第33話


 デカレンジャーを一列に並べている教官。
教官は彼らを訓練生として扱うとした上で、付いて来れないなら宇宙警察を辞めろとの事。
教官に人事権があるかどうかで言葉の重みが違いそうです。
了解の掛け声も「ロジャー!」から「サー、イエッサー!」に変更。
しかし台詞の指示は明確に受けましたがデカレンジャー、
言われもしないのにちゃんとポーズも変わっていて結構その気になっています。

あと、「聞こえん!」と何度か掛け声の駄目出しを受けていましたが、
ここで「教官耳悪い?」とか言ったら面倒な事になりそうなので素直に従います。


 鉱石が本部に送られた押収品に隠されていた事を犬責任者に知らせる白。
犯人はまだ地球署に鉱石があると思っている可能性が高い為、攻め込んでくるかもしれないそうです。
しかしいくら警戒しても基地の規模の割に戦闘要員が少ない地球署、防衛が難しそうです。


 砂浜でダッシュさせられているデカレンジャー。
教官は一緒に走ったりジープで先回りしたりでこっちも忙しそうです。
ピンクあたりが既に足がもつれてたりしています。
地面が砂で疲れますが代わりに転んだ時のダメージは小さいようです。

休憩時間になっても約半数は疲れで食事が喉を通らない状態。
モリモリ食っているレッドやブルーですが、彼らすらまだ食べ終わっていない状態で次の訓練の時間。
かなり休憩時間が短いようですが、デカレンジャー達を呼びに来る教官も相当ハードスケジュールな気がします。

指示に従いすぐに席を立つデカレンジャー。
ところで食事は誰が片付けるのですか。教官なのですか。
地味に仕事が多くないですか教官。

20キロ先の地点に1時間後に到着するよう言われるデカレンジャー。
舗装されていない場所を走る訳ですから相当無茶な気がします。
あと、教官がルート説明に使っていたボードで「海」とか「山」とか漢字が使われていましたが
デカレンジャー達に合わせてくれているのでしょうか。

指示に従って突っ走っていくレッド。
ピンクやイエローが早速こけても気付かずに行ってしまいます。
ゴール地点に到着するレッド、教官に言われて他の4人が来ていない事に初めて気付きます。

ところで地面にベル付きの目覚し時計を置いてあるのですが、あれ必要なのですか。
盤面がカメラ側向いているように見えますが気のせいでしょうか。
あと、砂やら潮風やらで壊れませんか。

残り4人がやってくるまで腕立て伏せを命じられるレッド。
腕立て伏せをするレッドに、宇宙一のスペシャルポリスが何であるか問い掛ける教官。
「一つだけ教えてやろう、答えはお前が進む先には無い、
答えがあるとしたらお前のような奴には決して見えない、分かったか!」と教官。
レッドは訳がわからない様子です。

あと、砂浜で腕立て伏せしながら喋ったら口の中が砂まみれになりそうです。
それと鼻をかんだ時に軽くショックを受けると思います。


 デカベースに行こうとしている犯人達。
その時顧客サービスの一環として戦闘員を売っている宇宙人が登場し、
鉱石が宇宙警察本部に行っている事を知らせます。
戦闘員を売っている宇宙人、客の動向を監視していますか。
やっぱり新商品のモニターですか彼ら。


 海岸にテントを設営し中で雑魚寝しているデカレンジャー。
Tシャツ姿なのですが、夜は外気がマイナス30度と言うのは単なる脅しだったのでしょうか。
しかしもうちょっと陸地側にテントを張らないと、満ち潮が怖いです。
レッドは教官の問いかけについて考えているようですが、
他はピンクの寝相が悪いのにも気付かないぐらい熟睡中。
そんな中、教官に集合をかけられる一同。
まだ辺りが暗いです。教官睡眠足りてますか。

3時間以内にコインを取って帰るという内容の訓練を課せられる一同。
間に合わなければ失格だそうです。
命の保証は無いと言われた訓練らしく、行く先々でビームが飛んできます。
訓練ならまあ良いのですが、知らずにこのルートを通りかかった部外者とかも死ねそうな感じです。

「撃っても撃ってもキリがねえ。」と自動ビーム出し装置(?)に反撃しながらレッド。
あまり本気で壊すと次の時また全部設置し直しになるような気がしますが、
宇宙船一台潰すような感覚のカリキュラムなのでOKなのでしょう。

そしてブルーを庇った割に自分が撃たれているグリーン。
その場で倒れてしまいます。
足をやられたので移動が無理そうです。
ところでセンサーか何かで撃ってきているのですが、同じ場所にずっと居るとずっと撃たれ続けそうで怖いです。
負傷したグリーンの周りに集まっている一同。
ピンクあたりも体力的に限界らしいので、レッドだけ先に行かせる事に。


 地球では犯人達がその辺のビルを破壊していました。
出動する犬責任者と白。ところで白はデカバイクなりマシンボクサーなりの乗り物を持っていますが
犬責任者専用のマシンが無い事に今更気付きました。
まさかデカベースクローラーを足代わりにはしないと思いたいです。

ウツボ顔宇宙人の前に現れる犬責任者と白。
しかしマッスルギアの前に白の光速拳も犬責任者のディーソードベガも通用しません。
しかも隠れていた鮫顔宇宙人に不意打ちされ変身が解ける白。
白を人質にし犬責任者にも変身解除を迫る鮫顔宇宙人。
状況が悪くなる中、バズーカ犬は基地内で適当にゴロゴロしていそうです。


