてオーナーはターミナルに行き
駅長とチャーハン対決をしていますが
二刀流を披露。

駅長はオーナーに感心しつつも
目隠しでチャーハンを取りに行きます。

勝負の趣旨が良く分からなくなってきました。



先程良太郎が
これを逃すとしばらく駅長に会うチャンスが無くなりそうだと言う
オーナーの言葉を気にしていましたが、
ウラタロスも同様にオーナーの発言に引っ掛かりを覚えたようです。

ターミナルに行けなくなるのは
未来が決まりそうである事を意味しているとして
モモタロスに話を振ってきます。

モモタロスはその話題を拒否し、ウラタロスに雑煮の出し汁になっていろと言って
ウラタロスもモモタロスの頭が飾りだと言い返し喧嘩状態に。

結局ハナちゃんの物理的な仲裁で喧嘩は終了。

騒ぎに参加せず書初めをしていたキンタロスは
「笑うで」と書かれた作品を見せながら
少しは落ち着いて今年の抱負でも決めたらと
皆にも書初めを勧めて来ます。

そして良太郎にも抱負を書くように勧めるキンタロス。
「大層に構えんと、良太郎がこうなったらええなと思う事を書いたらええんや。
 まあお前の望みを言えちゅうやつやな。」
そう言われて良太郎は
今年もモモタロス達と一緒に戦っていければと答えます。

キンタロスに聞かれたのですから「キンタロス達と」と言った方が
良いのではないでしょうか。
大丈夫やと答えているキンタロスですが
状態は良くないようで、手とかシュワシュワと音がして
消える兆候が出ているようです。

ウラタロスもその様子を見ながら「ま、そう言う事だよね。」と
納得しながらシュワシュワしています。

ウラタロスが風呂に入ったら
炭酸出し汁が出来るのか気になる所です。



 初詣に来ている愛理さん。
店の常連達と合流し挨拶とかしています。
そこに良太郎も合流しに来ますが、草履の鼻緒が両方とも切れて
砂利の上に顔から突っ込んで行きます。

縁起悪いとか思っているようですが
既に不幸に見舞われているので
今更気にする事はありません。


一方笑顔マンは
日付の書かれた手帳の頁を破り捨てたりしながら
愛理さんを潰す事を決意しています。

その辺の木の上に集まっていたモグラ怪人達は
自分達にやらせろと口々に過去に飛ばすよう言います。
笑顔マンはその一体を殴って砂にしていました。

進んで仕事を引き受けようとしたのに
五月蝿いと殴られるのは納得行かないでしょう。

誰かの記憶が無ければ存在できないくせに
どうしようもないと怪人達を蔑む笑顔マン。
怪人の一体も笑顔マンがろくでもない特異点だからだと反論。
特異点の記憶を元に消えた時間が復活するのですから
凄い勢いで物忘れする笑顔マンはバックアップとしての役割を果たさないのでしょう。


笑顔マンは木の幹を蹴り、反論した怪人が落ちます。
春頃にこんな事をしたら怪人の他に
毛虫とかも落下するので注意が必要です。

あと、落ちただけで仰向けに倒れたままになっているモグラ怪人の
ヒットポイントは正直どうかと思います。

笑顔マンはその怪人の上に座り、怪人の頭を小突きながら
この時間の記憶を手に入れれば
怪人達は存在出来るようになると言い
今も過去も手に入れる為に愛理さんを潰すのだと説明。

