仮面ライダー電王 第30話




 デンライナーの食堂車で遊んでいる一同。
そこに桜井君が入って来て、ハナちゃんにデネブが来ていないか質問。
来てないならいい、と戻ろうとする桜井君を呼び止め、
デネブが居なくなったのかと質問するハナちゃん。

桜井君が「ちょっとな。」と答えると、
「いかにも何か有りましたって様子だけど?
 隠すんならちゃんと隠してくれないとね。」
とウラタロスが口を挟みます。

ウラタロスも1人で手に花を持ってジーッと見ていたりで
何があったんだって感じです。

「大した事じゃない。家出しただけだよ。」
と答える桜井君。
ゼロライナーが家なのか、別に拠点があるのか気になります。

あと、ナオミちゃんとリュウタロスがボウルを受け皿にして
花火で遊んでいますが
煙とか大丈夫なのでしょうか。
デンライナーの換気が気になります。



 いつもに増して様子のおかしいミルクディパー。
店内に色々な物が散乱しているのは良いのですが、
その周りの床面にチョークで囲いがしてい番号札が立てられてたり
立ち入り禁止のテープが張り巡らされたりしています。

しかし常連が普通に来ており、三浦君が尾崎君に
愛理さんと良太郎の喧嘩の原因を聞いています。

愛理さんが3日かけて作った「漢方ジュース」を置いておいたら
異臭がするとして良太郎が警察に通報して
喧嘩になったそうです。

尾崎君の解説時に映った画面に出てた
蛸の足や何かの大腿骨やゴーヤを煮ている鍋が原因のようですが
「ジュース」の定義が良く分かりません。
あと、見て分かった材料では異臭は出ないと思いますし、前日まで平気だったという事で
当日にシュールストレミングでも投入したのでしょうか。


警察官達は地面にチョークで印をつけたり、窓付近の指紋を採取していますが
異臭騒ぎなのですからガスマスクとか装備してきてください。
あと、柱にノコで切った痕とかある筈なので
色々気になったと思います。


愛理さんは良太郎用のジュースを自分で飲んだりして
歩み寄る様子はありません。
良太郎もふて腐れて店から出て行ってしまいます。
常連達は良太郎を引き止めようと追いかけますが、
散らかっている物に足をぶつけて断念。


「今日は4人で花火大会行く約束なのに。」と困っている尾崎君。

異臭騒ぎの翌日に、立ち入り禁止テープが張られたまま営業しているのか
常連達が休業日も気にせず来店しているだけなのかと思っていましたが
花火大会の約束があるので店に集まっていたという事でしょう。

ところで立ち入り禁止テープが張られたままなのは
事件が未解決だからでしょうか。
単に警察が忘れて帰っちゃっただけでしょうか。



 口をへの字に曲げたまま自転車で移動している良太郎ですが
割れた瓶を轢いてしまいタイヤがパンク、
ブレーキも効かなくなった様で、下り坂を加速して行ってしまいます。
すると前方にデネブの姿が。

デネブに退くよう呼びかける良太郎ですが、デネブが自転車を受け止めます。
助かったと思った所で今度はデネブがバナナの皮を踏み、
良太郎ごと転倒。

路上にバナナの皮が落ちているのを
自分は4回ぐらいしか見たことが無いです。


良太郎の下敷きになりながら、デネブは契約してくれと言って
何故か飴玉を差し出します。

桜井君とデネブがどんな契約をしているのか気になります。



 良太郎も花火大会が気になっていたのか、
花火大会会場の河原に来てデネブと話し込んでいます。
ところで、今晩花火大会があると言うのに
場所取りとかしている人が見当たりません。

