仮面ライダー電王 第21話
食堂車でオーナーから話を聞いている良太郎とハナちゃん。
桜井君が変身したのはゼロノスという物で、デンライナーにおける電王のような物だそうです。
列車ごとにそれぞれライダーが居るのかも知れません。
もっとも、時の運行を守るのでしたら
実力行使できる人が居ないと困るのでしょう。
ただ、なぜ桜井君がゼロノスなのかは謎だそうです。
特異点のハナちゃんが電王にならない方が謎な気もします。
続いてオーナーは前回行った一年前に桜井さんが居た事について
過去のいくつかの時間に存在し、
現在には怪人と契約し変身カードを持った若い桜井君が存在すると
話を整理。
ちなみにその間に差し込まれる映像が
ゼロライナーでデネブと遊んでいる桜井君で
しかもオーナーがリュウタロスと一緒に踊り出したりして
激しく緊迫感を削いでいます。
桜井君は十数年前の若い頃の桜井さんだと言う可能性を指摘するオーナーに
良太郎はそう思えないと意見を述べます。
「そう思いたくないだけかも知れませんけど。」と
良太郎は地味に桜井君に反感持っている様子。
オーナーは良太郎の意見をフォローするかのように
今の時点では推測できる事は無いとし、
何が起きているかは時間が明らかにするだろうとの見通しを述べます。
ちなみにオーナーはステッキをリュウタロスに取られますが、
指を鳴らしてリュウタロスを止めて奪い返していました。
どうやらリュウタロスよりも強力な催眠術を使えるようです。
桜井さんを連れ戻すつもりだと話す良太郎に
焦らない事ですと言い、全否定しないオーナー。
過去の桜井さんに関わらないようにと言った
桜井君の言葉を「聞く価値がある」としていたオーナーですが
少し風向きが変わってきたのかも知れないです。
その噂の桜井君ですが、デネブに良太郎に意地悪を言った事を
一緒に謝ろうと言われて機嫌を悪くし、
デネブに突っかかろうとしたら相手が固すぎて自爆。
ゼロライナーの後ろに移動して、良太郎が言い返してきた事を思い出して
更に機嫌を悪くしていました。
ところで、意地悪を言う事をたしなめるのもそうなのですが
散らかった部屋を片付けるようにとか、そう言った指導もして下さいデネブ。
あと、桜井君は機嫌が悪くなった時に逃げ込める場所を作った方が良いです。
今の避難場所はいくら何でも狭すぎます。
街中を歩いている桜井君。
デネブの声が聞こえ、もう少し力の加減をするように言います。
桜井君の右手には包帯が巻かれていました。
左手で包帯が巻けるかどうか微妙ですので
もしかしたらデネブに巻いてもらったかも知れません。
ひとしきりふて腐れてから車内に戻って
包帯巻いてくれとか言うのでしょうか、結構屈辱です。
桜井君は自分のした事が馬鹿だと思っているそうですが
尚も仲直り提案してくるデネブの声に怒り
自分で自分のこめかみをグリグリしていました。
何かこう、エンドレスな予感がした所で
会議で使うような折りたたみテーブルを道端に出して
商品を陳列していた男性が倒れてしまいます。
デネブはそれに気付き、桜井君に取り付いて男性を助けます。
デネブ桜井君は男性をベンチに座らせます。
名前を聞かれたデネブ桜井君は
名乗った上に困った人を助けるのが趣味だと言って
頭に刺してあった飴玉を男性に差し出します。
上着に飴玉を入れておくとうっかり洗濯した時大変ですが
この収納法なら悲劇を防げそうです。
食堂車でハナちゃんに消えた未来の話を聞いている良太郎。
ハナちゃんはゼロライナーと一緒に消えた時間に居たそうですが、
そのゼロライナーがある事が気になるようです。
良太郎には気にしないようにと言うハナちゃんですが
妙にシオらしくて気にしない方が難しいぐらいの勢いです。
一方、桜井君はデネブに対してズレていると抗議をしていました。
すぐ目の前に怪人がいるのに
ベンチに寝っ転がって飴を食べている男性のずれ方も相当気になると思いますが
こちらはレベルが高すぎるのか放置。
あと、人がいるのにデネブが実体化して出てくる事については
特に何も無いようです。
桜井君はデネブだけで男性の世話をすればいいと、
怒ってどこかへ行ってしまいます。
デンライナーでは怪人達がお風呂タイムを強制終了させられて不満そうです。
他のお客様が優先との事で、ナオミちゃんに連れられて食堂車まで戻っています。
食堂車も他のお客様優先にしませんか。
ところで、デンライナーの風呂はウラタロスに拠ればモモタロスが泳ぎの練習をしたそうで、
なかなか広いようです。
戦闘時に弾切れになったら、風呂の水を放出したりとか出来るかも知れません。
それで敵が倒せるかは不明ですが。
リュウタロスは風呂に行かず、食堂車の床に寝そべって紙に絵を書いていたようで
モモタロスに絵を踏まれて喧嘩になっていました。
ウラタロスはその中から一枚の絵を拾い、
良太郎とハナちゃんに見せます。
