仮面ライダー電王 第25話




 自室で寝ている良太郎。
部屋には和凧やら日本人形とか飾られていますが
そのうち何個が呪われているのか気になります。

そこに体長20センチぐらいの爬虫類系の生物が入り込み、
デネブが何故かそれを追いかけて捕獲。

続いて部屋に入ってきた桜井君が、デネブに何をしているのか質問すると
「恐竜」が紛れ込んだと答えられます。

桜井君は特に驚く様子も無く、寝ている良太郎に声をかけます。
「いいから一寸来い。手が足りないんだ、クライマックスシーンにな。」
と意味ありげな事を言っている桜井君ですが
良太郎は寝ぼけているようで、すぐに二度寝。

桜井君はデネブの持っている恐竜を預かり、デネブに良太郎を持たせて運び出します。
良太郎はトイレに連れてってもらっていると思っているようですが
まさか毎晩愛理さんに起されてトイレに行かされてるとかでしょうか。


妙に自然の残っている場所で目をこすりながら歩いている良太郎。
ゼロライナーはともかく、恐竜がかなりの密度で集まっているのが見えて驚いています。

桜井君は説明は後だとして、
凄く良い笑顔で良太郎に何かのスプレーを噴きかけて寝かせます。
良太郎はまだ薄目を開けている状態で、ウラタロスが寄って来ているのを目撃。
そして何処かへ行くゼロライナー。


次に良太郎は自室で目を覚まします。
桜井君とデネブが来ていたが、夢かも知れないとしつつ
腕とかが痛いようで何か変だと考えています。

尚、トイレに関する問題は発生していないようです。


そして良太郎の部屋の襖には、昨夜の恐竜の物と思しき足跡がついていました。
床とかも結構走っていたと思うのですが、相当汚されていませんか。



 ミルクディッパーでハナちゃんに昨夜の話をしている良太郎。
夢だとは思うとしながらも、体が痛かったりウラタロスに憑依された気がすると伝えています。

その辺に愛理さんが居るのですが、会話の内容は聞かれていないようです。

ハナちゃんはウラタロスに確認を取ると言って退出。

良太郎が食器を下げに行くと、愛理さんが2時から学生の予約が入っていると言って
星型の飾りを見せ、店を装飾するよう頼んできます。

その学生さんは何の集まりなのか気になります。
普通は夜に居酒屋とか行きませんか。



 デンライナーの食堂車では、ナオミちゃんがゴールドジェントルマン
コーヒーとやらの謎メニューを出していました。

ネーミングの危険さはともかく、
変な色のクリームの代わりに金箔が浮いているシロモノで、
コストの加減か一杯しかない為モモタロスとキンタロスがコーヒーを取り合う感じに。

そんな2人を尻目に、普通にウラタロスに良太郎に取り付いていないか聞いているハナちゃん。
しかしウラタロスは1人で釣りをする主義だとして、それを否定。

「ハナさん、それは良太郎くんのドリーム、ドリーム。」
と、モモタロスが口を挟んできます。
モモタロスは何故か眉毛を書かれ、天の道を往きそうなポーズを取り
周辺には黄色い光が発生してます。

キンタロスも関西弁ではなくなり、気取った様子です。

ナオミちゃんは2人の様子を見てワサビの効果は凄いと喜んでいます。
金箔は関係無いようです。
しかし、コーヒーは一杯でしたが
モモタロスとキンタロスの両方に効果が有ったという事は
結局回し飲みですか。
取り合っていた意味がありません。


踊り出すモモタロスとキンタロスを心配して声をかけようとするハナちゃん。
「ハナさん危ない、うつるよ。」と言ってウラタロスが止めたりしています。

しかし食堂車内で喧嘩とかされるよりは、
多少キモくても紳士的な方が良いかも知れません。
毎日ワサビ盛っても良いのではないでしょうか。


リュウタロスは後ろの様子が気にならないようでお絵かき中。
「アイツどっか行っちゃえばいいのに。」とゼロノスの絵をクレヨンで塗りつぶしていました。
モモタロスの眉はリュウタロス作でしょうか。



 ミルクディッパーに来ている桜井君。
良太郎はコーヒーを出しながら、昨夜来なかったか聞こうとしますが、
途中で「ハ?」と聞かれて中止。
あと、桜井君がコーヒーにやたらと砂糖を入れる事の方が問題となってしまいます。

「苦くないコーヒー研究しなくちゃね。」と良太郎に話し掛ける愛理さんですが、
良太郎は「無駄だと思うよ。」とかなり強く回答。
良太郎が桜井君を良く思っていないだけなのか
砂糖を大量に入れる派を受け入れないのか気になります。


そこに三浦君が文字通り転がり込んできます。
店の前で空き瓶を踏んで転んでしまったようです。
瓶が透明であり、タイアップしているドリンクの物では無さそうです。

愛理さんは三浦君を病院に連れて行き
良太郎に留守番をさせます。

良太郎が無事に病院まで行けないと踏んだのでしょうが、
2時から予約している学生さん達(多分複数)の事を考えたら
三浦君1人がひどい目に遭った方が
被害を少なく出来そうです。


