第20話
事件が無くても仕事があるデカレンジャー。
事件が続くと、今やっているみたいな仕事がどんどん溜まってピンチになるのでしょうか。
そんな中、ポイント251Bのエネルギー研究所が爆破されたとの知らせが入ります。
研究中のエネルギーと言うと何となく危なそうですが、
映像を見る限り、建物一個分で爆発が済んでましたので良かったです。
その時、デカベースに謎の通信が入ります。
スペシャルポリスを標的にするので有名な宇宙人だそうです。
その宇宙人はあるポイントに仕掛けられた惑星破壊爆弾を探すゲームを
デカレンジャーに課します。
あるポイントと言っても日本国内である事は宇宙の法則です。
宇宙人が指定してくるポイントのタイマーを1人で順次解除していくと言う事で、
スリリングなオリエンテーリングみたいな感じでこれからの行楽シーズンにピッタリです。
妨害電波が出ているとかで、宇宙人の通信の逆探知は出来ないそうです。
犬責任者は宇宙人のゲームのプレイヤーにレッドを選出。
レッドは宇宙人の指定してきた最初のポイントに到着。
芝生の真中にスイッチ付きのタイマーがポンと置かれているのを見つけます。
ゴミだと思って捨てられたりしてなくて助かりました。
レッドがタイマーを解除すると、中から「8」と書かれたカードが出てきます。
これが爆弾を仕掛けてあるポイントのヒントだそうです。
そう言えば、バズーカ犬の嗅覚でその爆弾の場所を探る事は出来ないのでしょうか。
レッドがカードを受け取ったところで、電話のベルみたいな音がします。
タイマーの横に昔の携帯電話というか無線と言うか、そんな物がポンと置いてあり、
そこから宇宙人の指令が流れてきます。
それにしても、電話っぽい物が落ちていて、良く置き引きされないです。
レッドはイエローと接触し、電話とカードを読み取ってもらおうとしますが、
何処からとも無く狙撃され、宇宙人に監視されている事が分かります。
他のメンバーがゲームに参加したペナルティとして、変身と車の使用を禁止されるレッド。
車が禁止ならヘリコプターで行けばとも思いましたが、
目的地が着陸できる場所である保証が無いので駄目なのでしょう。
タイマー横にあった電話を首から下げ、走って次のポイントに向かうレッド。
ちなみに電話には最初からネックストラップが付いていて、やけに持ち運びに便利。
宇宙人が最初から何らかの形で移動手段を制限する魂胆だったのが見えます。
一方、イエローの狙撃に使われたと思われる高層ビルに来たブルーとピンク。
ちなみにビルの屋上あたりからブルーやピンクに向けても攻撃がされていますが、
何故か一発も当たりませんでした。
ビルの中には戦闘員が配備されており、犯人が居そうに思えましたが、
屋上にあったのは三脚で固定されたカメラにしか見えないライフルで、
しかも舌を出した顔の書かれたボールが先端についているスプリングが仕込まれており、
ダミーであった事が分かります。
ところで、今回の宇宙人はかなり虫っぽい顔で、舌とかあるかどうかもかなり怪しいので、
ボールに書かれていたのは落書きのような顔に見えますが、
この宇宙人にして見たら相当地球人を研究しないと書けない絵だと思います。
レッドは宇宙人の指定してきたポイントに着きますが、スタジアムであるため探し物がしにくく困っています。
グリーンの真似をして逆立ちをしてみても解決しません。
ていうか最近仲間内で真似っコをするのが流行っているようです。
結局、スタジアムの階段を偶然転げ落ちた為にタイマーを発見したレッド。
それはともかく椅子の下にあったタイマー、観客がジュースとかこぼしたり踏んじゃったりとかしてたらどうしたのでしょう。
人が居ない期間を予め調べていたのでしょうか。かなり用意周到です。
タイマーを解除すると、今度は「▽」と書かれたカードが出てきます。
デカベースでもカードの解読をしています。
ポイントを表す数字で無いようだと困っているイエローとグリーン。
ちなみにモニタに映し出されている画像は△でなく▽です。
何の迷いも無く▽なのが不思議です。普通△と認識しそうなものです。
宇宙人が指定してきた次のポイントはファミリーレストラン。
支配人に邪魔されながらもタイマーを探すレッド。
鋭く女性客のテーブルの下に入り込むのはちょっとした息抜きです。
今度のタイマーは観葉植物の鉢の下に隠されていました。
「M」(真中の谷になっている部分がやや浅めの書体)と書かれたカードが出てきます。
宇宙人からの連絡を受け、宇宙人が楽しんでいる様子を見せる為、
怒って電話を地面に叩き付けようとするレッド。
