仮面ライダー電王 第40話
デンライナー内で、ハナちゃんから
モモタロス達も桜井君の事を忘れていると聞かされる良太郎。
ハナちゃんとオーナーしか覚えていないのだそうです。
デネブは良太郎に憑いた事になっており、
エプロン姿で皆に食事を出しています。
食堂車のテーブルには花が生けてあったりで
デネブが加入した影響がかなり現れています。
ナオミちゃんはかなり楽なのではないでしょうか。
消えかけの桜井君にデネブを宜しくと言われたあたりを思い出す良太郎。
デネブが覚えている事を期待して桜井君の事を聞きますが、
何の事か分からない風なデネブを見てショックを受けます。
怪人達からしたら突然訳の分からない事を言い出している良太郎に対し
一同は軽く流していますが
この世界の良太郎は少々電波で通っているのかも知れません。
食堂車ではデネブがすっかり馴染んでおり、
他の怪人達はデネブが来てから食事が良くなったと喜んでいます。
出汁に工夫をしたというデネブの発言を受け、
ナオミちゃんがウラタロスの入った後の風呂の湯が減っていたと言い出し
食堂車はパニック状態に。
ナオミちゃんはすぐ冗談だといいますが
デネブがナオミちゃんに向かって「シー」と言っていたのは
何故なのでしょう。
あと、風呂の湯をいちいち入れ替えていないでしょうから
別にウラタロスだけの出汁じゃない気がします。
デネブまで桜井君の事を忘れているのでオーナーに愚痴を垂れている良太郎。
オーナーはデネブを指して
覚えていたらあんな風では居られないと、
忘れられる事のメリットも認めるような発言をします。
良太郎は納得行かないようで、
オーナーに桜井君や桜井さんが居た時間は何なのかと聞くと
そんな時間は存在しないと言われてしまいます。
オーナーは桜井君が特異点ではなかった事に気付き
成る程と何か1人で納得しています。
これ以上オーナーと会話が成立しなさそうな雰囲気な所為か、
デンライナーを降りて道を歩きながら喋っている良太郎とハナちゃん。
「特異点てこういう事だったんだね。
過去に何があっても影響されないけど、皆と同じではいられないんだ。」
「うん、私たちは忘れられないから。」
としみじみしていると、カタツムリ怪人(男)が出現しハナちゃんを攫って行きます。
ちなみにハナちゃんの服がオレンジと茶色、怪人はオレンジと黒で
怪人がハナちゃんを抱かかえると保護色っぽくて何だか分かりません。
良太郎がベルトを構え、モモタロスを呼ぼうとすると
デネブの声が割り込んで聞こえます。
食堂車ではデネブがモモタロスを捕まえ、
「モモタロスばかりでは不公平だ。皆心の中でこの野郎と思っている。」
と主張し、キンタロスを出動させます。
デネブに対し仕切りすぎとの声も出ていますが
皆が従っているあたり、餌付けの威力は絶大です。
ハナちゃんはスタジアムの出入り口の天井あたりにぶら下げられていました。
カタツムリ怪人(男)はハナちゃんが暴れる様子を
カワイイ足だとか言って見ていましたが、しっかり蹴られてしまい
一瞬黙ってからハナちゃんに黙るように言います。
それでもハナちゃんは降ろしなさいとか言っており
精神的にピンチのカタツムリ怪人(男)。
そこにある意味救いの電王アックスフォーム登場。
戦闘に入るかと思いきや、座席に笑顔マンも居たようで、
電王アックスフォームに桜井君の居ない世界の感想を求めてきます。
ハナちゃんが笑顔マンも特異点だと気付くと、
笑顔マンは潜んでいた2体の怪人に合図を出し、
ハナちゃんを吊るしていたロープを切らせます。
電王アックスフォームがハナちゃんを受け止めましたが、
どちらかと言うと電王のマスクの前面についている
刃物っぽい部分の方が当たったら危ない感じで、
そのまま落ちる方がリスク少な目にも思えます。
電王アックスフォームが「何すんねん!」と笑顔マンに抗議すると、
笑顔マンは桜井さんが分岐点と繋がる未来を決める鍵なので邪魔だったと話し始めます。
会話が繋がっていませんが
電王アックスフォームは桜井君の事を忘れていますので、
どうやら良太郎に話しているようです。
そういう訳で変身を解く良太郎。
笑顔マンは桜井さんが居なければ未来は
