仮面ライダー電王 第24話
デンライナーに来ている桜井君とデネブ。
ハナちゃんから事情を聞かされて、ジークを見に来たようです。
侑斗をどうかよろしくと飴を持ってジークに話しかけるデネブですが
昼寝中のところを起された為、ジークは怒ってデネブを縮小。
ところで、デネブの持っている飴が縮小化させられる少し前に
棒つきの奴から紙で包んでるのに変わっているのですが、
一応棒つきの方は相手に渡せたのでしょうか。
あと、デネブは怒っているジークにやたら謝っていましたが
小さくなってもそれなりに楽しんでいるようで
特に縮小化を恐れていたとかではなさそうです。
あと、ジークは部屋に勝手に入られるのが嫌みたいです。
動物が入ってくるのは平気なのに妙に厳しいです。
見られたくない物でも隠していますか。
ミルクディッパーで電話を受けている愛理さん。
尾崎君や三浦君は良太郎にまた何か有ったのかと気にしています。
良太郎が誘拐事件の重要参考人になって警察に行ったと話す愛理さん。
尾崎君はニュースで情報を収集。
世界トップクラスのグループ企業の誘拐事件に巻き込まれていると知り
流石に始めてのパターンだとコメントする愛理さん。
それにしても、重要参考人の家族である愛理さんの方にも
警察が話を聞きに来たりしそうですが、そこまでしません。
相変わらず仕事がイマイチな警察です。
そんな警察の取調べを受ける良太郎。
赤ん坊を連れていた事や、誘拐事件の報道をしていないのに
赤ん坊をその家に連れて来た事で追及されています。
たまたまだと良太郎が答えると、警察は怒り出します。
そこにモモタロスが良太郎に憑依。
言いたい事があるならはっきり言えと反撃。
そして誘拐犯扱いされて警察に掴みかかります。
自分ではっきり言えと指示したのに怒るのはどうかと思います。
そこにキンタロスとウラタロスが砂状態で登場。
キンタロスすらモモタロスの振る舞いを「最悪や」とコメントしています。
そこで今度はウラタロスが良太郎に憑依。
「すみません、今の暴言は海に流してくれませんか。」
暴言より暴力の方がまずい気がしますが
早速話を摩り替え出しています。
出来れば連行される前に取り付いて欲しかったです。
その頃、誘拐犯はトラックの荷台で寝ているサソリ怪人に
母親を攫ってこなかった事で怒っていました。
犯人は世界的なグループ企業を首になってから
転落人生を送っているようで、
その家から金を毟り取りたいのだそうです。
怪人相手に普通に切れる人ですので
そりゃあ使いにくいでしょう。
それにしても、大きな会社のトップが若造の事とか見ている筈も無いで
直属の上司かせいぜい人事担当ぐらいしか
犯人の首に関与してないと思いますが、
恨む方向がとんでもない所に行ってしまっています。
子供が太ったのはファストフード店の所為だと言って
訴訟を起す人がいましたが
そんなタイプでしょうか。
デンライナーの食堂車では桜井君がサソリ怪人の契約者についての情報を
ハナちゃんに話しています。
ちなみにデネブはリュウタロスとナオミちゃんに遊ばれていました。
リュウタロスは桜井君に対しては敵対心を持っていますが
デネブに対してはそうでもないようです。
サソリ怪人の契約者が誘拐犯で、
赤ん坊がいなくなった為に今度は母親を狙ったという事で、
リュウタロスは誘拐された赤ん坊を連れて帰ったようです。
それでも誘拐ですので次回から気をつけてもらいたいです。
桜井君は怪人がまた母親を狙ってやってくるので
良太郎に対応させようと考えていたそうですが当てが外れたようで、
「あいつの運の悪さはどうしようもないな。」と
デネブを掌に乗せて帰っていきます。
当てが外れたり、食堂車で怪人仕様のコーヒーを出されたり
桜井君の運も決して良い方では無さそうです。
ていうかそのコーヒーを平然と飲む桜井君は
実は我慢強い子ですか。
ウラタロス良太郎は警察に事情を説明し終えたようです。
書記の人が瀕死状態になっており
とんでもなく長い説明になったようですが
話の辻褄は合っているようで、
後をキンタロスに任せて帰っていきます。
キンタロスは揺すっても起きないのに
警察の泣きたくなったとの発言で起きたりと
不安要素はありますが、書記がもう駄目そうなので記録に残らないしょう。
ジークを起こし、誘拐犯を捕まえに行こうとするハナちゃん。
しかしそれを自分の役目でないと考えているらしく動こうとしません。
皆が大変な思いをしているのに自分はふんぞり返っているジークに
ハナちゃんは怒って攻撃。
主らしく家来の面倒を見たらどうだとハナちゃんに言われ、
ジークは自分の非を認めますが
家臣に労いの言葉をかけると宣言。
