第48話


 ファイヤースクワッドの異動が本決まりになったレッド。
レッドが居なくなると寂しくなると言うピンクに、新リーダーはピンクだと言って元気付けるレッド。

レッドいつからリーダーだったのでしょうか。


 妙にハイになって部屋を出て行くレッドの様子に白は違和感を覚えたらしく、
レッドを探し出して声を掛けます。
「どうしたんですかそんな顔をして。栄転じゃないですか。」
白の今の状況が物凄く左遷な気がしてきました。

レッドは地球署を去る事でデカレンジャーが大胆さを失うのではないかと不安を持っているようでした。
それを聞いてレッドの代わりに「火の玉」になると言う白。
気持ちはありがたいのですが白自身もいつ異動になるかわからないような気がします。


 土手で白にはまだ任せられないと悩んでいるレッド。
近くにドーベルマンを停めてあるのでパトロール中でしょうか。
少なくとも私用外出ではありません。
これだけで十分異動の話が消えそうです。

そんななか、車泥棒を追う人の声が聞こえ、レッドは逃走する車両を追跡します。
犬責任者からも車両窃盗犯のアリエナイザーが近くに居ると連絡が入ります。
レッドの居場所が割れています。土手で寝ていたのもバレていそうです。

レッドは逃走車両を止めさせますが、車に乗っている宇宙人はレッドを撃ち始めて抵抗をします。
しかし本人は自分がやっているのではないと主張。
そして車に乗っていた宇宙人は自分を撃って死んでしまいました。

宇宙人が落とした不審なカプセルを手に取るレッド。
証拠物件チックなので手袋とかはめて持った方がいいと思います。


 遅れて現場に到着するデカレンジャー。
車泥棒ごときに人手を割き過ぎです。

交差点の真中に停めてあるドーベルマンと盗難車両。
しかもレッドは何故かストレッチとかしています。
そして近くに冒頭の宇宙人の死体。
他の車が通れません。

レッドがココ・カプセルと言う大量破壊兵器用圧縮エネルギーの入った容器を持っていることに気付くイエロー。
レッドに何があったのか聞こうとすると、レッドはいきなり車に乗って逃走。
慌てて追うブルーと白。
レッドはブルーと白に向け発砲したりでどんどん先に行ってしまいます。
前を向いて運転しているか微妙です。


 残されたグリーン、イエロー、ピンクは宇宙人の死体をしらべています。
宇宙人に穴が開いていることに気付くグリーン。
イエローが宇宙人の記憶を読み取ると、管のような物が向かってくる映像が見えました。

イエローに拠れば、レッドは宇宙人に取り付かれて操られているそうです。
と言う事は、レッドの所にデカレンジャーが集合するまでストレッチしていたのも
宇宙人の仕業だったのでしょうか。
取り付いてすぐだった為、体を動かす練習をしていたのでしょうが、
ちょっと暢気だったと思います。

変身してレッドを停めようとする白とブルー。
レッドは車から降りて少々逃走、そして白とブルーの方に向かって気をつけるよう注意を促します。
どうやら自分の意志で喋ることは出来るようです。
そしてレッドの襟元から宇宙人が二人羽織っぽく顔を出し、レッドのおしゃべりを止めさせます。
カプセルの事を聞かれてブルーと白に攻撃しだす取り付き宇宙人。
ブルーが取り付き宇宙人の触手を狙撃すると、レッドが痛そうな表情になります。
何でもレッドと取り付き宇宙人は神経が繋がっているせいで、
宇宙人を攻撃するとレッドも痛かったり死んだりするそうです。

離れる時は宿主の心臓が止まった時だと教えてくれる取り付き宇宙人。
ちなみに冒頭の自殺で何とも無かった取り付き宇宙人は痛覚を持っていないかも知れません。

そして取り付き宇宙人は自分が住みやすいようにココ・カプセルを使って地球を水没させるつもりです。
別に作戦を教えてくれなくてもいいです。
レッドに余計な事を言うなとか言いながら自分も相当なものです。


 レッドを変身させ、仲間を攻撃させる取り付き宇宙人。
デカベースロボもそうでしたが、
宇宙警察の装備は予備知識無しに初心者がいきなり動かせる親切設計です。
スワットモードは要訓練とされていましたが、
何を基準に扱いが難しいとされているのかは分かりません。


 デカレンジャーを攻撃し悠々と立ち去る取り付き宇宙人とレッド。
何とか立ち上がって行き先を聞こうとする白ですが、取り付き宇宙人は今度は作戦を喋らず
再度白を攻撃して行ってしまいます。
しかし喋り足りなかったらしい取り付き宇宙人。
レッドには戦闘員売り宇宙人が起爆装置を用意している場所に行くと教えてくれます。
そして何故かハスキーに乗っていくレッド。操縦しているのは多分取り付き宇宙人です。
ところで取り付き宇宙人、ノーヘルではないでしょうか。


