仮面ライダー電王 第14話




 食堂車でハナちゃんに介抱されている良太郎。

ハナちゃんの方が怪人の体当たりを食らったり
取り付かれた良太郎に手を捻られたりして大変だった気がしなくもないですが
良太郎はかなりグロッキーな様子です。

取り付いていた奴が何処にいるのかモモタロスに聞かれた良太郎は
分からないが多分自分の中にいると答えます。


俺が思い切りドツいたら飛び出すかも知れん、と言いながら構えるキンタロス。
しかしモモタロスからの制止があった為、未遂に終わりました。

キンタロスが登場直後のように
突然勝手に行動する癖を持ったままでしたら
最終回になる所でした。


落ち着いて考えたらいいアイデアも浮かぶかもしれないですよ、
と言いながらコーヒーを振舞うナオミちゃん。

するコーヒーに釣られて良太郎の中から怪人が出現。
コーヒーが飲みたかったそうです。
それはいいのですが、椅子の背もたれの上に座って
背もたれの板が尻に刺さったりしないのでしょうか。



 出てきた怪人をドツキながら早速尋問する怪人一同。
ハナちゃんはここで喧嘩になったらデンライナーに被害が出ると考え
皆を落ち着かせようとします。
しかし出てきた怪人はマイペースにコーヒーに手を付け出し、
モモタロスあたりの神経を逆撫でしています。

ハナちゃんはモモタロスを制し、出てきた怪人の向かいに座って
いつから良太郎に付いていたのか質問。

ちなみにハナちゃんにどかされたモモタロスは
それはそれは大人しく引っ込みます。

出てきた怪人はウラタロスが付いた時に一緒に付いたと回答。
カモフラージュに使われたと知ったウラタロスは驚いております。
自分が利用される事については耐性がないのかも知れません。


怪人は頭の中にやる事が入ってくるのだそうで、
良太郎をやっつけたら時の列車の車掌にしてくれると言われたそうで
「だから僕は良太郎をやっつけなきゃ、ね。」と言いながら
コーヒーに乗ったありえない色のクリームを指ですくい
良太郎の顔に投げつけます。

あのクリームは色的に殺傷力がありそうで怖いです。


出てきた怪人に腹を立てて食器を投げつけ、
そんな事は絶対にさせないと凄むモモタロス。
ウラタロスも良太郎が死んだら出てきた怪人も死ぬと指摘しています。

出てきた怪人はそれを知っていると軽く答え、
自分の名前はリュウタロスでいいか聞いています。

皆の敵意を無視してコーヒー飲んでたりと空気が読めないタイプと思いきや
名前は周囲と同じ系統にしています。
かなりムラのある性格なようです、

ところで、リュウタロスは死なない方法を知っているのでしょうか。
それとも死んだ後に車掌になるつもりでしょうか。
お化け電車という事ですか。

ただデンライナーも食堂車あたりは既にお化け屋敷なので
問題無いかもしれません。

良太郎はリュウタロスが今迄何もしなかった事を疑問に思いますが
リュウタロスに拠れば良太郎に付いていると「良い事」があるのだそうで、
しばらく現状維持で後で良太郎を倒すとして
また良太郎の中に隠れてしまいます。

モモタロスが良太郎に掴みかかって中のリュウタロスに出てくるよう言っている所で
オーナーが登場、騒いでいるモモタロスを見咎めます。

ハナちゃんはオーナーにリュウタロスのチケット共有を無しにするよう訴えますが
リュウタロスは良太郎のポケットに自分のチケットがあると発言。
ポケットの中には無期限とスタンプのような物が押され。
リュウタロスの姿の描かれたチケットが入っていました。

いちいち客の絵の入ったチケットを発行するのも大変そうです。

あと、払い戻しは出来ないですか。

オーナーはチケットがあれば車内でトラブルを起さなければ問題無いとして
帰ってしまいます。
ていうか一枚のチケットでゾロゾロ乗ってくる他の連中よりも
余程良いお客かも知れません。

ところでチャーハンとか食べなくて良いのですか。



 良太郎をミルクディッパーに連れてきて休ませるハナちゃん。
ハナちゃんは先に公園に行くそうです。
そして思い出したように、愛理さんが望遠鏡をどうかして
どこかへ出かけた事を良太郎に知らせるハナちゃん。