自分や怪人の時間と繋がると言います。
怪人は桜井さんを狙って過去に行っていたと知る良太郎。
どうして桜井さんが、と疑問に思っています。
狙われている割に
近くで怪人が暴れてもゆっくり歩いて退散する桜井さんにも
疑問を持ちたいです。
「まあそんな事よりあれだ、俺が言った通りだろ。
変わった時間の方が良いって。」
と言う笑顔マンに、良い訳が無いと答える良太郎。
しかし誰か悲しんでいるか、と聞かれて特に例を挙げません。
良太郎やハナちゃんは特に悲しんでいないのでしょうか。
その場は普通に解散になったのか、歩いて帰っている良太郎。
途中で赤ん坊を抱えた三浦君にすれ違います。
ミルクディッパーに入り浸りにならなかったら
誰かと結婚出来ていたとでも言うのでしょうか。
何か間違った時間が流れている気がします。
尾崎君も女の子を2人連れて歩いており、
花時計の前を素通りです。
花時計の中でぼんやり座っている良太郎ですが
愛理さんにケーキ作りの手伝いを頼まれます。
何でも明日は常連の誕生日なので
特大ケーキをお客さん皆に振舞うのだそうです。
洗面器のようなボウルでクリームを泡立てていますが
特大過ぎやしませんか。
この量のクリームに見合う大きさの
ケーキの台を焼くオーブンがあるのでしょうか。
良太郎は桜井君の事を愛理さんに聞こうとしますが
愛理さんが忘れているようなので質問を止め、
近くにあった電動泡立て器をボウルに突っ込みます。
良太郎の不幸パワーで愛理さんまで飛び散ったクリームを被弾していました。
愛理さんが電動泡立て器を使って、
良太郎が普通の泡立て器を使った方が良かったかも知れません。
笑い出す愛理さんに、以前の沈んだ様子の愛理さんの姿とを比較し
桜井さんが居ない事を実感する良太郎。
愛理さんと一緒に笑い出しますが
さっさと片付けないとケーキどころか
明日の営業にも差し障りそうです。
買い物篭を持って商店街をスキップしているデネブ良太郎。
良太郎に何が食べたいか聞いていますが
桜井君と違って良太郎は家でご飯を食べれば良いような気もします。
あと、ナオミちゃんは買出しに行かないのでしょうか。
変な占い師に幸運を祈られて
変な物を買って帰っているデネブ良太郎。
買出しの資金とかどうなったのか気になります。
あと、三浦君の結婚相手でしょうかこの占い師。
「デネブももう侑斗を心配する事は無い。モモタロス達の時間は僕達の時間と繋がる。」
「今の姉さんは幸せなんだと思う。」
とダムみたいな場所で現状のメリットについてハナちゃんに話している良太郎ですが、
デネブの行動については今迄桜井君が負っていた不幸が
良太郎に来た感じもしないでも有りません。
「それでもこの時間が上手く行ってるとは思えないよ、カイ。」
と、かなり遠くの方に居る笑顔マンに話し掛ける良太郎。
何かセンサーでもついていますか。妙に敵の気配を察知しています。
笑顔マンは桜井さんが居ない事を強調していますが、
良太郎は分岐点に繋がるのが本当に笑顔マンの時間だったら
付きまとう必要も無いしハナちゃんにも変化が出ると指摘し
未来は決まっていないと推測します。
笑顔マンは笑いながら滅茶苦茶気分が悪いって気分がすると言っています。
説明していただけて助かります。
笑顔マンによると、今の良い時間は少ししか保てず、もう元に戻った頃だそうです。
今の状態を見せれば良太郎が邪魔をしなくなると思ったのだそうですが
素直に良太郎から消せば良かった、と怪人達を呼び寄せます。
カタツムリ怪人(男)が良太郎に銃を向け、良太郎がハナちゃんを庇った所で
ゼロライナーが角度で言うと88度ぐらいで下から上に走ってきて
間に入り攻撃から良太郎達を守ります。
時の列車は乗っている人の事とかもう少し考えて欲しいです。
そして桜井君が登場。
桜井君は特異点ではないがゼロノスは過去の影響をセーブできるのだそうです。
質疑応答は良いのですが、また敵の射程距離内に居るので
少し移動しませんか。
「そうなんだよね、結局追いかけて直接消すしかない。」
と笑顔マン。
もしかして良太郎に対しても桜井さんに対しても
間接的に倒そうとして失敗していますか。