 デカベース内ではハスキーの位置を監視し、目標地点を割り出しているメカニックの女性と犬責任者。
取り付き宇宙人、どうして場所を知られやすい乗り物をチョイスしますか。
冒頭で一般車両を盗んでいたわけですし、今回も乗り物を一般から拝借すべきでした。


 ヒーロージャンプで目的地に到着するレッド。
勿論動かしているのは取り付き宇宙人。
楽しんでいます取り付き宇宙人。
そこに到着するデカレンジャー。
レッドは皆に起爆装置の場所を教え、そちらに向かうよう指示。
取り付き宇宙人が作戦を教えてくれるので対処しやすいです。

二手に分かれるデカレンジャー。ブルーと白が起爆装置に向かい、残りが取り付き宇宙人を担当。
しかし取り付かれているレッドは皆を蹴散らしブルーと白の前に来て攻撃。
結局全員まとめてハイブリッドマグナムをぶっ放され、変身解除状態に。
二手に分かれたのにすぐ合流して失敗しました。


 立ち去ろうとするレッドを後ろから撃つブルー。
ブルーに撃たれて頭に来たらしい取り付き宇宙人、
目的地に向かわずに「俺を撃つって事がどう言うことが分かっているんだろうな。」
とデカレンジャーに絡み出します。

そんな中、ブルーに自分を撃つよう呼びかけるレッド。
取り付き宇宙人はもっと撃ちやすいようにとレッドを変身解除させたりしています。
どうも当初の目的を忘れています取り付き宇宙人。
話の輪に入るのが大好きです。


 自分を攻撃するよう訴えるレッドですが、皆出来ない様子。
白はそんな中、レッドへの攻撃を決意し変身。ハイパーエレクトロフィストを放ちます。
「エレクトロフィスト」の前に「ハイパー」付いてます。
まあいいです。


 レッドが心停止状態になったので離れる取り付き宇宙人。
今後は白に取り付こうとしますが、ファイヤーフィストで阻止されます。
レッドの周りを取り囲み、悲しんでいるデカレンジャー。
白はレッドの横にしゃがみ、ややエレクトロフィスト気味に心臓マッサージを開始しレッドを蘇生させます。

基本的に歩いてレッドの傍まで来たり、ピンクに絡まれた時に立ち止まったりしてて
もうすこし急いで蘇生させないと脳死になりそうですが、レッドは無事生還。
どうやら白の作戦がうまくはまったようです。
それにしても宇宙人が「離れる条件」を言ってくれなければ出来ない作戦でした。


 白の「火の玉」ぶりを誉める一同。
しかし取り付き宇宙人が巨大メカに乗って再戦、白は詰めが甘いと怒られてしまいます。
それでこそ白です。
デカマシンを呼び出し、スーパーデカレンジャーロボで巨大メカと戦うデカレンジャー。
ジャッジメントまではスムーズに漕ぎ付けます。
しかしデリートしようというところで、メカニックの女性から非常事態発生の知らせが入ります。

戦闘員売り宇宙人がデカレンジャー達が出払うのを見計らってデカベースに侵入したそうです。
デカレンジャー達だけならかなり最初から出て行っていますので
理由はよく分かりませんがデカマシンもいない状態を狙ったのでしょう。
ただ、パトウイングがまだ格納されている気がしなくもありません。


 デカベースの危機の知らせにガトリングパンチを中止してしまうレッド。
その隙を付かれ、巨大メカの反撃をくらってしまいます。
別に通信を受けるだけなら必殺技を出しながら聞いていれば良さそうなものですが、
一度に二つの事が出来ないのでしょう。


 デカベースでは戦闘員達が暴れています。
どうやら一般の職員の攻撃では全然駄目らしく、足止めすら出来ていません。
まさか職員の皆さんが戦闘員以下の強さとは思いませんでした。
宇宙警察も戦闘員を作った方が良さそうです。

それでも応戦を続ける職員達。
偉いとは思いますが明らかに犠牲者が増えるだけで、諦めて逃げた方が被害が少なそうです。
急いで戦闘員達が暴れているあたりに向かう犬責任者。
一方で何故かまだ巨大メカの反撃で苦しんでいるスーパーデカレンジャーロボ。

とんでもない非常事態にもかかわらず
バズーカ犬が何となくサボっている気がしつつ次回に続きます。