近くで打ち上げの準備をしている職人さんがいるので
もしかしたら大会中は入れない場所なのかも知れません。

そうでなければ、ショボイ大会なのでしょう。

デネブからゼロノスのカードが残り一枚と聞かされた良太郎。
カードを無駄遣いさせた事を悔やんでいるデネブを慰めますが
デネブは気にしているようです。

「気持ちは分かるけど、でもだからって僕と契約するのは。
ていうか無理だよね。」

確かにクライマックスフォームが更に大変な事になりそうです。

デネブの言う契約は形だけで良いそうで、
少しでも良太郎や電王を助け
なるべく桜井君にカードを使わないようにさせたいそうです。


良太郎はデネブに桜井君の側に居た方が良いと言いますが
デネブは合わせる顔は1つも無いと却下。
良太郎と一緒に居ても桜井君と会う確率が高そうなのですが
それは大丈夫なのでしょうか。


そんなやり取りをしていると、向こうで花火の準備をしていた職人さんの1人が
花火の入った箱を落としたりして親方っぽい人に怒られて
他の作業に当たるよう指示を受けて別の場所に走って行きます。

そのパーフェクトそうな職人さんですが
怪人に取り付かれてしまったようです。
契約前だとただでさえ上下逆さまに出てくるのに
更に逆立ちして来ちゃったようで
かなりややこしい奴みたいです。


モモタロスがこれに気付いたようで、良太郎に怪人の出現を知らせます。
怪人の方に向かう良太郎ですが、通りかかった浮き輪売りの自転車の荷台に突っ込み、
浮き輪にはまってしまいます。

デネブが良太郎を荷台から引っこ抜きますが、勢い余って二人とも土手を転がり落ち、
他の場所はちゃんと芝生なのに、何故か一畳分ほどぬかるんだ泥になっているエリアに着地。

特にデネブは凄いバク転で上手にその場所に到達します。
避けるとか止まるとか出来そうな気がします。


良太郎の運勢が最悪状態だと踏んだモモタロスが良太郎に憑依し
青い鳥怪人に追い付きます。

デネブもついて来て、何故かモモタロス良太郎のポーズを真似たりしています。
憑依する代わりに物真似をしているのでしょうか。

モモタロス良太郎は電王ソードフォームに変身し、
デンガッシャーで割と順調に敵を攻撃していきます。

デネブは1対2は卑怯だとしながらも
桜井君の為にと援護射撃。

その時偶然電王ソードフォームと青い鳥怪人の位置が入れ替わってしまい
デネブの弾が全部電王ソードフォームにヒット。

被弾して煙の出ている電王ソードフォームの背中を
コートの裾で煽って冷まそうとするデネブ。
団扇は持って来てないようです。

電王ソードフォームがデネブに抗議していると、青い鳥怪人は飛んで逃げてしまいます。
敵は飛び道具も持っているようで、去り際にちょっと狙撃してきたりします。
何かウ●コ引っ掛けるような乗りで狙撃されたような気がしないでもありません。

モモタロス良太郎はデネブを叩きながら
良太郎にくっつくなと注意し
「嫌な事があったらコロコロ契約者変えるのかよ。便利な付き合いだな手前等。」
と言って帰ります。

ところでパンクした自転車は今頃どうしているのでしょうか。



 花火職人の居る病室に行き、怪人に言った望みの内容を聞く良太郎。
花火職人は凄くみっともない事を、と前置きして
奥様に花火を見せたいと望んだと話します。

5年前に会社員だった花火職人が
勝手に会社を辞めて花火を始めると決めた為に奥様と喧嘩になり
奥様は赤ん坊を連れて出て行ったのだそうです。

「女には男の夢分かんねえんだよなあ。
 子供の生活費どうすんだって金の話ばっかりでよ。」

一番金のかかって、しかも子供が小さく
奥様がまだ働けないであろう時期に安定した仕事を辞めるのは
男性からもあまり賛同を得られない気がしなくもないです。

会社の人も止めて下さい。


「うっせえから離婚だって言ってさっさと花火会社の寮に入ってやった。」
「そのままなんですか。」
「俺から謝る必要ねえしな。
 ただ今日初めて俺の作った花火打ち上げてもらえるんだ。5年かかったよ。
 そしたら何か急に女房と子供の顔思い出してさあ。」