電王ガンフォームがゼロノスを倒す図が描いてあり、
リュウタロスがゼロノスを敵視して暴走する危険がある事に気付いたようです。
描いてある絵が電王やゼロノスだとすぐに見抜く観察力が凄いです。
道路の排水口みたいなのの蓋をどかして出てくるハナちゃんと良太郎。
デンライナーの停車位置と、上を人や車が通ったらどうなるのか気になります。
リュウタロスが桜井君に焼餅を焼いている事が
愛理さんが良太郎のケースとは逆に引き金になっていると困惑しているハナちゃん。
良太郎はリュウタロスがまだ子供だから自分がちゃんと押さえないとと言っています。
今迄押さえるのに成功したケースが
ハナちゃん相手の時だけしか思い当たらないのですが
他に何回ぐらいありましたでしょうか。
「やばい、あれ売らないと課長に。」と言いながらベンチから起き上がる男性。
どこかからかチャイムの音が聞こえて目を覚ましたようです。
売っているのは七夕お菓子セットなる得体の知れない箱ですが
中身が不明なのと、700円という微妙な価格設定と
怪人が居ても問題にならない人口密度なロケーションで売れるのか気になります。
テーブルの後ろに立った男性に、虎の着ぐるみが手伝いを申し出ます。
デネブが近くにあった着ぐるみを拝借しているのですが
本来ですとこの男性が着用する予定だったのでしょうか。
デネブは男性を再度寝かせ、メガホンを使って
客を呼んでいます。
ついでに怪人らしき光の球も寄ってきていますが
特に買い物はしないようです。
ところで、本当にお客さんが来た場合、
着ぐるみ+計算能力の問題からつり銭が出ない事が予想されます。
ミルクディッパーでも七夕の飾り付けがされ、
常連達が短冊を笹にぶら下げています。
愛理さんがどこまで短冊の内容を把握しているのか気になります。
そんな中、先程デネブを置いて来た桜井君が来店します。
短冊とか書かされないか心配です。
一方デンライナーではリュウタロスが散らかした絵を
皆が踏まないように避けながら歩くのに苦労していました。
片付けるという発想は無いようです。
あと、他のお客様は来ないのでしょうか。
リュウタロスはウラタロスを捕まえ、桜井侑斗が愛理さんの婚約者なのか、
婚約者は結婚するのかと質問。
リュウタロスは「約束は破られるものだし」と、はぐらかします。
ちなみにモモタロスは最初から質問されないポジションになったため安心です。
キンタロスは質問されてタヌキ寝入りするものの、
しつこく聞いてくるリュウタロスに切れ、結婚したら駄目なのかと
角があるのに頭突き。
話の流れで愛理さんは桜井さんが強いので好き
みたいな事を言ってしまいます。
キンタロスの発言で桜井さんへの敵意を確実な物にするリュウタロス。
絵を更に散らかしています。
これ誰が片付けるのでしょうか。
ミルクディッパーでは愛理さんがコーヒーを出しながら
桜井君の手をどうしたのか聞いています。
まさか怪人を殴って自爆したとも言えません。
答えが返って来ないので話題を変え、
名前をまだ聞いていないと言う愛理さん。
桜井君は名前を名乗りますが、
「そう、桜井君、綺麗な響きね。」と普通に返され
ガッカリしています。
そこに良太郎とハナちゃんがやって来ます。
愛理さんが桜井君の名前を知っている事にショックを受ける良太郎達。
しかし桜井君は「心配すんな。名前まで完全に忘れてた。案外冷たいよな。」と良太郎に言い店を出ようとします。
「待って!」それを呼び止めるハナちゃん。
しかし桜井君がかなり機嫌が悪そうなのと、愛理さんの前で事情を説明できない為か
桜井君を放流してしまうハナちゃん。
とりあえずお代だけ預かっときませんか。
そんな中、リュウタロスが良太郎に入っていたようで、ハナちゃんはそれに気付き
愛理さんから良太郎が見えないように立つ位置を変えてみますが、
良太郎はリュウタロスが押さえきれずに、
愛理さんに抱きつき、
「お姉ちゃん、僕を好きになってよ、強くなるから。」
と言って外に出て行ってしまいます。
その様子を見ていた常連達ですが、三浦君の方は驚きながらも
ちょっと笑い顔です。
興味深いサンプルを見た喜び半分な感じです。
慌てて良太郎の後を追うハナちゃん。
愛理さんは「今の、良太郎じゃなかったような。気のせいかしら。」と漏らします。
帽子が突然出現した事とか、気がついて欲しいです。
リュウタロスが出動した所為で、
新宿らへんを無駄にアクロバティックに踊りながら集まってくる若者達。
一方、桜井君は着ぐるみ状態のデネブを一目で見破ったのか
タックルをかましていつ迄やっているのかと怒っています。
お菓子を全部売らないと男性が怒られるからと事情を説明するデネブ。
恐ろしい事に、桜井君にどつかれる直前に菓子を二箱売り上げております。
特にお客さんが怒っていない所を見ると、お金の計算は合っているか
