仮面ライダー電王 第36話




 ゼロライナーにお邪魔し、デネブから桜井さんからカードを貰った事を聞いている良太郎。
デネブも桜井君もカードを使っていくと存在が消える事は知っているそうです。

ところで桜井君、ゼロライナーの座席で寝っ転がっていますが
前回デネブに飛び掛って自爆したダメージがぶり返してきたのでしょうか。

愛理さんにうどん粉湿布を貼ってもらったらどうでしょう。


一方デンライナーではキンタロスが戦闘時に良太郎に上手く取り付けなかった事を
モモタロスに話しています。

話をしながら次々に色んなトレーニングをしているキンタロス。
ながら族の進化形といった感じです。

モモタロスはキンタロスの話を信用せず、腕が鈍っただけだと答えた為に
喧嘩になりそうでしたが、ハナちゃんが2人を殴って止め大事にはいたりませんでした。

その直後に食堂車に入ってくるオーナー。
よく考えたら喧嘩したらデンライナーから降ろされかねないので
良いタイミングで止めてもらえた感じです。


「どうやら変化は続いているようですね、新しい路線が見えてからずっと。
ナオミ君、いつもと変わらぬチャーハンを。」
とオーナー。

変化ついでに旗を倒さず食べきって欲しいものです。

あと、モモタロスとキンタロスが喧嘩を再開しようとしていましたが
ハナちゃんに睨まれて止めました。
乗車拒否される可能性とかもう忘れているのでしょうか。



 良太郎は桜井さんが自分自身を犠牲にしている事を嫌がっているようです。
しかし桜井君は人に言われたからでなく、自分で決めて戦っていると主張。
自分の事を覚えている人も殆ど居ないと
居直っているのか、やはり気にしているのだかな発言。

「そのうちお前だって忘れる。」と桜井君に言われて危機感が増したのか
良太郎は桜井君からカードを取り上げて逃走。

体力から言って桜井君ならすぐに取り返せそうでしたが
デネブが桜井君を引き止めて邪魔をし、良太郎は上手く逃げ切ります。


それにしても桜井君、ちょっと横に動けばデネブの先に進めませんか。
もしかして本当にまだどっか痛いのでしょうか。



 食堂車に入ってきたモモタロスはナオミちゃんとリュウタロスが
沢山の風船の飾りを作っているのに気付きます。

嬉しそうに「俺のビックリ誕生パーティーとかならやめろよ。」と言っていますが
未来から来ている怪人の誕生パーティーを開催する場合、
ケーキの蝋燭は何本立てるべきか迷います。

しかし「は?」と反応するナオミちゃんに、
「馬鹿じゃないの。」とテンション下げ気味で突っ込むリュウタロス。

凹んでいるモモタロスを
ウラタロスとキンタロスが手招きして呼び寄せます。

キンタロスが良太郎に取り付いた時の違和感から
モモタロスに良太郎と怪人達の未来が違う事を話す2人。
現状のままですと戦闘に何か支障があるようです。

ウラタロスはそれについて何らかのフォローを用意しているような口振りですが
モモタロスへのリュウタロス達に邪険にされた事についてのフォローは一切ありませんでした。



 ハナちゃんと合流し、ミルクディッパーに戻る良太郎。
桜井君が忘れられているのを気にしている所で
更に愛理さんが店の望遠鏡を人に譲る話をしだしたため、
取り乱して愛理さんに思い出すよう詰め寄ります。

ハナちゃんに注意されて我に帰り、
店を出て行こうとする良太郎。

そこにデネブから脱したらしい桜井君が入ってきていましたが、
良太郎はその横を通って退出。


その後を追って行く桜井君、
デネブから道の塞ぎ方とか習った方が良いです。


店からだいぶ離れていそうな場所で良太郎の前に回って止める桜井君。
途中で信号待ちでもしてしまったのでしょうか。

カードを返すように言う桜井君ですが
良太郎は自分達で戦うとして
何かを犠牲にするのに賛同できないと主張し
なかなかカードを返そうとしません。

桜井君も未来の事に危機感を持っており、
良太郎が以前に言ってた「やらない言い訳にはならない。」云々の
桜井さんの言葉を持ち出します。

「知らないでもやれって言うような奴が
 知っているのに黙って見ていられると思うか。
俺は犠牲になる気は無い。俺は強くて運もあるし。」
と良太郎を説得。

良太郎は桜井さんが残した懐中時計の刻印の言葉が
桜井君の事を指すのかも知れないと考え、
カードの返却に応じます。

ちなみに過去で前回逃げたままの怪人達が暴れており
ちょっと遠くのビルがバンバン壊れています。
しかし過去に行って戦うので、今モタモタしてても特に影響ないのが楽で良いです。


そして良太郎と桜井君は変身して過去に向かいます。
ところで歩道橋みたいな所で返すだの返さないだののやり取りから変身まで
特に通行人とか居ませんが
この辺の商業施設は商売が成り立っているのでしょうか。



 過去で体を回転させながら飛び回り、建物を破壊しているモグラ怪人達。
それでも目が回らないようで、凄い三半規管を持っていそうです。
モグラ怪人達の脇を電車が通過し、電王ソードフォームとゼロノスアルタイルフォームが姿を現します。

