第22話


 長兄の攻撃で倒れるデカレンジャー。
色が派手な為か長兄のターゲットになったレッドを、最初に復活した犬責任者がガードしてやりますが、
犬責任者でも防戦一方で反撃できていませんす。
デカレンジャー達も一応復活し、イエローとピンクは女性宇宙人担当、残り3人は次男宇宙人担当で戦闘。
しかし与えたダメージと言えば、次男宇宙人が自分で叩き落した弾丸に自分で足を取られてコケた程度です。

全員で次男あたりに攻撃したら一人ぐらい消せそうな感じですが、そういう事はしません。
あと、バズーカ犬は上手い事戦闘を回避している模様。

宇宙人達はデカレンジャー達にトドメを刺さずに撤退しました。
ジワジワ恐怖を味わわせてからだそうです。
悪人にありがちな考え方なのですが、これで成功した奴を見た事がないので真似をしない方が良いです。


 宇宙人達は既存のタワーの前に来て、呪文を唱えたり魔方陣を浮かび上がらせたりして
タワーを悪の基地っぽく大胆リフォーム。
内装もこだわっていて、椅子の後ろのオブジェからドライアイスの煙がでてたりしています。
涼しいかも知れませんが、二酸化炭素濃度には気をつけたいです。

そこに戦闘員を売っている宇宙人登場。
商品を奪われる事を見越して、自分から戦闘員を持って来たようです。
行動的にはビビリですが、戦闘員を「香典代わりだ」として堂々と振舞っています。
営業マンって凄いです。
あと、無償で納入してしまった戦闘員を、自腹ではなく
香典代わりという名目で接待費として上げようと言う魂胆もあることでしょう。


 デカレンジャーロボを修理している間、ミーティングをしているデカレンジャー達。
他の星のスペシャルポリスも宇宙人兄弟にやられっぱなしなのだそうです。
落ち込んでる皆を「正義は勝つ」と言って勇気付けるレッド。
そこに鳥長官から地球にトッキョウを1人派遣するとの通信が入ります。
いきなり出てきた鳥長官ですが、犬責任者より偉い人みたいです。
この人が変身したらどんな強さなのか気になります。
ちなみにトッキョウの人は鳥長官の元に来て15年なのだそうで、
レッドの言葉以上に皆を勇気付けたようです。


 そんな中現れた次男宇宙人の為に出動するデカレンジャー。
次男宇宙人はビルを食べているようです。
この兄弟は食べる物が違うようですが、子供の頃とか親御さんは
食事の支度が色々用意しないといけないので大変だったと思います。

現場に向かうデカレンジャーの車にトッキョウからからの通信が入り、待つように言われますが
あまり聞く耳持たれなかったらしく、次男を見つけて攻撃するデカレンジャー。

次男宇宙人なら倒せると思っているらしいです。
犬責任者抜きの面子では今までの戦闘の様子から考えると楽観視できる相手ではありません。
もっと強い宇宙人を見たので感覚がズレてしまったようです。

グリーンの発案で宇宙人の口の中を狙う事に。
グリーンの作戦は相手にも丸聞こえ。口をガードする次男宇宙人。
ですがピンクが話し掛ける事で口を開けて返事をする次男宇宙人。
すかさずイエローがゼニボムを宇宙人の口の中に放り込みます。
怯んだ宇宙人に犬バズーカの向けるデカレンジャーですが、トッキョウの人からまた通信が入り、
作業を中断するよう求められます。

しかし反撃してくる相手にバズーカを打ち込んでしまうレッド。
犬バズーカは1人でも撃てるようです。
バズーカ犬五匹ぐらい用意して、全員で撃ったら面白そうですが犬の世話が大変なのでしょう。


 口の中にバズーカを受けた次男宇宙人、何と口蓋垂を撃たれたら巨大化する体質のようです。
他の兄弟も巨大化したら大変そうです。

メカニックの女性にデカマシンの出動を要請するブルー。
何故かレッドが手に持っていたライセンスを使って通信です。
今の今までトッキョウの人と喋っていたのに
ちゃんとメカニックの女性の方につながっているあたりが凄いです。

デカマシンはまだ修理中との事です。
巨大化した次男宇宙人は口から炎を出したりしていますが、
デカレンジャーも負けじと多分犬バズーカかなんかで攻撃しています。

もう一回口の中を攻撃したら更に巨大化するのでしょうか、
ちょっと試してみたいです。
巨大化した宇宙人の攻撃でピンチのデカレンジャーの為にデカベースロボを出動させる犬責任者。
しかしデカベースロボはその大きさゆえに小回りが利かず、
高速でジャンプ移動する次男宇宙人との戦闘には向かないようです。

そこにトッキョウの人が形はバイクっぽいけど大きさが違うメカで登場。
しかもメカはデカバイクロボに変形。
1人乗りでロボです。ずるいです。
他のロボも1人で操縦できますが、一応皆で乗るのが前提です。


 デカバイクロボは装甲が硬いらしく、宇宙人の攻撃をものともしません。
反撃として袖口部分から刃を出し、アラレちゃん走りで宇宙人に向かうデカバイクロボ。
一方的に切りつけた後、再び間合いを取って地面を滑走して加速し
ジャンプして体を回転させて相手を斬ります。
乗り物に弱い人は乗らないほうが良さそうなロボです。

相手の宇宙人はいつもの大爆発で退場。
高みの見物をしていた兄弟もこれに驚いた様子です。
デカバイクロボから降りてきたのは白いデカスーツの男性。
ここの所、白=男性です。
白は宇宙人の兄弟の前に姿を現し、名乗りをあげています。
長兄宇宙人は白に銃撃を浴びせますが、白は腕に付いたブレスロットルを使用し
光速までに加速させた腕で弾丸を全部キャッチします。

摩擦熱とかはきっとスーツで何とかなっているのだと思いますが、
腕の血液が回らなくなりそうな気がしなくもありません。

このブレスロットルは多機能らしく、今度は手に電気を帯びさせて地面を叩き、
相手目掛けて電気が這っていくみたいな攻撃をしています。

相手の宇宙人はテレポートで撤退しました。
それを追おうとするレッド達を白が制止。
「あなたが行っても無駄です。」と言う白に反発するレッド。
かなり機嫌を損ねているレッドは白に食って掛かりますが、周囲に止められます。
白、何気なくカチンと来る発言が多いのでレッドは益々頭に来たようです。

戦力としては申し分ない白の参入ですが、すんなりと協力体制には入れなさそうです。

何時の間にか姿を消しているバズーカ犬は危険回避能力が高めです。
あと、宇宙人兄弟の元に贈られた戦闘員達は
基地の掃除とか新聞の契約とかで忙しくて今回参戦しなかったのだと思います。