仮面ライダー電王 第15話
雨の中を八百屋に買出しに来ている良太郎。
お釣りを忘れて店員に呼び止められ、戻った所で
マスクをした怪しい人物に自転車を乗り逃げされてしまいます。
どうも自転車周りが特に不運が発生しやすいようです。
というか、自転車から不幸が発生しているようで
犯人も自転車でその辺にぶつかりながらの逃走。
かなり余計な動きをする為、良太郎の足でも追い駆けられるようです。
そして良太郎は先回りして犯人の前に出ます。
警察は呼んでいないようです。
良太郎の前で自転車ごと転がる犯人。
犯人がその辺に居るのですが、良太郎は自転車を起す事を優先。
しかし八百屋で買った物を引っ掛けたままなのでなかなか動かないようです。
そこにサイレンを鳴らしながらパトカーが接近。
犯人は慌てて良太郎を捕まえ、近くの銭湯に飛び込みます。
パトカーが集まる中、
銭湯の引き戸とカーテンを閉める犯人。
ちなみに鍵のかかっている様子は有りません。
銭湯の中に居た法被を着た人が
異変に気付いて玄関まで来ますが、
犯人に拳銃を向けられて驚いています。
犯人は自分を凶悪な強盗犯だと言い、
警察が居なくなるまで立てこもらせてもらうと言って
良太郎と法被を着た人に銃を突きつけています。
強盗するなら逃走手段も考えて欲しかったです。
確かに盗難車を使うケースが多いですが、
あれは先に盗んできて使っているのだと思います。
ていうか自転車は厳しいです。
まさか免許無いですか。
あと、戸から外を見てたりで全然施錠する様子はありません。
ガラスの張ってある戸なので鍵をかけても突入とか簡単ですが
それでも何もしないよりは良いです。
鍵は気にしなくとも周囲を気にして
建物内をうろつき、浴室に移動して人質を脅したりしている犯人。
ここなら掃除も簡単そうです。
良太郎はモモタロスに呼びかけたりしていますが
ハナちゃんは戦闘時以外の憑依は認めない方針になっており、
取り付こうとするモモタロスを止め、もうすぐデンライナーの停車時間なので
何とかやるようにと良太郎に指示。
確かに他にも人質が居ますから下手に暴れるよりは
逃げた方が良いかも知れません。
そして今度はロビーの椅子に座らされて縛られている人質達。
良太郎は椅子ごと立ち上がって、姉さんが心配すると思うので一本だけ電話をしたいと頼みます。
人質に取られても電話一本で心配じゃなくなるようです。
信用され過ぎです良太郎。
ミルクディッパーでは愛理さんがコーヒーを淹れるのに集中しており、
尾崎君が奇妙な顔をして注意を引こうとしていますが全然見てもらえ無い状態です。
むしろ他のお客さん達が気にしている感じです。
というか、これ見えてたら
その顔に熱湯注ぐと思います。
そこに三浦君が大変だと言いながら店に駆け込み、
愛理さんの手を引っ張って逃げるようにと訴えます。
すると尾崎君が逆側から愛理さんを引っ張りだしました。
他の常連が黙ってみているのが不思議です。
彼等はもう愛理さん目当てでなく
ちょっとしたハプニングを楽しみにしているだけかも知れません。
三浦君は近くで拳銃を持った強盗が篭城しているとかで慌てているそうです。
篭城しているのなら動かないので逃げる必要も無い気がします。
尾崎君は事件を知っており、これから取材に行くのだそうです。
愛理さんに怒られて手を離す2人。
そこに電話がかかり、強盗から良太郎が人質になっているという連絡が入りました。
別に犯人が喋る必要も無い気がします。
ご丁寧にどうも有難う御座います、と犯人にお礼を言って受話器を置き、
コーヒーを淹れ始める愛理さん。
三浦君に落ち着いている場合じゃあ、と言われて
差し入れを作り出しました。
愛理さんのマイペースに拍車がかかっています。
今ならダイナマイトを見ても笑って流しかねません。
あと、一斉にずっこけるお客さんも大変そうです。
マスコミも銭湯の周辺に集まり、TVでは現場の様子が中継されています。
大事になって出るに出られない状態だそうです。
犯人は強行突破するつもりらしく、良太郎を連れて移動しようとします。
そのころ、どこかで釣りを楽しんでいる一般市民の前に鯨怪人が出現していました。
ハナちゃんと喧嘩していたらしいモモタロスは怪人の出現に気付き、
