仮面ライダー電王 第34話




 怪人にドツかれたばかりの紳士風の男性ですが
怪人が落としてきた普通にピアノを弾き始めています。

良太郎が男性に怪人への望みの内容を質問しますが
怪人がきっとまた来ると言う良太郎の話を聞いて
もう一度待ってみるか、とピアノの蓋をする男性。
望みについては話してくれません。


立ち去る紳士風の男性を追いかけようとする良太郎ですが
デネブが良太郎を呼び止め、男性はピアノが欲しいと望んだ事を連絡。
しかしピアノが落ちてきても契約完了にならなかった事に
首を捻る2人。

良太郎は兎に角男性を見張らなくてはと考えます。

その辺に落ちているピアノをどう始末するかとかは
管轄外なのか考えません。

かなり目立つので通行人が警察とかに連絡してくれるかも知れませんが
その場合はデネブあたりもセットで通報されそうです。



 デンライナーではリュウタロスがシャボン玉をハナちゃんに当てて嫌がらせをしていました。
その様子を見ながら、モモタロスが小さいハナちゃんが
本当にハナちゃんなのかとウラタロスに聞いています。

「いや可愛いけど、あの美しいハナさんがねえ。」と答えるウラタロス。
どうやら守備範囲外みたいですが、

キンタロスがナオミちゃんにオーナーが何と言っていたか聞くと、
消えた筈のハナちゃんのいた時間が戻ろうとしているのかも知れない、
新しい路線がその時間に続いているのかも、という事でした。

話がややこしくなりそうなのか、その話に付いてはそれ以上続きません。
モモタロスはハナちゃんを追いかけるリュウタロスを止め、
ハナちゃんに向かって「おい、お前本当にあの鼻くそ女か?」と質問。
答えはグーで貰いました。

何でリュウタロスは倒しませんかハナちゃん。
もしかして子供に攻撃しない主義ですか。



 病室を見上げて手を動かしている紳士風の男性と、
さらにそれを見張っている良太郎と桜井君。
不審者が盛大に入りまくりの病院です。

桜井君は男性の望みが分からなければ
怪人の動きが読めないと困っています。

しかし今迄怪人の動きを読んでも
高確率で過去に飛ばれていますから
そんなに気にする事は無いと思います。


男性が見上げている病室を調べようと
デネブ桜井君が飴を持って見舞い客として侵入。

何故デネブに憑依させたのかは不明ですが、
確かに桜井君単品だと手土産無しで行きそうなので不自然です。

しかし入院患者がずっと意識不明だったそうで、
それを知らずに普通に患者に話し掛けてしまったデネブ桜井君は
動揺して挙動不審に。

患者の意識があった方が、デネブ桜井君と明らかに面識ないので
ピンチになる予定ですが、その辺は気にしていないのでしょう。


病室の様子を窺っていた良太郎はデネブ桜井君の状況をまずいと判断し、
ウラタロスに憑依されて助け舟を出します。


ウラタロス良太郎は自分達が外国にいたので
男性が入院しているとしか知らなかったと説明し、
病室の写真を見て、男性とピアノとの関連についての情報を看護師から引き出します。
入院患者は天才ピアニストなのだそうです。

そして窓の外の紳士風の男性についても看護師に聞きますが、
それについては看護師も見かけたことはあるが何者かは分からないようです。
ちなみに紳士風の男性は警備員につまみ出されている所でした。

デネブ桜井君が病室に突入しなかったら、桜井君も良太郎もつまみ出されていたという事でしょうか。


看護師にやたら近寄るウラタロス良太郎ですが
今度はハナちゃんが病室に入ってそれを引き剥がし退散させます。

デネブ桜井君は恥かしがりながらも
ウラタロス良太郎のトークや女性への接近法に感心し
桜井君にその技を教えるように頼んだりしています。
今のままではモテないと思っているのでしょうか。

桜井君は怒ってデネブを追い出して技を掛けていますが
病院なので多少派手にやっても治してもらえるでしょう。



 紳士風の男性を尾行し、ピアノの展示場に行くウラタロス良太郎とハナちゃん。
ウラタロス良太郎は男性の演奏に合わせて別のピアノを弾いて
気を引こうとします。

ハナちゃんはウラタロスが何でもこなす所に感心しています。
しかしウラタロス良太郎の演奏はスルーされてしまったようです。

ウラタロス良太郎によると、
一緒に演奏していて、男性は世界と繋がっていたくないという感じがしたそうです。


ウラタロス良太郎はピアノのある場所で女の子達から情報を集めた方が早いと
紳士風の男性の尾行を止めます。

どうして女の子限定なのかと突っ込むハナちゃんですが
本当に理由を説明されても不快なんじゃないでしょうか。



 また病室を見ている紳士風の男性と、それを見張っている桜井君と良太郎。
桜井君は良太郎に紳士風の男性について何か分かったか聞きますが、
良太郎は何も分からない事が分かったと答えます。

誰も紳士風の男性の事を知らないとして、
それが桜井さんに似ていると話す良太郎。

そして良太郎は桜井君が人の記憶を消費して変身していた事で
桜井君の身を心配し出します。


紳士風の男性そっちのけで桜井君と話しこんでいる良太郎ですが
ウラタロスに怪人の出現を知らされ、それと同時に
また空からピアノが降って来ます。

落ちながら回転して足から着地するピアノです。
凄い機能がついています。
どんな状況を想定して設計されたピアノなのか気になります。


イカ怪人がピアノの傍に居るのですが、嬉しそうにそのピアノを見ている男性。

良太郎は電王ロッドフォームに変身してイカ怪人と戦闘。
イカ怪人を捕まえて走り、男性や桜井君から
さり気なく離します。
が、病院の建物には近づく感じで、
一般市民を余計危険に晒しかねない気がしなくもありません。