奥様の方が謝る必要ありません。
奥様に落ち度があるとすれば結婚相手の選択ミスぐらいです。

良太郎は花火の事を奥様に伝えた方が良いとします。
花火職人は頭を下げるのを嫌がっているようですが
花火大会の事は既に伝えてあるようです。

この状態で連絡取って
養育費払えとか言われないですか。

奥様もうニュー旦那ゲットしてませんか。



 病院の待合室で待っていたデネブと合流する良太郎。

良太郎はデネブに再度戻るよう説得を試みます。
兄弟喧嘩みたいな物で、何があっても本当に嫌にはならないと
自分の事を思い出しながら言う良太郎。

ちなみに周囲の他の一般人はデネブを見ないようにしております。
少し前にお母様がチビッコの目を塞いだりする光景が確認できました。

チビッコはデネブキャンディを貰っているようですが
多分後で捨てるように言われると思います。


その頃、どこかの人の引けたオフィスでは、
1人で残っている女性が家に遅くなりそうだと連絡を入れています。
外は明るく、チャイムが鳴っています。
おそらくまだ5時とか6時とかのレベルです。

良い職場です。

その窓の外に青い鳥怪人が出現し、
「花火見る?」と光の弾を放ち、女性が倒されてしまいます。

ところで、早く帰ったほうが良くないですか鳥怪人。
鳥目だと日が暮れたら辛いです。



 花火職人は花火大会に戻ろうと病室を抜け出します。
保険入ってなかったから早く出たいとかでは無いと思います。
ところで病院の廊下に黒いランニングだかタンクトップだかに黒い帽子という
場にそぐわない服装の方がいらっしゃいますが
見舞い客とかでしょうか。

受け付けで不審がられそうですが
デネブが通過できた事を考えると
この病院のセキュリティはこんな物なのでしょう。


ロビーで花火職人がヨロヨロ出て行くのを見た良太郎達は
花火職人を止めようとしますが、打ち上げに行く意志が固いため
デネブが花火職人を背負い河原に移動。

花火職人が良太郎とデネブに礼を言うと
良太郎は奥様が来てくれるといいですね、と声を掛けます。

花火職人は奥様に来てもらえないと思っているらしく、
子供も自分の顔を忘れているだろうし、初めての花火なので失敗したらみっともないと
予防線を張りまくっています。

そこに青い鳥怪人が出現し、花火職人を持って飛び去り、
良太郎達を狙撃して姿を消します。
デネブが良太郎を庇い良太郎は無傷で済んだようですが
デネブは爆発はしないものダメージは食らっているようです。

怪人を追おうとするデネブを制止し、
自分が怪人を追うから桜井君の元に戻るよう言う良太郎。
戻りたいと思っているんでしょう、という良太郎の指摘に
デネブは背中を向けて否定をしてみせます。

その時モモタロスが良太郎に憑依し、
デネブに戻るよう物理的にも後押しします。


デネブが戻ったのを見て良太郎から出て行くモモタロス。
しかし青い鳥怪人は契約完了し
花火職人を通し過去に飛んでしまいました。

デネブ放って追い駆けた方が良かったかも知れませんが
良太郎は花火職人の頭にチケットをかざし、
走って電王ソードフォームに変身。

その横をデンライナーが通過しますが
電王ソードフォームを無視して進んでしまいます。
次の電車を待つとか出来なさそうなので地味にピンチです。



 橋の上で欄干に寄りかかって立っている桜井君に合流するデネブ。
跪いて許しを乞うデネブに、桜井君は
「うるせえ!いつまでもウジウジ言ってんな!」
と叫び、最後のチケットを川に投げ捨てて見せます。

