第26話


 射撃のトレーニングをしているデカレンジャー。
ピンク以外はそれなりに高得点を上げていますが、
中でもブルーの腕前は安定してノーミスのスコアを出せる程です。
動かない的で練習している段階ではなさそうです。

ブルーの腕前に白も感心、ブルーにコツを聞きますが、
「上手い奴は上手い、下手な奴は下手。」と全く参考にならない回答しか得られません。
白は少し拗ねたようですが、パトロールに出かけるブルーにくっ付いて行きます。
白のスケジュールは割と適当っぽいです。当番に入っていないのでしょう。


 パトロールをしながら、ブルーに自分の事を嫌っていないか金バッジだから嫉妬しているのかと聞く白。
白、チラチラとブルーの方を向いて話し掛けてます。わき見運転です。

その時、暴れている宇宙人に気付くブルー。
宇宙人は駐輪している自転車を投げたりしています。
器物損壊罪と迷惑防止条例違反の現行犯として宇宙人を逮捕しようとするブルーと白ですが、
宇宙人は自分が強いんだと言いながら尚も暴れつづけています。
自転車を投げた時の飛距離から言って、宇宙人として最強レベルとは言い難いですが
変身前のブルーと白は宇宙人にドツかれてしまいます。

白は宇宙人の言動から、「メガゲストリン」という非合法の筋肉増強剤を使用している事に気付きます。
オリンピック開催中なのと何か関係があるのでしょうか。
ブルーと白は変身して宇宙人を取り押さえ、筋肉増強剤の入手ルートを聞き出します。
しかしブルーも白もバイクでパトロールしていたので、
宇宙人の連行は誰かに車で迎えに来てもらわないと大変そうです。


 宇宙人の供述から、「イリーガルマッチ」が行われている会場に潜入するブルーと白。
イリーガルマッチは格闘を対象にした賭博だそうです。
店内は選手の宇宙人同士が殴り合っており、周囲の客は歓声を上げて楽しんでいます。

ここの客は非常にマナーが良いです。
金をかけているのだったら野次とか普通ですし、
下手をすれば試合の妨害とかもする人が出てきそうなものです。
あとバニーガール居ますバニーガール。
ちょっと行ってみたいです。


 その辺の客にイリーガルマッチの元締めの居場所を聞く白。
試合でチャンプになれば会えるらしいと聞き、試合への参加を名乗り出ます。
しかし店内をモニターしていた元締めが白が宇宙警察である事を知っていたようで、
白を店から摘まみ出すよう部下に指示を出します。

幸いブルーは面が割れていなかったようで、連れて行かれる白をなじったりして
他人であるよう装い、白の代わりで試合に参加します。
ちなみに白、試合に出る気でシャツを脱いだ状態のまま摘み出されましたので
帰り道は結構きついものがあります。


 チャンプにかかっていくブルー。
相手の攻撃は結構交わせるのですが、時々当たるのが厳しいようで
次第に殴られっぱなしの状態になっていきます。

結局ダウンし全治3週間の怪我を負ったらしいブルー。
ただ、打ち身擦り傷筋肉痛で済んだようです。
骨なんかも大丈夫だったようで、恐らくブルーは選手と言うより酔客扱いだったのでしょう。

ブルーはチャンプの欠点が分かったとして、再度イリーガルマッチに参加する事に。
怪我を押してトレーニングに励むブルー。
それを見守っているレッドと白。
デカレンジャーは暇がないそうなので、多分ブルーが不審人物に見られたときのフォロー要員なのでしょう。


 ブルーが再戦に臨むイリーガルマッチの会場。
デカレンジャー一同も観客に混ざっています。

面が割れている白は楠田枝●子女装しています。
その格好でデカベースを出たのかと思うと涙が出ます。
もしかしたらメカニックの女性にも見られたかも知れません。

あと、白を誘っていた酔っ払いの宇宙人、精密検査を受けた方が良いと思います。


 試合は今度はブルーのペースになります。
ブルーは相手のパンチをくぐり、確実に攻撃をしていきます。
一旦倒れるチャンプですが、すぐに立ち上がり薬を飲み始めます。

非合法の筋肉増強剤、カプセル入りですが水なしで飲めるようです。
チャンプは体からトゲトゲが生えパワーアップ。
ブルーは一気に劣勢になり、殴り飛ばされてしまいます。
デカレンジャー達がいる辺りに殴り飛ばされて転がってしまったブルー、
白のスカートの中が視界に入っていたら再起不能ですが、それは大丈夫だったようで
再びチャンプに向かっていきます。

しかしパワーの差は歴然、相変わらず投げられているブルーを見て
白が思わず試合に乗り込みそうになります。が、レッドに止められます。
レッドはブルーが努力の天才だとして、必ず勝つと確信しています。
ブルーは相手の攻撃が大振りだとしてそれを回避、反撃に出ます。
そして自分の間合いから左アッパーを出す事に成功、見事勝利を収めます。

観客、さっきまでチャンプの応援をしていましたが、ブルーにも拍手を送っています。
本当に金を賭けているのでしょうかこの観客。
飲み食いしているだけとしか思えません。


 そう言えばここの試合は飛び入り有りっぽいですが、今回は特に希望者が居ない様で、
まんまと元締めに会う事に成功するブルー。
ブルーは変身、他のデカレンジャーも変身して踏み込んできます。
しかし元締めはガスのようなものを出して逃げていってしまいました。
逃げる仕掛けを作っておくほど用心深いなら、選手の素性も調べておくべきでした。


 逃げた元締めは巨大メカ内にワープ。
デカレンジャーロボとデカバイクロボが出動しますが、巨大メカが凄いスピードで攻撃を交わしてしまいます。
デカレンジャーロボとデカバイクロボは挟み撃ち狙いで攻撃しますが、
大方の予想通り巨大メカに逃げられお互いに攻撃が当たってしまいます。

そこでライディングデカレンジャーロボで巨大メカに追いつこうとしますが、
それでもスピードが足りません。

そこにメカニックの女性から通信が入り、超特捜合体をするよう言われます。
デカレンジャーロボとデカバイクロボが合体しスーパーデカレンジャーロボに。
大きくなった分、かえってスピードが落ちそうですが、
バーニア噴射で高速度移動が可能なのだそうで、
合体前の奴にそのバーニア噴射をつければもっと早いと思います。

それはともかく、ちょっとぐらいなら空も飛べるスーパーデカレンジャーロボ、
今度は巨大メカがスーパーデカレンジャーロボのスピードに追いつけなくなってしまいます。
そして元締めをジャッジメント。
賭博と薬物ぐらいなら大した事は無さそうですが、それによる大量殺人もあったらしくデリート許可。
厚さ10メートルの鉄板も撃ち抜くらしいガトリングパンチを巨大メカにお見舞いします。
厚さ10メートルもあって板って言って良いのかは謎です。
そしてパンチを食らった巨大メカはいつものように街中で大爆発。
宇宙警察側も巨大メカ側もどんどんマシンの性能が上がり、
今後戦闘時の周囲への影響が増大しそうです。


 デカベースで犬責任者から事件の結果報告を受けるデカレンジャー。
関係者や顧客らで大量の逮捕者が出たようです。
バニーガールも逮捕でしょうか。
お手柄のブルーを称えつつ、ふざけて1秒に80発ぐらいの細かさで殴る一同。
ブルーは我慢しすぎでダウンしたようです。
ブルー、コーラ飲んでゲップ我慢して死ぬ目にあうタイプっぽいので気をつけて貰いたいです。