男性は戦闘とか気にせずピアノに向かい演奏をしだします。
病室を見上げながら演奏しており、手元とか見ていません。
大変演奏しなれているようです。

そして男性の背中が割れて契約完了、
イカ怪人は電王ロッドフォームを引き剥がして
過去に飛んでしまいます。

今度は随分あっさり契約完了したと不思議がる電王ロッドフォーム。
良太郎はここでピアノを弾く事が重要だったのではないかと考えます。


紳士風の男性にチケットをかざし、2004年1月18日の事を聞く桜井君。
「あの子と初めて会った日だ。」と話し出す男性。
「子」って何歳までなのかちょっと気になります。


3年前に、自分とピアノだけの世界に居た紳士風の男性を、
入院中の男性が見つけ出したそうです。

この変な男性を見つけて懐く入院中の男性も凄いですが
粗大ゴミ置き場から綺麗なピアノを見つけ出す紳士風の男性も凄いです。


入院している方の男性に拠ると、
紳士風の男性は奇跡のピアニストと言われながら、
3年前の時点で10年前に引退した人みたいです。


そして入院している方の男性は
自分が天才で無いので辞めようと思っていた所で
紳士風の男性の演奏を聞いて感銘を受け、
ピアニストを続ける気になったようです。


そんな所で紳士風の男性から砂が落ちてイカ怪人になります。
そしてデンライナーもこの時代に到着し、電王ロッドフォームが登場。
戦闘になっています。


一方で現代では紳士風の男性がピアノを弾き続けていました。
先程怪人に通り抜けられたばかりですが
大変マイペースです。
それを見ている桜井君も相当です。

デネブの見解では、紳士風の男性は
病室の男性にピアノの演奏を聞かせたかったようです。
生演奏でなければ駄目なのでしょうか。

あと、警備員はまだ来ませんか。

紳士風の男性は演奏しながら昔の事を思い出しているようで、
入院している男性がチケットを持ってこっちに走ってきた所で
車に撥ねられるシーンを思い浮かべ、鍵盤に手を叩きつけたりしています。



 場所が海とかでないのですが戦いに来ている電王ロッドフォーム。
ゲソ攻撃をデンガッシャーでかわしたりして、特に不利でも無いようです。
多少撃たれたようですが、マシンデンバードを呼び出してイカ怪人に体当たりさせ、
上手く銃を落とさせ、デンガッシャーで突き飛ばした所でキックを決めます。


そして久し振りにイメージが暴走したようで、イカ怪人から大量の
巨大なハチっぽい怪獣や牛っぽい怪獣が発生しその辺を破壊。

現在でも入院している男性や紳士風の男性を含む人達が消えます。
大勢の犠牲者が出たようで、被害を目の当たりにした電王ロッドフォームは
かなりマジになってデンライナーに乗り込み、
全車両を呼び出して怪物達に総攻撃。

レッコウは斧だか足だかな部分で牛っぽいのを掴んで
地面に叩きつけています。

あとは何故かゼロライナーも参戦しておりますが
桜井君は現代にいたので
これはデネブが動かしているのでしょうか。

飛んでいるのを片付けると、
牛っぽいの数体を全車両で取り囲み、
その周囲を回りながら一斉砲火。
相手が逃げられないようにしながらの攻撃がエグくて良いです。



 過去の戦闘で消えた人達が復活しますが、
良太郎が現在に戻ると紳士風の男性が消えたままな事が判明。

桜井君によれば紳士風の男性を覚えている人が居なかったので
戻らないのだそうです。

デンライナーで、記憶に無い時間は戻らないというオーナーの言葉を聞く良太郎。
怪人が過去で暴れるたびに、今回のように零れ落ちる人が出てくるそうです。

素性を知らなくても印象に残りそうな男性ですが、
変な格好で奇行を繰り返しているので
周囲が見なかった事にしているのでしょう。


オーナーの話を聞いて、桜井さんも過去に何か有ったら消えてしまうと危惧する良太郎。
良太郎の記憶はノーカウントなのか、忘れる気マンマンなのかは不明です。

そして良太郎とウラタロスは今日1人守れなかった事を気にします。


その時デンライナーが停車し、紳士風の男性が乗り込んできます。
2004年1月18日のチケットをナオミちゃんに見せる男性。
ナオミちゃん、検札もしますか。
車掌希望のリュウタロスにでもさせると良いです。

紳士風の男性が来た事に驚いている一同に
時間から零れ落ちた人は誰かが記憶を取り戻すまで旅をすると
ナオミちゃんが解説。

良太郎は入院中の男性が目を覚ませば、紳士風の男性が復活すると気付き
希望を持ちます。

ハナちゃんに絡んだモモタロスが
殴り飛ばされて場が和やかになった所でエンド。


今回の件で、忘れられて消えた人が
デンライナーの乗客になる事が判明しました。

大勢取りこぼしたらデンライナーが満員になってしまい、
足の踏み場も確保出来ないとか
バランス感覚の悪い奴が全体重掛けてきやがるとか
知らないオッサンと密着して汗だくになるとか
鞄が人の間に挟まって降りられないとか
痴漢と間違えられて騒がれるとか
何とも大変そうですので
皆さん今後も頑張って下さい。