キンタロスは寝ており、ウラタロスはナオミちゃんをナンパしているので
「頼りになるのは俺だけだよな?」と主張。
リュウタロス不在については誰も触れません。
あと、モモタロスは他のメンバーの状況を解説する為に
通路を駆け回って滑っていますが、
今回は意味も無く転ぶ人が多いです。
30分前の番組の影響なのでしょうか。
そして良太郎にモモタロスが憑依。
縛っていたロープをぶち切り、犯人を倒そうとします。
しかしハナちゃんにデンライナーが発車すると急かされ、
ドアの向こうのデンライナーに乗り込んでいきます。
そしてハナちゃんは銭湯に残り、銃口を向けられているのに全く物怖じせず
良太郎の代わりに人質になると申し出、
「私じゃ不足だとでも言うの?」と犯人を睨みつけ銃を払いのけるハナちゃん。
ハナちゃんと犯人とでは殺気のレベルが違う感じです。
鯨怪人の近くまで走ってやって来たモモタロス良太郎。
釣りをしていた人は今しがた水の中に突き落とされたようですが
特に助ける気配はありません。
自力で泳ぎましょう。
「おーまーえー、でんおーにー、ばーけーる?」と聞く鯨怪人。
喋りるスピードが遅いようです。
学校で聞かされた、昔の発音を再現したらしい源氏物語朗読テープを思い出しました。
言っているうちに何を言おうとしていたか忘れそうです。
相手の喋りにいらつくモモタロス良太郎ですが、
食堂車で寝ていたキンタロスが
「ばける」と「泣ける」を無理やり聞き間違えて参戦。
これだけゆっくり言ってもらって間違えるのは重症です。
モモタロスはデンライナーでありえない角度に飛ばされて
カウンター内にダイブ。
ナオミちゃんはウラタロスにナンパされててカウンターから出ており
無事でした。
しかしカウンター内で何か用意していた途中だったようで、
モモタロスの顔は毒々しいカラフルなクリームまみれに。
これ誰が片付けるのでしょうか。
キンタロス良太郎は電王アックスフォームに変身。
今迄寝ていた訳ですが、目の前に怪人がいるので
状況が大体把握できたのでしょう。
デンガッシャーをアックスモードに組み、鯨怪人に向かって走っていく電王アックスフォーム。
鯨怪人は口から水を吹き付けて、電王の移動を阻止しています。
懐紙では拭けきれそうにありません。
左右に避けたりはしませんが、ゆっくりとですが前進して相手との間合いを詰め
鯨怪人を攻撃する電王アックスフォーム。
鯨怪人は2、3回攻撃されただけで水中に逃げてしまいました。
ところで電王アックスフォームも水中の敵を追い駆けませんが
金槌2号でしょうか。
銭湯の前には人だかりが出来ております。
こんなに警備が厳しいんじゃ取材は出来ないなとぼやく尾崎君。
コーヒー飲みに行かずに現場に直行すれば
一般市民のおば様より後ろなんてポジションよりは
マシな所に行けた気がします。
そしてただいまと言いながら銭湯に戻る良太郎。
わざわざ戻った事をハナちゃんに叱られていますが
ハナちゃんが居るのと一人だけ逃げる訳には行かないと弁解。
せめて電王状態で入ってくるとかすれば良かった気がします。
そして法被を着た人は
ありえない入り方をする人がデンライナーのパスを持っている事に気付いたようです。
洞察力がありますし実際正解ですが、
一瞬そう思っても次に他の可能性を考えたくなる気がします。
興奮しながら何処から入ってきたんだと言って拳銃を向ける犯人に
ハナちゃんは後ろからキックを入れてダウンを取ります。
ちなみにハナちゃんも椅子がくっ付いたまま普通に動けています。
先程良太郎が立ち上がっていたのに
人質の拘束に何の改良もしなかったのでしょうか。
良太郎にロープを解いてもらったハナちゃんは
そのロープで犯人を長椅子に横たわった状態で縛り上げています。
法被を着た人は良太郎に拘束を解いてもらうと
犯人から銃を取り上げ、良太郎に向けて構えます。
ハナちゃんはそれに気付き良太郎の前に立って盾になろうとします。
流石に犯人または長椅子を盾にする程のパワーは無いようです。
法被を着た人は警察に追われているそうで、
良太郎にパスを寄越すように言います。
ハナちゃんはこれはそう簡単には使えないと反論しますが
法被を着た人は尚も寄越すように恫喝。