ですが連絡が取れなくなると宇宙人に止められます。
ちなみにレストラン内の客の注目独り占め状態。
多分レッドが次のポイントに向けて出発した後で、客達が色々所感を言い合っていると思います。
デカベースではブルーとピンクも帰還し、カードの謎解きをしています。
どうやら煮詰まっているらしく、メカニックの女性がお茶を運んで来て、
皆の精神面でのケアをしてあげてます。
ピンクに怖い顔になっていると指摘して、手鏡を渡すメカニックの女性。
かなり大きい手鏡なので、大分前からピンクがしかめっ面になっていたのを見かねて
用意していたのでしょう。
鏡を見るピンクで閃いたグリーン。
グリーン、かなり長考だったらしく、顔の上半分が赤くなっています。
グリーンの推理には弱点があるようで、別のシンキングポーズの開発が必要です。
レッドは次の目的地までのルート取りを誤ったらしく、川の中を走って渡っています。
浅い川で助かりましたが、川とか海とか時々いきなり深くなっているケースもありますので、
良い子は真似をしないでください。
グリーンの推理であるポイントに向かうデカレンジャー。
そこにはやや強い戦闘員が4体待ち構えており、戦闘になります。
やや強い戦闘員に劣勢のデカレンジャーですが、そこに犬責任者登場。
デカレンジャーめがけて打ち込まれたビームみたいなのを
犬責任者はディーソードベガではじき返します。
ビームですがはじき返します。
犬責任者が戦闘員を引き受け、デカレンジャーは爆弾の捜索に当たります。
デカレンジャー4人がかりで苦戦した戦闘員ですが、犬責任者は1人で殲滅しました。
デカレンジャー、早く強くならないと引き立て役から脱却できません。
最後のタイマーがセットされているらしいポイントは急な石階段を上った先らしく、
悲鳴をあげるレッド。
レッド、ジャケットを脱いで腰に結び、「ワー」とか叫びながら階段を駆け上ります。
叫んだ分余計に体力を消耗しそうですが、ストレス発散を優先させています。
階段を上りきったレッド。
そこには寺があり、賽銭箱の前にタイマーがこれまたポンと置かれているのを見つけ、
ギリギリで解除に成功。
それにしてもこの寺は参拝客が居ない様です。
タイマーから出てきたのは、二つ折りにされた無地のカード。
でたらめのヒントではないかと疑うレッドですが、宇宙人は否定。
謎を解く為にレッドに与えられた時間は1分との事で、必死に考えるレッド。
当然敢え無く時間切れとなり、宇宙人は手元のスイッチで爆弾を起動させます。
しかし時限装置は解除されいるとアナウンスが入り、爆発が起こりません。
解除された時は何のアナウンスも入らない爆弾、不親切です。
そこに駆けつけるデカレンジャー。
グリーンはピンクが鏡で顔を写している様子をヒントに、
図形が数字を鏡に映した状態の図であると推理、
「8」「▽」「M」が「3」「7」「1」だとして爆弾の場所を割り出したそうです。
カードを二つに折って見せ解説するグリーン。
「8」は下半分がやや大きいので、縦横間違えて0と思わずに済みました。
宇宙人の字に変な癖があったら危なかったです。
また挑戦しに来ると言う宇宙人。
居場所が分からない宇宙人を捕まえる事が出来ないと諦めムードのデカレンジャー。
レッドは宇宙人の居場所が分かっているとして、
ずっとレッドと一緒に居る事の出来た唯一の場所として電話を指摘。
他のデカレンジャーに呆れられながら電話を破壊するレッド。
なんと電話の中に小さい宇宙人が鎮座していました。
レッドが走っている間中、揺れて大変だったと思います。
しかも宇宙人、爆弾をタイマーでなく手元スイッチで起動させるようにしていた事から、
惑星を爆破する時の安全確保手段を用意してあると思われますが、
誤動作などのトラブルが発生した場合は自分も爆発に巻き込まれる訳で、
結構体を張っています。
手に持った電話の中の宇宙人に銃口を突きつけるレッド。
ちなみに今本当に撃ったら、自分の手も打ち抜いてしまいますので単なる脅しです。
宇宙人は巨大メカを呼び出し、電気を流す事でレッドの手から電話を落とさせて、
電話ごと飛行して巨大メカの中に収まります。
巨大メカはデカレンジャーロボで対応、
巨大メカは特にこれと言った特殊な攻撃はしてこない為、
さっくりとデリートの許可を得て宇宙人ごと吹ッ飛ばしました。
ビルとかいっぱいある場所での爆破ですが、もう日常茶飯事です。
デカベース内でレッドの働きに感心している一同。
当のレッドはバズーカ犬のオイルを零したとかで、犬に怒られて追われて噛まれたりしていました。
レッドの走りは高評価でしたが、バズーカ犬の方が速いみたいです。