2件とも全く同じミスをしていますか。
帰ったら反省会ですか。
手帳を開き、自分を過去に繋げる笑顔マン。
カタツムリ怪人(男)が過去に飛びました。
ハナちゃんを逃がし、良太郎と桜井君はダブル変身。
桜井君のカードは裏が赤い物になっており、
未来の桜井さんの記憶では足りなくなったそうです。
ゼロノスアルタイルフォームと電王プラットフォームで出動する2名。
電王の方が何か激しく忘れている感じです。
そしてデネブも登場、笑顔マンの真後ろに来て「失礼」と声をかけ、
カードを当ててチケットをこしらえてゼロノスアルタイルフォームの方に走っていきました。
デネブを見ながら不快感を示す笑顔マン。
しかし攻撃とかはしません。
怒りとかより脱力の方が大きいのでしょう。
ゼロノスアルタイルフォームは電王プラットフォームにこの場を任せ、
過去に向かいます。
電王プラットフォームは「任せてー。」と言っておりますが
敵の怪人2体に持ち上げられて運ばれており、
ピンチなんだか楽してるんだかみたいな状態でした。
敵の攻撃を受けている電王プラットフォームに
食堂車の怪人達は心配をして自分を呼ぶよう声を掛けます。
「じゃあてんこ盛りで。」と言われ、ガッカリな心が1つになってクライマックスフォームに。
敵も気持ち悪がりながらも電王クライマックスフォームを攻撃しますが
蹴り殺されました。
ところでナオミちゃんも出動したがっていましたが
この「気持ち悪い」のに参加する気だったのでしょうか。
なかなかチャレンジャーです。
1999年2月1日の笑顔マンからカタツムリ怪人(男)出現。
カタツムリ怪人(男)は桜井さんを見つけて撃ちますが、
またゼロライナーが来てしまい失敗。
カタツムリ怪人(男)はゼロノスと一度手合わせをしたいと思っていたと、
標的をゼロノスに変更。
桜井さんは深追いしても急に姿を消すので諦めたのでしょう。
ゼロノスアルタイルフォームはカードを取り出し、
愛理さんの事を思い出しながらベルトに差し込みます。
敵の攻撃を受け、建物から転がり落ちるゼロノスアルタイルフォーム。
すると空から白い粒粒が降ってきて、
どうも愛理さんの桜井君に対する記憶が消去されるのと引き換えに
ゼロノスはゼロフォームに。
今迄緑色っぽかったゼロノスですが、くすんだ赤に変わります。
ジャンクションや怪人のセリフから錆びている表現なようです。
同じ酸化で「燃える」表現で赤くなるのは良く見かけますが
あえて「錆びる」表現なのは二酸化炭素削減の意図でしょうか。
ゼロノスを心配して見に来ていたデネブは、
何故かデネビックバスターという銃の格好になって
ゼロノスゼロフォームの手に収まって
「これは自分でもビックリだ。」と言ってます。
ビックリしている割にはその状態に適応しているらしく
普通に弾を射出しています。
そしてデネビックバスターにフルチャージしたカードを刺し、バスターノヴァを放ちます。
撃っているゼロノスゼロフォームが反動で後ろに下がっているぐらい強力な技で
カタツムリ怪人(男)は大爆発。
ゼロノスゼロフォームがカードを引き抜いて変身を解くと、
カードは崩れるように消えてしまいます。
そしてデネブは勢いで変形したそうで
戻れるかは分からず
夕飯が作れるかも不明。
あと、桜井君が落としたアクセサリーが何故か錆び付いていました。
一方、デンライナーの食堂車でも怪人達が寛ぎながらいつも通り喧嘩とかしています。
ナオミちゃんは余ったコーヒーを見て、もう1人居たようなと不思議がっています。
デネブの味覚でナオミちゃんのコーヒーがどう感じられたのか気になります。
良太郎はミルクディッパーに戻り、いつもの常連の居る店に安堵します。
しかし愛理さんは青いノートを拾い上げ、「何これ。」と言い出します。
桜井君用コーヒーのレシピノートを不思議そうに見る愛理さんを見て
動揺する良太郎。
良太郎は何故か望遠鏡の下に仕舞ってある懐中時計を確認しますが
こちらも錆びておりました。
ク●556とかで落ちるのでしょうか。
桜井君用の珍奇なカップが残っていたら
愛理さんが混乱しそうなので
リュウタロス良太郎が割っておいて正解だったかも知れません。