第14話


 犬責任者に稽古をつけてもらっているデカレンジャー。
デカレンジャー全員でかかっていっても犬責任者に敵いません。
犬責任者に細かい改善事項を指摘してもらいます。
ピンクは指摘事項の脊柱起立筋の意味を後で調べるつもりのようです。

デカレンジャーは自分等が弱くて当たり前モードのようで、ちょっと弛んで来た様子。
そんな中、学園都市にアリエナイザーが侵入したとの連絡が犬責任者の所に入り、
デカレンジャーに出動命令が下ります。

ピンクが脊柱起立筋について調べるのは先になりそうです。


 どうやら今は夜間だったようで、月明かりの中探知機を片手に何かを探す宇宙人。
そこにデカレンジャー登場。
デカレンジャーに目的を聞かれた宇宙人、答えるどころか挑発的な態度をとるので戦闘は避けられません。
宇宙人に発砲するレッド。しかし宇宙人に効いている様子はありません。
レッドは構えを変えて撃ち直してみますが、やっぱり駄目でした。

構えで弾の威力が変わるのか、少々興味深いです。

続けて4名ほど宇宙人に攻撃を仕掛けますが、
こちらも駄目で、皆まとめて宇宙人の攻撃を食らい倒れてしまいます。
犬責任者に応援を求めるレッドですが、無視されてしまいました。
宇宙人はデカレンジャーにトドメをさそうとしますが、日光に弱いらしく、
昇ってきた太陽に怯んだ隙にブルーに狙撃され、ブレスレットを落として撤退しました。

それにしてもデカレンジャー、深夜から早朝に掛けて訓練とか出動とかしていたようです。
ご苦労様です。

ブルーが犬責任者に報告をしている横から、助けてくれなかった件で文句を垂れるレッド。
しかし犬責任者はレッドの発言を無視し、全員直ちに捜査にかかる様指示を受けます。
レッドの変な発言に対して犬責任者から注意が無かったのは温情ともとれますが、
そのまま捜査に当たらされたのがもしかしたらペナルティかも知れません。
そろそろ眠くなってきそうです。


 学園で聞き込みをするデカレンジャーですが、特殊な物質だらけで宇宙人の目的が特定できないそうです。
宇宙人の目的が一つとは限りませんが。物質とも限りませんが。
とりあえずイエローに犯人の遺留品を読み取ってもらい、グリーンの推理を併せて
宇宙人の狙いを隕石と睨んだデカレンジャー。

学園内の研究室にある、「ルナメタル」という物質が怪しいようです。

このルナメタル、光吸収特性とやらがあり、持った人が光に当たらないという効果があるので、
宇宙人の狙いは太陽光線対策だそうです。
ところで吸収するのは可視光のみでしょうか。赤外線とかまで吸収されたら寒そうです。
あと、本当に光を吸収してたら、ルナストーンとやらがそもそも見えるものではありません。

研究がもうすぐ完成するのでルナメタルの確保を待つよう学園側から依頼され、聞き入れるデカレンジャー。
隕石を警察に預けて、宇宙人捕まえてから研究を再開すれば良さそうなものですが、
多分学会でも近いのでしょう。いまさらテーマは変えられません。


 学園の警備に当たるデカレンジャー。
レッドのみ犬責任者の所に行って助けてくれなかった文句やら何やら言っています。
犬責任者、強いと判られた途端に逆に舐められている気がしなくも無いです。

レッドのみならず、他のメンバーも本当は犬責任者に戦ってもらいたそうな感じです。
そんな時、巨大メカが出現。
研究室の人もルナメタルとかデスクの上の適当に置きっぱなしで非難します。

デカレンジャーロボが巨大メカとの戦闘に入りますが、
巨大メカのコックピットに居るのがメカ人間とわかり、研究室を見に出ようとするレッド。
レッドがシートベルトを外そうとしている所で巨大メカからの攻撃があり、倒れるデカレンジャーロボ。
巨大メカの攻撃があと2秒遅かったら、シートベルトを外し終えたレッドが倒れるロボの中で
あっちこっちぶつかって大ダメージでしたが、運が良かったです。


 デカレンジャーが巨大メカと戦っている隙に
まんまと研究室に忍び込み、ルナストーンを飲み込む宇宙人。
確かに飲み込めば、敵から石を奪われる心配はありませんが、
宇宙人の体の構造が我々のものと同じであれば、数日で出てきそうです。
出て来たら再度飲み込むのでしょうか。
恐るべき犯罪者です。


 とりあえず巨大メカを倒したデカレンジャー。
ロボから降りて宇宙人と戦います。
晴れてお天道さんの下でも元気に暴れられるようになった宇宙人は
以前よりパワーアップしているそうです。
デカレンジャー達がピンチ気分の時に、その辺の屋上に犬責任者登場。
犬責任者、腕を組みながらデカレンジャー達を見ているだけで、手を出す気配がありません。

犬責任者が何もしてくれないと、レッドは逆切れ。その八つ当たりで宇宙人を攻撃。
デカレンジャー達は自分達だけで敵を倒す事に決め、フォーメーションを組んで上手に宇宙人を攻撃し出します。
そして宇宙人を「257件の強盗殺人」の罪でジャッジメント。
他の星の宇宙警察にも被害者が居たそうですが、今まで誰もジャッジメントしていなかったのでしょうか。
それとも前回までデリート不許可だったのでしょうか。
とりあえず地球では窃盗と傷害と器物損壊と不法侵入と公務執行妨害ぐらいな宇宙人ですが
今回デリートの許可が下り、犬バズーカで消しました。


 犬責任者に詰め寄るデカレンジャーですが、
犬責任者がデカレンジャーの成長の為に厳しくしていたと気付きます。

デカベースでメカニックの女性にねぎらわれる犬責任者。
犬責任者の予想では、今後は強敵が現れそうなので、犬責任者も戦う様になりそうとの事。

そんな中、立ち入り禁止テープを持って入ってくるデカレンジャー。
今後は犬責任者が事件がおきても出てこないようにと、テープを張り巡らします。
上司をテープで巻いても口頭注意で済むデカレンジャー、
勤務形態は不規則で大変そうですが、規律面は甘めでバランスをとっているようです。