第16話


 巨大メカを地中に引き込んでいたマシンモンスター。
巨大な丸い頭にアームが付いたような感じの奴で、
頭にある口のような部位の中に巨大メカを取り込んでいました。
パックマンとかパックンフラワーとかそんな感じです。

犯人の人は良く食べられたりしない物だと感心します。
まずそうなのでしょうか。


 デカベース内でミーティングしているデカレンジャー達。
マシンモンスターが成長している事が確認された為、
その頭脳として作られたアンドロイドの女の子の存在を不安視しているようです。

犬責任者は万一の場合は少女の破壊も視野に入れるようですが、
女の子が敵の手に渡るのを未然に防ぐ方向で動くようです。
アンドロイドである上に完成状態での移動力が何故か低いので、分解して隠しても問題なさそうですが、
人間の形をしているので、あまり思い切った真似ができないのでしょう。
そういう意味では、この造形を選んだ犯人は結構頭が良いと言えます。


 自分がマシンモンスターの頭脳として組み込まれると言う悪夢にうなされている女の子。
長時間稼動できないアンドロイドのようです。
熱でもこもりやすいのでしょうか。

だとしたら、女の子に布団をかけ直してやっているグリーンは余計な事をしていますか。


 マシンモンスターの成長を心配しながら、デカベースを弄っている犬責任者とメカニックの女性。
マシンモンスターは都市ぐらいの大きさに成長するそうです。
そうなった頃にはマシンモンスターの中には映画館とか公園とか競馬場とかが出来ているかも知れません。

昨日予想外の散財をしてダービーどころでないのが辛いです。
デカレンジャーに引っ掛けて買うとしたらアドマイヤビッグあたりでしょうか。
(市)とか武豊とかSS産駒とか骨折休養によるキャリアの少なさとか
訳のわからない奴ですが気になる一頭です。
話がそれました。


 犬責任者とメカニックの女性の会話を部屋の外から聞いていた女の子。
皆がマシンモンスター対策に必死な様子を感じて、何か動きを起こそうとしているようです。
そこに通りかかるデカベースの職員。
女の子に何をしているのかと聞いてきます。
女の子が目を光らせると、それを見た職員は自分の目を抑えて苦しんでしまいます。
昔ピ●チュウがリアルでやった攻撃みたいなのでしょうか。

女の子がデカベースから出て行った事をデカレンジャーに連絡する犬責任者。
犯人とマシンモンスターを追っていたデカレンジャー達は車両から降り、
壁を見つけて逆立ちするグリーンの前に残りの並んで
目隠しを作り外野からの奇異の目をブロックします。

しかしこの逆立ちシンキングですが、これからの季節、うっかり日向でやると
焼けたアスファルトで手のひらが熱くてかなわないと思います。


 林のような場所で、犯人と接触する女の子。
マシンモンスターの頭脳になる事を申し出ています。
そこにバズーカ犬による探査で女の子の場所を割り出したデカレンジャーが到着。
女の子が破壊を止めるためにマシンモンスターに取り込まれるつもりであると指摘するグリーン。
実際それで正解のようで、女の子は自分の決意を述べたりしています。

その辺に思いっきり犯人がいるのですが、言っちゃって良いのでしょうか。
犯人も、この女の子をそのままマシンモンスターに組み込むのでしょうか。

「さあ、一緒に行こう。」と手を出して少女の方に歩み寄るグリーン。
犯人はグリーンを撃ちますが、グリーンは変身してノーダメージ。
打たれ強さが自慢のグリーン、犯人による集中砲火を浴びながらたじろぎもせずゆっくり前進。
他のデカレンジャー達もそんなグリーンにノーリアクションなので、
もっと凄い攻撃を食らっても平気なのでしょう。


 女の子と犯人の傍まで来たグリーン、
女の子に差し出しているように見せかけてた手で犯人を殴り飛ばし、
肝腎の女の子には主に口頭で避難するよう指示。
女の子の手を取ったりはしませんでした。
周囲の目を思い出したのでしょうか。


 残る4人も変身、犯人をジャッジメントしデリートしようとしますが、犯人は自爆を選びます。
周りを巻き込まない爆発なので良かったです。


 そして出番待ちだったマシンモンスター登場。
アームを出している状態で、幅がその辺のビル10個分ぐらいの大物です。
しかもアームの先がバルカンになっているようで、遠くの建物でも安心できません。

女の子に逃げるように言って、デカマシンの出動要請をするグリーン。
デカマシンを合体させ、デカレンジャーロボ完成。
しかしデカレンジャーロボの攻撃はマシンモンスターに通用していません。
大きさどうこうではなく、敵の装甲とかかなり硬い感じです。

ロボ戦を見守りながら、グリーンだけ心配している女の子。
その女の子の元に、先程自爆した筈の犯人が登場。
犯人は自爆したのがホログラムだと種を明かします。
さっき女の子が作戦をばらしていたので、それのお返しでしょうか。

とにかく犯人に追われる女の子。
移動力低めに設計されているらしく、逃げながら転んでしまいます。
女の子が捕まりそうになった所で犬責任者登場。
女の子から犯人を引き剥がします。

犬責任者、女の子の危機アンド居場所が良く分かりました。
特に、死んだと思われていた犯人が行動を起こすなど予想外の筈で、
犯人が現れてからノーヒントでここまで来たことになります。
人間の何倍の嗅覚と聴覚を持っているのでしょうか。

でもきっと目悪いです。

 犬責任者はデカマスターに変身。
犯人が打ち込んで来た銃弾をディーソードベガでことごとく打ち落とします。
犬責任者が攻撃に転じようと構えを取ると、犯人は自決すると言って攻撃を止めさせようとします。

しかし犬責任者、先程叩き落した銃弾が地面で×の字に並ばせて落としていたのを示し、
犯人の手の内はお見通しである事をアピール。
犬責任者はベガスラッシュで犯人をデリートしました。
トンネル内でその辺火だらけにするのは危険な気もしますが、
デリート後は犯人の爆発以外に火が出ていないので、イメージなのでしょう。


 依然苦戦しているデカレンジャーロボ。
アームに捕まってしまいますが、デカベースクローラーにマシンモンスターを攻撃してもらって
拘束から外れます。


 デカベースクローラー内で、メカニックの女性が職員に向けて
セーフティーゾーンに退避を促す館内放送。
そしてデカベースクローラーはデカベースロボに変形。
デカベースロボ内の犬責任者の指示で、デカレンジャーロボからデカベースロボに乗り換えるデカレンジャー。

デカベースロボ、皆が揃っていないと操縦できないようです。
セーフティーゾーンで気をつけして待っている職員の人達は使えませんか。


 デカベースロボ、可動部分が少ない為か攻撃が
ビームとかミサイルとか飛び道具に偏っています。

ボルカニック・バスターと言うビームを食らったマシンモンスターは大爆発して飛び散りました。
マシンモンスターが訳もなく空中に浮いていたから良かったものの、
地べた這っているタイプの敵がこんな爆発したら周囲への被害がキツそうで、
そのクリアが今後の宿題とも言えます。
今回も飛んだ部品とかが当たった所はそれなりに被害が出ている筈ですが。


 人間らしいことが認められ、宇宙警察本部で働くことになった女の子。
以前のエスパー少年と組んで再登場とかあるかも知れません。
出発の時間が近いと、やさしく女の子を送っていく犬責任者と、それを見送るグリーン。

デカレンジャーの男性陣の中で一番おいしい所を持っていくグリーンですが、
犬責任者の方が一枚上手だと分かったお話でした。