仮面ライダー電王 第45話
ミルクディッパー内でクリスマスツリーの飾り付けをして、
ツリーごと倒れてモールだらけになっている良太郎。
ウケて笑っている愛理さんを見て、良太郎は
桜井さんとクリスマスの準備をしていた時に笑っていた姿を思い出し、
桜井さんが居なくなってから一年経つ事を実感しています。
そんな中、店に荷物が届きます。
関係無いですが伝票から
ミルクディッパーは中野区東中野6-5-3のようです。
6丁目から先は架空です。
8丁目にはオルフェノクマンションがあります。
送り主は良太郎になっていますが本人に心当たりは無く、
ハナちゃんに促されて開封してみると懐中時計が入っていました。
ここの懐中時計は突然錆びたりしがちですので
数が有っても困らないでしょう。
渋谷駅前のスクランブル交差点を渡りながら
良太郎の抜けた記憶を調べなければと言っている笑顔マン。
渋谷に何の用事があるのでしょうか。
トンネルあたりでサラリーマンを捕まえて過去へ繋げる感じで開いて
記憶を探ったりしています。
怪しい人には慣れていそうな渋谷の通行人すら驚いて逃げて行きます。
サラリーマンに特に使える記憶が無かった為か、
自分が何をしていたのか忘れてしまう笑顔マン。
するとライオン怪人が出て来て良太郎の記憶を調べる事だと教えてくれます。
ライオン怪人、ここに来るまでに一般市民に怖がられたり
写メを撮られたりしませんでしたか。
ハナちゃんと一緒に外のベンチに座っている良太郎。
2つの懐中時計を見比べ、新しく来た方は同じ型だが文字が入っていないと言っています。
オーナーの言っていた良太郎の記憶の抜けは
これの事ではないかと言うハナちゃん。
配送伝票が自分の字であるため、そうかも知れないと答える良太郎。
良太郎は配送を頼んだ店に心当たりがあるようです。
桜井さんと愛理さんの結婚が決まってすぐの時期に
愛理さんがその店で懐中時計を見つけ、
新しい家族に1つずつ欲しいと考えたものの
予算オーバーの為桜井さんだけへのプレゼントとなった模様です。
ところで、予算オーバーにしろ愛理さんの財布しかない訳ですから
愛理さんが良太郎に許可を取る必要は無い気がします。
デンライナーでもクリスマスの準備をしているようで
ナオミちゃんが怪人達と歌って遊んでいました。
ところで、頭に三角な帽子とか、付け髭とか
かなり浮かれた格好をしている怪人達ですが
ウラタロスの変な厚化粧は何かの罰ゲームでしょうか。
歌い終わると皆に飾り付けに戻るように指示を出すナオミちゃん。
モモタロスの発言によれば良太郎に秘密のサプライズパーティーなようです。
オーナーのチャーハン対決の残念パーティーと連荘でしょうか。
付け髭とか外したキンタロスに、
こちらも顔の変なの外したウラタロスが
良太郎が何か忘れている件で話し掛けています。
ゼロノスのカードの影響かとか推理しているようです。
そこにモモタロスが割って入り、小難しい話をしているんじゃないと言います。
飾り付けサボるなとかは言いません。
そこにリュウタロスが短冊を持って話の輪に入り、
願いを書くように言います。
ナオミちゃんの許可を得ているそうです。
リュウタロスは既に「モモタロスのあたまがよくなりますように。」と書いており、
ウラタロスやキンタロスに無理だと窘められています。
そしてモモタロスはウラタロスやキンタロスと喧嘩。
発端のリュウタロスが見物側に回っているのが鋭いです。
ナオミちゃんは「食堂車がずっと満員でありますように」と書かれた短冊を
ツリーに付けていました。
客層とかは特に指定ありません。
時計屋を訪ねる良太郎とハナちゃん。
時計屋は謝りながら8月に送る筈が手違いで慌てて送ったと説明しています。