愛理さん達を見送った良太郎が店の中を見ると、

「野上、事情は分かった、1人じゃ大変だろう。
この桜井侑斗が手伝うから安心してくれ。」
とデネブ桜井君が申し出ます。

良太郎は桜井君が憑依されていると一目で気付いて指摘。
桜井君もデネブに代わるように言いますが、
デネブは頑張ってこれを拒否します。

桜井君とデネブが主張し合っているのを見て複雑そうな顔をしている良太郎。
自分も傍から見るとこんな感じなのかと
ショックを受けているかも知れないです。



 結局デネブが桜井君に憑依し続けているようで
ミルクディッパーを手伝い、やって来た尾崎君を席に案内しようとしています。
尾崎君は楽しそうに飴を受取り、良太郎に愛理さんはと聞いています。
そして走って店を出る尾崎君。

デネブ桜井君は尾崎君を見送り、
ついでに店の前の通行人に愛想を振りまき出します。

デネブの行動があまりにキモイ為に
「これ以上デネブに妙な真似されるよりはマシだ。」と
桜井君は自分でミルクディッパーの手伝いをする事に。

店の入り口のドアを少し開けて、デネブがその様子を見て喜んでいます。

そのドアに手裏剣が刺さったり、
デネブの後ろで忍者とデネブが追いかけっこをしていますが
映画とのリンクなのか、ゲストとのリンクなのかは不明です。

そのデネブもハナちゃんに連れられて何処かへ行ってしまいました。

それにしても、店の前に忍者や怪人がウロウロしていますが
予約キャンセルされないか心配です。



 病院に着いたらしい愛理さんと三浦君。
タクシーを降り、愛理さんにお礼を言いながらアプローチを試みようとする三浦君ですが
そこにクロックアップして追いかけてきた尾崎君登場。
尾崎君の活躍で三浦君の野望は不発に終わります。

その後ろを通る一般市民の陸忍っぽい男性。
少し前にコウモリ怪人に追われている夢を見ていた人で、
足から砂を落としながら歩いています。

何かに行けなくなったので、
先に行ってミーティングの資料を置いてくると
相手に電話で伝えています。
どうやらミルクディッパーの予約を入れていた学生さんのようです。

ミーティングで学生の分際で喫茶店利用ですか。
部室とか学食とかで十分です。

会話の内容から、以前もミルクディッパーで集まったりしていたようです。
もしかしてこの人達も愛理さん狙いなのでしょうか。



 店舗の飾りつけを担当した桜井君ですが、
最初は仏頂面だったのが
楽しそうに天井に星型の風船を貼り付けています。
きちんと星座の形に並べて貼られた風船を見て、
良太郎は桜井君に星が好きなのかと質問。

桜井君は仏頂面に戻って「別に。」と否定しますが
仕事を続けます。

ところで、桜井君の貼った星の飾りは
白鳥座と、大熊座の一部というか北斗七星なのですが
店の名前的に南斗六星も作った方が喜ばれそうです。

そこに紙袋を持った男性が来店。
予約をしている事を話し、荷物を先に置かせてもらいたいと頼みます。
良太郎と桜井君は、男性の足元に落ちている砂に気付き凍りつきます。

凍った原因が男性が怪人と契約している事なのか
準備中の店を汚された事なのかは不明です。



 先程ハナちゃんに連れて行かれたデネブですが
デンライナーに乗せられ、ハナちゃんと話しています。

自分も桜井君も良太郎の家には行っていないと
ハナちゃんの手を握りながら答えるデネブ。

そこにモモタロスが口を挟みに行きますが
時々言葉遣いが上品になってしまいます。

ウラタロスに気持ち悪いと注意されてから
モモタロスの態度は治りますが
眉毛は消えませんでした。


キンタロスはまだワサビの影響が残っているようで
疑われた事を気にしているデネブを無駄に爽やかにフォローしていました。
デネブに「ありがとうクマゴロウ。」と言われて
一文字しか合っていないと突っ込むキンタロス。

瞬時に一文字合っていると気付く頭の回転の速さが凄いです。



 良太郎達は足から砂をこぼしながら歩いている男性を追いかけ、
いつもの地下道に来ています。
良太郎はハナちゃんに連絡を入れ、頼み事をします。

病院へ走って行って、また歩いてミルクディッパーにやってくる尾崎君。
店番をしてポイントを稼ぐ計画のようです。

店に入ると、ナオミちゃんとハナちゃんが尾崎君を出迎えます。
どうやら良太郎はハナちゃんに店番を頼んだようです。

可愛い女の子が2人も居る為、尾崎君はかなり喜んでいます。
人手が足りているために追い返される危険性とか考えていないようです。



 男性を追って病院に来ている良太郎と桜井君。
桜井君は何となく怪人の気配がすると発言。
デネブが気付かない分、感覚が発達したのでしょう。

桜井君は契約者のフォローに回るとして
良太郎に怪人を任せて良いかと確認。
良太郎はこれを承諾します。

先程の男性は妹さんの見舞いで来ていたようで
今日は暇になったから面会時間が終わるまで居ると言っています。

予定があったようですが、何かの理由で見舞いを優先したのでしょう。
妹さんは星が好きなようで、星の絵本を読んでいたり
病室に星図が貼ってあったりします。

「星見に行ける場所も考えておくからな。」という男性に
妹さんは言葉を返せずに居ます。

何か行くに行けない事情がありそうです。

ホー△スターとか買ってやったらどうでしょうか。
高いですが喫茶店に行くのを止めれば工面できると思います。


そして病室にクモ怪人が侵入。
走って病室に向かう桜井君ですが
良太郎は近くのドアから出てきたデネブに
「御免、クライマックスだから。」と、何処かへ連れて行かれてしまいます。