笑顔マンの説明と
モグラ怪人達の申し出に何らミスマッチは無い気がしますが
五月蝿いとかただの因縁でしょうか。



 神社で破魔矢を購入している愛理さん。
常連達がそれを持つと言って争っている様子を
良太郎が少し離れた場所から笑ってみています。

良太郎の場合、近くで見てると
矢が刺さりかねないので賢明な判断です。

妙に盛大に鈴の音がするのに気付き
賽銭箱の方を見ると、デネブ桜井君が
二刀流で鈴に付いている紐を掴んでおり、
桜井君の椎茸嫌いを治すよう祈っていました。

ちなみにデネブ桜井君は丈の短い緑の袴で
芸人か何かのようです。

デネブを追い出して攻撃に入る桜井君。
新春お笑い系何かとしか言いようがありません。

良太郎は桜井君に声を掛け、七五三みたいだねとコメント。

デネブが勝手に作った服だそうですが
もし桜井君のチョイスだったら
以後ライダーの共闘が見られなくなったかも知れません。

あと、千歳飴はデネブキャンディでしょうか。


良太郎は桜井君に
愛理さんが分岐点の鍵と知られないように守っていた事に対し
お礼を言います。

自分に繋がっている筈の未来が消えると言われちゃ
やるしかないだろと答える桜井君。
「それに、守りたいって思ったのかも」と
愛理さんの方を見ながら言っています。

桜井君の年齢的な射程距離はどの位なのでしょうか。


良太郎と桜井君が1月10日の出来事についてや
踊らされている感じがするような事を駄弁っていると、
その辺の建物が崩壊し出すのが見えます。

急いで袴を脱ぎ捨て出動する2名。
下に洋服を着込んでいたようです。
桜井君とか、ズボンをたくし上げて収納していたのでしょうか。
動きにくかったに違い有りません。

過去のどの時間で怪人が暴れているのか気にしているところで
笑顔マンが2000年6月16日の日付が入ったチケットを投げつけてきます。

ところで笑顔マン、街灯の上に立ってチケット投げてきましたが
そんな足場の悪い場所で重心が動くような動作して大丈夫ですか。
この時期怪我したら病院やってなくて非常に危険です。


罠な気がしながらも良太郎が過去に向かい、
桜井君が現代に残って愛理さんの護衛に当たる事に。

以前リュウタロスが笑顔マン製のチケットをゼロライナーに突っ込んで
デンライナーとゼロライナーが暴走した事が有りましたが
そっち系の罠は警戒しないのでしょうか。


良太郎は錆びた方の懐中時計を桜井君に渡しながら、
過去が希望をくれると言う話をし、自分達が踊らされているとしても
過去も今も未来も守りきって
愛理さんと桜井さんに思い切り文句を言ってやろうと言います。

桜井君は桜井さんの若い頃なので
文句言われるの確定して
良太郎の発言に同意しにくいと思います。



 過去に到着したデンライナーの入り口に立った良太郎は
デンカメンソードにチケットを入れ、飛び降りながら電王ライナーフォームに変身。

以前もプラットフォーム状態で高い所から登場し飛び降りたりしていましたが
今回は着地も大丈夫でした。
かなり成長したようです。


ところで、大量の怪人が過去に来ていますが
これ全員笑顔マンあたりを通って来たのでしょうか。
相当時間並んだと思われます。



モグラ怪人達相手に戦う電王ライナーフォームですが
数が多い為に苦戦している模様です。

攻撃をしようとすると一斉に隠れるモグラ怪人達の様子を見て
彼等が囮ではないかと心配になる電王ライナーフォーム。


実際愛理さんは道を歩いていた所で
大量のモグラ怪人達に遭遇。

常連達は近くに居ません。
破魔矢はどうしたのでしょうか。

そこに桜井君が変身もせず
モグラ怪人を突き飛ばしたりしながら登場。


モグラ怪人、木から落ちただけで起き上がれなかったり
随分虚弱になっています。

桜井君はゼロノスゼロフォームに変身し、
愛理さんに逃げるよう言います。

愛理さんは「あの…」とゼロノスゼロフォームに声を掛けます。
目の前に怪人とか変身する人が居ても動じない仕様ですので
なかなか逃げません。

再度促されてやっと逃げ始める愛理さん。
ハンドバッグを落として軽量化し速度アップを図ったようですが
草履がどうにも足を引っ張りそうです。


デネブからデンライナーに連絡が入り、愛理さんが狙われた事が知らされます。
デネブ、どういう状況で電話していますか。
画面に写っていないのですが、まさかデネビックバスター状態ですか。

