第32話


 レトロな事務所のような部屋で鮫っぽい顔の宇宙人が何か待っている様子。
そこにドアを蹴り開け前転しながら銃を構えて入ってくるレッド。
続いて他の面子も入ってきます。
この宇宙人は大量破壊兵器のエネルギーとなる鉱石の取引をしていたそうです。

それにしても無用心な宇宙人です。部屋の鍵が開いていたのもそうですが、
使っている建物も大きい窓があり、向かいの建物や道路から中が見えそうです。

宇宙人は鉱石の引渡しを断り、窓から外にジャンプして呼び出した巨大メカに乗り込みます。
巨大メカが無くてもこのジャンプ力があれば十分逃げられそうですが、
土地勘が無いのでメカのナビでも必要なのでしょう。

デカマシンを出動させるレッド。
ピンク曰く「今日のバン、何か張り切ってない?」
いつもテンション高いように見えるレッドですが、同じようにテンションの高いピンクから見ても現在は普通と違う感じのようです。
普通のテンションの人間には違いが分かりにくいです。

そして巨大メカを攻撃するデカレンジャーロボ。
鮫っぽい宇宙人は手下を呼び出そうとしていますが、ウツボっぽい顔の手下は居眠りをしています。
鮫っぽい宇宙人、マフィアのドンという触れ込みですが、部下一人っぽいです。
このマフィアから鉱石を買おうとしていた取引先が裏切って通報するのも分かる気がします。

鮫っぽい宇宙人には援軍が来ませんでしたが、デカレンジャーの方には白が応援に来てくれます。
飛行して逃げる巨大メカをライディングデカレンジャーロボで撃ち落し、
スーパーデカレンジャーロボで巨大メカを捕獲。鮫みたいな宇宙人はデカベースに連行されます。
しかしデカレンジャー、鮫みたいな宇宙人はマフィアのドンという触れ込みですが、
一人捕まえただけでかなり終わったムードで回りに仲間が居る可能性とか考えて無さそうです。
鮫みたいな宇宙人が零細マフィアである事は周知の事実なのでしょうか。


 デカベースに戻っている一同。
押収したものの中からは鉱石は見つからなかったようです。
とりあえず押収したものは白の手配で宇宙警察本部で調べてもらう事に。
しかし押収物を持ってきて入った入り口と、宇宙警察本部に持っていく為に使った出口が別のようなのですが、
イチイチ偉い人が居る部屋を通らないと物を運べないのでしょうか。
何だか気疲れしそうです。


 証拠が挙がらなかった為、鮫みたいな宇宙人の自白だけが頼りらしいです。
ここでもやる気を見せているレッド。
どうやら1話で見取った少年の遺族から手紙が来たのをきっかけに、
少年の夢である宇宙1のスペシャルポリスになろうと思っているそうです。

しかしレッドが受け取った手紙ですが、普通に紙製で切手らしきものも貼ってあります。
少年が居た星には他に通信手段は無いのでしょうか。
他の星に手紙を出した場合の郵便料金が気になります。


 鮫っぽい宇宙人の取調べをするレッド。
宇宙人は鉱石が別の場所に隠してあると供述、デカレンジャーは宇宙人の案内でその場所に向かいます。
そう言えばこの鉱石は臭いとかしないのでしょうか。
バズーカ犬の出番を作る気が無さそうです。

後部座席でブルーとイエローに挟まれている宇宙人。
ブルーと運転しているレッドのやり取りを聞いて、どちらが親分か聞いてきます。
仲間で相棒だという回答を得て、それを甘いと評した宇宙人。
「戦いの場で大事なのは強力な指揮官とそれに従う兵隊だ。仲良しじゃない。」
との事です。
確かにこの宇宙人、兵隊と言うべき部下の居眠りで捕まってしまった訳で
実感がこもっています。

その時突然停止する車両。
そして何かに吊り上げられているかのように4メートルぐらい浮き上がってから落下。
ボンネットから煙が出ている為、後部座席の面子に降りるよう指示するレッド。

何故か別車両に乗っているピンクとグリーンも車から降りてきます。
宇宙人をちょっと放って置いて変身するデカレンジャー。
宇宙人に手錠はされていますが、巨大メカに乗り込むジャンプ力があれば逃げる事は可能です。
そして謎の銃撃がグリーンにヒット。
続いてピンクやイエローにも来ますが、どこから撃たれているのか良く分かりません。

レッドが銃を構えて周囲を確認、ちゃんとした姿では見えませんが背景が歪んで見えるポイントがあるようで、
そこに犯人がいると判断。
ブルーが宇宙人から離れないようにレッドに注意しますが、レッドはそれを聞かずに犯人の方に発砲。
撃たれた犯人はレッドの攻撃が効かないと喜びながらも姿を出現させます。
案の定ウツボ顔の宇宙人が犯人でした。
着ているスーツのお陰で怪力だったり姿を消せたり出来るようです。

先程の車両浮かしもコイツの仕業でしょうが、
奴の身長以上に車が高く上がっていたので、下から持ち上げたのではなく
どこか近くのビルの上からワイヤーかなんかで吊り上げたのでしょう。

戦闘員を売っている宇宙人のオススメで購入した「マッスルギア」が気に入っているらしいウツボ顔宇宙人、
何と言うか相手を驚かす事がメインの目的で親分の解放はその次ぐらいな感じです。


 マッスルギアを着たウツボ顔宇宙人と戦闘に入るデカレンジャーですが、
攻撃が全く通用しません。
あと、マッスルギアは頭部には何も無いので辺弱点っぽく見えますが、
デカレンジャーはその辺全然狙おうとしません。