クモ怪人は前かがみになり、両手を顔の前に出して指を上下に動かす
ちょっと変質者みたいなポーズで、
望みを叶えてやるのだから邪魔をするなと男性に言っています。

妹さんに星空を見させるのが男性の夢だったらしく、
怪人は妹さんを捕まえて「鉄塔の上にでもくくりつけてやる。」と言っています。

その作戦は夜にやった方が良いと思います。
あと、妹さんの髪の毛の匂いをかぐとか
ポーズどころか本物の変質者怪人でした。


そこに桜井君が登場、クモ怪人を殴り飛ばします。
ちょっと手が痛いようですが、素手で怪人を転がすあたり
生身でもハナちゃんに近いレベルの戦闘能力があるようです。

しかし良太郎が付いて来ていないのに気付き、
「あれ?野上?」と心細そうな声を出す桜井君。

クモ怪人に襲いかかられますが、デネブが現れてクモ怪人を捕まえ
窓から外に降りて戦い出します。


桜井君は居なくなった良太郎に怒りながらもゼロノスに変身。
病院に雷とか落ちてるっぽいですが、
先程怪人が現れても看護師さんや警備員さんが顔を出さなかったので
多分誰も気にしないでしょう。


そして桜井君がカードを消費してゼロノスに変身した訳ですが
デネブは特にピンチという感じではなく、
むしろ押していました。

「おい、最初に言っておく。俺はかーなーり機嫌が悪い。」
と高い所から飛び降りながらクモ怪人を切りつけるゼロノスアルタイルフォーム。

変身しないで来れば良かったと猛烈に後悔しているでしょう。
普通は変身して来た方が良いケースが殆どですが。

怒りながら剣を振り回したり蹴りを入れたりするゼロノスアルタイルフォーム。
しかしクモ怪人は糸にぶら下がってスイングし
ゼロノスに体当たりとかしてきます。

一旦転がってしまうゼロノスアルタイルフォームですが、
次の攻撃が来た時に自分からジャンプして相手に飛びかかり、
敵にしがみ付いてガンガンに斬り付けてから糸を切断し、
落ちた後も敵が立ち上がる前にまた攻撃して転がしたりと
かなり慌しく攻撃。

その様子を見ていたデネブはゼロノスアルタイルフォームを止め、
戦い方が良くないと注意。
自滅する事や、持久戦になった場合に問題があると説こうとするデネブ。

ちなみにゼロノスアルタイルフォームがデネブに頭突きをしますが、
デネブの方が硬いようです。

話の途中で敵の攻撃に気付き、指のミサイルで迎撃するデネブ。
ちょっと余裕あり過ぎです。
桜井君に「変身して良かったな」と思わせてあげてほしいです。


敵が怯んでいる間にデネブを呼び、ゼロノスはベガフォームに。
今回は足元のアスファルトにヒビが入りますが
ガス管とか壊れないか心配です。

「最初に言っておく。今日はもうさっさと終わらせて帰りたい。」
だそうで、クモ怪人はかなり気を悪くしてしまいます。

そしてゼロノスベガフォームはさっさとゼロガッシャーにチャージし
クモ怪人を切って爆発させました。

ところでデネブがさっさと帰りたがっているのは
キャンディーの改良に取り掛かりたいからでしょうか。



 ミルクディッパーでは予約の学生さん達が来店したようです。
尾崎君も店番として残っている模様。
学生さん達はミーティングをするかも知れない訳ですが
静かな環境は望めません。

そんな中、ハナちゃんが誰かから良太郎が消えたとの連絡を受けていました。

その良太郎はゼロライナーに乗っていました。
そこにはデネブと桜井君も存在しています。

ゼロライナーの後部から外を見ている良太郎。
色々な時代の風景や、牙王と戦っているゼロノスアルタイルフォームなどを見かけ
戸惑っています。

そしてゼロライナーが停車し、桜井君と一緒に降りてくる良太郎。
そこではモモタロス達が実体化しており、忍者の集団と戦っています。
ガオウライナーとかもやって来て、かなり状況は混乱している模様。

ところで、忍者さん達も怪人と戦う予定とか無かったと思いますので
本当にご苦労様としか言いようがありません。



学生さん達に出されたコーヒーに
変なクリームとワサビ金箔の
どちらがトッピングされたのか不明なまま
次回に続きます。