そう言えば、その事をハナちゃんに知らせた三浦君ですが
すっかり店を片付けて行ったあたり流石です。

しかし鍵も無いので戸締りとか出来ないですし
部外者なので店番も出来ず
さぞ困ったでしょう。


ハナちゃんが出かけた後、望遠鏡の下を探る良太郎。
台に敷かれた布の下に普段は何かあるようです。
変わった収納です。
しかしそれが無くなった事が分かります。

そこにリュウタロスの声が聞こえ、「お姉ちゃんは?」と聞いて来ます。
愛理さんは関係無いので巻き込まないように言う良太郎。
しかしリュウタロスは鳥や猫を見に行くと言って
勝手に良太郎を乗っ取ってしまいます。

餌とかは持って行かないです。
意外とマナーは心得ているかもです。



 お祓いセットを持参し再びミルクディッパーに向かっている三浦君。
良太郎がおかしくなってどっか行った所まで知っている筈ですが
帰ってきた連絡とか貰ったのでしょうか。
予め店に電話か何かして確認を取らないと無駄足になりそうです。

しかしいつぞやの若者達が踊りながら三浦君を追い抜き
ミルクディッパーに入っていきます。

取り付かれている人が増えてると考え
困りながらも数珠みたいなのを出して何やら始める三浦君。
リュウタロス良太郎は数珠が気に入ったらしく、
それが欲しい旨を伝えながら三浦君の目の前で指を鳴らします。

どうやら指を鳴らすと人を操る事が出来るようです。
マシンデンバードも指を鳴らした時にやって来ましたが
あれも操られてきたと言う事でしょうか。

有効範囲が気になります。



 食堂車の中では怪人3名が協力の必要を感じているようです。
意気投合しそうでしたが、お互いを今迄どう思っていたか話し合って
また少し険悪になってしまいました。

キンタロスの他2人に対する認識が「脱いだ靴下」と言うのが
とても気になるのですが、とりあえずセットであり、
仲良さげに見えていたのかもしれません。



 入院していた公園の職員さんですが、
外が物々しいので心配して公園に戻ったようです。
しかしフクロウ怪人によって入り口に車やら何やら積まれてて
入れなくなっていました。

そこにハナちゃんも来ており、やはり困っております。

更にリュウタロス良太郎と若者達も到着。
同じく入れないと困っています。

ハナちゃん、後ろからこんなのがゾロゾロ来ていた訳ですが
どのぐらいのインターバルが取れていたのか気になります。


良太郎に取り付いたリュウタロスを叱ろうとするハナちゃん。
しかしリュウタロス良太郎は犬猫を見つけて撫でるのに必死で
聞いてくれそうにありません。

それにしても、話の舞台が北海道とかだったら
エキノコックスとかで大変な事になりそうです。
多分関東地方で良かったです。


踊っていた若者達のうち、職員さんの知り合いらしき1人が正気を取り戻したようで
入り口の惨状を見てショックを受けており、
何故か職員さんとアイコンタクトとかしています。

まさかこれから2人で車とか良く分からない柵みたいなのを
どかす気でしょうか。

そこにフクロウ怪人が登場、職員さんを通って過去に飛んでしまいます。
ハナちゃんは職員さんの頭にカードを当て、
浮かび上がった日付に心当たりはないか職員さんに聞いています。

10年前の日付ですが、コロの死んだ日だと思い出す職員さん。
何でも、当時子供だった若者が自転車に轢かれた犬を病院に連れて行こうとして
道に迷って手遅れになってしまったのだそうです。

戦時中とかでなくて良かったです。
予算的にも。


その後公園に来なくなった若者に
お前のせいではないと声をかける職員さん。

犬を撫でまくりながらその話を聞いていたリュウタロス良太郎は
隙が出来たらしく、
食堂車の3名が一斉に取り付いてきます。

うっかり犬の方に取り付かないよう注意してください。

結局モモタロスが取り付いたらしく、ヘッドフォンを投げ捨てています。
後で拾ってください、買い直す事になり不経済です。



 過去の世界で、犬を持って道に迷っている子供に声をかける職員さん。
職員さんから砂が零れ落ち、フクロウ怪人になります。
それを見た職員さんはそのまま気絶。
公園の通行人は悲鳴を上げながら逃げています。

車も逃げており、通行人を轢きかねないですが
フクロウ怪人が破壊して回っているので安心です。


そこにマシンデンバードに乗った電王ソードフォームが到着。
デンガッシャーをソードモードに組み上げて
バイクに乗って走りながら敵に斬り付け、
次にバイクを降りて普通に斬り合いに入ります。