そんな中、愛理さんは立入禁止テープ沿いに建物の横の方に回っていき
浴場の方から銭湯に入ってきました。
普通に出入りできるルートがあるようです。
愛理さんに銃を突きつけ、何しに来たと聞いています。
何処から来たのか聞いた方が良い気もします。
愛理さんは差し入れに来たそうです。
ハナちゃんを見つけ和やかに挨拶を交わす愛理さん。
どうやって此処に来たのか良太郎に聞かれて
「警察の人が一杯居たわー、篭城って大変なのねー。」
とコメント。
どうやって入ったか相変わらず分かりませんが、
この世界の警察が現実ほど機能していないのは分かりました。
慌てて外の様子を見に行く法被を着た人。
警察が突入準備に入っている事に気付きます。
愛理さんまで巻き添えになると心配する良太郎。
たしかにこの世界の警察だと
人質巻き添えみたいなヘマは普通にしそうです。
自分に任せるようにと良太郎に話し掛けるモモタロス。
しかしお姉さんにばれてしまうからと却下され、
旗を倒した時のオーナーのポーズを真似ながら撃沈。
良太郎は代わりにウラタロスを呼び出します。
ちなみにナオミちゃんはカウンターで何か忙しそうにしていましたが
モモタロス突入の後片付けでしょうか。
その辺の暇そうな怪人達にやらせたい所です。
そのウラタロス良太郎ですが、
「僕に釣られてみる?」とか言い出したりで
期待ほどバレないようにやってくれそうにありません。
ハナちゃんが愛理さんとウラタロス良太郎の間に立って
愛理さんから見えないようにディフェンスしています。
ウラタロス良太郎は現場の指揮を取っていた刑事長に電話をします。
多分警察に電話して回してもらっているのでしょう、
刑事長はパトカー備え付けの通信機で喋っています。
突入を中止するように頼むウラタロス良太郎。
刑事長に愛人が居る事をマスコミに暴露する事を仄めかしています。
愛人が居る事よりもピー●君のぬいぐるみで埋まったパトカーでデートする方が問題な感じです。
それにしてもウラタロスの情報源が良く分かりません。
その愛人さんか、その友達あたりと付き合いがあるのでしょうか。
かなり口の軽い愛人さんなようですので
遅かれ早かれ周囲に知られてしまいそうです。
ところで、刑事長レベルの人の不倫とか
マスコミ的に美味しいネタなのでしょうか。
超だれそれ?と思われそうです。
しかし脅しは効いたようで、突入は即刻中止。
警察が引き上げて行くのを見て一息ついた犯人に
愛理さんはリンゴを剥きながら、早く良太郎を返して欲しいと言っています。
包丁を持たされているあたり、愛理さんは人質扱いではないようです。
「色々ご事情はおありでしょうけど。」と言う愛理さんに
自分は警察に追われているだけだと答える法被を着た人。
この世界の警察だと
追われている「だけ」という表現もしっくり来ます。
法被を着た人は気を取り直して、元の犯人に犯行の動機を聞いています。
こちらはこれから強盗に入ろうとしたら警察がいて
自転車を盗んでいつの間にかこうなったそうで、
不幸のおすそ分けを貰った感じなようです。
拳銃も玩具だと明かす犯人。
今迄銃を向けられて仰け反っていたのは芝居だったのでしょう。
愛理さんの差し入れを食べながら
拳銃は玩具で人質は自由に出入りすると言って
自首すると言い出す法被を着た人。
ちなみに最初の犯人は黙々とメシを食べています。
自主しない気ですか。
法被を着た人は会社の金を盗んだ疑いをかけられて
飛び出してそれっきりなのだそうで、盗んだ覚えは無いようです。
被害届が出ているか不明ですし、元々篭城を始めたのは別の人ですので
自首しても全然取り合ってもらえないかもしれません。
「お気の毒に、その社長さん何か勘違いしてるんじゃないかしら。」
と法被を着た人に同情してみせる愛理さん。
するとリュウタロスが突然良太郎に憑依して
「僕もそう思う。」とコメント。
食堂車に居ないと思ったらずっと隠れていたようです。
銭湯から出て行こうとする法被を着た人。
愛理さんはそれを呼び止め、今出て行ったら冤罪は晴らせないので
良い知恵が浮かぶまで頑張りましょうと提案。
「星はね、晴れた時だけ見えるんです。」と電波を飛ばす愛理さん。
元の犯人含む人質達も