デカレンジャーをあらかた倒し、親分を解放しようとするウツボ顔宇宙人。
鮫顔宇宙人は遅れた事を理由にウツボ顔宇宙人を殴り飛ばしています。
デカレンジャーの攻撃より手錠付き鮫顔宇宙人の攻撃のほうが強力なようです。
何故今迄逃げなかったのでしょうか鮫顔宇宙人、カツ丼も無しに。

まんまと逃走する犯人達。
そして入れ替わりのように登場する戦闘員とか売っている宇宙人。
新製品のマッスルギアの性能の確認に来ていたようです。
モニターだったのでしょうかウツボ顔宇宙人。
道理で見た感じ金を持って居なさそうなのに商品を買えた訳です。
あと、そろそろ戦闘員を売っている宇宙人にも部下が欲しいです。
何で一人で仕事全部やっているのですか。


 デカベースに戻り犬責任者に報告をしている一同。
マッスルギアの売り出しに危機感を持った犬責任者、
デカレンジャー達にスワットモード習得カリキュラムの受講を命じます。

スワットモードの装備を使って今すぐ犯人を捕まえたいと言うレッドですが、犬責任者から却下されます。
近頃珍しい要特訓らしいです。
ちなみにデカレンジャー不在の間は犬責任者と白で地球を守るようです。
バズーカ犬がカウントに入っていないのは気のせいです。


 宇宙船で訓練所に向かうデカレンジャー。
安定飛行に入るとピンクが荷物を降ろして中身のチェック。
トランプやオヤツを見せびらかすピンク。
イエローにオヤツは300円までと注意されます。バナナが含まれるかは謎らしいです。
オヤツ価格の上限について、物価の変動に関わらず昔から300円な気がするのですが
そろそろ改定して欲しいものです。

ピンク、皆に分けるつもりでバナナを多めに持って来たようで、かなりの気配りです。
そこにサルっぽい顔の教官登場。
教官自ら迎えに来ていたのですか、かなり至れり尽せりの研修です。
教官は自己紹介をし、デカレンジャー達に到着まで体を休めるよう指示、
あとピンクの持ってきていたバナナを一本貰って出て行きました。

そう言えば小学生の頃、バナナの皮を3つに分けて剥くとサル呼ばわりされたのですが、
あれは全国ルールだったのでしょうか。


 アジトに戻っている鮫顔宇宙人とウツボ顔宇宙人。
鮫顔宇宙人はここでもマッスルギアを着たウツボ顔宇宙人をドツいたりしています。
どんな強さですか鮫顔宇宙人。
そして鮫顔宇宙人もマッスルギア使用。地球署に乗り込んで鉱石を取り戻すそうです。
件の鉱石はデカベース内にあるそうです。
宇宙警察にどんどん危ない石が溜まっていってます。


 デカレンジャー達を乗せた宇宙船は謎の襲撃により不時着。
シートベルトをしていなかったデカレンジャー、椅子から落ちています。
揺れていない時でもシートベルトをした方が良いようです。
て言うか無重力でないのがさりげなく凄い気がします。

一応目的の星に着いたようですが宇宙船は爆発するとかで外に避難するデカレンジャー。
宇宙船は炎上し、多分オヤツも黒焦げです。
デカレンジャー達に合流する教官。
教官に拠ればこの星の酸素濃度は地球の半分、夜の気温は零下30度だそうで、
あと1〜2時間の内に夜になるので、それまでに北に10キロの訓練所まで行かないと凍死するそうです。

デカスーツ着ても駄目ですか。

そこにまたまた謎の襲撃。デカレンジャー達は変身しないで走って逃げます。
その中で教官が居ない事に気付くグリーン。
レッドは教官を探そうとしますが、ブルーに訓練所に一旦行って援軍を呼ぶよう意見。

もしかしてSPライセンスは圏外ですか。
と思ったら教官から通信。
何でも教官は森の中に居るようで、オマケに負傷しているようです。
「今助けなきゃ宇宙一最低だ!」と教官を助けに行こうとするレッド、
ブルーの制止も聞かずに変身して森の方に行ってしまいます。

仕方なく他のメンバーも変身し二手に分かれて行動。
まずグリーンとピンクが何かあったようで通信不能。
イエローもバズーカ犬とは違うロボット犬に遭遇、ブルーも何かに遭遇しているようです。

レッドも教官らしき姿を見かけて近寄った所人形。
謎の襲撃に反撃していると拳銃がエネルギー切れに。
そして背後から銃を突きつけられるレッド。
どうやら教官が仕掛け人だったようで、レッドにゲームオーバーだと告げます。
しかし教官、デカスーツとか着ていないのですが、
何かの間違いで相手の攻撃とか当たったらどうするのでしょうか。


 外でデカレンジャーを一列に並べて立たせて説教している教官。
何と宇宙船墜落あたりからもうテストが始まっていたそうです。
訓練のたびに宇宙船を爆破しているのでしょうか。なんとも贅沢なドッキリです。
結果教官のデカレンジャーに対する評価は低いものに。
特にレッドは戦列を乱しチームを全滅に導いたとして酷評されています。

ところで教官の横に居るロボット犬も武器になるのでしょうか。
バズーカ犬の立場がかつて無い程ピンチです。

デカレンジャー達にスワットモードの訓練を受けるだけ無駄だと宣告する教官。
しかしレッドは訓練を受けたいと食らいつきます。

 ところであたりが大分暗く、酸素の薄い中で火も焚いているようですが、気温は大丈夫でしょうか。
ボチボチ訓練所に帰った方が良いと思います。