第50話


 通信回線も絶たれた為、鳥長官とも連絡が取れないデカレンジャー。

戦闘員売り宇宙人はデカレンジャー達への状況説明が終わるとその場を去ってしまいます。
デカベースの操縦とかやはり気になるのでしょう。
そして海の生き物っぽい宇宙人達がデカレンジャーにトドメを刺そうとした所で、
サボり気味だったバズーカ犬が心を入れ替えて再登場し敵を攻撃、
その隙にデカレンジャー達は敵を牽制しつつ分散してその場から離脱します。
バズーカ犬がハイパーマッスルギアを着た宇宙人達に倒されたりしないかとか考えません。


 デカルームからモニタ越しにデカレンジャー達の動向を監視している戦闘員売り宇宙人。
デカレンジャーが戦闘から離脱したところで、
変身も通信も出来ないのと言う事で安心されているようです。
多分個人所有の携帯とかも使えないのでしょう。

それはそうと、現在デカベースはロボ状態で、しかもデカウイングロボあたりと交戦しているのですが、
中を普通に動けるのが凄いです。
皆さんバランス感覚が良いようです。


 メカニックの女性は自力で脱出ポッドから出ているようで、怪我は大した事がなさそうです。
デカウイングロボに攻撃をするデカベースロボを見て、犬責任者は「完成したばかりのあのシステム」を知っている筈なのにと困っています。

メカ人間達に追われながら階段辺りにいるイエロー。
イエローは犬責任者が最後に何か言おうとしていた事を気にしています。
そこに落ちているディーソードベガ。
イエローがディーソードベガを読み取ると、バズーカ犬の小屋のスイッチで
デカベースの制御権がメカニックの女性の部屋に移る仕掛けがある事が分かります。

いかにもバズーカ犬がイタズラしそうです。

そしてグリーンがイエローと合流、宇宙人から逃れつつ配電室まで到着。
ブレーカーを操作して署内の照明をモールス信号のように点滅させ、
犬小屋のスイッチの事を皆に伝えます。

デカベースロボは別に電気で動いているのではないらしく、
特に戦闘には支障が無い様で、白の操るデカウイングロボは苦戦中。
デカベースロボの攻撃でその辺のビルを巻き込みながら吹っ飛ばされていました。
戦闘員売りの宇宙人はデカウイングロボを始末してから街を壊そうとか言っていましたが、
さりげなく同時にこなしていて効率が良いです。


 敵の宇宙人がうろついていて迂闊に動けなくなっているレッドとブルーとピンク。
ピンクはレッド達にこの場は任せるようにと言って行動。

何と全然バスルームでも何でもない場所なのにバスタブを持ち込んで
宇宙人に見せつけるように入浴。
どこから持ってきたのですかそれ。重くはありませんか。
あとお湯が沸くの早すぎです。

宇宙人もピンクの行動が非常識なので何を企んでいるのか気にしています。
面白いものを見せてあげる、とピンクは宇宙人の頭の上に飛び乗り、
早変わりも得意だと既に制服姿で自慢しています。
そう言えばピンクの「変装が得意」も危うく忘れるところだったので
最後に思い出せてよかったです。


 レッドとブルーはハイパーマッスルギアで姿を消していた宇宙人の不意打ちを食らいピンチ。
首とか絞められていますが、
良く考えたら変身前の状態で首絞められて生きているあたり
敵もあまり本気では無さそうです。
そして白のデカバイク自動操縦攻撃が上手くデカベースに決まった為、
その際に発生した揺れで敵がバランスを崩し、レッドとブルーは体制を立て直します。

宇宙人や戦闘員に邪魔をされながらもブルーはレッドを近くのリフトに乗るよう指示、
リフトはブルーがその辺の小石を撃って弾き飛ばし、スイッチに命中させて動かします。
射撃の腕も凄いブルーですが、むしろハイパーマッスルギア着用で
しかもトゲトゲのの宇宙人を羽交い絞めにして止める方が凄いです。

そしてレッドに「後は頼んだぞ相棒!」と声を掛けるブルー。
レッドが「相棒って言うな!」と返してブルーの死亡フラグを削除しています。


 そしてレッドの前に登場する大勢の戦闘員、しかも強い戦闘員が一体混ざっています。
レッドは上手く戦闘員達をやり過ごし、ガラス窓を破壊し犬小屋のある部屋にダイブ。
レッドが部屋に入ると多分自動でガラス窓の上からシャッターが下り、戦闘員達をブロック。
そして犬小屋にもスライディングみたいに勢い良く突入したレッドは中のスイッチを押します。
犬小屋の中が意外と片付いていて良かったです。
靴とか色々溜め込まれていたらちょっと嫌な気分になる所でした。