法被を着た人に微笑を向けています。
ところで、人質が犯人に同調するのを「ストックホルム症候群」、
逆に犯人が人質に共感するのを「リマ症候群」と言うそうですが
人質の方が仕切っている状況は何と言うのでしょうか。
先程釣り人が水に落とされる、または行方不明な事件が起きていますが
ニュースにはなっていないのか、他にも釣りを楽しんでいる人がいるようです。
魚が釣れたと思ったら怪人を釣ったようで、
水から飛び上がった怪人に襲いかかられています。
怪人拓を取る余裕は無さそうです。
ウラタロスが怪人の出現に気付き良太郎に憑依、
ハナちゃんに愛理さんの気を引くように頼んで出動します。
ハナちゃんはわざとらしく愛理さんにコーヒーが飲みたいと言い、お湯が無いか法被を着た人に聞いています。
それだけはたっぷりあると答える法被を着た人。
どんなボイラーで沸かしたお湯ですか。
怪人の前に現れるウラタロス良太郎。
電王ロッドフォームに変身し、デンガッシャーをロッドモードにして
怪人の目の前50センチぐらいの所まで歩いて近付きます。
戦闘体制に入っていないのか、そのまま普通に殴られて尻餅をついている鯨怪人。
鯨怪人は尻餅状態で
デンガッシャーの攻撃を手持ちのサスマタみたいな武器で何発か受け止めます。
遂にガードし損ねてまた後ろに転がる鯨怪人ですが、
勢いをつけて攻撃を仕掛けてきた電王ロッドフォームに
起き上がって口から水を吐き出して攻撃。
その隙に逃げた鯨怪人を電王ロッドフォームはデンガッシャーで釣ろうとしますが
足元がゴミだらけの為、気が乗らずに中止したようです。
亀型メカで浮かびながら釣っても駄目ですか。
テレビのニュースは篭城事件ばかりではないようで
釣り人が怪人に襲われた事件も報道しています。
普通に怪人が認知されつつあるようです。
法被を着た人は被害者が元居た会社の同僚だと気付き驚いています。
ハナちゃんからその事を知らされた良太郎は、調べてみると言って
何故か夜間に鉄工所に立ち寄ります。
激しく道に迷ったか、何度もトラブルに見舞われたかしたのでしょう。
門の外から中に呼びかけてみる良太郎ですが、
建物まではちょっと距離があるので、残業している人が居ても気付いてもらえそうにありません。
しかし珍しく幸運な事に、その会社の人が工場に戻ってきます。
うちの工場に何か用か、と聞かれて
社長に聞きたいことがあると答える良太郎。
法被を着た人の知り合いだというと、
「あいつはなあ恩を仇で返すような奴だ。今度会ったら承知しねえぞ畜生。」
と言って怒り出し、飲みかけの飲料の缶を
良太郎の足元の地面に投げつけて行ってしまいます。
どうやら酔っ払っているようですが、この方が社長らしいです。
そして去って行く社長からは砂がこぼれ、怪人に取り付かれていることが分かります。
するとリュウタロスが突然良太郎に憑依し、
社長を追い駆けて「お前邪魔、消してもいい?」と聞き
電王ガンフォームに変身。
デンガッシャーで社長を撃ち始めます。
しかしまだ命中精度が悪いようで、何発か撃っても
足がすくんでいる社長に当たりません。
そこに鯨怪人が登場し社長の盾になり、社長に逃げるように言います。
電王ガンフォームはまず鯨怪人から倒すようで、
相手に向けて発砲。
これは結構当たります。
しかし前回のフクロウ怪人よりずっと耐久力があるらしく、
数発当たった所で口から水を吐き出し反撃。
しかし電王ガンフォームは水を避けながら鯨怪人を狙撃。
「ステップ上手だねえ、もっと踊る?」と尚も打ち続けます。
相手を追い込んでフルチャージして必殺技を放つ電王ガンフォーム。
そう言えば鉄工所には危険物が備蓄されているような看板が付いていましたが
爆発とかさせて大丈夫でしょうか。
電王ガンフォームは再び社長を見つけて撃ちながら追い駆けています。
数発当たれば死ぬ奴にはなかなか当たらず、
よく当たる相手に限ってヒットポイントが高いようです。
そして銭湯での篭城は続いているようで、
警察も機動隊以外はまだおり、マスコミも集まったままなようです。
この分ですと、各社特別番組状態かもしれません。
テ●ビ東●の視聴率が凄い事になりそうです。
銭湯の前で倒れた自転車の安否が気になりながら次回に続きます。