 コインの目前まで到着したレッド。
突然足場が崩れて落下しそうになり、何とか床の縁に手をかけます。
ちなみに開いた穴の底にはご丁寧に火が焚かれていて、あまり落ちたくない感じです。
しかし薄暗い場所なのですが、下の火の光が床から漏れていなかったところを見ると
蓋になっていた足場がかなりきっちり閉まっていたと思われます。
酸素や燃料など何処かからか補給しているのでしょう。
何とも手間をかけています。竹槍で十分です。

ぶら下がっている状態のレッド、足音を聞いて仲間が来たのかと期待しますが
来ていたのはバズーカ犬に似たロボット犬。
こっちのロボット犬は結構忙しいです。
ロボット犬は覗きに来ただけみたいで、別段邪魔などしないので普通に自力で這い上がるレッド。

明らかにコインを取れそうな状態になるレッドですが、教官の言葉を思い出してそのまま帰ってしまいます。
さっき床を踏み抜いたばかりですが帰り道には特に穴が無いようです。


 教官の元に全員で戻ってくるデカレンジャー達。
ロボット犬は先に着いています。
45分の超過だったそうです。
一人なら間に合ったはずなのに何故戻ったのかレッドに聞く教官。
この辺の情報はロボット犬から得ているのでしょう。
しかし漢字は書いてくれるはロボット犬とは多分喋れるは、教官の言語能力が非常に高いような気がします。

今回自分の事だけを考え、何の為に5人いるのか見ようとしなかった事に気付いたとして
「宇宙一のスペシャルポリスとは宇宙一のチームの一員になることです、サー!」とレッド。
その言葉を聞いて訓練の修了を宣言する教官。

晴れてスワットモードを認められたデカレンジャー。
その時教官にメカニックの女性から通信が入ります。
教官とメカニックの女性は顔見知りのようです。
事件の概要を説明し、デカレンジャーに戻るよう依頼するメカニックの女性。
デカレンジャー達に地球に戻るよう言う教官。掛け声もロジャーに戻させます。

しかし行きは結構時間をかけてこの星に来ていたように見えるデカレンジャー。
帰りはどの位時間がかかるのでしょうか。


 何処かのビルを占拠し、犬責任者と白を拘束して時限爆弾を作動させる鮫っぽい宇宙人。
爆発まであと2時間で、宇宙警察が鉱石を持ってこないと命は無いみたいな事を言っています。
「ナンセンス、すぐに先輩達が来てくれる。」と言う白に蹴りを入れつつ、
冥土の道連れになるだけだろうよ、と反論する宇宙人。

そう言う宇宙人も一歩間違えれば爆発の巻き添えになります。
何故時限爆弾の前にずっと居るのですか。
マッスルギアが爆発に耐えられても、剥き出しの頭の部分は多分粉々だと思います。
もっとも、この宇宙人の頭の中に脳みそは詰まっていないのかも知れません。


 下の方のフロアで戦闘員と一緒に警戒しているウツボ顔宇宙人。
そこに壁を撃ち抜いてデカレンジャースワットモード登場。
このビル多分無関係の一般の所有物かも知れませんが、作戦の為には仕方が無いのでしょう。
警察に協力するのは市民の義務です。

デカレンジャー達は新装備ディーリボルバーで戦闘員を一掃。
暗視や透視も出来るスワットモードはかなり便利。
敵の不意打ちが無効なのが嬉しいです。
しかし暗視システムの時にうっかり耳についているランプを光らせたら
えらい眩しくてかなわなさそうです。


 グリーンの透視システムのデータを転送してもらったレッドがまず犬責任者達の所に到着。
光学迷彩状態でレッドに近付いて不意打ちを狙ってくるウツボ顔宇宙人は
後から来たブルーとイエローが攻撃して不発。

スワットモードの熱感知システムで敵宇宙人が姿を消しても居場所がわかるとの事で、
攻撃を受けて窓から逃げようとする宇宙人達。
それを待ち構えていたかのようにグリーンとピンクがロープで外壁を降りてきており、
宇宙人ごと窓ガラスを蹴破ってフロアに到着。

そういえばグリーン、怪我治るの早いです。
伊達にヒットポイント高くないです。

その間にさりげなく爆弾を解除したイエロー。
スワットモードは格闘のパワーも上がっているようで、ピンクやイエローのキックで
ウツボ顔宇宙人を壁ごと外に蹴り落とします。

ウツボ顔宇宙人と合流する鮫顔宇宙人。こちらはノーマークだったのでしょうかデカレンジャー。
しかし宇宙人たちはスワットモードを前に手も足も出せません。
「チームは命令したりされたりじゃねえ、全員で動くからこそ凄い事が出来るんだ!」と
覚えたての持論を展開するレッド。

そしてジャッジメントは今回もデリート許可。
ディーリボルバーにSPライセンスをセットし出力を上げて皆で銃撃して終わらせました。
バズーカ犬はもうどうしていいか分かりません。

「おのれデカレンジャースワットモード、マッスルギアはまだ改良の余地があるな。」
と見ていたらしい戦闘員売り宇宙人。
相手の名称をそんなに正しく言わなくても通じると思います。
あと、改良するのだったら頭部分を重点的にお願いいたします。

デカレンジャー達に合流する犬責任者と白。
犬責任者には教官からねぎらいの通信も入ります。
犬責任者と教官は犬猿の仲らしいですが、その割には打ち解けている様子です。
宇宙の犬と猿は地球の犬と猿と違うかもしれませんので気にしません。