線路の位置をちょっと変えればモグラ怪人を轢き殺せましたが
それはしないみたいです。


モグラ怪人と戦い出す電王ソードフォームとゼロノスアルタイルフォーム。
しかし良太郎曰く「何かモモタロスの声が遠いんだけど。」だそうで
前回のアックスフォーム同様不調になり、
ついにはモモタロスがデンライナーに弾き返されて
電王はプラットフォームに戻ってしまいます。

食堂車に戻ったモモタロスはリュウタロスを何か急かしているようです。
その間、電王プラットフォームは敵にボコられており、
ゼロノスアルタイルフォームがゼロガッシャーを投げ寄越して貸してくれたりしてます。

ゼロノスの方はデネブを呼び出しベガフォームに。
変身中に敵が寄って来ますが、ゼロノスの肩に置いたデネブの指部分で相手を狙撃して牽制します。

ベガフォームの時も同じですが、これ耳のすぐ傍でブッ放しているので
かなり五月蝿いのではないでしょうか。

ちなみにゼロガッシャーで攻撃を始める電王プラットフォームですが
攻撃はあまり効いている様子は無く、いちいち反撃されていました。
武器を借りた効果が実感出来ません。


見かねたゼロノスベガフォームが電王プラットフォームを助けに入りますが
そこを敵に狙われて、2人まとめて転がってしまいます。
デネブと良太郎が組むと不幸が倍増する傾向があります。


ゼロノスアルタイルフォームとデネブが転がったままですが
電王プラットフォームは立ち上がり、ヨロヨロと反撃に向かいます。
突進してきた相手にゼロガッシャーを振り下ろしますが、
普通に弾き返されて、倉庫の屋根みたいなのを突き破って落下。

しかし尚も戦おうとする電王プラットフォームに
モグラ怪人2体は「ウザイよ」と言いながら攻撃しようとします。

上で転がっているゼロノスアルタイルフォームとデネブは無視です。


そこに「ちょっと待った!」と言うモモタロスの声が聞こえ
砂状態の怪人達が出現。
怪人達は電王プラットフォームを良く持ち堪えたと誉めています。

待ったと言われて本当に待っているモグラ怪人達も誉めてください。

怪人達は良太郎に憑けなくても、良太郎が力を使えるようにすると言って
光の玉になって電王プラットフォームの周囲を飛び回ります。

するとケータロスが出現し、それをベルトにセットすると
幅10センチ程度の光の線路が伸び、向こうから
各フォームの顔の4つ付いたような剣が運ばれて来ます。

驚いてる割に剣をちゃんとキャッチする電王プラットフォーム。

モモタロスの指示で剣にパスを差し込むと、
デンライナーが走ってきて電王を通り抜け
デンライナーは何故か半透明になります。

そして電王プラットフォームはライナーフォームにチェンジ。
尚、ライナーフォームになる時に、何かエネルギーみたいなのが吹き出すようで
怪人達が吹っ飛ばされたりしています。

周囲に仲間が居る時はライナーフォームにならない方が良い気がします。

ちなみにモモタロス達は食堂車に戻っていますが
食堂車の真中に4つ椅子のついた回転台座みたいなのが有って
それに座っております。

椅子と今回の新武器「デンカメンソード」に付いている顔部分の回転は連動しているようで、
しかも刃の部分を上にした時に一番上になっている顔の担当の怪人が
電王ライナーフォームと喋れるそうです。

デンカメンソードの顔を凄い勢いで回したら
食堂車が阿鼻叫喚になりそうで、ちょっとやってみたいです。

あと、これ回すんじゃなくて裏ッ返したらどうなりますか。


モモタロスに必殺技を決めるよう言われて電王ライナーフォームは
デンカメンソードのつり革みたいな部分を押し込みます。

するとまた光のレールのような物が出て来て、
それの上に乗っかると半透明のデンライナーが現れ、
自動で前に進む感じになります。

少し腰が引けた姿勢ですが、電王ライナーフォームはそのまま敵を必殺技で攻撃。
ちなみに良太郎は電車斬りと叫んでおり、食堂車の一同はセンス無いと批判しています。
そのセンス無い技名で倒されたモグラ怪人が少し不憫です。

あと、電王ライナーフォームはデンカメンソードが重く感じられるようで
戦闘後にはなかなか持ち上がらず苦労していました。

公式ページによるとライナーフォームはパンチ力6トンらしいですが
デンカメンソードは何トンですか。



 デンライナーでパーティーをしている一同。
新フォームのお祝いだそうで、その新フォームにはオーナーの協力があったそうです。

そしてデンカメンソードの絵を見せて誉めてもらいたがっているリュウタロス。
デンカメンソードはリュウタロスの描いた絵が元になっているようです。
電車斬りの名前も皆で考えてあげれば良かったと思います。


良太郎が過去で皆が憑けなかった事への疑問を口にすると
一同は一瞬固まりますが、誤魔化しながらまた元の賑やかな感じに戻ります。

良太郎は彼等の様子に引っ掛かりを感じたようですが
ナオミちゃんがオーナーからの差し入れのケーキを振舞って
やや有耶無耶に。

オーナーは窓の外を気にしており、新しい路線の奥には何かの光が見え、
また事態に進展があった模様です。


それはともかく、食堂車の足元に風船が敷き詰められていますが
片付けるのが大変なのはともかく
良太郎がその上を歩いても一切転ばないのが非常に不思議でした。

良太郎自身にも変化が起こっているのでしょうか。