言われてから謝るとかちょっと遅いです。
良太郎はその点は突っ込まず、頼んだのは自分かと問い合わせます。
時計屋によれば愛理さんと店に行った後に良太郎が1人で来て
嬉しそうな様子で愛理さんに内緒だと言い、
来年の8月にこれと同じ物を送るよう予約したそうです。
時計屋、一年前の事を良く覚えています。
発送は忘れましたが。
良太郎は時計を頼んだ覚えも、8月というタイミングにも覚えが無く
狭い範囲で記憶が抜けている事を知ります。
良太郎は自分の記憶が気になり、ハナちゃんにチケット無しで過去に行けないか聞いてみます。
オーナーが許さないだろうという回答を得た為、桜井君に頼む事にする良太郎。
桜井君達は最近アウトドアライフに目覚めている感じなのですが
何処に居るか把握しているのでしょうか。
「妙な子だったなあ、しかし丸く収まってよかった。1つでも在庫は減らさないとなあ。」
と伝票見ながら独り言を言っている時計屋。
支払がどのタイミングで行われているのか不明ですが
在庫を気にするなら棚卸もたまにはして下さい。
ていうか客からの信用をまず気にしましょう。
あと、暮れの荷物が多い時期に配送とか
タイミング悪すぎます。
そんな時計屋の前に怪人が出現し
願いのリクエストを聞いていました。
とりあえず店の中に砂が落ちるのは勘弁してもらいたい所でしょう。
一方、公園のような場所でちゃんと桜井君達に会えている良太郎ですが
過去に行く件は断られていました。
しかし自分の記憶が消えているので確かめたいと食い下がる良太郎。
思い違いではないのかと言って断る桜井君に
良太郎は何かを隠しているのではないかと指摘します。
そんな中、モモタロスの声が聞こえ怪人の出現を知らせます。
広場で時計をばら撒いている怪人は
公式サイトによると雪だるま怪人なのだそうです。
初期の感想で
「ズボラな人に取り付いたら雪だるまみたいな姿になりそう」
と書いたのですが
本当に雪だるま来やがりました。
しかし流石にプロの仕事というか、帽子やマフラーやステッキなどを装備し
複雑な形に仕上がっています。
あと、白っぽい姿に黒ブチ眼鏡っぽい目にステッキとか
某クリスマス商戦が勝負なファストフードチェーンの
店先の人形っぽくもあります。
某球団が優勝すると川に落とされます。
望み通り在庫を全部捌いたと時計屋に放す雪だるま怪人。
ちなみに通行人達は立ち止まって雪だるま怪人と時計屋の掛け合いを見物しています。
時計をパクる人は少ないようです。
ただは駄目ですよと言いながら時計を回収している時計屋。
「申し訳ございません。それは望みに入っていませんから。」
と答える怪人に、酷すぎるとしがみ付く時計屋。
しかし時計屋は逆に怪人に突き飛ばされてしまいます。
また大損だと言っている時計屋。
保険とか入っていれば少しは何とかなりませんか。
もっとも保険金が入る前に支払とかあったら厳しそうです。
頑張って銀行とかから融資を受けてください。
時計屋から過去に飛ぼうとする雪だるま怪人ですが
電王ソードフォームが現れてそれを阻止、戦闘になります。
しかし電王ソードフォームは広場に置いてあるサンタの空気人形を気遣うあまり
隙が出来てしまい、結局破れて空気の抜けたサンタに視界を塞がれ
その隙に雪だるま怪人に過去に飛ばれてしまいます。
良太郎に促され、時計屋にチケットをかざす電王ソードフォーム。
浮かび上がった数字は
愛理さんが記憶を無くした日付のようです。
そこに桜井君が登場し、過去に行かないように言います。
良太郎は変身を解除し桜井君に話を聞こうとします。
しかし止める理由を教えてもらえなかった為、