まだ自分が働くという発想には至っていないようですが
自分を戒めたハナちゃんを姫と呼び始め、かなり懐いたようです。
しかしハナちゃんに抱きつこうとしてトドメの一撃を食らっていました。
もっとも、殴られて目覚めたのですから、多分嬉しいんじゃないかと思います。
桜井君たちも行動を起しているようで、デネブがグループ企業の家の屋敷を探ったらしく、
塀の鉄砲穴みたいな穴から顔を覗かせて
外で待っている桜井君に母親が退院して家に戻っている事を知らせます。
それにしても、不審者の侵入しまくる家です。
その家では件の母親と赤ん坊が昼寝をしていましたが
ジークが赤ん坊に憑依し、助けてくれたのは良太郎だと発言。
母親はその声が聞こえて目を覚ましたようです。
母親が赤ん坊の変声期後の声による発言をどこまで聞いていて、
どこまで信じたのは不明ですが
被害者から犯人ではないと証言があったそうで、
警察は良太郎を釈放。
ハナちゃんに連絡を入れながら警察を出た良太郎の前に
お迎えの車がやって来ます。
車についている家紋から、グループ企業の家の物のようです。
警察を出てすぐというタイミングが凄いです。
アポイント取るとか都合を聞くとかしません。
屋敷の人に案内され、良太郎が部屋に入ると
母親が赤ん坊を持って待ち構えており、迷惑をかけたと謝罪していました。
良太郎は謙遜しますが、そこにジークが憑依。
食事を振舞われ、「この世界に来てようやく食事と言える物を食べた気がする。」と
喜んでいるジーク良太郎。
確かに赤ん坊に憑依していたらミルクか離乳食でしょうし
デンライナーではチャーハンかプリンでしょうし
コース料理とか食べるチャンスは無さそうです。
母親は父や夫も感謝をし、
赤ん坊の命の恩人である良太郎にしばらく滞在してもらったらどうかと言っているとし
ジーク良太郎を泊めさせようとしています。
お父さんはともかく旦那さんは警戒心無さ過ぎです。
母親はジーク良太郎が他人のような気がしないとの事で、
他のご家族もそうなのでしょうか。
そしてありがた迷惑なこのお誘いですが、
ジーク良太郎はこれを受けます。
この家に滞在して居場所を得たような気分になっています。
期間限定な気がするのでしょうが、後の事を考えていなさそうです。
ジークの将来についてはオーナーの方が把握しているようで、
デンライナーでジークが良太郎を独占しているのを危惧している怪人達に
赤ん坊のすぐに消える記憶を元に存在を維持しているジークは
契約者が死んだ時と同様に消滅してしまうと知らせます。
オーナーの読みは当たっているようで、ジーク良太郎は自分の体から
砂が噴出し始めているのに気付き、
よろけた足取りで赤ん坊のいる部屋に向かい、赤ん坊を撫でようとします。
その時、外の異変に気付くジーク良太郎。
母親が庭で植物に水遣りをしていたようですが
サソリ怪人に攫われていました。
赤ん坊はまだ誘拐犯に見つかっていないようです。
桜井君も駆けつけてきますが、それより早くジーク良太郎が怪人を払いのけ
母親を守りに入ります。
仕事を良太郎に任せようとしていた桜井君が
屋敷をまだ見張っていたという事は、
良太郎釈放の連絡が行っていなかったのかも知れません。
電話連絡網に入れてあげてください。
サソリ怪人はジーク良太郎に鎌みたいな形の光を投げつけますが
ジーク良太郎はベルトを召喚し攻撃を弾かせ、
ベルトを装着して電王ウイングフォームに変身。
「降臨、満を持して。」と、危険な状態なのに名乗は忘れません。
そしてデンガッシャーをハンドアックスとブーメランモードにして両手に持ち、
サソリ怪人を攻撃しダウンさせます。
敵に背中を向けて手を後ろで組んで胸を張って帰る電王ウイングフォームですが
砂が噴出して来て変身解除、ジークは良太郎からも出て来てしまいます。
ちなみに桜井君は電王ウイングフォームに何か心当たりが有るようです。
良太郎とハナちゃんがジークを心配している隙に
サソリ怪人は母親を持ち去ります。
桜井君あたり追いかけてっても良さそうですが
主に一番弱っているジークが母親を追いかけようとします。
しかしジークもすぐダウンしてしまい、良太郎に母親の事を頼みます。
ちなみに桜井君は変身しない宣言。
良太郎はジークに応じ、電王プラットフォームに変身し怪人を追います。
ところで、皆さん立ち止まって妙にゆっくりとやり取りをされていますが
怪人は時速何メートルで逃げてますか。
プラットーフォームのままマシンデンバードに乗り、サソリ怪人を追う電王。
しかし追いついた時には契約完了、怪人に過去に飛ばれてしまいました。