チケットを拾おうと慌てて川に飛び込もうとするデネブに、
「こんな程度の事なんだよ。全然大した事じゃねえ。分かったか。」
と前半怒鳴りつけるように言う桜井君。

デネブは桜井君の気遣いに喜び、
桜井君を持ち上げてクルクル回ったりしています。

これはこれで新たに怒られそうな気もします。



 電王ソードフォームはデンライナーに乗れたようで過去へ到着。

5年前の花火職人が奥様を怒鳴りつけて家を出た所で
砂が出て怪人が出現し、上空から港湾地区を狙撃しています。

花火工場とか攻撃されたら大惨事ですが、
まだ花火会社に入る前で良かったです。


ところで、空を飛んで飛び道具のある相手に
ソードフォームで行きますか。

何故か青い鳥怪人も剣を持ち出し、電王と斬り合いを始めましたが
途中で気付いたのか、火の玉を撃ちだして電王ソードフォームを狙撃します。
弾を除けるだけで攻撃に転じられない電王ソードフォームを見て
良太郎は新しい電王なら対抗できると、クライマックスフォームを提案。

心を1つにする事が難しいと考える電王ソードフォームですが
良太郎はマシなのをナオミちゃんに頼んであると、何か仕込んであるようです。

ナオミちゃんが食堂車の怪人にコーヒーを振る舞い、
皆がそれを美味しがると、心が1つになったと判定されて
電王がクライマックスフォームに。

電王クライマックスフォームは両肩や胸が被弾しても、
その部分担当はともかく
モモタロスは全然痛くないそうで、余裕の様子で敵に近付いて行きます。


空を飛んで攻撃してくる青い鳥怪人に対し、
電王クライマックスフォームの胸部のマスクが開き
ミサイルがワラワラ飛び出します。
何か飛び方がくにゃくにゃしている割に、全部相手に命中したので
ホーミング機能が付いていそうです。

そして敵の攻撃にはビクともしなかった電王クライマックスフォームですが
アックスフォームのマスク部分のクシャミでダメージを受けていました。

今回パンチを使ったら相手にも普段以上にダメージを与えられたかも知れません。



 河原で花火を打ち上げる花火職人。
上手く上がった様で、親方っぽい職人も肩を叩いてやり祝福しています。
他の職人が次の花火の打ち上げに入ると、
「父ちゃん。」と花火職人を呼ぶ声が聞こえます。

どうやら奥様がお子様を連れて会いに来てくれたようです。
しかし打ち上げのすぐ10メートルの所まで一般人が来て良いのでしょうか。

花火職人の所に駆け寄るお子様と奥様。
花火職人は2人を抱きしめてうれし泣きをしています。
もう使わないとは言え、発射台から1メートルも離れていませんが良いのでしょうか。
不発弾とか落ちてたら危ないです。


良太郎はハナちゃんと花火を見に来たようです。
愛理さんは常連達と行動を共にしています。
常連達は良太郎の不在を気にしている模様。
ポイントを稼ぐチャンスが激減すると言うのもあるのでしょう。

良太郎は思い直したのか愛理さん達と合流。
愛理さんも普通に良太郎の浴衣の襟を直してやります。

しかし彼女かも知れないハナちゃんの目の前で
お姉さんが襟を直してやるのは
ちょっとした報復とも受け取れます。

ところで、異臭騒ぎのした店に吊るしてあった浴衣ですが
大丈夫なのでしょうか。


桜井君とデネブは川に下りてチケット探しをしていましたが
デネブが桜井君を肩車して走り回ったりで
見つかるまで相当かかりそうです。

デンライナーも花火を見るためにか
会場の上空を走り回っています。

窓から花火を眺める怪人一同。
こちらの青い人が「オービューティフル。」と変な英語を使い
キンタロスに欧米かと突っ込まれていました。
比較的ナウいネタを仕込んでいますキンタロス。

ナオミちゃんがオーナーに出したカキ氷も
旗ではなく花火が刺さっていました。

しかしオーナーは一撃で花火を倒してしまいます。
これがロケット花火だったら面白い事になったと思います。