ライダーパスにチケットを差し込み過去に向かう事にします。
桜井君、変身もしていない良太郎相手ですから
その気になれば実力行使で止めれないですか。
2007年1月10日の時計屋は商品が売れ残ってしまったようで
段ボールを倉庫に積みながら大損だと嘆いていました。
福袋で捌けなかったら次は入学就職シーズンまで
チャンス無さそうです。
それにしても大きな段ボールを幾つも持っていますが
例年とそんなに売れ方が違ったのでしょうか。
急激に過疎化でも進んでますか。
そんな時計屋から砂が出て雪だるま怪人が出現。
雪だるま怪人はこの時間の良太郎を探し始めます。
今回は桜井さん目的では無いようです。
そこに電王プラットフォームがテクテク歩いて登場。
雪だるま怪人も電王プラットフォームも
お互いに用はないと言いながら戦闘開始。
電王プラットフォームは雪だるま怪人にドツカレますが
ライナーフォームに変わり「早く終わらせる。」と呟きます。
最初からライナーフォームで行けば
もう少し時間短縮出来た気もします。
杖で叩いてくる怪人相手に
デンカメンソードで攻撃を防ぎながら
後退して行く電王ライナーフォーム。
モモタロスが前へ出ろと声を掛けた所で
デンカメンソードのレバーを引っ張り、ウラタロスに合わせています。
透明っぽいレールが現れ、慌てて逃げる雪だるま怪人ですが
それを追いかけるようにして電車斬りを放つ電王ライナーフォーム。
容赦無いです。
そしてマシンデンバードに乗り、愛理さんの元に向かう電王ライナーフォーム。
変身を解いた良太郎が湖のような場所で愛理さんを探していると
桜井君が来て声を掛けてきます。
桜井君がすぐ後ろに居るのに、目の前では爆発が起こり
ゼロノスアルタイルフォームが転がったりしています。
ライオン怪人の手下みたいな戦闘員三体を相手に戦うゼロノスアルタイルフォームですが
戦闘員達が笑顔マンの指示で出したビームに当たりダウンし変身解除。
ゼロノスアルタイルフォームは桜井さんの変身のようです。
デネブが助けに来なかったりするのはその所為でしょう。
ちなみに笑顔マンは先程のとは服の色が違うので
別の時間の奴かも知れないです。
桜井さん、と心配してその傍に移動しようとする良太郎ですが
桜井君から止められてしまいます。
笑顔マンは空に向けて腕を上げ、唸りながら何かを開くジェスチャーをします。
すると空もついその気になって空間が割れ、
ビームが地上に向けて発射。
あと、何故かゼロライナーがこちらに向かって走ってきております。
桜井君に押されてゼロライナーに轢かれるのは回避した良太郎。
転んだ姿勢から起き上がった良太郎の目の前には、
湖の深さ10センチぐらいの所まで入った愛理さんが立っておりました。
今迄どこに居たのでしょうか。
もしかして気配を消すのが上手いですか。
愛理さんはこちらを振り向き、未来はきっと、と言いながら
光に飲まれて消えてしまいます。
桜井君はそれを見て何か驚いている様子です。
あと桜井さんも倒れたまんまなで多分消えたか何かしていそうです。
そして周囲は湖どころか砂だらけになっていました。
「何これ、どうして。」と口にする良太郎。
少し離れた場所では笑顔マンが過去を手に入れたと笑いながら
靴を手に持って転げまわっていました。
その様子を見て立ち尽くす良太郎と桜井君。
未来が悪い方へ向いた絶望感と
目の前に要治療な精神状態の人が居るという状況に
固まっているのでしょう。
ところでこれ鳥取砂丘らへんなら大丈夫だと思いますが
本格的な砂漠だったら、裸足とかだと
蠍に刺されたりで大変危険です。
先程までゼロノスアルタイルフォームと戦っていた
戦闘員達がどうなったのかも少し気になりながら次回に続きます。