バイクで轢いたりとかしません。
趣味で戦っているだけあります。


最初は優勢だった電王ソードフォームですが
フクロウ怪人が飛び上がり羽根を爆弾にして飛ばしてきて一気に不利になります。

以前もこういう敵に困っていましたが。
必殺技なら攻撃できると気付いたのか、俺の必殺技を出す構えを取る
電王ソードフォーム。

しかしリュウタロスの声が聞こえ、早くしないと子犬が死んでしまうと訴えてきます。

誰が主導かは分かりませんがガンフォームにチェンジする電王。
「倒すけど良いよね。答えは聞かないけど。」と
犬を助けに行くとか、避難路を確保するとか出なく
フクロウ怪人を撃ちまくる電王ガンフォーム。

何か早くなっているかは不明です。

あと、怪人の後ろのビルが凄い被弾したりで
怪人の1.5倍ぐらい街を破壊しています。

しかし怪人が電王に攻撃しようと低空飛行した為
弾が少し当たったようで、怪人が地面に戻ってきます。
「最後いくよ、いい?」
「駄目だ。」
「答えは聞いてない。」
とチャージする電王ガンフォーム。

デンガッシャーだけでなく
肩の出っ張りからもビームが出て
フクロウ怪人を倒します。


しかしフクロウ怪人の爆発から2体の巨大な怪獣が出現。
巨大なのはイメージの暴走とか説明されていましたが、
数が増えるのは良く分かりません。
暴走具合と関係あるのでしょうか。

あと、デザインは今迄出てきた奴と被っているようです。


電王ガンフォームはマシンデンバードに乗って飛び上がり、
デンライナーのイカヅチを先頭に他の車両も連結させた物の上に乗っかります。

よくスンナリ着地できます。こけたり前後に滑ったりしそうです。

そして手元のボタンを押すと、車両の上の部分が引っ張り上げられ
龍の首みたいなのが生えている感じに変形します。
電王ガンフォームはその頭部分に乗っかっている格好です。

切実にシートベルトが欲しいです。

鳥みたいな怪物はデンガッシャーと
龍みたいなののの口から出るビームであっさり撃破。

体の長い敵に関してはしばらく飛び回りながら
地味に攻撃を当ててゆき、
デンガッシャーと龍の口のビームと
他の爆弾類を一斉に投げつけて爆発させていました。

こう色々発射しても反動で脱線しないのが凄いです。


ちなみに子犬は病院に連れて行く時間が早まったのか
何故か医者が聴診器を当てている段階で復活していました。
本来の歴史での死因が何だったのか気になります。



 デンライナーの食堂車で降りたい所があるとハナちゃんに言う良太郎。
愛理さんを迎えに行かなければいけないと言っており、
良太郎は愛理さんの行き先に心当たりがあるようです。

その前に愛理さんが店に戻ってないか電話ぐらいした方が良いです。

「(もし姉さんが思い出したなら…でも思い出したら姉さんは。)」
と考えながら走って希望が原に向かう良太郎。
体力が無いという話ですが、それなりにあるような気がしてきました。
あと、帰りの交通手段をどうするつもりなのかちょっと聞いてみたいです。


展望台のような場所で星空を見上げている愛理さん。
愛理さんは駆けつけてきた良太郎を見つけ、いつものように声をかけます。
どうやら愛理さんは記憶を再び失ったようで、
何故この場所にいるか、懐中時計を持っているのか分からないそうです。
良太郎は愛理さんの記憶が戻っていない事を知り
安心したような、少し気が抜けたような感じで
ベンチに座り込んでしまいます。

記憶が戻ったら戻ったで、何か問題が発生しそうです。

そこに飲み物を二つ買ってきたらしい尾崎君が戻ってきますが
良太郎を解放している愛理さんを見て落胆しています。

一方、食堂にいたリュウタロスは愛理さんの気配を感じて喜んでいます。
その様子を見て、良太郎に付いていて良い事があるのは
愛理さんの事だと気付くハナちゃん。

「ねえ、良太郎死んだらお姉ちゃん泣く?」と皆に聞くリュウタロス。

キーワードが含まれているにも関わらず
キンタロスが泣けるでとか言い出さないのですが
ハナちゃんあたりから指導と言う名の何かをされたのでしょうか。

皆がチャンスとばかりに一斉にジェスチャー付きで泣くと答えた為、
良太郎は殺さないと言うリュウタロス。
しかし車掌の件は諦めていないようで、油断できない感じです。


ところで尾崎君はジュースもう1つ買って来てください。
あと、公園に積まれた物は
片付け上手の三浦君にお願いします。