低く間違えているかのようです。
デネブを引き上げさせようとする桜井君ですが、
ベンチで寝ている男性の足元に砂が落ちているのに気付きます。
桜井君に拠れば、デネブは怪人に鈍感らしいです。
桜井君はデネブに男性を見張るように言い、場合によっては良太郎に振るそうです。
「例の事が無きゃ、いちいち野上に頼らなくてもいいんだけど。」だそうです。
よく分かりませんが、良太郎を過去の桜井さんに関わらせないのは
ちょっと難しいぐらいの勢いです。
菓子会社の駐車場で、車の窓から荷物を放り込んでいる男性。
その男性に車の中から「課長さん。」と亀怪人が声をかけます。
車の鍵は掛かっていなかったのでしょうか。
「お前に痛い目見せたいってさ、俺の契約者が。」
「だ、誰がそんな。」
「お前の部下。」
怪人に守秘義務とか無いみたいです。
亀怪人から兎怪人が分離し、課長さんを挟み撃ち。
亀怪人は口から小亀型らしい弾を沢山吐き出して
課長さんに当てていました。
兎怪人はピョンピョン跳ねるだけで特に仕事ません。
それにしても、30分前の戦闘員もですし、
リュウタロスに操られている若者達もですし
この兎怪人もですが、普通に移動できないですか。
1人で歩いている桜井君の周りに踊りながら集まってくる若者達。
かなり不審なので警戒してその場から離れようとする桜井君ですが
周囲を取り囲まれてしまい、昔の原宿のホコ天のラジカセのような状況に。
「あのさ、お前僕より強いの?強いからお姉ちゃんお前が好きなんだよね。
でも僕お前やっつけて強くなるよ。いいよね。」
と、リュウタロス良太郎が踊りながら桜井君を追い駆け出します。
階段を踊りながら降りるのとか、ちょっと危ないなあと思っていたら
電王ガンフォームに変身。
「お前やっつけて強くなるよ。いいよね。答えは聞かない。」
と開かないドアの前で困っている桜井君に
デンガッシャーをぶっ放す電王ガンフォーム。
桜井君は咄嗟に弾をよけ、
さらに閉まっていたドアが今の攻撃で壊れて脱出可能な状態に。
地下駐車場のような所に出て、デネブを呼ぶ桜井君。
デネブは着ぐるみ着たまま桜井君の方に急行します。
契約済みだと走って行かなくてはならないようです。
ところで、ベンチで男性が寝っぱなしなのですが
誰も見ていないと商品と売上金+釣銭が消えたりしませんが。
そしてデネブより先に現場に到着するハナちゃん。
ハナちゃんは桜井君を庇いながら、良太郎にリュウタロスが抑えきれない事を説明し
ゼロノスへの変身を勧めます。
桜井君もハナちゃんを庇いながら、ゼロノスの変身回数が限られているという事情を告げます。
電王ガンフォームの攻撃が来た為、桜井君はハナちゃんを庇いながら転がりますが
ハナちゃんは怪我をしたらしく苦しんでいます。
桜井君はゼロノスアルタイルフォームに変身し、
ハナちゃんに逃げるように言って電王ガンフォームと戦いだします。
そうは言ってもハナちゃんは足を押さえており、
ちょっと動けなさそうな雰囲気です。
もっとも、ハナちゃんは元から標的ではなかったので
しばらくは安全そうです。
車道を着ぐるみで走ってクラクションを鳴らされているデネブ。
入れ替わりに亀怪人が男性の元に戻ったようで、
過去への扉を開くように男性に言っています。
それにしても、本当に男性の課長と思われる人物1人に
痛い目を見せてきただけです亀怪人。
願いの曲解とか一切なしです。
やれば出来るではありませんか。
ゼロノスアルタイルフォームは電王ガンフォームを
駐車場の外まで誘導しながら走っています。
そして物陰に隠れてゼロガッシャーをボウガンモードにし、
相手の隙を付いて攻撃。
「悪いな、力押しだけじゃ決まんないんだよ。」と一言余計なゼロノス。
電王ガンフォームは対抗心を燃やしてマシンデンバードを呼び出し
ゼロノスアルタイルフォームを追いかけながら射撃。
しかしゼロノスとの距離がなかなか縮まらないようです。
ゼロノスアルタイルフォームの足が早いのか、
リュウタロスの運転があれなのか不明です。
ゼロガッシャーの攻撃で爆発が発生し、ゼロノスが立ち止まった所で
爆発から電王ガンフォームがマシンデンバードで飛び出しながら射撃する事で
やっと電王側の攻撃がヒット。
ゼロノスアルタイルフォームは転がって壁の裏に行くも、
壁を破ってバイクに乗ってまた出てきます。
服一着買うのにデネブと揉めているようですが
壁の修理費とか払えるのでしょうか。
何かの保険が使える事を祈ります。
「やっぱ強いのは俺だな。」
とゼロノスは今度はバイクで対決するつもりのようです。
ところでリュウタロスに集められた若者達ですが
いつも最初だけ呼ばれて後は放置ですが
解散時も踊って帰るのでしょうか。
ちょっと気になってきました。
自分がチビッコの頃とか七夕の時にどんなお菓子を食べたのか
まるっきり思い出せないまま次回に続きます。