電王ライナーフォームにも恐らく怪人達を通じで状況が伝わったようですが
愛理さんを心配しつつも、モグラ怪人達をこのまま放って置けないと戦闘続行。

しかし背後から攻撃されて転がってしまう電王ライナーフォーム。
更に攻撃されそうになりますが、そこにキンタロスが助太刀に来ます。

キンタロスは電王ライナーフォームからベルトを外し、
代わりに金太郎人形と股引と水鉄砲みたいなのと亀ゼリーを渡しながら
「お前の望み、果たしたで。」と言っています。

書初めを勧めて来たのは
望みを聞き出す為のキンタロスの作戦だったようです。

「これが桃の字亀の字、俺にリュウタや。」
とアイテムの説明をするキンタロス。

これらのアイテムの仕込みが面倒そうです。

こんなの滅茶苦茶だと抗議する良太郎ですが
キンタロスはここは自分に任せて早く戻るよう言い、
電王アックスフォームに変身。


デンライナー内でもキンタロスの行動に騒然としています。
「ただ消えるのを待つなんてキンちゃんには出来ないし。」と
理解を示すウラタロス。

ウラタロスやモモタロスも消えかかってシュワシュワ音がしています。
その様子を見て驚くハナちゃん。

しかもリュウタロスによるとキンタロスは実体化している為に
もうデンライナーに乗れないそうです。

そう言えば良太郎とパスの共有という形で乗っていましたので
契約完了したら扱いが変わってしまうのでしょう。
リュウタロスあたりでしたら契約完了しても何とかなりそうです。

次ぐらい行ったらどうでしょう。



 敵と戦っているキンタロス電王を心配している良太郎。
しかしキンタロス電王は自分はとっくに消えるはずだったから気にしないようにと言います。
命だけでなく時間も貰ったと言って良太郎に感謝の気持ちを伝えるキンタロス電王。

それにしても、戦っている最中に話し掛けられて
気が散ったりしないのでしょうか。


モモタロスは良太郎にデンライナーに戻るように言います。
キンタロスを置いて行くと宣言するモモタロス。

キンタロス電王もダイナミックチョップを横方向に回転するように出して
近くの敵を一掃し、ベルトをデンライナーに投げ入れて返却します。
コントロール良いです。

まだ隠れていたモグラ怪人達を押し戻しながら
良太郎に戻るよう言うキンタロス。

変身しないでも十分戦えるのですから
最初からベルト取り上げない方が良かったかも知れません。

しつこく言われてデンライナーに乗り込む良太郎。
デンライナーが少し高い場所に停車しているようですが
良太郎が変身せずにどう乗車したのかはよく分かりません。


入り口の窓から下に居るキンタロスを見て
きっと迎えに来ると呟く良太郎。
それが聞こえたのか、それとは関係無いのか不明ですが
キンタロスも良太郎に向かって「おおきに」と応えます。

デンライナーを見送ったキンタロス、怪人達に向かって
「そんなら本番いこか。俺の強さにお前がわろうた。あかん締まらんのう。俺の強さはやっぱ泣けるで。」
と四股を踏んだりして突撃。

書初めの伏線とか敵の怪人達は全然知らないので
皆さんお困りのようです。
笑顔マンも言動が滅茶苦茶ですし
苦労の連続という感じです。



 ゼロノスゼロフォームも大量の敵怪人に梃子摺っており、
愛理さんの方は逃げた先で今度は笑顔マンにエンカウント。

笑顔マンは逃げる愛理さんの背中に手を突っ込んでいます。
桜井さんとかは助けに来ません。
もしかしたらこの辺も桜井さん達の計画通りかも知れません。


現代に向かうデンライナーはキンタロスが抜け、
重い空気になっています。

今回の落し物
・袴
・破魔矢
・ハンドバッグ
・股引
・亀ゼリー
・人形
・水鉄砲(シャボン玉用?)
・キンタロス

このうちいくつ回収できるのか気になりながら
次回に続きます。