そしてレッドがデカベースの制御権を奪い返した為、デカベースロボの暴走もストップ。
皆はレッドから作戦成功の報を受け、変身とかしませんが敵を払いのけたりして優勢に転じそうな雰囲気です。
今回のデカレンジャーは割と気分でパワーが変動するようです

レッドは皆にデカベースを取り戻した事を伝えてから、鳥長官に罠の事を連絡。
微妙に手順が逆な気がしますが、こちらも間に合ったようで主力部隊は急ブレーキ。
ちなみに彼らはこのまま帰るしかありません。
遠い所からご足労頂いて大変申し訳ないです。
せめて早引けでもしてもらいたいです。

そして変身するデカレンジャー。
何故かスワットモードにはなりませんが敵を圧倒。
そしてレッドに至っては変身もせず戦闘員売り宇宙人の前に来てしまいます。
ところで今戦闘員どもに犬小屋らへんを制圧されたらどうなるのでしょうか。

レッドはやっとこさ変身して戦闘員売り宇宙人をデカベースの外まで蹴りだします。
そして戦闘員売り宇宙人が着地した場所には他の宇宙人たちも次々放り込まれてきます。
宇宙人を飛ばす先を示し合わせていたのでしょうか。

そして白も含め全員揃ったデカレンジャー達は宇宙人達に総攻撃。
ちなみに白の名乗りが「六つ、無敵が何かいい。」とかなりアバウトになっております。
ハイパーマッスルギアを装着した宇宙人達ですが、レッドを除くデカレンジャーの
スワットモードでも何でもない攻撃であえなく撃沈。

マッスルギアはまだ改良の余地がありそうです。

そして戦闘員売り宇宙人を追い詰めたレッド。
良く考えたらマッスルギアとかも着ていないので、こちらは通常モードでも順当な成績です。
戦闘員売り宇宙人に下りた判決はデリート許可。

戦闘員売り宇宙人は人類がある限り犯罪は無くならないと負け惜しみのような事を言っています。
しかしレッドは正義の心も永遠に燃えつづけると一蹴。

そこに何故か駆けつけたバズーカ犬。
それにより犬バズーカによるデリートが執行されました。
最終回に相応しい屈辱的な処刑でした。


 戦闘員売り宇宙人をデリートし、喜びながらつい犬責任者に報告を入れるピンク。
しかし応答は無く、皆犬責任者の死を悼みピンクやイエローが泣き始めます。
「泣くなよジャスミン、ウメコ。泣いたら天国のボスだって、悲し…」と言いながらやっぱり泣き始めるレッド。

一同がしめやかなムードになった所で
「誰が天国だって?」と通信が入ります。
地獄の番犬とか言いながら天国に行くのも確かに変です。
驚きながらも喜ぶ一同。
そして犬責任者がメカニックの女性と一緒にこちらに向かっていました。
3秒前に使っていたと思われるSPライセンスはサクッと片付けたようです。

犬責任者の元に駆け寄り抱きつく一同。
犬責任者の怪我はもう大丈夫なのでしょうか。今のショックで死になおさないか心配です。

「皆よくやってくれた。お前達6人が宇宙最大のピンチを救ってくれたんだ。」
とデカレンジャー達に労いの言葉をかける犬責任者。
「俺達だけじゃないですよ。ボスやスワンさんや皆が居てくれたからです。」
と答えるレッド。
皆の中にバズーカ犬が入っているか微妙です。

そしてデカレンジャー達はメカニックの女性や犬責任者から
宇宙一のチームに認定されました。
「これにて一件コンプリート。」と犬責任者。
「メガロポリスは日本晴れ。」とレッド。
思いっきり曇天だったのですがこのシーンだけCGで無理矢理空が青くなっています。
そして横一列でメカニックの女性を含め変身し、犬責任者の号令で走り出すデカレンジャー。
ちょっと目を離すとすぐバズーカ犬が消えているのですが、電柱の脇とか探せば居るのでしょうか。


 正式に地球署に配属になる白。
金バッジでなくなっているようです。
改めて挨拶をしている白、自分の事を相棒と呼んでくださいとか言っていますが
それは却下されていました。
そして今まで通りの活躍を続けるデカレンジャー。
バズーカ犬がそれなりに活躍できている所を見ると、あまり重大な事件も発生していなさそうです。

レッドのみ地球署ではなく別の星で活躍。
1話では子供を救えなかったレッドですが、今は普通に助けられるようで、
子供に憧れられたりしています。

レッドの持つ赤いSPライセンスに先代レッドから招集の連絡が入り、その場を去るレッド。
ファイヤースクワッドとして活動をするレッド。
他の連中も赤い服を着ていて何だかどいつもこいつもレッドです。
そして突入作戦を行うという事で変身というところで終了。

全員赤く変身するのかとかも気になりますが、
チームに女性が居なさそうなので職場の環境としては地球署の方が断然良いです。
基地とかに帰ればそれなりに女性スタッフが居る事を祈ります。