電王プラットフォームは誘拐犯の頭にカードを当て、過去へのチケットを作りますが
母親の方も気にしています。
とりあえず警察に連絡ぐらいはしたい所です。
尚、ジークはデンライナーに移動したようで、食堂車で消滅しそうになりながら苦しんでいます。
他の怪人達も何だかお葬式ムードで重い空気。
ところで、ジークは自力でデンライナーまで歩いたのでしょうか。
まさかハナちゃんが怪人を抱えて歩く訳にも行きませんので
桜井君やデネブのヘルプがあったと思いたいです。
過去ではブー垂れながらベンチに座るリストラホヤホヤ誘拐犯。
後ろの髪の毛が長いあたり、社会人としての自覚が足りなさそうです。
そんな誘拐犯から砂が落ち、サソリ怪人になります。
サソリ怪人は地面を叩き、半径10メートルぐらいの地割れを起こし
周囲の人々を脅かしています。
逃げ惑う人達とか見てもキョトンとしている誘拐犯。
この人に怖い物とかあるのでしょうか。
そこにデンライナー到着。
ビルの上には電王が立っています。
しかしプラットフォームのまま来てしまったようで、
怪人に飛び道具を投げつけられ背後の壁を破壊され
その衝撃でバランスを崩したように地面に落ちてきます。
高い所に立つまでは良かったのですが、
トウッとか言いながら飛び降りるとかは無理みたいです。
しかし落ちたダメージは殆ど無いようで、
電王プラットーフォームはすぐ立ち上がってロッドフォームになります。
「お前、僕に釣られて見る?」と聞く電王ロッドフォームですが
今回は結構マジなようで、いつもの相手を馬鹿にするような口調ではありません。
デンガッシャーをロッドモードに組んで、
キックも交えながら相手を追い詰めて行く電王ロッドーフォーム。
ここでキンタロスが交代を求め、電王アックスフォームに。
ポイされかけたり消えかけたりした連中が積極的に出てくる辺り
彼らが特にジークに同情しているのかも知れません。
電王アックスフォームは敵からの攻撃を全部食らいながら
気にする様子も無くサソリ怪人に近寄っていきます。
ホラー映画のお化けみたいな行動様式です。
そして敵の攻撃を止め、そのまま相手を転がしてダイナミックチョップ発動。
デンガッシャーが上に飛んでいる間にサソリ怪人は電王アックスフォームに攻撃を試みますが、
あっさり転がされ直して必殺技をしっかり食らいました。
反撃でなく逃げた方が良かったようです。
デンライナーではまだジークは消えていませんでしたが、リーチはかかっているようです。
「ジーク…。」と心配げにしているハナちゃんに
「姫。」と答えるジーク。
後ろのモモタロスが「姫」の台詞に反応して一瞬顔を上げますが
すぐ向きを戻します。
突っ込もうと思ったけど身の危険を考えて止めたのでしょう。
ジークは立ち上がり、怪人達に向かって
「皆の者、ご苦労だった、感謝する。」と言って倒れかけます。
一同は心配して立ち上がり、ジークの周りに寄ってきます。
そこに良太郎が登場し、チケットをオーナーに見せて使えないかと質問。
ジークが母親の方と契約したかも知れないと言っていたので、
試しに当ててみたら出たのだそうです。
最初に母親に憑いた時に、赤ん坊が無事に産まれるよう願っていたのが
契約になっていたそうで、今は契約を完了した状態である事が判明。
オーナーに拠れば過去に飛べば契約者との関係は全て断たれるとの事で、
消滅を免れるようです。
そう言えばキンタロスも過去に飛びましたが
良太郎に取り付けるのも前の契約がクリアされたからでしょうか。
あと、以前契約者が契約を忘れてて過去に飛べない事がありましたが
怪人の方が忘れてても駄目なようです。
オーナーはチケットの使用を許可。
ただし片道だそうです。
ところで、デンライナー使わなくても母親をパカッとやれば
過去に飛べそうな気もします。
母親の思い描いた過去は1997年の6月1日。
結婚式の日のようです。
ジューンブライドで日曜で大安という鋭い日程です。
どこかの仏滅婚夫婦との格の違いが現れています。
式場近くにデンライナーが到着し、降りるジーク。
「元気でね。」と良太郎に声を掛けられ
「当然だ、やはり世界は私の為に回っていたな。」
と答えるジーク。
モモタロスあたりが礼の1つも言ったらどうだと突っ込んでいますが、スルーして
「姫、名残惜しいが」とハナちゃんを抱き寄せようとし、
ビンタを食らって光の玉になって空に飛び上がります。
死んだのかと思ったらそうでも無いようで、
一同は光の玉に向かって別れの挨拶や罵声を飛ばしています。
そして母親がブーケを投げると、
ジークが貪欲にそれを取りに行ってしまいました。
次に結婚しますか。
相手がハナちゃんで無い事を祈ります。